3 / 192
第1章 国盗り始め
第3話 小鬼退治に得物いらず
しおりを挟む
「ゴブリン!」
ミナが剣を構える。
茂みから姿を現したのは、幼子くらいの背丈の生き物だ。
猿のように「キーッ! キーッ!」と耳障りな鳴き声を発しているが、猿と違って毛皮は一切なく、肌はどす黒く濁った緑色。
何より特徴的なのは、尖った耳とカエルのような目。
耳元まで裂けた口元からは、汚らしくよだれを垂らしている。
本能的に嫌悪感が湧く。
醜悪という言葉がお似合いの姿形だ。
こ奴らは次々と姿を現し、その数は十匹にもなった。
こんな異形が出てくるあたり、いよいよ神隠しを否定出来なくなった。ここは現世ではない。異界なのだ。
「こいつらを『ごぶりん』と言ったな? どういう生き物だ?」
「魔物の一種だ。群れると手強い……」
「これが魔物? 道理で気色の悪い姿をしている訳だ。ところで、こ奴らに触れることは出来るか?」
「触れる? もちろん可能だ」
「物の怪の類ではないのだな。すり抜けたらどうしようかと思っていた」
「すり抜けることはない……な」
「最後にもう一つ。群れると手強いと言ったな? ならば一匹一匹は弱いか?」
「退治に苦労することはない」
「結構。ではミナ、背中を任せたぞ。新手への警戒も怠るな」
「何? どうするつもりだ!?」
「こうするのだ!」
応えるや否や『ごぶりん』どもに向かって駆けだす。
醜悪な魔物共が戸惑ったように見えた。
武器を持たぬ者が真っ先に動き出すとは思ってもいなかったようだ。
狙いはどいつにするか。
左側の奴ではない。右側の奴でもない。
ちょうど真ん中あたりにいる奴だ!
一気に距離を詰め――――、
「――――ふっ!」
「グゲッ!」
頭を容赦なく蹴り飛ばしてやった。
身体が小さいだけにあっさりと吹き飛び、木に当たって動かなくなる。首がおかしな方向に曲がっていた。
奴の様子を横目で確認しつつ、動きは止めない。
混乱する『ごぶりん』共を手近な奴から次々と蹴り飛ばして黙らせていく。
足を軽く上げたあたりに奴らの頭があるのだ。蹴り飛ばすのは難しくない。
四匹目を倒したところで、ようやく『ごぶりん』共が反撃に転じた。
「キ――――ッ!」
猿のように飛び上がって俺の顔を目掛けて迫って来るが――――、
「――――っ!」
「ゴバッ!」
頭を殴りつけ地面に叩き落とす。
背後から向かってきた奴は、頭を掴んで未だに動けないでいる奴へと投げ付けてやった。
これで合計七匹。
新手がいなければ残るは三匹だ!
「キ……キ――――ッ!
だがしかし、残った連中は不利を悟ったのだろう。
仲間を見捨てて逃げ出し、あっという間に茂みの中へ消えてしまった。
無理に追うことはないか。
奴らが逃げる「ガサガサ」という音が遠のいていく。
振り返ると、ミナが目を丸くしていた。
「まだ警戒を解いてはならん。呆けている暇はないぞ」
「わ、分かった……」
「何か刃物は持っておらぬか?」
「……剣ではダメなのか?」
「警戒を続けるのに必要であろう? それはミナが持っておけ」
「なら、このナイフを使え……」
ミナが腰の袋から手の平大の刃物を取り出した。
「初めて見る刃物だな……ナイフと言ったか? 小さなものだが、奴ら相手には十分だな」
「何に使うのだ?」
「トドメを刺す。心の臓は左側でよいのか?」
首がおかしな方向に曲がった奴を含め、一匹も漏らさずトドメを刺していく。
心臓と思しき位置に刃を立てると、奴らの肌と同じ色――どす黒く濁った緑色の血が流れ出した。
血の色まで気色悪いとは……。おまけに鼻が潰れてしまいそうな酷い臭いだ。
歯を食いしばって耐える。
結局、七匹全部にトドメを刺すのに大した時はかからなかった。
ナイフには血がベッタリとついている。人間の血に比べ、粘り気が強いように感じた。
簡単には落とせそうにない。
これをそのまま返すのは気が引けるな……。
懐から手拭いを取り出し、血を拭う。
「ミナ、すまぬ。お主のナイフをひどく汚してしまった」
「いや……。そんなことより、貴様に尋ねたいことがある」
ミナが険しい表情のまま、俺の顔を覗き込んだ。
「私を組み伏せた技と言い、ゴブリンを倒した手並みと言い、認めたくはないが、貴様の体術は見事だった。そこらのならず者やゴロツキが扱えるものではない」
「褒め言葉と思っておこう。比べる相手がならず者とゴロツキなのは残念だがな」
「一体どこで身に付けた? ゴブリンは強くはないが、素早い動きと小さな身体が相まって攻撃を当てづらく、数がそろうと厄介な相手だ。十匹も集まれば、経験豊富な騎士でも手を焼くほどにな」
「騎士? 騎乗を許された者のことか?」
「そうだ。剣技に優れ、兵を率いる力のある者が馬へ乗ることを許され、騎士となる。未熟とは言え、私も騎士の端くれだ。貴様の実力が分からん訳ではない…………」
女子が騎乗の士となるとは珍しい。
まるで巴御前だが、異界ではこれが当たり前なのだろうか?
いや、女子と侮ってはならんな。
魔法とかいう、恐ろしい技も使えるのだ。
「褒められて悪い気はせぬが、この程度大したものではない。槍や刀があればもっと楽に退治出来たであろうしな」
「槍は分かるが……カタナ?」
「お主の剣と違い、反りのある片刃の剣だ」
「……ちょっと待て。貴様は体術を修めた武術家ではないのか!?」
「武器を使った戦いの方が得意だ。体術はたしなみ程度に過ぎん」
「あれほどの体術がたしなみっ!?」
「そうだ」
「私はそんな相手に負けたのか……くっ……!」
ミナが拳を握って悔しがる。
古傷をえぐられたような顔をしている。
「そう気を落とすことはない。お主は剣だけでなく、あの魔法とやらも使えるのだろう?」
「魔法を知らないのか?」
「うむ! まったく知らん!」
「清々しいまでに認めるか……」
「すまぬが教えてくれるか?」
「……魔法とは、己の内に宿る魔力を使い、あらゆる現象を起こす技。風だけなく、炎を起こし、雷を走らせ、水を生むことも出来る。怪我を癒す魔法もある」
「なんと! そんなことが出来るのか! 誰でも使えるのか?」
「魔力は誰にでもあるが、魔法を使う感覚を掴むことが難しい。使いこなせる者は、百人に一人とも、千人に一人とも言われる」
「ならば、お主は得難い才を持っているのだ。気を落とすことはあるまい」
「その私に貴様は勝ったのだぞ? それも二度。怪我一つ負わせずに……。もしや、貴様は高名な武人ではないのか? 私が及びもせぬような……」
「高名ではないが武人は武人だ。侍だからな。幼い頃から武芸は厳しく仕込まれた」
「サムライ?」
「ようやく俺の話に興味が出てきたか? 一から話そう」
日ノ本のこと、領主であること、神隠しに遭ったのかもしれぬことを話した。
最初は信じてもらえなんだが、さて、今度はどうか?
話が進むにつれ、ミナは口元に手を当て考え込み始めた。
「これはまさかホーガン様と同じ? いやっ! そんなはずはない! このような男が……」
「ホーガン? 何者だ?」
「……四百年前、シュヴァーベン帝国の建国に力を尽くしたお方だ。あらゆる武器を使いこなす一流の武人だったと伝わるが、出自が謎に包まれている。異世界より渡り来た人物だったとも言われている」
「ほう……四百年前のホーガンか」
もしや、朝廷の官職である判官の意味であろうか?
四百年前と言えば、日ノ本では源平合戦の頃。
その時代の判官で有名どころと言えば九郎判官――源義経だが……。
「……まさかな」
「何だ?」
「いや、何でもない。ところでこの後のことなのだが――――」
「キーッ!」
ようやく落ち着いて話が出来ると思えば、またしてもあの『ごぶりん』が一匹姿を現した。
もしや、先程逃した奴が舞い戻って来たのであろうか?
だが、俺達に目をくれることなく一目散に走り去ろうとする。
まるで何かに怯えているようだ。
そして、答えはすぐにやって来た。
ミナが剣を構える。
茂みから姿を現したのは、幼子くらいの背丈の生き物だ。
猿のように「キーッ! キーッ!」と耳障りな鳴き声を発しているが、猿と違って毛皮は一切なく、肌はどす黒く濁った緑色。
何より特徴的なのは、尖った耳とカエルのような目。
耳元まで裂けた口元からは、汚らしくよだれを垂らしている。
本能的に嫌悪感が湧く。
醜悪という言葉がお似合いの姿形だ。
こ奴らは次々と姿を現し、その数は十匹にもなった。
こんな異形が出てくるあたり、いよいよ神隠しを否定出来なくなった。ここは現世ではない。異界なのだ。
「こいつらを『ごぶりん』と言ったな? どういう生き物だ?」
「魔物の一種だ。群れると手強い……」
「これが魔物? 道理で気色の悪い姿をしている訳だ。ところで、こ奴らに触れることは出来るか?」
「触れる? もちろん可能だ」
「物の怪の類ではないのだな。すり抜けたらどうしようかと思っていた」
「すり抜けることはない……な」
「最後にもう一つ。群れると手強いと言ったな? ならば一匹一匹は弱いか?」
「退治に苦労することはない」
「結構。ではミナ、背中を任せたぞ。新手への警戒も怠るな」
「何? どうするつもりだ!?」
「こうするのだ!」
応えるや否や『ごぶりん』どもに向かって駆けだす。
醜悪な魔物共が戸惑ったように見えた。
武器を持たぬ者が真っ先に動き出すとは思ってもいなかったようだ。
狙いはどいつにするか。
左側の奴ではない。右側の奴でもない。
ちょうど真ん中あたりにいる奴だ!
一気に距離を詰め――――、
「――――ふっ!」
「グゲッ!」
頭を容赦なく蹴り飛ばしてやった。
身体が小さいだけにあっさりと吹き飛び、木に当たって動かなくなる。首がおかしな方向に曲がっていた。
奴の様子を横目で確認しつつ、動きは止めない。
混乱する『ごぶりん』共を手近な奴から次々と蹴り飛ばして黙らせていく。
足を軽く上げたあたりに奴らの頭があるのだ。蹴り飛ばすのは難しくない。
四匹目を倒したところで、ようやく『ごぶりん』共が反撃に転じた。
「キ――――ッ!」
猿のように飛び上がって俺の顔を目掛けて迫って来るが――――、
「――――っ!」
「ゴバッ!」
頭を殴りつけ地面に叩き落とす。
背後から向かってきた奴は、頭を掴んで未だに動けないでいる奴へと投げ付けてやった。
これで合計七匹。
新手がいなければ残るは三匹だ!
「キ……キ――――ッ!
だがしかし、残った連中は不利を悟ったのだろう。
仲間を見捨てて逃げ出し、あっという間に茂みの中へ消えてしまった。
無理に追うことはないか。
奴らが逃げる「ガサガサ」という音が遠のいていく。
振り返ると、ミナが目を丸くしていた。
「まだ警戒を解いてはならん。呆けている暇はないぞ」
「わ、分かった……」
「何か刃物は持っておらぬか?」
「……剣ではダメなのか?」
「警戒を続けるのに必要であろう? それはミナが持っておけ」
「なら、このナイフを使え……」
ミナが腰の袋から手の平大の刃物を取り出した。
「初めて見る刃物だな……ナイフと言ったか? 小さなものだが、奴ら相手には十分だな」
「何に使うのだ?」
「トドメを刺す。心の臓は左側でよいのか?」
首がおかしな方向に曲がった奴を含め、一匹も漏らさずトドメを刺していく。
心臓と思しき位置に刃を立てると、奴らの肌と同じ色――どす黒く濁った緑色の血が流れ出した。
血の色まで気色悪いとは……。おまけに鼻が潰れてしまいそうな酷い臭いだ。
歯を食いしばって耐える。
結局、七匹全部にトドメを刺すのに大した時はかからなかった。
ナイフには血がベッタリとついている。人間の血に比べ、粘り気が強いように感じた。
簡単には落とせそうにない。
これをそのまま返すのは気が引けるな……。
懐から手拭いを取り出し、血を拭う。
「ミナ、すまぬ。お主のナイフをひどく汚してしまった」
「いや……。そんなことより、貴様に尋ねたいことがある」
ミナが険しい表情のまま、俺の顔を覗き込んだ。
「私を組み伏せた技と言い、ゴブリンを倒した手並みと言い、認めたくはないが、貴様の体術は見事だった。そこらのならず者やゴロツキが扱えるものではない」
「褒め言葉と思っておこう。比べる相手がならず者とゴロツキなのは残念だがな」
「一体どこで身に付けた? ゴブリンは強くはないが、素早い動きと小さな身体が相まって攻撃を当てづらく、数がそろうと厄介な相手だ。十匹も集まれば、経験豊富な騎士でも手を焼くほどにな」
「騎士? 騎乗を許された者のことか?」
「そうだ。剣技に優れ、兵を率いる力のある者が馬へ乗ることを許され、騎士となる。未熟とは言え、私も騎士の端くれだ。貴様の実力が分からん訳ではない…………」
女子が騎乗の士となるとは珍しい。
まるで巴御前だが、異界ではこれが当たり前なのだろうか?
いや、女子と侮ってはならんな。
魔法とかいう、恐ろしい技も使えるのだ。
「褒められて悪い気はせぬが、この程度大したものではない。槍や刀があればもっと楽に退治出来たであろうしな」
「槍は分かるが……カタナ?」
「お主の剣と違い、反りのある片刃の剣だ」
「……ちょっと待て。貴様は体術を修めた武術家ではないのか!?」
「武器を使った戦いの方が得意だ。体術はたしなみ程度に過ぎん」
「あれほどの体術がたしなみっ!?」
「そうだ」
「私はそんな相手に負けたのか……くっ……!」
ミナが拳を握って悔しがる。
古傷をえぐられたような顔をしている。
「そう気を落とすことはない。お主は剣だけでなく、あの魔法とやらも使えるのだろう?」
「魔法を知らないのか?」
「うむ! まったく知らん!」
「清々しいまでに認めるか……」
「すまぬが教えてくれるか?」
「……魔法とは、己の内に宿る魔力を使い、あらゆる現象を起こす技。風だけなく、炎を起こし、雷を走らせ、水を生むことも出来る。怪我を癒す魔法もある」
「なんと! そんなことが出来るのか! 誰でも使えるのか?」
「魔力は誰にでもあるが、魔法を使う感覚を掴むことが難しい。使いこなせる者は、百人に一人とも、千人に一人とも言われる」
「ならば、お主は得難い才を持っているのだ。気を落とすことはあるまい」
「その私に貴様は勝ったのだぞ? それも二度。怪我一つ負わせずに……。もしや、貴様は高名な武人ではないのか? 私が及びもせぬような……」
「高名ではないが武人は武人だ。侍だからな。幼い頃から武芸は厳しく仕込まれた」
「サムライ?」
「ようやく俺の話に興味が出てきたか? 一から話そう」
日ノ本のこと、領主であること、神隠しに遭ったのかもしれぬことを話した。
最初は信じてもらえなんだが、さて、今度はどうか?
話が進むにつれ、ミナは口元に手を当て考え込み始めた。
「これはまさかホーガン様と同じ? いやっ! そんなはずはない! このような男が……」
「ホーガン? 何者だ?」
「……四百年前、シュヴァーベン帝国の建国に力を尽くしたお方だ。あらゆる武器を使いこなす一流の武人だったと伝わるが、出自が謎に包まれている。異世界より渡り来た人物だったとも言われている」
「ほう……四百年前のホーガンか」
もしや、朝廷の官職である判官の意味であろうか?
四百年前と言えば、日ノ本では源平合戦の頃。
その時代の判官で有名どころと言えば九郎判官――源義経だが……。
「……まさかな」
「何だ?」
「いや、何でもない。ところでこの後のことなのだが――――」
「キーッ!」
ようやく落ち着いて話が出来ると思えば、またしてもあの『ごぶりん』が一匹姿を現した。
もしや、先程逃した奴が舞い戻って来たのであろうか?
だが、俺達に目をくれることなく一目散に走り去ろうとする。
まるで何かに怯えているようだ。
そして、答えはすぐにやって来た。
30
お気に入りに追加
61
あなたにおすすめの小説
レオナルド・ダ・オースティン 〜魔剣使いの若き英雄〜
優陽 yûhi
ファンタジー
じいちゃん、ばあちゃんと呼ぶ、剣神と大賢者に育てられ、
戦闘力、魔法、知能共、規格外の能力を持つ12歳の少年。
本来、精神を支配され、身体を乗っ取られると言う危うい魔剣を使いこなし、
皆に可愛がられ愛される性格にも拘らず、
剣と魔法で、容赦も遠慮も無い傍若無人の戦いを繰り広げる。
彼の名前はレオナルド。出生は謎に包まれている。
練習船で異世界に来ちゃったんだが?! ~異世界海洋探訪記~
さみぃぐらぁど
ファンタジー
航海訓練所の練習船「海鵜丸」はハワイへ向けた長期練習航海中、突然嵐に巻き込まれ、落雷を受ける。
衝撃に気を失った主人公たち当直実習生。彼らが目を覚まして目撃したものは、自分たち以外教官も実習生も居ない船、無線も電子海図も繋がらない海、そして大洋を往く見たこともない戦列艦の艦隊だった。
そして実習生たちは、自分たちがどこか地球とは違う星_異世界とでも呼ぶべき空間にやって来たことを悟る。
燃料も食料も補給の目途が立たない異世界。
果たして彼らは、自分たちの力で、船とともに現代日本の海へ帰れるのか⁈
※この作品は「カクヨム」においても投稿しています。https://kakuyomu.jp/works/16818023213965695770
クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される
こたろう文庫
ファンタジー
日頃からいじめにあっていた影宮 灰人は授業中に突如現れた転移陣によってクラスごと転移されそうになるが、咄嗟の機転により転移を一人だけ回避することに成功する。しかし女神の説得?により結局異世界転移するが、転移先の国王から職業[逃亡者]が無能という理由にて処刑されることになる
初執筆作品になりますので日本語などおかしい部分があるかと思いますが、温かい目で読んで頂き、少しでも面白いと思って頂ければ幸いです。
なろう・カクヨム・アルファポリスにて公開しています
こちらの作品も宜しければお願いします
[イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で学園最強に・・・]
超文明日本
点P
ファンタジー
2030年の日本は、憲法改正により国防軍を保有していた。海軍は艦名を漢字表記に変更し、正規空母、原子力潜水艦を保有した。空軍はステルス爆撃機を保有。さらにアメリカからの要求で核兵器も保有していた。世界で1、2を争うほどの軍事力を有する。
そんな日本はある日、列島全域が突如として謎の光に包まれる。光が消えると他国と連絡が取れなくなっていた。
異世界転移ネタなんて何番煎じかわかりませんがとりあえず書きます。この話はフィクションです。実在の人物、団体、地名等とは一切関係ありません。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
俺の召喚獣だけレベルアップする
摂政
ファンタジー
【第10章、始動!!】ダンジョンが現れた、現代社会のお話
主人公の冴島渉は、友人の誘いに乗って、冒険者登録を行った
しかし、彼が神から与えられたのは、一生レベルアップしない召喚獣を用いて戦う【召喚士】という力だった
それでも、渉は召喚獣を使って、見事、ダンジョンのボスを撃破する
そして、彼が得たのは----召喚獣をレベルアップさせる能力だった
この世界で唯一、召喚獣をレベルアップさせられる渉
神から与えられた制約で、人間とパーティーを組めない彼は、誰にも知られることがないまま、どんどん強くなっていく……
※召喚獣や魔物などについて、『おーぷん2ちゃんねる:にゅー速VIP』にて『おーぷん民でまじめにファンタジー世界を作ろう』で作られた世界観……というか、モンスターを一部使用して書きました!!
内容を纏めたwikiもありますので、お暇な時に一読していただければ更に楽しめるかもしれません?
https://www65.atwiki.jp/opfan/pages/1.html
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる