89 / 763
孤児
クラスチェンジ、レベルアップ、能力査定
しおりを挟む
冒険者登録をする時にそのままクラスチェンジまでやる事になった。
「たまに冒険者になる前にレベルがいくつか上がっている者がいるが、2回もクラスチェンジを一編にしたのは初めてみたぞ。」
レギウスお爺ちゃんも唖然としていた。
私はノービスからウォリアー、それから攻撃特化のアタッカーにクラスチェンジした。クラスチェンジは何かとても気持ちよかった。
リオはノービスからソーサラーになって、それから黒魔法と精霊魔法の両方が使えるウィザードというクラスにチェンジした。一応便宜上という事らしい。
レギウスお爺ちゃんは魔導の極みのギフトを見て何か言いたそうだったけど、リオに何か聞く事はしなかった。
私とリオはゴブリンを物凄い数倒していたので冒険者クラスが2段階もアップして、17レベルまで一気に上がってしまった。これにはミナやユキも驚いていた。
「そこまでレベルが高いのにGランクというのは流石に不自然だろう。内のメンバーと戦って能力査定をやってみないか?」
「勝ったらランクをあげてくれるの?」
「流石に勝てとは言わんよ。戦い振りを見て決めさせてもらおう。」
「分かったわ。」
「別に、勝ってしまっても構わんのだろう?」
「それ、負けフラグなんじゃ?」
「おー知ってるー。」
リオがネタについて来てくれた。ミナとユキは「?」だったけど。
訓練場に行って待っていると、6人の冒険者がやってきた。
「我がギルドのトップチーム、『不滅の虹』だ。」
「一人足らない?」
「いや、これで全員だが?」
「そう。」
この世界では虹は6色なのかな?
6人はそれぞれ、重装守護戦士、軽装二刀流剣士、短剣二刀流のスカウト系、回復術師、黒・精霊使い、魔獣使いだった。
「俺たちは全員Aランクだ。誰と戦うか選んでくれ。」
「え?じゃあ、私は全員同時でいいわよ。」
「はあ!?」
「いやいやいや、お前魔法使いだろう?広範囲魔法が使えるから大丈夫とか思っているのかも知れないが、詠唱までに寄られておしまいだぞ?」
「あー大丈夫。全力出さなけりゃ隙はないから。」
「いや、無理だろう。幾ら何でも俺達を舐めすぎだ。」
「あの、試しにリオさんの言う通りにやっていただけませんか…?」
「…貴女が言うなら、いいよ。」
「…わかった。」
ミナが頼んだら素直に従ってくれた。
…何か怯えているようにも見えるけど、ミナは冒険者のお兄さん達に何かしたの?
「じゃあ、サクッとやっちゃうから、ソラもウォーミングアップしておきなさいよ?」
「あい。」
「…それでは、始め!」
レギウスお爺ちゃんの合図で1対6の模擬戦が始まった。
6人は一斉に動き出す。後方に下がる魔術師、回復術師は横に展開、魔獣使いは魔獣を呼び出さずに剣士達と一緒に突っ込んできた。
「《マナイルベイション》、《マナクリンプ》、《マナエクスジベイト》、接近は悪手よ。《グルームセバー》。」
リオは一瞬で魔法を4つも重ねていた。
手から真っ黒な魔力の剣を出してなぎ払う。重装戦士は盾を二刀剣士2人は剣で防御しようとしたけど真っ黒な刃は盾も剣もすり抜けて4人を斬りつけた。
斬られた全員ともその場に崩れ落ちる。
「馬鹿な!?いつの間にそれだけの魔法を用意したのだ!?」
レギウスお爺ちゃんがスゴく驚いている。
「嘘だろ…。」
「《ルスブラムス》!!あれだけ吹いたんだ…死ぬなよ!」
「やりすぎだ!リオが死ぬぞ!!」
魔術師の放つ高圧縮された光の弾を見ながらお爺ちゃんが叫ぶ。
あんまり驚き過ぎると倒れちゃうよ?
光の弾はリオの胸に命中したけどリオに変化はなかった。
「どうしたの?全然効かないわよ。」
「何っ!?それなら…「遅い、《ノヴァエマネーション》。」
魔術師と回復術師が倒れて決着がついた。
リオ、さっきから詠唱してない?
「し、勝負ありだ!そこまでっ!!」
「まあ、こんなもんよ?」
いつの間にかギャラリーも集まっていたけど全員呆然としている。
「『不滅の虹』が負けた…!?」
「手加減してるんじゃないのか?」
「そうよ、演技なんじゃない?」
全員が騒つき始めた。
「精神ダメージでKOしてるから、今起こすわね。ミナ、精神付与手伝って。」
「はい。」
2人で6人を起こしていく。
「まさか本当に負けちまうとはな…。」
「アンタ、詠唱してなかったよな?」
「え?始めの3つは詠唱いらないわよ。」
「いやいやいや!いるって、最近俺習ったトコだぜ?」
「いらないわよ。ブースト系なんてイメージだけで構築できるわよ。」
「そんな訳ないって!」
「いや待てよ、最後の1つは詠唱いるんだろう?どうやったんだよ?」
「まあ、普通はいるんだけど、術式を頭で構築できれば詠唱なんてどれでも破棄できるわよ?ダメージは下がるけどね。」
「そんな技術初めて聞いたぞ…。どこの誰に師事しているんだ?」
「我流。」
「は?」
「我流よ。誰にも教わってないわ。」
「非常識だ…。」
「そんな非効率な常識は今すぐ捨ててしまいなさい。いい?戦いは生きるか死ぬかなのよ?敵を倒す事に常識なんていらないの。ベテラン冒険者なら分かるわよね?」
「いや分かるが…。」
「分かるならもっと精進なさいな。はい、お終い!私の査定はどうなの?」
「う、うむ…。合格だ。文句の付けようがない。」
「やった!」
嬉しそうに戻ってくるリオ。
次は私の番だ。
「ごめん、やっぱり棄権する。」
「む?何故だ?」
「私の場合手加減ができない。誰と戦っても一撃で死んでしまう。」
「当たらなければ問題ないだろ。おチビさんの攻撃位避けてみせるぜ?」
「そこは当たらなければどうという事はない!って言って欲しかった。」
「「「??」」」
あれ?これはリオも分からないんだ。
「万一当たったら確実に死ぬ。だから無理。」
「ならばこうしよう。まず俺が自前の盾で受けよう。君は模造武器で攻撃してみてくれ。当たってもそこまでダメージが出ないはずだから死にはしないだろう?」
「私が防御魔法を付与するわ。それなら死なないと思うわ。」
「そらなら、いい。」
リオの提案でやる事になった。
結果。
壁に叩きつけられて気絶した重装戦士が残った。
死んではいないけど、壁にめり込んでピクリとも動かない。
「ミナ、回復。」
「はい!」
「凄まじい威力とスピードだ。しかし魔法使いのお嬢さんの様に全員と一度に戦うのは無理そうだな。」
「石でもあれば全員潰せる。」
「…そうなのか。」
「あい。」
近くに小さな石が落ちていたので拾って壁に投げる。
トン!
音がして壁にぶつかると消えてなくなった。
「どこに行った?」
「貫通した。」
「……。」
答えたらみんな静かになっちゃった。
もしかして不合格?
「…合格だ。」
2人ともDランクを貰えた。
よかった。
「たまに冒険者になる前にレベルがいくつか上がっている者がいるが、2回もクラスチェンジを一編にしたのは初めてみたぞ。」
レギウスお爺ちゃんも唖然としていた。
私はノービスからウォリアー、それから攻撃特化のアタッカーにクラスチェンジした。クラスチェンジは何かとても気持ちよかった。
リオはノービスからソーサラーになって、それから黒魔法と精霊魔法の両方が使えるウィザードというクラスにチェンジした。一応便宜上という事らしい。
レギウスお爺ちゃんは魔導の極みのギフトを見て何か言いたそうだったけど、リオに何か聞く事はしなかった。
私とリオはゴブリンを物凄い数倒していたので冒険者クラスが2段階もアップして、17レベルまで一気に上がってしまった。これにはミナやユキも驚いていた。
「そこまでレベルが高いのにGランクというのは流石に不自然だろう。内のメンバーと戦って能力査定をやってみないか?」
「勝ったらランクをあげてくれるの?」
「流石に勝てとは言わんよ。戦い振りを見て決めさせてもらおう。」
「分かったわ。」
「別に、勝ってしまっても構わんのだろう?」
「それ、負けフラグなんじゃ?」
「おー知ってるー。」
リオがネタについて来てくれた。ミナとユキは「?」だったけど。
訓練場に行って待っていると、6人の冒険者がやってきた。
「我がギルドのトップチーム、『不滅の虹』だ。」
「一人足らない?」
「いや、これで全員だが?」
「そう。」
この世界では虹は6色なのかな?
6人はそれぞれ、重装守護戦士、軽装二刀流剣士、短剣二刀流のスカウト系、回復術師、黒・精霊使い、魔獣使いだった。
「俺たちは全員Aランクだ。誰と戦うか選んでくれ。」
「え?じゃあ、私は全員同時でいいわよ。」
「はあ!?」
「いやいやいや、お前魔法使いだろう?広範囲魔法が使えるから大丈夫とか思っているのかも知れないが、詠唱までに寄られておしまいだぞ?」
「あー大丈夫。全力出さなけりゃ隙はないから。」
「いや、無理だろう。幾ら何でも俺達を舐めすぎだ。」
「あの、試しにリオさんの言う通りにやっていただけませんか…?」
「…貴女が言うなら、いいよ。」
「…わかった。」
ミナが頼んだら素直に従ってくれた。
…何か怯えているようにも見えるけど、ミナは冒険者のお兄さん達に何かしたの?
「じゃあ、サクッとやっちゃうから、ソラもウォーミングアップしておきなさいよ?」
「あい。」
「…それでは、始め!」
レギウスお爺ちゃんの合図で1対6の模擬戦が始まった。
6人は一斉に動き出す。後方に下がる魔術師、回復術師は横に展開、魔獣使いは魔獣を呼び出さずに剣士達と一緒に突っ込んできた。
「《マナイルベイション》、《マナクリンプ》、《マナエクスジベイト》、接近は悪手よ。《グルームセバー》。」
リオは一瞬で魔法を4つも重ねていた。
手から真っ黒な魔力の剣を出してなぎ払う。重装戦士は盾を二刀剣士2人は剣で防御しようとしたけど真っ黒な刃は盾も剣もすり抜けて4人を斬りつけた。
斬られた全員ともその場に崩れ落ちる。
「馬鹿な!?いつの間にそれだけの魔法を用意したのだ!?」
レギウスお爺ちゃんがスゴく驚いている。
「嘘だろ…。」
「《ルスブラムス》!!あれだけ吹いたんだ…死ぬなよ!」
「やりすぎだ!リオが死ぬぞ!!」
魔術師の放つ高圧縮された光の弾を見ながらお爺ちゃんが叫ぶ。
あんまり驚き過ぎると倒れちゃうよ?
光の弾はリオの胸に命中したけどリオに変化はなかった。
「どうしたの?全然効かないわよ。」
「何っ!?それなら…「遅い、《ノヴァエマネーション》。」
魔術師と回復術師が倒れて決着がついた。
リオ、さっきから詠唱してない?
「し、勝負ありだ!そこまでっ!!」
「まあ、こんなもんよ?」
いつの間にかギャラリーも集まっていたけど全員呆然としている。
「『不滅の虹』が負けた…!?」
「手加減してるんじゃないのか?」
「そうよ、演技なんじゃない?」
全員が騒つき始めた。
「精神ダメージでKOしてるから、今起こすわね。ミナ、精神付与手伝って。」
「はい。」
2人で6人を起こしていく。
「まさか本当に負けちまうとはな…。」
「アンタ、詠唱してなかったよな?」
「え?始めの3つは詠唱いらないわよ。」
「いやいやいや!いるって、最近俺習ったトコだぜ?」
「いらないわよ。ブースト系なんてイメージだけで構築できるわよ。」
「そんな訳ないって!」
「いや待てよ、最後の1つは詠唱いるんだろう?どうやったんだよ?」
「まあ、普通はいるんだけど、術式を頭で構築できれば詠唱なんてどれでも破棄できるわよ?ダメージは下がるけどね。」
「そんな技術初めて聞いたぞ…。どこの誰に師事しているんだ?」
「我流。」
「は?」
「我流よ。誰にも教わってないわ。」
「非常識だ…。」
「そんな非効率な常識は今すぐ捨ててしまいなさい。いい?戦いは生きるか死ぬかなのよ?敵を倒す事に常識なんていらないの。ベテラン冒険者なら分かるわよね?」
「いや分かるが…。」
「分かるならもっと精進なさいな。はい、お終い!私の査定はどうなの?」
「う、うむ…。合格だ。文句の付けようがない。」
「やった!」
嬉しそうに戻ってくるリオ。
次は私の番だ。
「ごめん、やっぱり棄権する。」
「む?何故だ?」
「私の場合手加減ができない。誰と戦っても一撃で死んでしまう。」
「当たらなければ問題ないだろ。おチビさんの攻撃位避けてみせるぜ?」
「そこは当たらなければどうという事はない!って言って欲しかった。」
「「「??」」」
あれ?これはリオも分からないんだ。
「万一当たったら確実に死ぬ。だから無理。」
「ならばこうしよう。まず俺が自前の盾で受けよう。君は模造武器で攻撃してみてくれ。当たってもそこまでダメージが出ないはずだから死にはしないだろう?」
「私が防御魔法を付与するわ。それなら死なないと思うわ。」
「そらなら、いい。」
リオの提案でやる事になった。
結果。
壁に叩きつけられて気絶した重装戦士が残った。
死んではいないけど、壁にめり込んでピクリとも動かない。
「ミナ、回復。」
「はい!」
「凄まじい威力とスピードだ。しかし魔法使いのお嬢さんの様に全員と一度に戦うのは無理そうだな。」
「石でもあれば全員潰せる。」
「…そうなのか。」
「あい。」
近くに小さな石が落ちていたので拾って壁に投げる。
トン!
音がして壁にぶつかると消えてなくなった。
「どこに行った?」
「貫通した。」
「……。」
答えたらみんな静かになっちゃった。
もしかして不合格?
「…合格だ。」
2人ともDランクを貰えた。
よかった。
10
お気に入りに追加
3,735
あなたにおすすめの小説
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と叫んだら長年の婚約者だった新妻に「気持ち悪い」と言われた上に父にも予想外の事を言われた男とその浮気女の話
ラララキヲ
恋愛
長年の婚約者を欺いて平民女と浮気していた侯爵家長男。3年後の白い結婚での離婚を浮気女に約束して、新妻の寝室へと向かう。
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と愛する夫から宣言された無様な女を嘲笑う為だけに。
しかし寝室に居た妻は……
希望通りの白い結婚と愛人との未来輝く生活の筈が……全てを周りに知られていた上に自分の父親である侯爵家当主から言われた言葉は──
一人の女性を蹴落として掴んだ彼らの未来は……──
<【ざまぁ編】【イリーナ編】【コザック第二の人生編(ザマァ有)】となりました>
◇テンプレ浮気クソ男女。
◇軽い触れ合い表現があるのでR15に
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾は察して下さい…
◇なろうにも上げてます。
※HOTランキング入り(1位)!?[恋愛::3位]ありがとうございます!恐縮です!期待に添えればよいのですがッ!!(;><)
転生チート薬師は巻き込まれやすいのか? ~スローライフと時々騒動~
志位斗 茂家波
ファンタジー
異世界転生という話は聞いたことがあるが、まさかそのような事を実際に経験するとは思わなかった。
けれども、よくあるチートとかで暴れるような事よりも、自由にかつのんびりと適当に過ごしたい。
そう思っていたけれども、そうはいかないのが現実である。
‥‥‥才能はあるのに、無駄遣いが多い、苦労人が増えやすいお話です。
「小説家になろう」でも公開中。興味があればそちらの方でもどうぞ。誤字は出来るだけ無いようにしたいですが、発見次第伝えていただければ幸いです。あと、案があればそれもある程度受け付けたいと思います。
王子は婚約破棄をし、令嬢は自害したそうです。
七辻ゆゆ
ファンタジー
「アリシア・レッドライア! おまえとの婚約を破棄する!」
公爵令嬢アリシアは王子の言葉に微笑んだ。「殿下、美しい夢をありがとうございました」そして己の胸にナイフを突き立てた。
血に染まったパーティ会場は、王子にとって一生忘れられない景色となった。冤罪によって婚約者を自害させた愚王として生きていくことになる。
「デブは出て行け!」と追放されたので、チートスキル【マイホーム】で異世界生活を満喫します。
亜綺羅もも
ファンタジー
旧題:「デブは出て行け!」と追放されたので、チートスキル【マイホーム】で異世界生活を満喫します。今更戻って来いと言われても旦那が許してくれません!
いきなり異世界に召喚された江藤里奈(18)。
突然のことに戸惑っていたが、彼女と一緒に召喚された結城姫奈の顔を見て愕然とする。
里奈は姫奈にイジメられて引きこもりをしていたのだ。
そんな二人と同じく召喚された下柳勝也。
三人はメロディア国王から魔族王を倒してほしいと相談される。
だがその話し合いの最中、里奈のことをとことんまでバカにする姫奈。
とうとう周囲の人間も里奈のことをバカにし始め、極めつけには彼女のスキルが【マイホーム】という名前だったことで完全に見下されるのであった。
いたたまれなくなった里奈はその場を飛び出し、目的もなく町の外を歩く。
町の住人が近寄ってはいけないという崖があり、里奈はそこに行きついた時、不意に落下してしまう。
落下した先には邪龍ヴォイドドラゴンがおり、彼は里奈のことを助けてくれる。
そこからどうするか迷っていた里奈は、スキルである【マイホーム】を使用してみることにした。
すると【マイホーム】にはとんでもない能力が秘められていることが判明し、彼女の人生が大きく変化していくのであった。
ヴォイドドラゴンは里奈からイドというあだ名をつけられ彼女と一緒に生活をし、そして里奈の旦那となる。
姫奈は冒険に出るも、自身の力を過信しすぎて大ピンチに陥っていた。
そんなある日、現在の里奈の話を聞いた姫奈は、彼女のもとに押しかけるのであった……
これは里奈がイドとのんびり幸せに暮らしていく、そんな物語。
※ざまぁまで時間かかります。
ファンタジー部門ランキング一位
HOTランキング 一位
総合ランキング一位
ありがとうございます!
異世界でお取り寄せ生活
マーチ・メイ
ファンタジー
異世界の魔力不足を補うため、年に数人が魔法を貰い渡り人として渡っていく、そんな世界である日、日本で普通に働いていた橋沼桜が選ばれた。
突然のことに驚く桜だったが、魔法を貰えると知りすぐさま快諾。
貰った魔法は、昔食べて美味しかったチョコレートをまた食べたいがためのお取り寄せ魔法。
意気揚々と異世界へ旅立ち、そして桜の異世界生活が始まる。
貰った魔法を満喫しつつ、異世界で知り合った人達と緩く、のんびりと異世界生活を楽しんでいたら、取り寄せ魔法でとんでもないことが起こり……!?
そんな感じの話です。
のんびり緩い話が好きな人向け、恋愛要素は皆無です。
※小説家になろう、カクヨムでも同時掲載しております。
プラス的 異世界の過ごし方
seo
ファンタジー
日本で普通に働いていたわたしは、気がつくと異世界のもうすぐ5歳の幼女だった。田舎の山小屋みたいなところに引っ越してきた。そこがおさめる領地らしい。伯爵令嬢らしいのだが、わたしの多少の知識で知る貴族とはかなり違う。あれ、ひょっとして、うちって貧乏なの? まあ、家族が仲良しみたいだし、楽しければいっか。
呑気で細かいことは気にしない、めんどくさがりズボラ女子が、神様から授けられるギフト「+」に助けられながら、楽しんで生活していきます。
乙女ゲーの脇役家族ということには気づかずに……。
#不定期更新 #物語の進み具合のんびり
#カクヨムさんでも掲載しています
没落貴族の異世界領地経営!~生産スキルでガンガン成り上がります!
武蔵野純平
ファンタジー
異世界転生した元日本人ノエルは、父の急死によりエトワール伯爵家を継承することになった。
亡くなった父はギャンブルに熱中し莫大な借金をしていた。
さらに借金を国王に咎められ、『王国貴族の恥!』と南方の辺境へ追放されてしまう。
南方は魔物も多く、非常に住みにくい土地だった。
ある日、猫獣人の騎士現れる。ノエルが女神様から与えられた生産スキル『マルチクラフト』が覚醒し、ノエルは次々と異世界にない商品を生産し、領地経営が軌道に乗る。
魔力∞を魔力0と勘違いされて追放されました
紗南
ファンタジー
異世界に神の加護をもらって転生した。5歳で前世の記憶を取り戻して洗礼をしたら魔力が∞と記載されてた。異世界にはない記号のためか魔力0と判断され公爵家を追放される。
国2つ跨いだところで冒険者登録して成り上がっていくお話です
更新は1週間に1度くらいのペースになります。
何度か確認はしてますが誤字脱字があるかと思います。
自己満足作品ですので技量は全くありません。その辺り覚悟してお読みくださいm(*_ _)m
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。