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ドール 姉妹の団結
ドール 姉妹の団結 その11 沙良の危機ACT10
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「ドール・インテグレーション・プロジェクト」
私たちが初のドールの表舞台を飾った。
私達三姉妹、いや、四姉妹がこの世界にドールと言う存在を表に出したのだ。
その実感はまだしっくりと来ないけど、でも……何か大きなことをやり遂げたという思いは強かった。
私も真由美も、そして沙良ちゃんも。
次の日のあの会場には新たなドールが投入されている。順次、登録されているドールが表の世界に現れる。
幸い、初日当日沙良ちゃんは無事だった。でも沙良ちゃんに対する脅威は終わった訳ではない。
まだエリック・トマースからの攻撃が続いているのは確かだ。
でも彼はあそこで何を言っていたんだろう。
私たちに指をさし向けながら、毅然としたあの態度で、私たちに何かを話しかけていた。
ホテルのベッド。カーテンからは光が差し込んでいた。隣には真由美が可愛い寝顔を私に見せている。
幸せそうな寝顔。
「真由美綺麗になったね……」
ほんのこの間、夏休み前の真由美はおとなしい、どこか影のある子だった。
その雰囲気は今の真由美を見ていると、想像もつかないほど別人のようになってしまった。
真由美の本当の気持ちを知って、その気持ちを私が受け止め、そして私たちは結ばれた。
それだけでも、この子にとっては大きすぎる変化なのに。
ドールとして私と初の舞台を一緒に経験し、それを成し遂げた。
真由美がいたから私は今ここにいるような気がする。
そして、真由美も、私の事を自分の鏡のようにいつも見つめている。
静かに真由美の瞳が輝きを戻し始めた。
にっこりとほほ笑んで
「亜美、おはよう」
「おはよう……真由美」
ベッドの中で見つめ合い、まるで磁石が吸い付くように私たちはお互いの唇を重ね合わせる。
「もう体大丈夫?」
真由美が心配そうに私に訊く。
「うん、もう大丈夫だよ。心配かけさせてごめんね」
「ううん、亜美が元気ならそれでいいの」
真由美のさらさらとした髪の毛を指で滑らす。
あの甘い香りが私を包み込んでいるのが分かる。
「真由美髪伸びたね」
「少しね、亜美も伸びたね。これから伸ばすの」
「どうしよっかなぁ……でも髪も勝手に切ると怒られそうだから、沙也加さんに相談しないと」
「そうだね、もう私達、そうなっちゃったんだよね」
でも特別自由を私たちは奪われたわけではなかった。
その日、ようやく自宅にいったん帰ることが出来た。
ほとんど何も持たず、家の中の事もそのままの状態でこの数日間ホテルとスタジオの往復ばかりだった。
さすがの美代ねぇも
「ねぇ彼方ぁ、私もおうちに帰りたいよう!」
「あはは、そうだよね。エリックも今すぐには今回のこちらの先制で仕掛けては来ないと思うから大丈夫だよ」
「やったぁ――! それじゃミーちゃんたちも一緒でいいでしょ」
「多分構わないと思うよ。彼女たちの次のスケジュールは、一応マネージャの岡西愛理君に確認しておいた方がいいけどな」
「そうねぇ、それじゃちょっと確認してくるわ」
「あ、それと美代」
「なぁに彼方……今日俺、父さんの所に行ってくるよ」
「そっかぁ、会うの何年振り?」
「さぁな、でも前みたいに嫌じゃないんだ。これも美代のおかげだな。ありがとう美代」
「頑張って!」
そっと美代の唇が僕の唇に触れた。
「何、今さら赤くなってんのよ……タン塩君。それじゃ。麻美ちゃん彼方の事よろしくね」
「社長」
「どうした岡西君?」
「あのぉ……わ、私。ヤキモチ妬いてもいいですか?」
「ん……ヤキモチなんか妬く必要がどこにあるんだい」
「あっ……うっっ!」
「社長……私あなたの事……」
彼方は麻美の言葉を遮った。
「今はその言葉、まだお預けだよ麻美」
「はい社長……」
「お疲れさまでしたご到着いたしましたよ」
私たちは送迎の車の中で寝ていたらしい。
気が付くと、マンションの前に車は泊っていた。
ほんの少しの間だったけど、とても懐かしい街の匂いがした。
「帰って来たね」
「うん、亜美」
エントランスのロックを解除しようとした時
「亜美!」
と、私を呼び声がした。その方を見ると亜希子がいた。
「……亜希子」
「なんだか、亜美たち変わっちゃったみたいだね」
「き、今日、バイト休みなの」
「うん、今日は入っていないんだ」
「そっかぁ、とりあえず入ろうよ。散らかっているけどね」
「うん」
「美代ねぇいいよね」
「はぁい、喜んで、さぁどうぞおはいりなさい」
亜希子はずっと私と、目を合わせないようにしている。
多分あの時会場で見たことが、亜希子をそうさせているんだと思う。
ドアを開けるとモアァーとした空気が流れ込んでくる。
「わぁああ凄い、なんか一か月もほったらかしにしてた様な感じがすよぉぉ」
「なははは、そうだね」
とりあえずエアコンのスイッチを入れ、窓を開けてこのよどんだ空気を外に逃がした。
「ねぇ、後で尚子のお店に行かない。今日はお店開いているはずだから」
「うん、そうしよっかぁ」
「ねぇさん、いないと思ったら戻っていたのね」
「尚子はお店もあるし、先に帰しておいたんだぁ。ま、それにちょっと別件の用事もあったんだけどね」
「別件?」
まぁ美代ねぇの事だ、また裏で何かを仕掛けているんだろうな。もうあまり驚かなくなったし、詮索もしない方がお互いの為だという事は暗黙の了解で分かりあっていた。
ピンポン!
エントランスインターフォンが鳴った。
「ん、もうおねぇ様方先に帰っちゃうんですもの沙良だけのけ者ですか」
「あら、意外と早かったわね」
沙良ちゃんスケジュールの打ち合わせがあるから午後になるってマネージャさんから聞いたんだけど」
「もういいですから早く開けてくださいよぉ」
「はいはいわかったわ今開けるから」
部屋に入るなり沙良ちゃんはちょっとご機嫌斜め。
「どうせいんですのよ。私は忙しいんですから……」
と言いながらも美代ねぇにべったりだ。
「ねぇこの子誰?」
「あ、そうか亜希子初めてだったんだ。私と美代ねぇの妹」
「え、妹って? 亜美に妹いたの? もしかして隠し子?」
「違うよ、ほら父さん、うー、父だ。そう父の再婚相手の人の子だった、だから正確には義妹になるんだけど」
「はぁあのさぁ、亜美。この短期間で物凄くあなたの環境って変わったんだ。それ私何も知らなかったんだ」
「うぅー、そこ突っ込まれると亜希子にはないも言えないよぉ。私だってほんとは物凄く驚いているんだもの」
「亜美ねぇさんこの人ってどちらの方?」
「私のクラスメイトで友達の佐久間亜希子」
「そうなんですの、私小岩沙良高1です」
「え、高校生なの? てっきり中学生くらいだと思っていたけど」
亜希子は沙良ちゃんの顔をじっと見つめ
「もしかして昨日の会場で、ドールって言うの? 出ていたよね」
「ええ、出ていましたわよ」
「やっぱり。亜美たちもそのドールって言うので出ていたんだよね」
「亜希子ちゃんにはちゃんと説明しておいた方がよさそうね」
美代ねぇが亜希子に事の成り行きを話してくれた。
じゃぁ何、亜美たちはそのなんだっけ、エリ……何とかさんに狙われているていう事なの?」
「まぁ正確には沙良ちゃんが一番のターゲットになっているんだけど、成り行き上ミーちゃんたちも巻き込まれちゃったカタチになったと言う事かなぁ」
「なんか凄いことになってたんだね」
「ごめんね亜希子、隠すつもりはなかったんだけど、私たちもほんとに急遽こうんな状態になっちゃったから連絡も出来なかったんだよ」
「そんなこと別に気にしなくてもいいんだけど、たださぁ、なんかみんな別な世界の人になっちゃったみたいで寂しんだよね」
「うん……ごめん亜希子」
「でもさぁ、今まで通り、亜美も真由美も私の友達でいてくれるよね」
「うん、それはもちろん。真由美もそうだよ」
「亜希子ちゃん、そんなこと心配していたの?」
「だってさぁ―、二人とも違う世界に行ってしまったから、私なんかとはもう友達でいられないなんて言われるんじゃないかんって思ってたから」
「そんなことある訳ないでしょ、亜希子ちゃん。私たちはずっと親友だよ」
「あ、ありがと真由美。そして亜美」
亜希子は少し涙ぐんでいた
「それでさぁ、私からもちょっと報告があるんだぁ」
「報告 、何に?」
「あのさぁ、彼、真下尚て言うんだけど」
「亜希子の彼氏君の事?」
「うんそうなんだけど」
「なになに、亜希子ちゃんに男の彼氏ができたの?」
美代ねぇが身を乗り出して聞いてきた。
「ああ、美代さんには話してなかったんだけど、一緒のバイトしてる人なんだけどね。……私尚君の事もっと、ううん、本気で付きあう事にした。亜美ごめん」
「ううん、そっかぁ……亜希子も決めたんだね。自分の進む道」
「うん、この先どうなるかは分からないけど、もし……尚君が戻ってこないことになっても私は尚君の傍に居たい。だから今は悔いを残さないようにしたいんだ」
「うん、辛いけど頑張ってね。私たちも応援するから」
「ありがとう亜美……」
私たちは少しづつ、それぞれの道に歩みだし始めていた。
私たちが初のドールの表舞台を飾った。
私達三姉妹、いや、四姉妹がこの世界にドールと言う存在を表に出したのだ。
その実感はまだしっくりと来ないけど、でも……何か大きなことをやり遂げたという思いは強かった。
私も真由美も、そして沙良ちゃんも。
次の日のあの会場には新たなドールが投入されている。順次、登録されているドールが表の世界に現れる。
幸い、初日当日沙良ちゃんは無事だった。でも沙良ちゃんに対する脅威は終わった訳ではない。
まだエリック・トマースからの攻撃が続いているのは確かだ。
でも彼はあそこで何を言っていたんだろう。
私たちに指をさし向けながら、毅然としたあの態度で、私たちに何かを話しかけていた。
ホテルのベッド。カーテンからは光が差し込んでいた。隣には真由美が可愛い寝顔を私に見せている。
幸せそうな寝顔。
「真由美綺麗になったね……」
ほんのこの間、夏休み前の真由美はおとなしい、どこか影のある子だった。
その雰囲気は今の真由美を見ていると、想像もつかないほど別人のようになってしまった。
真由美の本当の気持ちを知って、その気持ちを私が受け止め、そして私たちは結ばれた。
それだけでも、この子にとっては大きすぎる変化なのに。
ドールとして私と初の舞台を一緒に経験し、それを成し遂げた。
真由美がいたから私は今ここにいるような気がする。
そして、真由美も、私の事を自分の鏡のようにいつも見つめている。
静かに真由美の瞳が輝きを戻し始めた。
にっこりとほほ笑んで
「亜美、おはよう」
「おはよう……真由美」
ベッドの中で見つめ合い、まるで磁石が吸い付くように私たちはお互いの唇を重ね合わせる。
「もう体大丈夫?」
真由美が心配そうに私に訊く。
「うん、もう大丈夫だよ。心配かけさせてごめんね」
「ううん、亜美が元気ならそれでいいの」
真由美のさらさらとした髪の毛を指で滑らす。
あの甘い香りが私を包み込んでいるのが分かる。
「真由美髪伸びたね」
「少しね、亜美も伸びたね。これから伸ばすの」
「どうしよっかなぁ……でも髪も勝手に切ると怒られそうだから、沙也加さんに相談しないと」
「そうだね、もう私達、そうなっちゃったんだよね」
でも特別自由を私たちは奪われたわけではなかった。
その日、ようやく自宅にいったん帰ることが出来た。
ほとんど何も持たず、家の中の事もそのままの状態でこの数日間ホテルとスタジオの往復ばかりだった。
さすがの美代ねぇも
「ねぇ彼方ぁ、私もおうちに帰りたいよう!」
「あはは、そうだよね。エリックも今すぐには今回のこちらの先制で仕掛けては来ないと思うから大丈夫だよ」
「やったぁ――! それじゃミーちゃんたちも一緒でいいでしょ」
「多分構わないと思うよ。彼女たちの次のスケジュールは、一応マネージャの岡西愛理君に確認しておいた方がいいけどな」
「そうねぇ、それじゃちょっと確認してくるわ」
「あ、それと美代」
「なぁに彼方……今日俺、父さんの所に行ってくるよ」
「そっかぁ、会うの何年振り?」
「さぁな、でも前みたいに嫌じゃないんだ。これも美代のおかげだな。ありがとう美代」
「頑張って!」
そっと美代の唇が僕の唇に触れた。
「何、今さら赤くなってんのよ……タン塩君。それじゃ。麻美ちゃん彼方の事よろしくね」
「社長」
「どうした岡西君?」
「あのぉ……わ、私。ヤキモチ妬いてもいいですか?」
「ん……ヤキモチなんか妬く必要がどこにあるんだい」
「あっ……うっっ!」
「社長……私あなたの事……」
彼方は麻美の言葉を遮った。
「今はその言葉、まだお預けだよ麻美」
「はい社長……」
「お疲れさまでしたご到着いたしましたよ」
私たちは送迎の車の中で寝ていたらしい。
気が付くと、マンションの前に車は泊っていた。
ほんの少しの間だったけど、とても懐かしい街の匂いがした。
「帰って来たね」
「うん、亜美」
エントランスのロックを解除しようとした時
「亜美!」
と、私を呼び声がした。その方を見ると亜希子がいた。
「……亜希子」
「なんだか、亜美たち変わっちゃったみたいだね」
「き、今日、バイト休みなの」
「うん、今日は入っていないんだ」
「そっかぁ、とりあえず入ろうよ。散らかっているけどね」
「うん」
「美代ねぇいいよね」
「はぁい、喜んで、さぁどうぞおはいりなさい」
亜希子はずっと私と、目を合わせないようにしている。
多分あの時会場で見たことが、亜希子をそうさせているんだと思う。
ドアを開けるとモアァーとした空気が流れ込んでくる。
「わぁああ凄い、なんか一か月もほったらかしにしてた様な感じがすよぉぉ」
「なははは、そうだね」
とりあえずエアコンのスイッチを入れ、窓を開けてこのよどんだ空気を外に逃がした。
「ねぇ、後で尚子のお店に行かない。今日はお店開いているはずだから」
「うん、そうしよっかぁ」
「ねぇさん、いないと思ったら戻っていたのね」
「尚子はお店もあるし、先に帰しておいたんだぁ。ま、それにちょっと別件の用事もあったんだけどね」
「別件?」
まぁ美代ねぇの事だ、また裏で何かを仕掛けているんだろうな。もうあまり驚かなくなったし、詮索もしない方がお互いの為だという事は暗黙の了解で分かりあっていた。
ピンポン!
エントランスインターフォンが鳴った。
「ん、もうおねぇ様方先に帰っちゃうんですもの沙良だけのけ者ですか」
「あら、意外と早かったわね」
沙良ちゃんスケジュールの打ち合わせがあるから午後になるってマネージャさんから聞いたんだけど」
「もういいですから早く開けてくださいよぉ」
「はいはいわかったわ今開けるから」
部屋に入るなり沙良ちゃんはちょっとご機嫌斜め。
「どうせいんですのよ。私は忙しいんですから……」
と言いながらも美代ねぇにべったりだ。
「ねぇこの子誰?」
「あ、そうか亜希子初めてだったんだ。私と美代ねぇの妹」
「え、妹って? 亜美に妹いたの? もしかして隠し子?」
「違うよ、ほら父さん、うー、父だ。そう父の再婚相手の人の子だった、だから正確には義妹になるんだけど」
「はぁあのさぁ、亜美。この短期間で物凄くあなたの環境って変わったんだ。それ私何も知らなかったんだ」
「うぅー、そこ突っ込まれると亜希子にはないも言えないよぉ。私だってほんとは物凄く驚いているんだもの」
「亜美ねぇさんこの人ってどちらの方?」
「私のクラスメイトで友達の佐久間亜希子」
「そうなんですの、私小岩沙良高1です」
「え、高校生なの? てっきり中学生くらいだと思っていたけど」
亜希子は沙良ちゃんの顔をじっと見つめ
「もしかして昨日の会場で、ドールって言うの? 出ていたよね」
「ええ、出ていましたわよ」
「やっぱり。亜美たちもそのドールって言うので出ていたんだよね」
「亜希子ちゃんにはちゃんと説明しておいた方がよさそうね」
美代ねぇが亜希子に事の成り行きを話してくれた。
じゃぁ何、亜美たちはそのなんだっけ、エリ……何とかさんに狙われているていう事なの?」
「まぁ正確には沙良ちゃんが一番のターゲットになっているんだけど、成り行き上ミーちゃんたちも巻き込まれちゃったカタチになったと言う事かなぁ」
「なんか凄いことになってたんだね」
「ごめんね亜希子、隠すつもりはなかったんだけど、私たちもほんとに急遽こうんな状態になっちゃったから連絡も出来なかったんだよ」
「そんなこと別に気にしなくてもいいんだけど、たださぁ、なんかみんな別な世界の人になっちゃったみたいで寂しんだよね」
「うん……ごめん亜希子」
「でもさぁ、今まで通り、亜美も真由美も私の友達でいてくれるよね」
「うん、それはもちろん。真由美もそうだよ」
「亜希子ちゃん、そんなこと心配していたの?」
「だってさぁ―、二人とも違う世界に行ってしまったから、私なんかとはもう友達でいられないなんて言われるんじゃないかんって思ってたから」
「そんなことある訳ないでしょ、亜希子ちゃん。私たちはずっと親友だよ」
「あ、ありがと真由美。そして亜美」
亜希子は少し涙ぐんでいた
「それでさぁ、私からもちょっと報告があるんだぁ」
「報告 、何に?」
「あのさぁ、彼、真下尚て言うんだけど」
「亜希子の彼氏君の事?」
「うんそうなんだけど」
「なになに、亜希子ちゃんに男の彼氏ができたの?」
美代ねぇが身を乗り出して聞いてきた。
「ああ、美代さんには話してなかったんだけど、一緒のバイトしてる人なんだけどね。……私尚君の事もっと、ううん、本気で付きあう事にした。亜美ごめん」
「ううん、そっかぁ……亜希子も決めたんだね。自分の進む道」
「うん、この先どうなるかは分からないけど、もし……尚君が戻ってこないことになっても私は尚君の傍に居たい。だから今は悔いを残さないようにしたいんだ」
「うん、辛いけど頑張ってね。私たちも応援するから」
「ありがとう亜美……」
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