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第2章 辺境伯領平定戦
第53話 濡れ場
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「若? 若? 気持ち良うござりますか?」
何処と無く楽し気な八千代の声。
横になった俺の顔を真上から覗き込み、微笑んでおる。
「……悪くはない」
「左様でござりますか……」
答えを聞いた八千代は、如何にも残念そうな顔で首を傾げた。
だが、それも束の間の事。
八千代の手は再び動き出す。
「では……こちらは如何でございましょう?」
「あっ……」
「如何なさいました?」
「いや……くっ……」
「……気持ちが良い、のではござりませんか?」
「そんなことは……ない……!」
「口では何とでも申せます……。ほら、ご覧になって下さりませ。こんなに大きくなさって……」
「や、やめんか……!」
「本当にやめてもよろしゅうござりますか?」
「それは…………あっ……くっ……!」
「また喘ぎ声を……。身体は素直でござりますね?」
「そんな事は……ない……! うっ……!」
「若は真に感じやすいお方にござりますね? さあ、もう意地を張るのはお止めになって、この八千代めに全てを委ねて下さいませ」
「い、意地など張っては……うっ……!」
「左様に何度も喘ぎ声を出されて……涅槃にも昇る心地ではありませぬか?」
「う、うるさ――あっ……!」
「うふふふふ……。わたくしの手で若が喘いでおられるなんて……八千代は興奮のあまりに達してしまいそうです」
「ば、馬鹿な事を……くうっ――――!」
「何をしているんだ!?」
タンッ! タンッ!
部屋の障子が勢い良く開け放たれ、小気味良い音を立てた。
視線を上げると、頬を赤く染めたミナが仁王立ちになっており――――、
「陽の高いうちからお前達は――――え?」
――――俺達の姿を目にするや、目を点にして動きを止めた。
「何事だ? 騒々しい」
「ダメです若」
「ぬおっ!」
八千代に頭を掴まれ、強制的に元の位置へと戻された。
八千代の膝枕の位置へとな。
「耳掻きの途中でござりますよ? 危のうござりますから動かないで下さいまし」
「み、耳掻き……だと?」
呆然とするミナ。
頭上から、八千代が「クスクス」と笑う声が聞こえた。
「ええ、耳掻きでございますよ?」
「耳掻き……し、しかしその膝枕は!? 耳掻きは座ったままでしてもらうものだろう!?」
「まあ、異界ではそうなのですね? 日ノ本では膝枕で致すものですよ?」
「なっ……! じょ、女性が男性の頭を膝の上に載せることが普通だと言うのか!?」
「はい。ねえ? 若?」
「まあ……耳搔きの時くらいはな……」
「馬鹿な……! で、では先程の『大きくなさって』や『気持ちがよい』は……」
「若は八千代がおりませぬと、耳搔きを怠けておしまいになられますから……。ほら、また大きいのが取れました」
「わざわざ見せんでくれ……恥ずかしい……」
「うふふふ……。耳が綺麗になって気持ちがよろしいでしょう?」
「うむ……くっ……あっ……」
「また喘いで……。うふふ……。耳掻き冥利に尽きますわ」
「や、八千代の耳搔きは天下一品だ。耳掻きを怠けて痒みを催しても、八千代にさせる事を想えばいくらでも耐えられよう」
「まあ……。嬉しゅうござります」
むしろ、八千代の耳搔きを堪能するために、耳掻きを怠けていると言っても過言ではない。
これが母上や妹達だと、親の仇か何かのように耳穴を掻き回すので耳が血だらけになるからな……。
そんな事を思っておると、ミナは安堵と不満がない交ぜになったような顔で呟いた。
「そ、そうだったのか……。私はてっきり……」
「あら? ミナさまは……一体ナニだとお思いになられたのかしら?」
「え?」
「若の喘ぎ声を耳になさって、ナニと勘違いなさったのか……とても興味がござります」
「あ、いや……」
「陽が高いうちから、と申されましたね? では、陽が落ちればナニをしてもよろしいのでしょうか?」
「ち、違……」
「どうかお答えください」
八千代がミナを追い詰める。
どうせ面白がってからかっているのだろう。
まるで蛇に睨まれた蛙だ。
やれやれ、仕方がない。助けてやるか。
八千代が耳掻きの手を止めた隙をついて起き上がった。
「俺に用でもあったのではないか?」
「――――はっ! そ、そうだ! そうだった! シンクローに用事があったのだ!」
八千代が俺の脇腹をつねった。
思いの外、痛い。
余計なちょっかいを入れるなと言いたいらしい。
涼しい顔をしておるが、八千代の背後に青い炎でも立ち昇っていそうだ。
八千代の様子など露知らない様子で、ミナが話し始めた。
「カヤノ様から頼まれたんだ。シンクローの様子を見て来て欲しいと」
「カヤノが? どうしてまた? 自分で来れば良かろう?」
「それが……カヤノ様はシンクローに嫌われたと思っているようなんだ」
「俺がカヤノを嫌うだと? 何を思って左様な事を……」
「この庭の事だ」
ミナが庭に目を向ける。
屋敷に囲まれた一角、三間四方ばかりの小さな庭には、天を突かんばかりの巨木が聳えていた。
カヤノから預かった種が、たった一夜で巨木へと成長してしまったのだ。
荒れ地に残る大株に比べれば小さいものの、幹の周囲は腕を広げた大人が十人ばかりで取り囲んだほどもあり、庭――――いや、かつては庭であった空間を圧している。
昨晩カヤノが現れた時は、夜の暗闇のせいで様子が判然としなかった。
だが、夜が明けて巨木の威容が明らかとなり、城下は騒然となった。
家臣達も町の衆も大騒ぎだ。
なにせ、三野山の中腹――三野城二ノ丸に、一夜にして斯様な巨木が現れたのだからな。
城下から、巨木はさぞかしよく見えておろう。
騒ぎを鎮めるため、今頃は佐藤の爺の差配で城下に触れを出しているはず。
あの巨木こそ、この地の産土神の霊験によって現れた神木に他ならず。
斎藤家は神仏の加護を得たり。
もはや、異界で恐るべきものは無し――――などとな。
嘘を言ってはおるまい?
ちなみに、大株の分身たる巨木の元には、カヤノは思いのままに姿を現すことが出来るらしい。
どんな理屈でそうなるのかまるで分からんがな。
流石は異界と言ったところかのう。
「庭は潰れてしまったが、後の仕置はどうとでもなる。気に病むことはない」
「そうか? シンクローが庭の有様を目の当たりにした時、ひどく落ち込んでいるように見えたぞ? カヤノ様はそのことを気に病んでおられるんだ」
「そうか……。俺は左様に見えたか?」
「ああ。絶望のあまり舌を噛むのではないかと思ったくらいだ」
「この庭は母上のお気に入りだった故……。後で首の一つも締められるかと思っただけだ……」
いや、間違いなく首を絞められるだろうな、これは。
ミナは母上の剛腕を思い出したのか、青い顔で息を飲んだ。
「済まん済まん。だが案ずる事は無い。母上の所行には慣れておる。そもそもカヤノを唆したのは八千代であろう?」
「まあ。唆すだなんて人聞きが悪い。八千代はご助言申し上げたのです」
「変わらんわ! とにかくだ、こうして八千代に耳掻きをさせておるくらいだ。巨木の件は何とも思っておらん」
「……本当?」
障子の影からカヤノが顔を半分だけ出してこちらを覗き込む。
「カヤノ様!? い、いらしていたのですか!?」
ミナは知らなかったらしい。
カヤノが「ごめんなさい……」と謝った。
「気に病まんで良い。母上ならば『不用意に種を蒔いた新九郎の責め! 女子を曇らすなど言語道断!』とお叱りになるであろう」
「……ありがとう」
カヤノがようやく微笑む。
ここまで思い悩むとは思わなかった。
これまでは、人間など塵芥の如しと言わんばかりの超然たる態度であったからな。
一体何がそうさせたのか――――。
……ゴゴ…………ゴゴゴゴゴ……!
「この揺れ……またカヤノか?」
「違うわ……。私じゃない!」
ゴゴゴ……ドンッ! ドンッ! ドゴオオオオオオオオオオオオオオオ!
「地震っ!?」
「きゃああああ!」
ミナが悲鳴を上げて縋り付く。
八千代とカヤノも引き寄せ、急いで部屋を出た。
揺れは僅かな時間で収まる。
そして数刻後、大坂屋敷より早馬が到着した。
「御注進! 新たな神隠しにござります!」
これから忙しくなる時に……今度は一体何者だ!?
何処と無く楽し気な八千代の声。
横になった俺の顔を真上から覗き込み、微笑んでおる。
「……悪くはない」
「左様でござりますか……」
答えを聞いた八千代は、如何にも残念そうな顔で首を傾げた。
だが、それも束の間の事。
八千代の手は再び動き出す。
「では……こちらは如何でございましょう?」
「あっ……」
「如何なさいました?」
「いや……くっ……」
「……気持ちが良い、のではござりませんか?」
「そんなことは……ない……!」
「口では何とでも申せます……。ほら、ご覧になって下さりませ。こんなに大きくなさって……」
「や、やめんか……!」
「本当にやめてもよろしゅうござりますか?」
「それは…………あっ……くっ……!」
「また喘ぎ声を……。身体は素直でござりますね?」
「そんな事は……ない……! うっ……!」
「若は真に感じやすいお方にござりますね? さあ、もう意地を張るのはお止めになって、この八千代めに全てを委ねて下さいませ」
「い、意地など張っては……うっ……!」
「左様に何度も喘ぎ声を出されて……涅槃にも昇る心地ではありませぬか?」
「う、うるさ――あっ……!」
「うふふふふ……。わたくしの手で若が喘いでおられるなんて……八千代は興奮のあまりに達してしまいそうです」
「ば、馬鹿な事を……くうっ――――!」
「何をしているんだ!?」
タンッ! タンッ!
部屋の障子が勢い良く開け放たれ、小気味良い音を立てた。
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「陽の高いうちからお前達は――――え?」
――――俺達の姿を目にするや、目を点にして動きを止めた。
「何事だ? 騒々しい」
「ダメです若」
「ぬおっ!」
八千代に頭を掴まれ、強制的に元の位置へと戻された。
八千代の膝枕の位置へとな。
「耳掻きの途中でござりますよ? 危のうござりますから動かないで下さいまし」
「み、耳掻き……だと?」
呆然とするミナ。
頭上から、八千代が「クスクス」と笑う声が聞こえた。
「ええ、耳掻きでございますよ?」
「耳掻き……し、しかしその膝枕は!? 耳掻きは座ったままでしてもらうものだろう!?」
「まあ、異界ではそうなのですね? 日ノ本では膝枕で致すものですよ?」
「なっ……! じょ、女性が男性の頭を膝の上に載せることが普通だと言うのか!?」
「はい。ねえ? 若?」
「まあ……耳搔きの時くらいはな……」
「馬鹿な……! で、では先程の『大きくなさって』や『気持ちがよい』は……」
「若は八千代がおりませぬと、耳搔きを怠けておしまいになられますから……。ほら、また大きいのが取れました」
「わざわざ見せんでくれ……恥ずかしい……」
「うふふふ……。耳が綺麗になって気持ちがよろしいでしょう?」
「うむ……くっ……あっ……」
「また喘いで……。うふふ……。耳掻き冥利に尽きますわ」
「や、八千代の耳搔きは天下一品だ。耳掻きを怠けて痒みを催しても、八千代にさせる事を想えばいくらでも耐えられよう」
「まあ……。嬉しゅうござります」
むしろ、八千代の耳搔きを堪能するために、耳掻きを怠けていると言っても過言ではない。
これが母上や妹達だと、親の仇か何かのように耳穴を掻き回すので耳が血だらけになるからな……。
そんな事を思っておると、ミナは安堵と不満がない交ぜになったような顔で呟いた。
「そ、そうだったのか……。私はてっきり……」
「あら? ミナさまは……一体ナニだとお思いになられたのかしら?」
「え?」
「若の喘ぎ声を耳になさって、ナニと勘違いなさったのか……とても興味がござります」
「あ、いや……」
「陽が高いうちから、と申されましたね? では、陽が落ちればナニをしてもよろしいのでしょうか?」
「ち、違……」
「どうかお答えください」
八千代がミナを追い詰める。
どうせ面白がってからかっているのだろう。
まるで蛇に睨まれた蛙だ。
やれやれ、仕方がない。助けてやるか。
八千代が耳掻きの手を止めた隙をついて起き上がった。
「俺に用でもあったのではないか?」
「――――はっ! そ、そうだ! そうだった! シンクローに用事があったのだ!」
八千代が俺の脇腹をつねった。
思いの外、痛い。
余計なちょっかいを入れるなと言いたいらしい。
涼しい顔をしておるが、八千代の背後に青い炎でも立ち昇っていそうだ。
八千代の様子など露知らない様子で、ミナが話し始めた。
「カヤノ様から頼まれたんだ。シンクローの様子を見て来て欲しいと」
「カヤノが? どうしてまた? 自分で来れば良かろう?」
「それが……カヤノ様はシンクローに嫌われたと思っているようなんだ」
「俺がカヤノを嫌うだと? 何を思って左様な事を……」
「この庭の事だ」
ミナが庭に目を向ける。
屋敷に囲まれた一角、三間四方ばかりの小さな庭には、天を突かんばかりの巨木が聳えていた。
カヤノから預かった種が、たった一夜で巨木へと成長してしまったのだ。
荒れ地に残る大株に比べれば小さいものの、幹の周囲は腕を広げた大人が十人ばかりで取り囲んだほどもあり、庭――――いや、かつては庭であった空間を圧している。
昨晩カヤノが現れた時は、夜の暗闇のせいで様子が判然としなかった。
だが、夜が明けて巨木の威容が明らかとなり、城下は騒然となった。
家臣達も町の衆も大騒ぎだ。
なにせ、三野山の中腹――三野城二ノ丸に、一夜にして斯様な巨木が現れたのだからな。
城下から、巨木はさぞかしよく見えておろう。
騒ぎを鎮めるため、今頃は佐藤の爺の差配で城下に触れを出しているはず。
あの巨木こそ、この地の産土神の霊験によって現れた神木に他ならず。
斎藤家は神仏の加護を得たり。
もはや、異界で恐るべきものは無し――――などとな。
嘘を言ってはおるまい?
ちなみに、大株の分身たる巨木の元には、カヤノは思いのままに姿を現すことが出来るらしい。
どんな理屈でそうなるのかまるで分からんがな。
流石は異界と言ったところかのう。
「庭は潰れてしまったが、後の仕置はどうとでもなる。気に病むことはない」
「そうか? シンクローが庭の有様を目の当たりにした時、ひどく落ち込んでいるように見えたぞ? カヤノ様はそのことを気に病んでおられるんだ」
「そうか……。俺は左様に見えたか?」
「ああ。絶望のあまり舌を噛むのではないかと思ったくらいだ」
「この庭は母上のお気に入りだった故……。後で首の一つも締められるかと思っただけだ……」
いや、間違いなく首を絞められるだろうな、これは。
ミナは母上の剛腕を思い出したのか、青い顔で息を飲んだ。
「済まん済まん。だが案ずる事は無い。母上の所行には慣れておる。そもそもカヤノを唆したのは八千代であろう?」
「まあ。唆すだなんて人聞きが悪い。八千代はご助言申し上げたのです」
「変わらんわ! とにかくだ、こうして八千代に耳掻きをさせておるくらいだ。巨木の件は何とも思っておらん」
「……本当?」
障子の影からカヤノが顔を半分だけ出してこちらを覗き込む。
「カヤノ様!? い、いらしていたのですか!?」
ミナは知らなかったらしい。
カヤノが「ごめんなさい……」と謝った。
「気に病まんで良い。母上ならば『不用意に種を蒔いた新九郎の責め! 女子を曇らすなど言語道断!』とお叱りになるであろう」
「……ありがとう」
カヤノがようやく微笑む。
ここまで思い悩むとは思わなかった。
これまでは、人間など塵芥の如しと言わんばかりの超然たる態度であったからな。
一体何がそうさせたのか――――。
……ゴゴ…………ゴゴゴゴゴ……!
「この揺れ……またカヤノか?」
「違うわ……。私じゃない!」
ゴゴゴ……ドンッ! ドンッ! ドゴオオオオオオオオオオオオオオオ!
「地震っ!?」
「きゃああああ!」
ミナが悲鳴を上げて縋り付く。
八千代とカヤノも引き寄せ、急いで部屋を出た。
揺れは僅かな時間で収まる。
そして数刻後、大坂屋敷より早馬が到着した。
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