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ドール 姉妹の団結
ドール 姉妹の団結 その10 沙良の危機ACT9
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「Bad end」
あはは、いいねぇ。滑稽だよ、晒されるドールの姿。
もっと注目浴びなよ。もっと可愛く愛そう振りまきなよ。
もう時期君たちの行き場所はなくなるんだから……。
「エリック様こちらを」
男が1冊の週刊誌をエリックに手渡した。
そこに書かれていた見出しは
『Experience社 新たな事業展開を発足』
今まで表事業としては公開されていなかった、 Experience社のもう一つの顔が新たな事業として発足された。
「ドール・インテグレーション・プロジェクト」
芸能プロダクション、イベント事業に総力を掲げてきた同社はこの度、今まで極秘裏に開催されていたドールプロジェクトを一般公開させた。
第一弾として、現在開催されている主力ゲームメーカー三社による合同イベントに、影の存在であったドールと呼ばれるコスプレイヤーが出演する。
今後同社はドール登録されている人員を順次各事業イベント等に出演させる予定だ。
ドールと呼ばれる存在は、単なるコスプレイヤー達の集まりではない。
その水準の高さはモデルプランナー要素も多大に含まれる。
言わばコスプレイヤーのプロ集団と言えよう……
「やってくれるねぇ、彼方。すでに手は打ってあったという事か」
「現在この記事の影響でしょう、Experience社の株価が急上昇しています」
「ふん、なんか面白くねぇなぁ。このイベント即刻中止させろ。それくらい簡単だろ。僕の傘下なんだから」
「そ、それが……まことに言いにくいのですが。今回ここで開催されている協賛および主要主催社すべて、Experience社との業務提携を結んだようで……」
「はぁ……、どういう事なんだいったい」
「まだ詳細は把握しきれておりませんが、ただExperience社に後ろ盾が付いた様でして」
「後ろ盾……ふっ、ははは。そうか、君もついに親のすねをかじるようになったんだ。いいねぇ彼方よぉ、最後の頼み綱を自ら握ったという事か。僕と同じになったんじゃないか。喜ばしいよ、君が苦悩している顔が目に浮かぶようだよ」
「これからどのように致しますか、エリック様」
「ふん、僕は帰るよ……沙良ちゃんの姿も観れたことだし。それにあの二人のドール。面白いよ、利用価値はあるんじゃないのかなぁ。まぁいいそれは後からだ」
「彼方、出ているよ週刊誌。Experienceの事」
「うん、美代の言う通りにメディアには先に告知しておいたからな。でも本当に良かったのか」
「何が?」
「何がって、ドールを表に出すことさ」
「それを言うなら、あなたが先にやろうとしていたことを、私が引き継いだだけの様なものだよ」
「え、でも僕はドールシステム、クラブ事業を売却しようとしていたんだぜ」
「まだ詰めが甘いのよ彼方は。なんで私が一週間もかけてあなたとクラブの動向調査をしてたと思うの。
それにこの私がただ調査だけで終わらせる訳がないじゃない。最初はあきれたわよ、いいえ怒っちゃったというのが本音。
でもね実態を調査していくうちに、私にも非はあった。ほとんどあなたに依存していた業務形態に、システムの更新がなされないまま中身だけが膨れ上がってしまった。
つまりはドールシステム自体がすでに崩壊しつつあったという事。その変化をあなたは察知して切り離そうとした。そう、あの時私達二人を切り離したようにね。
もし、私が何もせずあのままあなたがドールシステムを売却すれば、Experienceには最小限の打撃だけで済んだかもしれない。社長としてのあなたの判断は間違いではないと思う」
でもね……。
それは彼方あなたの最後を、意味することでもあったのかもしれないなぁ。
今回の事がなくても……。
あなたは自分からまた大切なものを手放そうとしていた。
あの時と同じ事を繰り返そうとしていたのよ。
あなたにとって一番必要なもの、いいえ一番大切な人たちは。
あのきらびく様に輝くドールたちなのよ。
そして今回エリックの一件があなたのその目を覚ましてくれた。
私にすればエリックは予想だにしない、助け船になったのと同じ。
だからこそ、ドールシステムを私は表の世界に出すことを決意した。
「そうね。あなたに残してあげたかったのかなぁ。私のわがままを」
「わがままか、そのわがままが僕を救ってくれるとはね」
「そうね。さぁもう時期ミーちゃんたちの公開も終わる時間よ、あの子たちをちゃんと迎えてあげましょ」
「そうだな……新たな救世主たちをな」
浴びるライトの光、観客のざわめき。
私たちを見つめるの熱い視線。
今私と真由美は、今まで経験をしたこのない、興奮と高揚感に包まれている。
時間が止まっている。
全てのものが、私たちを取り囲むすべてのものが止まっているような感覚。まったく違う世界に二人は取り残されたかの様な感覚が続く。
「ドール撤収まであと1分」
インカムであと1分で終わることが通達された。
もう終わってしまう。
「終わっちゃうね」
「あっという間だったよ」
「……そ、そうだね」
「ドール撤収!」
その言葉の後私たちは大勢の人たちに、笑顔で手を振ってステージを後にした。
控室に入った時、全ての景色がゆがみ始め一気に暗闇の中に落ちて行った。
私は意識を失っていた。
「ミーちゃん、ミーちゃん」
必死に私の事を呼ぶ声がする。ミーちゃんて誰だっけ?
何で私はミーちゃんて呼ばれているんだろう……。
「ミーちゃん」
「亜美、亜美……」
真由美? どうしたのそんな声でなんで泣いているの?
ああ、ミーちゃんて私の事だった。
美代ねぇにミーちゃんてあだ名付けられて、ずっと私……私、美代ねぇ……
「気が付いたか」
「ミーちゃん大丈夫!」
美代ねぇが私を抱いている。温かいなぁ……気持ちいいなぁ。
「み、美代ねぇ」
「よかったよ気が付いて、今ドクターが来るそのままソファーに寝かせよう」
彼方さんが私を抱きかかえ、そっとソファーに寝かせてくれた。
「沙良ちゃんは大丈夫だった?」
「ああ、なんともない。沙良も真由美ちゃんもみんな無事さ」
「そうかぁ、よかった。今日、変な人見ちゃった。オレンジ色の髪のツンツン頭の人。なんか喋っていたけど、聞こえなかったよ」
オレンジ色のツンツン頭……
「エリックだ。彼奴やっぱり来てたんだ」
「あの変な人がエリックて言う人なんだ。でもちょっと可愛い坊ちゃんみたいな人だったなぁ」
「どこが可愛いんだあんな奴。沙良と君たちを見に来たんだと思う」
そっかぁ……何喋っていたんだろうね。
「ドクターが来たようだ亜美ちゃん僕らは外に出ているから、何かあったら何でも言ってくれ」
「それじゃぁ、麻美さん。……お腹減っちゃったぁ」
「亜美さんなんでもご用意いたします。おっしゃってください」
「ええッとねぇ、私牛丼の特盛食べたい!」
「牛丼の特盛ですね。すぐにご用意いたします」
ドクターは私のその言葉を聞いて
「大丈夫そうですね。それだけ食欲もあれば、今晩ゆっくり休んだら朝には元気になっていますよ」
にっこりと笑って言った。
「もしかしてミーちゃん、お腹空いて倒れちゃったの?」
「あははは、もしかしてそうかも……」
「馬鹿ぁ、いくらでも用意してあげる。牛丼でもビーフシチューでも……ビーフシチュー。ああ、また思い出してしまったぁ―。ミーちゃんの作ったビーフシチュー食べ損ねたのぉ」
「美代ねぇ、そんなのいつでも作ってあげるよ。美代ねぇの為だけにね」
「うん、約束だよ。絶対作ってよね」
「うん」
それからすぐに麻美さんは抱え込むように牛丼をたくさん買ってきてくれた。
「さぁ皆さんの分もご用意いたしました。みんなで牛丼、食べましょう!」
ドール初の表舞台のデビューは、成功を期した。
そしてみんなで一緒に牛丼を食べた。
どんな高級ディナーよりも美味しかった。
私の周りの人たちの笑顔が眩しかった。舞台のスポットライトよりも、優しくてそして、とても温かい。
「今日の会場すごい人だったね」
「そうすっね。ホント忙しかったす」
「ほら見てみて、今日の現場ネットで動画配信されているよ。あのドールって言うコスプレイヤー物凄く綺麗だったし可愛かったよ」
その再生回数は今日一日だけで1万件を超えていた。
バイトのリーダー真下郁美がスマホに映し出されている動画を亜希子に見せた。
その動画を見ながら
「何で亜美と真由美が……どうして? ドールっていったい何なの? 亜美、あなたは……」
「もしかしてこの二人組のドール亜希子の知り合いなの?」
「うん、似てるよね。この前送ってもらった写真の子たちに」
亜希子の彼氏君。真下尚も一緒にその動画を見ていた。
「た、多分違うよ。何となく似ているだけだよ。あの二人がこんな舞台に立つなんてあり得ないもん」
「そうかなぁ、似ていると思うんだけどなぁ」
尚の姉、郁美が
「もしさぁ、知り合いだったら凄いじゃん。今度紹介してよ」
「あ、違いますよ。他人のそら似てあるじゃないですか、多分それっすよ」
「まぁ写真の彼女たちの恋人の亜希子が、そう言うんじゃそうなんだろう」
尚君は何となく私をフォローするような感じで姉に言う。
でもあの二人は、間違いなく。
亜美と真由美だった。
あはは、いいねぇ。滑稽だよ、晒されるドールの姿。
もっと注目浴びなよ。もっと可愛く愛そう振りまきなよ。
もう時期君たちの行き場所はなくなるんだから……。
「エリック様こちらを」
男が1冊の週刊誌をエリックに手渡した。
そこに書かれていた見出しは
『Experience社 新たな事業展開を発足』
今まで表事業としては公開されていなかった、 Experience社のもう一つの顔が新たな事業として発足された。
「ドール・インテグレーション・プロジェクト」
芸能プロダクション、イベント事業に総力を掲げてきた同社はこの度、今まで極秘裏に開催されていたドールプロジェクトを一般公開させた。
第一弾として、現在開催されている主力ゲームメーカー三社による合同イベントに、影の存在であったドールと呼ばれるコスプレイヤーが出演する。
今後同社はドール登録されている人員を順次各事業イベント等に出演させる予定だ。
ドールと呼ばれる存在は、単なるコスプレイヤー達の集まりではない。
その水準の高さはモデルプランナー要素も多大に含まれる。
言わばコスプレイヤーのプロ集団と言えよう……
「やってくれるねぇ、彼方。すでに手は打ってあったという事か」
「現在この記事の影響でしょう、Experience社の株価が急上昇しています」
「ふん、なんか面白くねぇなぁ。このイベント即刻中止させろ。それくらい簡単だろ。僕の傘下なんだから」
「そ、それが……まことに言いにくいのですが。今回ここで開催されている協賛および主要主催社すべて、Experience社との業務提携を結んだようで……」
「はぁ……、どういう事なんだいったい」
「まだ詳細は把握しきれておりませんが、ただExperience社に後ろ盾が付いた様でして」
「後ろ盾……ふっ、ははは。そうか、君もついに親のすねをかじるようになったんだ。いいねぇ彼方よぉ、最後の頼み綱を自ら握ったという事か。僕と同じになったんじゃないか。喜ばしいよ、君が苦悩している顔が目に浮かぶようだよ」
「これからどのように致しますか、エリック様」
「ふん、僕は帰るよ……沙良ちゃんの姿も観れたことだし。それにあの二人のドール。面白いよ、利用価値はあるんじゃないのかなぁ。まぁいいそれは後からだ」
「彼方、出ているよ週刊誌。Experienceの事」
「うん、美代の言う通りにメディアには先に告知しておいたからな。でも本当に良かったのか」
「何が?」
「何がって、ドールを表に出すことさ」
「それを言うなら、あなたが先にやろうとしていたことを、私が引き継いだだけの様なものだよ」
「え、でも僕はドールシステム、クラブ事業を売却しようとしていたんだぜ」
「まだ詰めが甘いのよ彼方は。なんで私が一週間もかけてあなたとクラブの動向調査をしてたと思うの。
それにこの私がただ調査だけで終わらせる訳がないじゃない。最初はあきれたわよ、いいえ怒っちゃったというのが本音。
でもね実態を調査していくうちに、私にも非はあった。ほとんどあなたに依存していた業務形態に、システムの更新がなされないまま中身だけが膨れ上がってしまった。
つまりはドールシステム自体がすでに崩壊しつつあったという事。その変化をあなたは察知して切り離そうとした。そう、あの時私達二人を切り離したようにね。
もし、私が何もせずあのままあなたがドールシステムを売却すれば、Experienceには最小限の打撃だけで済んだかもしれない。社長としてのあなたの判断は間違いではないと思う」
でもね……。
それは彼方あなたの最後を、意味することでもあったのかもしれないなぁ。
今回の事がなくても……。
あなたは自分からまた大切なものを手放そうとしていた。
あの時と同じ事を繰り返そうとしていたのよ。
あなたにとって一番必要なもの、いいえ一番大切な人たちは。
あのきらびく様に輝くドールたちなのよ。
そして今回エリックの一件があなたのその目を覚ましてくれた。
私にすればエリックは予想だにしない、助け船になったのと同じ。
だからこそ、ドールシステムを私は表の世界に出すことを決意した。
「そうね。あなたに残してあげたかったのかなぁ。私のわがままを」
「わがままか、そのわがままが僕を救ってくれるとはね」
「そうね。さぁもう時期ミーちゃんたちの公開も終わる時間よ、あの子たちをちゃんと迎えてあげましょ」
「そうだな……新たな救世主たちをな」
浴びるライトの光、観客のざわめき。
私たちを見つめるの熱い視線。
今私と真由美は、今まで経験をしたこのない、興奮と高揚感に包まれている。
時間が止まっている。
全てのものが、私たちを取り囲むすべてのものが止まっているような感覚。まったく違う世界に二人は取り残されたかの様な感覚が続く。
「ドール撤収まであと1分」
インカムであと1分で終わることが通達された。
もう終わってしまう。
「終わっちゃうね」
「あっという間だったよ」
「……そ、そうだね」
「ドール撤収!」
その言葉の後私たちは大勢の人たちに、笑顔で手を振ってステージを後にした。
控室に入った時、全ての景色がゆがみ始め一気に暗闇の中に落ちて行った。
私は意識を失っていた。
「ミーちゃん、ミーちゃん」
必死に私の事を呼ぶ声がする。ミーちゃんて誰だっけ?
何で私はミーちゃんて呼ばれているんだろう……。
「ミーちゃん」
「亜美、亜美……」
真由美? どうしたのそんな声でなんで泣いているの?
ああ、ミーちゃんて私の事だった。
美代ねぇにミーちゃんてあだ名付けられて、ずっと私……私、美代ねぇ……
「気が付いたか」
「ミーちゃん大丈夫!」
美代ねぇが私を抱いている。温かいなぁ……気持ちいいなぁ。
「み、美代ねぇ」
「よかったよ気が付いて、今ドクターが来るそのままソファーに寝かせよう」
彼方さんが私を抱きかかえ、そっとソファーに寝かせてくれた。
「沙良ちゃんは大丈夫だった?」
「ああ、なんともない。沙良も真由美ちゃんもみんな無事さ」
「そうかぁ、よかった。今日、変な人見ちゃった。オレンジ色の髪のツンツン頭の人。なんか喋っていたけど、聞こえなかったよ」
オレンジ色のツンツン頭……
「エリックだ。彼奴やっぱり来てたんだ」
「あの変な人がエリックて言う人なんだ。でもちょっと可愛い坊ちゃんみたいな人だったなぁ」
「どこが可愛いんだあんな奴。沙良と君たちを見に来たんだと思う」
そっかぁ……何喋っていたんだろうね。
「ドクターが来たようだ亜美ちゃん僕らは外に出ているから、何かあったら何でも言ってくれ」
「それじゃぁ、麻美さん。……お腹減っちゃったぁ」
「亜美さんなんでもご用意いたします。おっしゃってください」
「ええッとねぇ、私牛丼の特盛食べたい!」
「牛丼の特盛ですね。すぐにご用意いたします」
ドクターは私のその言葉を聞いて
「大丈夫そうですね。それだけ食欲もあれば、今晩ゆっくり休んだら朝には元気になっていますよ」
にっこりと笑って言った。
「もしかしてミーちゃん、お腹空いて倒れちゃったの?」
「あははは、もしかしてそうかも……」
「馬鹿ぁ、いくらでも用意してあげる。牛丼でもビーフシチューでも……ビーフシチュー。ああ、また思い出してしまったぁ―。ミーちゃんの作ったビーフシチュー食べ損ねたのぉ」
「美代ねぇ、そんなのいつでも作ってあげるよ。美代ねぇの為だけにね」
「うん、約束だよ。絶対作ってよね」
「うん」
それからすぐに麻美さんは抱え込むように牛丼をたくさん買ってきてくれた。
「さぁ皆さんの分もご用意いたしました。みんなで牛丼、食べましょう!」
ドール初の表舞台のデビューは、成功を期した。
そしてみんなで一緒に牛丼を食べた。
どんな高級ディナーよりも美味しかった。
私の周りの人たちの笑顔が眩しかった。舞台のスポットライトよりも、優しくてそして、とても温かい。
「今日の会場すごい人だったね」
「そうすっね。ホント忙しかったす」
「ほら見てみて、今日の現場ネットで動画配信されているよ。あのドールって言うコスプレイヤー物凄く綺麗だったし可愛かったよ」
その再生回数は今日一日だけで1万件を超えていた。
バイトのリーダー真下郁美がスマホに映し出されている動画を亜希子に見せた。
その動画を見ながら
「何で亜美と真由美が……どうして? ドールっていったい何なの? 亜美、あなたは……」
「もしかしてこの二人組のドール亜希子の知り合いなの?」
「うん、似てるよね。この前送ってもらった写真の子たちに」
亜希子の彼氏君。真下尚も一緒にその動画を見ていた。
「た、多分違うよ。何となく似ているだけだよ。あの二人がこんな舞台に立つなんてあり得ないもん」
「そうかなぁ、似ていると思うんだけどなぁ」
尚の姉、郁美が
「もしさぁ、知り合いだったら凄いじゃん。今度紹介してよ」
「あ、違いますよ。他人のそら似てあるじゃないですか、多分それっすよ」
「まぁ写真の彼女たちの恋人の亜希子が、そう言うんじゃそうなんだろう」
尚君は何となく私をフォローするような感じで姉に言う。
でもあの二人は、間違いなく。
亜美と真由美だった。
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