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第2話 元日なんだよな!!

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酒の力は偉大だ!! と、そんなことを言っている場合じゃない。

いくら酒で酔ったからと言って、よみがえる年越しセックスの余韻。
次第に脳裏にビジュアル化する昨夜の情景。
しかも、そのはっきりとした証拠は……3人共、裸であるということだ。

「あぁ、ごめんねぇ俊哉。俊哉の童貞、私が本当にもらちゃって良かったのかなぁ。後悔していない? こんな叔母さんで。むしろ佐奈の方が良かったりして……あはははは、なんちゃったりして!」
「でも、友也お兄ちゃんの初お口パックンフェラで、初ごっくんしたのは私だよ」

「いや、……その、なんて言ったらいいのか。叔母さんと従妹でしかも親子であってその、なんていうか――――す、すみません! 酔っていたとはいえやってはいけないことをしてしまって」
「ああ、ヤッパリ後悔してんだぁ――――」
ニまぁーとしながら真梨香叔母さんは言う。

「こ、後悔なんてしていません。むしろ願ったりかなったりと言うか。俺の好みと言うか求めていたことに限りなく近い状態だったというかその……ですね」
いやはやなんと釈明したらいいのか。その適切な言葉が出てこない。
おい、現役高校生しっかりしろと、言いたいところだが、当の二人はそんなこと気にしている様子もなく。

「たださぁ、まさか佐奈と3pするとは思ってもいなかった」
「そうね、ママと一緒にセックスするなんて、私も考えたことなんかなったけど。でもいいじゃない気持ちよかったし楽しかったよ」
「ふぅーん。そうなんだ。あの佐奈がねぇ―、こうも変わっていたなんてほんと知らなかったよ」
「何よ、そんなの当たり前でしょ。いつまでも幼いままではいられないんだからね」

「はいはい、ヤッパリ血は争えないていうことか」
「そうかもね。私は正真正銘ママの血を強く受け継いでいるのは確かだわ」
叔母さんの血って、エッチに寛容だということか? 

佐奈ちゃんのカミングアウト。初体験が小学生であって、10人もの男とあの体が交わりあっていた。
いやいや、あのキツキツのおまんこにねじ込んでいた奴が10人もいたなんて、マジで許せん!
て、言う俺もその奴らと同じっていうことか。

しかしだ、この親子は何故にこんなにも、あからさまにお互いの秘部と言えることを話せるのか。いやそれよりもそれを平然と受け入れているところが恐ろしいというか、俺には理解しがたい部分もある。
それが女同士の親子であるからなのか? 

正直に言えば、こういうことを気兼ねなく話せるというのはいささか羨ましい部分もある。
俺が母親にこういうことを話せるか? いや無理だろう。じゃぁ、同じ男として、親父にはどうだ?
絶対にありえねぇな。

まぁ、でも。俺が母親にこういうことをカミングアウトするということは、俺がひそかに抱いている欲望をさらけ出すということになるわけだが……。
それにしても、その欲望が半分? いやいや半分以上だろこりゃ、叶ったというこの現実。
この親子に感謝と言うべきなんだろう。

俺の欲望、言えねぇよな。でもよ、もう一つの欲望もなんだ叶っちまったというか、こっちはなんだか不思議な気分だ。
ちらりと、佐奈ちゃんの方に視線を向けると、中学生にしては……と言うべきなのだろうか? これってサイズどれだけあるんだろう。
実際こうして実物のおっぱいと言うものを目にするのは始めてなんだが。
ネットなんかで見るおっぱいの感じとは違う。

なんだ? 何かを連想してしまう。ふとその時思い出したのが、中学の時学校祭でやったバケツプリンだった。バケツと言ってもよくある幼児用の砂遊びセットのあのバケツにプリンを作ったんだが、かなり固めに作ったのが功をしたんだろう崩れることなく、バケツから出たあのプリンのぽわわんとした、それでいて、それなりに存在感を醸し出していたプリンの姿に、目の前にある佐奈ちゃんのおっぱいを重ねてしまう。

に、してもあの大きさでも、しっかりとした固さがあるというか、この場合張りと言うのか。
その存在感は絶大だ。

「なんですか俊哉お兄ちゃん。私のおっぱいガン見しながら、おちんちんまたこんなにおっきくさせちゃって。ほんとにもう、絶倫ですね。あんだけ私達の中に出したのにもうこんなになちゃって」
「うわぁ、ほんとカチカチじゃないの」
真梨香叔母さん。いや真梨香さんの手が俺の一物を握りしめる。

「それにしても俊哉ってホントおっきいよね。たまたまも固いし、こんなにおっきんだもん。精子いくらでも出てきそう」
竿をにっていた手が玉袋にシフトして、パクリと恵梨香さんの口が俺の膨れ上がった竿をくわえ込んだ。
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