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第1章 国盗り始め
第15話 無礼打
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「シンクローはとんでもないな……あのデニスでも失敗したんだぞ……」
案山子を片付けつつ、ミナが口を開いた。
どうして斬ることが出来たのかと、目が尋ねている。
「簡単な話よ。連中は厄介な敵に不適当な武器で挑んだ。俺は適当な武器で挑んだ。ただそれだけだ」
片付けながら案山子の秘密を話す。
「そこまで考えて作り込まれていたのか……」
「作り方だけではない。ワラの特徴も存分に活かされておる」
「特徴だと?」
「ワラは真横に斬るのが難しい。お主は稲や麦を刈ったことはないか?」
「イネ……は知らぬが麦なら。だが、刈ったことはない」
「ならば話しておこう。ワラは筋が縦向きに走っておる。縦に裂くことは簡単だが、横からの斬撃には強い。さらに、案山子は水で濡らされていた。水に濡れたワラは乾いている時よりも丈夫さが増す。余計に斬りにくくなるのだ」
「知らなかった……」
「こちらでは剣の稽古でワラ束を斬らぬのか?」
「ワラ束自体は使う。突きや敵を叩き伏せる訓練でな。もし斬るとすれば、大道芸人が見せ物にするくらいだ。以前見かけたことがある」
「はっはっは! 異界では芸の一つだったか!」
大太刀の曲抜きと言い、案山子の両断と言い、俺は芸人まがいの行いばかりしていたか。
「ワラが厄介な敵だと言うのは分かった。だが、不適当な武器とは?」
「連中が使っていた剣を思い出してみよ。真っ直ぐで、長く、幅と厚みがあり、そして重い。大きさや重さを利用して、断ち切ることに向いた武器と言えよう。最も切れ味が増すのは、上下に振り下ろした時」
「冒険者たちは真横に剣を振っていた……剣の長所が活かせない使い方だな……」
「連中は上下真っ二つという言葉に惑わされたのだ。重ね重ね食えぬ行商人だ」
「オーダチとカタナはワラ人形を両断するのに適した武器なのだな?」
「秘訣はこの反りだ。刃を正しく立て、無駄な力を入れずに振り抜けば自ずと斬れる」
「反りにそんな意味が……。そう言えば、どうして一度目と二度目で得物を変えたんだ?」
「大太刀は上から振り下ろして断ち切る事、真横に振り抜いて薙ぎ払う事、両方に使える。とは言え、真横に振るうにはちと重過ぎる。やって出来ぬことはないが、刀の方が確実であったのでな」
「それが適した武器を使うということか……」
「ついでだが、連中は剣を振るう時の呼吸がなっておらん。剣は腕だけで振るうものではない。全身を使って振るものだ。斬る瞬間は腹に力を入れて胴を安定させねばならんのに、あのように無駄に叫んでは望むべくもない。叫ぶなら、斬る前に気合を入れる程度にしておくことだ」
「呼吸の仕方まで……」
「つまり、一から十まで何もかもなっておらんと――――」
「おいっ!」
話を遮る聞き覚えのある声。
振り返ると、怒りに燃えるデニスがそこにいた。
例の鉄板のような剣を右肩に担ぎ持ってな。
「やめとこうぜデニス……」
「そうだぜ。辺境伯様に睨まれちまうよ……」
五人の男達がデニスを止めようとする。
おそらく仲間なのだろう。
しかし、デニスは仲間の制止に耳を貸さず、むしろ怒りを叩き付けた。
「うるせぇ! こいつのせいで俺様は恥をかかされたんだ! お前らも聞いただろうがっ! デニスはデカい図体をしてるくせに剣の腕前は並み以下だったってな! 俺様は名誉ってやつを傷付けられたんだ! 黙っていられねぇ!」
今の話、俺は関係あるか?
ないと思うのだが……要は、己は失敗したのに俺が成功したことが許せないということか?
理不尽極まりない言い分だが、奴に言葉は通じそうにない。
ミナとデニスの間を遮るように立ち位置を変えた。
確実にロクでもないことが起こりそうなんでな。
怒鳴り散らすデニスに仲間達は及び腰。
様子を見ていた町の民も、巻き添えを恐れてか次々と俺達の周囲から離れていく。
それでも遠巻きで見物しているのは恐いもの見たさだろうか?
「てめぇ! どこを見てやがる!?」
「いや。民の野次馬根性恐るべし、と感じておっただけだ」
「はぁ!? 訳の分かんねぇことを言ってんじゃねぇ!」
「お主が尋ねるから答えたのだぞ?」
「屁理屈を言うな!」
デニスが大股で俺に近付く。
ミナが俺達の間に割って入ろうとしたが、腕を上げて止めた。
「よいよい。俺に任せてくれ」
「だがっ……!」
「俺の力が信じられぬか?」
「ずるい言い方だ……」
ミナは不満そうにしながらも引き下がった
それでいい。
デニスのような手合いは怒りに任せて何をするか分からん。
斯様に詰まらん出来事で、嫁入り前の娘に何かあっては一大事。辺境伯にも顔向け出来ん。
「女の前で格好をつけやがって! 吐き気がするぜ!」
「それはすまなかったな。で? お主は俺にどうせよと言うのだ?」
「俺様がてめぇより強いってところを見せつけるんだよ! 俺様と勝負しろ!」
「はあ……また面倒なことを言う」
「ビビったか? ビビったのか!? それなら他で手を打ってやってもいいぜ?」
「……言ってみろ」
「てめぇが稼いだ金を全部寄越しな! 賞金も賭けで勝った金も全部だ!」
「つまり、俺は勝負を恐れ、金で見逃してもらったと……そういう筋書きか?」
「分かってんじゃねぇか。さあ、どうするんだ!?」
デニスは凄みを利かせながら迫り、俺の右肩を強く掴んだ。
骨が折れてしまいそうな剛力だ。
おおかた、常日頃同じ手口でゆすりたかりの真似事をしているのだろう。
手慣れた印象を受けた。
だが、相手を間違えては痛い目を見るぞ?
「手を出したな?」
「ああっ!? 何だって!?」
「手を放せ。どうなっても知らんぞ?」
「強がりやがって……! 肩を掴まれたてめぇに逃げ場なんてねぇんだよ! 俺様の剣が見えねぇのか!?」
「これが最後だ。手を放せ」
「こいつ! 頭をかち割ってやらぁ!!!!!」
剣を振ろうと右腕を動かすデニス。
その瞬間、奴の正面は完全にがら空きとなった。
「げっ! がはっ! ぶふっ」
力を失い、両膝から崩れるデニス。
身体を地面に叩きつけるようにして倒れてしまう。
ここは石畳だ。さぞかし痛かろう。
だが、デニスは一言も発することが出来ず、潰れたカエルのようにピクピクとするのみ。
「……また体術か?」
ミナがのぞき込むようにして近付いて来た。
「今度はこれだ」
「カタナの柄?」
「胴体に防具を付けていなかったんでな。腹、鳩尾、顎の順に突いてやった。柄頭は鉄で出来ている。筋骨隆々の大男でも急所を突かれては、しばらくまともに動けまい」
「貴様とデニスは身長差がある。腹は分かるが、どうやって鳩尾や顎を?」
「腹を突かれれば身体を曲げてしまうだろう? その分、胸も頭も下がって来る」
「理屈は分かった。理屈は分かったが、あのデニスを柄だけで……」
「抜き身の刀を振るうだけが戦い方ではないのだ。それはさておき、こ奴はどうする? 捕えるか?」
「そうだな……デニスの行為は暴行と脅迫。貴様を剣で攻撃しようとしたから傷害未遂――いや、これは殺人未遂だな。すぐに兵を呼んで運ばせよう」
「仲間達はどうする? ついでに捕えてもよいが?」
デニスの仲間達に視線を向けると、連中は慌てて俺達の元に駆け寄り、這いつくばるようにして必死で訴えた。
「ま、ま、待ってくれ! 俺達はあんた達に手を出すつもりもなかった!」
「デニスを止めていたのを見てただろ!?」
「だが事情は聞かねばならない。貴様らにも詰め所に来てもらうぞ」
ミナにそう言われて、冒険者達はようやく顔を上げた。
すると――――、
パチパチ…………パチパチパチパチ!
周囲から拍手が湧き起った。
案山子を片付けつつ、ミナが口を開いた。
どうして斬ることが出来たのかと、目が尋ねている。
「簡単な話よ。連中は厄介な敵に不適当な武器で挑んだ。俺は適当な武器で挑んだ。ただそれだけだ」
片付けながら案山子の秘密を話す。
「そこまで考えて作り込まれていたのか……」
「作り方だけではない。ワラの特徴も存分に活かされておる」
「特徴だと?」
「ワラは真横に斬るのが難しい。お主は稲や麦を刈ったことはないか?」
「イネ……は知らぬが麦なら。だが、刈ったことはない」
「ならば話しておこう。ワラは筋が縦向きに走っておる。縦に裂くことは簡単だが、横からの斬撃には強い。さらに、案山子は水で濡らされていた。水に濡れたワラは乾いている時よりも丈夫さが増す。余計に斬りにくくなるのだ」
「知らなかった……」
「こちらでは剣の稽古でワラ束を斬らぬのか?」
「ワラ束自体は使う。突きや敵を叩き伏せる訓練でな。もし斬るとすれば、大道芸人が見せ物にするくらいだ。以前見かけたことがある」
「はっはっは! 異界では芸の一つだったか!」
大太刀の曲抜きと言い、案山子の両断と言い、俺は芸人まがいの行いばかりしていたか。
「ワラが厄介な敵だと言うのは分かった。だが、不適当な武器とは?」
「連中が使っていた剣を思い出してみよ。真っ直ぐで、長く、幅と厚みがあり、そして重い。大きさや重さを利用して、断ち切ることに向いた武器と言えよう。最も切れ味が増すのは、上下に振り下ろした時」
「冒険者たちは真横に剣を振っていた……剣の長所が活かせない使い方だな……」
「連中は上下真っ二つという言葉に惑わされたのだ。重ね重ね食えぬ行商人だ」
「オーダチとカタナはワラ人形を両断するのに適した武器なのだな?」
「秘訣はこの反りだ。刃を正しく立て、無駄な力を入れずに振り抜けば自ずと斬れる」
「反りにそんな意味が……。そう言えば、どうして一度目と二度目で得物を変えたんだ?」
「大太刀は上から振り下ろして断ち切る事、真横に振り抜いて薙ぎ払う事、両方に使える。とは言え、真横に振るうにはちと重過ぎる。やって出来ぬことはないが、刀の方が確実であったのでな」
「それが適した武器を使うということか……」
「ついでだが、連中は剣を振るう時の呼吸がなっておらん。剣は腕だけで振るうものではない。全身を使って振るものだ。斬る瞬間は腹に力を入れて胴を安定させねばならんのに、あのように無駄に叫んでは望むべくもない。叫ぶなら、斬る前に気合を入れる程度にしておくことだ」
「呼吸の仕方まで……」
「つまり、一から十まで何もかもなっておらんと――――」
「おいっ!」
話を遮る聞き覚えのある声。
振り返ると、怒りに燃えるデニスがそこにいた。
例の鉄板のような剣を右肩に担ぎ持ってな。
「やめとこうぜデニス……」
「そうだぜ。辺境伯様に睨まれちまうよ……」
五人の男達がデニスを止めようとする。
おそらく仲間なのだろう。
しかし、デニスは仲間の制止に耳を貸さず、むしろ怒りを叩き付けた。
「うるせぇ! こいつのせいで俺様は恥をかかされたんだ! お前らも聞いただろうがっ! デニスはデカい図体をしてるくせに剣の腕前は並み以下だったってな! 俺様は名誉ってやつを傷付けられたんだ! 黙っていられねぇ!」
今の話、俺は関係あるか?
ないと思うのだが……要は、己は失敗したのに俺が成功したことが許せないということか?
理不尽極まりない言い分だが、奴に言葉は通じそうにない。
ミナとデニスの間を遮るように立ち位置を変えた。
確実にロクでもないことが起こりそうなんでな。
怒鳴り散らすデニスに仲間達は及び腰。
様子を見ていた町の民も、巻き添えを恐れてか次々と俺達の周囲から離れていく。
それでも遠巻きで見物しているのは恐いもの見たさだろうか?
「てめぇ! どこを見てやがる!?」
「いや。民の野次馬根性恐るべし、と感じておっただけだ」
「はぁ!? 訳の分かんねぇことを言ってんじゃねぇ!」
「お主が尋ねるから答えたのだぞ?」
「屁理屈を言うな!」
デニスが大股で俺に近付く。
ミナが俺達の間に割って入ろうとしたが、腕を上げて止めた。
「よいよい。俺に任せてくれ」
「だがっ……!」
「俺の力が信じられぬか?」
「ずるい言い方だ……」
ミナは不満そうにしながらも引き下がった
それでいい。
デニスのような手合いは怒りに任せて何をするか分からん。
斯様に詰まらん出来事で、嫁入り前の娘に何かあっては一大事。辺境伯にも顔向け出来ん。
「女の前で格好をつけやがって! 吐き気がするぜ!」
「それはすまなかったな。で? お主は俺にどうせよと言うのだ?」
「俺様がてめぇより強いってところを見せつけるんだよ! 俺様と勝負しろ!」
「はあ……また面倒なことを言う」
「ビビったか? ビビったのか!? それなら他で手を打ってやってもいいぜ?」
「……言ってみろ」
「てめぇが稼いだ金を全部寄越しな! 賞金も賭けで勝った金も全部だ!」
「つまり、俺は勝負を恐れ、金で見逃してもらったと……そういう筋書きか?」
「分かってんじゃねぇか。さあ、どうするんだ!?」
デニスは凄みを利かせながら迫り、俺の右肩を強く掴んだ。
骨が折れてしまいそうな剛力だ。
おおかた、常日頃同じ手口でゆすりたかりの真似事をしているのだろう。
手慣れた印象を受けた。
だが、相手を間違えては痛い目を見るぞ?
「手を出したな?」
「ああっ!? 何だって!?」
「手を放せ。どうなっても知らんぞ?」
「強がりやがって……! 肩を掴まれたてめぇに逃げ場なんてねぇんだよ! 俺様の剣が見えねぇのか!?」
「これが最後だ。手を放せ」
「こいつ! 頭をかち割ってやらぁ!!!!!」
剣を振ろうと右腕を動かすデニス。
その瞬間、奴の正面は完全にがら空きとなった。
「げっ! がはっ! ぶふっ」
力を失い、両膝から崩れるデニス。
身体を地面に叩きつけるようにして倒れてしまう。
ここは石畳だ。さぞかし痛かろう。
だが、デニスは一言も発することが出来ず、潰れたカエルのようにピクピクとするのみ。
「……また体術か?」
ミナがのぞき込むようにして近付いて来た。
「今度はこれだ」
「カタナの柄?」
「胴体に防具を付けていなかったんでな。腹、鳩尾、顎の順に突いてやった。柄頭は鉄で出来ている。筋骨隆々の大男でも急所を突かれては、しばらくまともに動けまい」
「貴様とデニスは身長差がある。腹は分かるが、どうやって鳩尾や顎を?」
「腹を突かれれば身体を曲げてしまうだろう? その分、胸も頭も下がって来る」
「理屈は分かった。理屈は分かったが、あのデニスを柄だけで……」
「抜き身の刀を振るうだけが戦い方ではないのだ。それはさておき、こ奴はどうする? 捕えるか?」
「そうだな……デニスの行為は暴行と脅迫。貴様を剣で攻撃しようとしたから傷害未遂――いや、これは殺人未遂だな。すぐに兵を呼んで運ばせよう」
「仲間達はどうする? ついでに捕えてもよいが?」
デニスの仲間達に視線を向けると、連中は慌てて俺達の元に駆け寄り、這いつくばるようにして必死で訴えた。
「ま、ま、待ってくれ! 俺達はあんた達に手を出すつもりもなかった!」
「デニスを止めていたのを見てただろ!?」
「だが事情は聞かねばならない。貴様らにも詰め所に来てもらうぞ」
ミナにそう言われて、冒険者達はようやく顔を上げた。
すると――――、
パチパチ…………パチパチパチパチ!
周囲から拍手が湧き起った。
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