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邪なる者
広域討伐依頼
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次の日、私とユキさんはリーシャさん達5人とゴブリン討伐に出かける事にした。
食料や医薬品、その他必要な道具を私とユキさんのアイテムボックスに半分ずつ入れた。
ユキさんもアイテムボックス持ちという事にみんなは驚いていた。
「ミナ達の故郷の人ってみんなギフト持ちなの?」
「いえ、多分そんな事はないと思います。」
転生で来た人がみんな神様に会っていたら全員ギフト持ちの可能性はあるけどね。
ギルドで依頼を受注して、腕輪を受け取り、森に出発!いつも行く森の奥へと進んでいく。
ゴブリンさんたちはうまく逃げてくれただろうか?
森が深くなる辺りで出会った彼らの事を思い出して少し心配になった。
「ミナさん大丈夫?」
隣を歩きながら心配そうに聞いてくるユキさん。森生活が長かったせいか随分と落ち着いている。
「うん。大丈夫だよ。ありがとうユキさん。」
「さあ、ここからはゴブリンが出る筈よ。打ち合わせ通りのフォーメーションで行くから気を引き締めて。」
チームリーダーのレイアさんが号令すると、それぞれポジションにつく。
先頭はセーフガードのメイアさんとスカウト系上位職レイダーのマイナさん。
次にソーサラー系上位職インフィニートのレイアさんとプリーストの上位職セイクリッドライトのリーシャさんと私、最後尾にユキさんとシャーマン系上位職サモンマスターのセレナさん。
索敵はマイナさんと私が行い、前以外からの対応も出来るように考えたフォーメーションだ。私は基本弓矢での援護射撃、その為に矢を200本程インベントリに入れておいた。横や後ろからの攻撃の時は、私はミスリルショートソードやフレアダガーで対応する。
クランに参加していた時は余裕が無くてアーツや魔法をしっかり見ることは出来なかったけど、今回はしっかりと覚えさせて貰おう。
どうしようもなければユキさんの必殺技と私のラッキーシュートで突破する。
これは2人で打ち合わせた事だけど。
気を引き締めて進んでいく。
「正面、ゴブリン8。恐らく前衛型よ。」
「側面及び後方は気配無しです!」
「通常通り対応。ユキは念の為後方警戒。」
「「「「はい!」」」」
ゴブリンがぞろぞろとやってくる。
『人間がきたぞ!』
『女ばかりだ!』
『何匹か連れて帰るぞ!』
『小さいのがいい!』
…言葉が分かるってこういう時ちょっとやだな…。あと、小さいのって私の事?
むぅ…。
連携も何もなく8体のゴブリンは武器を振りかぶりながら襲いかかってくる。先頭に3体、それに続くように一つの塊となって押し寄せる。
私は先頭のゴブリンの足目掛けて矢を放つ。矢は右足の付け根に命中して勢いよく転がる。
その後ろにいたゴブリン達も続いて転げていく。
「ミナ、ナイス!」
突撃してきたのは結局2体、マイナさんとメイアさんに一撃で倒される。残りは、レイアさんの雷撃魔法とセレナさんの風魔法で倒された。
『つ、つよすぎる…』
『た、たすけて…』
「おや?まだ生きているわ。」
「加減しすぎたかしら。」
「ごめん。次はもう少し強めでいくよ。」
メイアさんが槍でトドメを刺していく。
その光景を見て気分が悪くなってしまった。
言葉が通じるなら話せば分かってもらえるんじゃないかと。命乞いをする姿を見て人間との差が分からなくなってしまう。
フワリといい匂いがして私の肩に重みが掛かる。
ユキさんが後ろから優しく抱きしめてくれていた。
「仕方のない事です。ミナさんが気に病む事はありません。」
「でも…。」
「そうよ。コイツらは根絶やしにしないといけないの。」
「情けを掛ける必要は無いわ。」
「そうね。」
「…はい。」
その後も奥に進みながらゴブリンと戦闘。ほぼ無傷で合計20体を討伐した。
「ミナは実力を知っていたけど、ユキもなかなかやるじゃないの。」
「ありがとうございます。」
ユキさんは攻撃を受け止めても無傷。盾でゴブリンを吹き飛ばして木に叩きつけて倒したりしていた。
「あなた達って本当に不思議よね。レベルだってそんなに高くないのに。」
「あはは…。」
笑って誤魔化しておこう。
「ミナは少し躊躇していたわね。」
「ミナ、ゴブリンはね、人を攫ってどうすると思う?」
「え…それは…。」
「苗床にするのよ。」
苗床!?やっぱりこの世界の人間ってキノコが生えるの!?
何それ怖い…。
「あー…ミナ?何か勘違いしてるかもだけどさ…。」
「ミナさん、つまりですね…」
セレナさんが言いかけた事をリーシャさんが引き継いで含み無しで話してくれる。
「…………。」
そ、そうなんだ…。
ユキさんは知ってたのかな?
深妙な面持ちで頷くユキさん。
私だけ知らなかったんだぁーー…。
何かショック。
ハッキリ教えてくれればいいのに~って、ハッキリ言えないからああいう言い回しなんだよね…。
でも、話せば分かるゴブリンだっているのも事実だ。逆に考えよう。言葉が分かるなら遭遇したゴブリンの善し悪しもある程度分かる。人に害を為すのなら倒すしかないんだ。
気持ちを切り替えていこう。
食料や医薬品、その他必要な道具を私とユキさんのアイテムボックスに半分ずつ入れた。
ユキさんもアイテムボックス持ちという事にみんなは驚いていた。
「ミナ達の故郷の人ってみんなギフト持ちなの?」
「いえ、多分そんな事はないと思います。」
転生で来た人がみんな神様に会っていたら全員ギフト持ちの可能性はあるけどね。
ギルドで依頼を受注して、腕輪を受け取り、森に出発!いつも行く森の奥へと進んでいく。
ゴブリンさんたちはうまく逃げてくれただろうか?
森が深くなる辺りで出会った彼らの事を思い出して少し心配になった。
「ミナさん大丈夫?」
隣を歩きながら心配そうに聞いてくるユキさん。森生活が長かったせいか随分と落ち着いている。
「うん。大丈夫だよ。ありがとうユキさん。」
「さあ、ここからはゴブリンが出る筈よ。打ち合わせ通りのフォーメーションで行くから気を引き締めて。」
チームリーダーのレイアさんが号令すると、それぞれポジションにつく。
先頭はセーフガードのメイアさんとスカウト系上位職レイダーのマイナさん。
次にソーサラー系上位職インフィニートのレイアさんとプリーストの上位職セイクリッドライトのリーシャさんと私、最後尾にユキさんとシャーマン系上位職サモンマスターのセレナさん。
索敵はマイナさんと私が行い、前以外からの対応も出来るように考えたフォーメーションだ。私は基本弓矢での援護射撃、その為に矢を200本程インベントリに入れておいた。横や後ろからの攻撃の時は、私はミスリルショートソードやフレアダガーで対応する。
クランに参加していた時は余裕が無くてアーツや魔法をしっかり見ることは出来なかったけど、今回はしっかりと覚えさせて貰おう。
どうしようもなければユキさんの必殺技と私のラッキーシュートで突破する。
これは2人で打ち合わせた事だけど。
気を引き締めて進んでいく。
「正面、ゴブリン8。恐らく前衛型よ。」
「側面及び後方は気配無しです!」
「通常通り対応。ユキは念の為後方警戒。」
「「「「はい!」」」」
ゴブリンがぞろぞろとやってくる。
『人間がきたぞ!』
『女ばかりだ!』
『何匹か連れて帰るぞ!』
『小さいのがいい!』
…言葉が分かるってこういう時ちょっとやだな…。あと、小さいのって私の事?
むぅ…。
連携も何もなく8体のゴブリンは武器を振りかぶりながら襲いかかってくる。先頭に3体、それに続くように一つの塊となって押し寄せる。
私は先頭のゴブリンの足目掛けて矢を放つ。矢は右足の付け根に命中して勢いよく転がる。
その後ろにいたゴブリン達も続いて転げていく。
「ミナ、ナイス!」
突撃してきたのは結局2体、マイナさんとメイアさんに一撃で倒される。残りは、レイアさんの雷撃魔法とセレナさんの風魔法で倒された。
『つ、つよすぎる…』
『た、たすけて…』
「おや?まだ生きているわ。」
「加減しすぎたかしら。」
「ごめん。次はもう少し強めでいくよ。」
メイアさんが槍でトドメを刺していく。
その光景を見て気分が悪くなってしまった。
言葉が通じるなら話せば分かってもらえるんじゃないかと。命乞いをする姿を見て人間との差が分からなくなってしまう。
フワリといい匂いがして私の肩に重みが掛かる。
ユキさんが後ろから優しく抱きしめてくれていた。
「仕方のない事です。ミナさんが気に病む事はありません。」
「でも…。」
「そうよ。コイツらは根絶やしにしないといけないの。」
「情けを掛ける必要は無いわ。」
「そうね。」
「…はい。」
その後も奥に進みながらゴブリンと戦闘。ほぼ無傷で合計20体を討伐した。
「ミナは実力を知っていたけど、ユキもなかなかやるじゃないの。」
「ありがとうございます。」
ユキさんは攻撃を受け止めても無傷。盾でゴブリンを吹き飛ばして木に叩きつけて倒したりしていた。
「あなた達って本当に不思議よね。レベルだってそんなに高くないのに。」
「あはは…。」
笑って誤魔化しておこう。
「ミナは少し躊躇していたわね。」
「ミナ、ゴブリンはね、人を攫ってどうすると思う?」
「え…それは…。」
「苗床にするのよ。」
苗床!?やっぱりこの世界の人間ってキノコが生えるの!?
何それ怖い…。
「あー…ミナ?何か勘違いしてるかもだけどさ…。」
「ミナさん、つまりですね…」
セレナさんが言いかけた事をリーシャさんが引き継いで含み無しで話してくれる。
「…………。」
そ、そうなんだ…。
ユキさんは知ってたのかな?
深妙な面持ちで頷くユキさん。
私だけ知らなかったんだぁーー…。
何かショック。
ハッキリ教えてくれればいいのに~って、ハッキリ言えないからああいう言い回しなんだよね…。
でも、話せば分かるゴブリンだっているのも事実だ。逆に考えよう。言葉が分かるなら遭遇したゴブリンの善し悪しもある程度分かる。人に害を為すのなら倒すしかないんだ。
気持ちを切り替えていこう。
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