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ドール 姉妹の団結
ドール 姉妹の団結 その6 沙良の危機ACT5
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おーい、照明もっと左側照らして
立ち位置この辺でいいですか?
OK!
ラフテスト行きます。
カシャ、カシャ
「沙良ちゃんもう少し顔上げて、そう、そんな感じで目線を左に!」
いいねぇ、その調子。
映し出された映像をチェックし
「いいなぁ、これで行くぞ!」
それじゃ本取り入りま――――す!
リボン1番から順番に付け替えて行って。ヒールは7番のヒール後半はローヒールで行くから、11番くらいかな。
はーい了解しました、セッティングすべてOKです。
それじゃ行くよう―――っ!
小気味いいシャッター音がスタジオ内に響く。
カメラマンが次々と沙良ちゃんにオーダーしていく。
そのオーダーを的確にこなしていく沙良ちゃん。
プロとしての意識は高い。
それでも彼女はまだ、表の舞台には一度もたったことない。
Shadow worldのドール
閉ざされた空間の中で繰り広げられる。その世界でしか知られない存在なのだ。
「いらっしゃいミーちゃん。いいえ小岩亜美、そして神宮前真由美」
「美代ねぇ、これはいったい……。それにどうしたの私たちをそんな風に呼んで」
「ここはもう、あなた達いいえ私達と言うべきでしょうね。今までいた世界環境とは全く違うところ」
「ま、まさか異世界に迷い込んだとか!」
「だといいんだけどね。残念ながらここはいたって普通の世界。ただ表には決して現れる事のない。影世界」
「影世界って何ですか?」
「そうねぇ、あなた達にはちゃんと説明をしないといけないでしょう。もう少しで沙良ちゃんの撮影が終わるから、みんなで軽く食事をとりましょう。麻美さん、手配お願い」
「かしこまりました美代様」
小宮麻美はスマホを取り出し、予約を入れ始めた。
「あ、あのさぁ美代ねぇ……、やっぱりその……ここに今いるのは本当の美代ねぇなの?」
「ふふふ、そうよ。あなたの姉の正真正銘の……小岩美代よ」
その笑顔は間違いなく、あの美代ねぇの笑顔だ。
私の愛する人。私の大切な姉。
前から感じていたもう一人の美代ねぇの姿が、今私の前にさらされている。
そして私はそれを今この目で見ている。
あの甘えん坊で、なんにも出来ない美代ねぇの姿とは違う、燐としたその姿が今ここにある。
は―い。沙良ちゃんお疲れ様ぁ!
「お疲れさまでした。ありがとうございます」
「美代おねぇ様、終わりましたわよ」
「お疲れ様沙良ちゃん」
「ようやくいらしたんですね、亜美ねぇさん。そして真由美ねぇさん」
その沙良ちゃんの姿は、今まで私が想像していた姿をはるかに超えていた。
まるで本当のお人形さんの様な、いいえ抱きしめたくなる衝動を抑えるのが精いっぱい。
本当に可愛い。モデルとかそう言う雰囲気じゃない。
美代ねぇから前に聞いていたドールと言う存在。
沙良ちゃんはそのドールであることを知っていた。だけど、これほどまでに洗礼された姿になるとは……。
「もしかして沙良ちゃん?」
「そうですわよ真由美ねぇさん」
「綺麗、可愛い。あああああん、なんて表現したらいいの」
「ありがとうございます。亜美ねぇさんはどうですか私のこの姿」
私は一歩後ずさりをして
「美代ねぇ、ごめん私の手を握って、お願い強く握って……でないと私、私……沙良ちゃんに抱きついてしまいそうなの」
「あらあら、やっぱり血の繋がった姉妹よねぇ。ミーちゃん沙良ちゃんにもうメロメロよ。よかったね沙良ちゃん」
「亜美ねぇさん……あ、ありがとう」
照れながら言うその沙良ちゃんの姿がとても眩しかった。
「これがドール。前にあなた達に少しだけ話したことがあったわよね」
「でも、美代ねぇが話したのと全然雰囲気が違う」
「そう彼女たちは、自分の胸に秘めた想いを、自分がなりたい姿を追い求める存在。そしてその願いをかなえる場所が私が運営するクラブであり、私が構築したドールプロジェクトなの」
「一切非公式で、表に出ない存在なの?」
「そう、それがドール。そしてドールたちの次のステップは、自分たちが己の希望と夢するステージへと登っていく」
「やぁ本当に久しぶりだね亜美ちゃん」
そこにスーツ姿の男の人が私に話しかけてきた。
「覚えていないかなぁ、前に少しだけ会ったことあったんだけどなぁ」
誰なんだろう? 前に会ったことがある人?
「記憶にないのも無理ないわよ。あの時のあなたの格好と今とでは全然違うんですもの」
「そんなにひどかったかなぁ、それと物凄く影薄かったのかなぁ」
「彼方君、彼方雅久。ミーちゃんちょっとだけ会って悪さされたでしょ」
「ああああ! いきなり私に抱き着いて、胸もみながらセックスしよって言ってきた変態男」
「はぁ―、やっぱりそっちで覚えていたか。あの時はごめん。大変遅くなりましたけど、この通り……ちゃんと謝罪します。ごめんなさい」
「ま、ま―もういいけど……」
「ようやくお許しをただいたよ美代。でも亜美ちゃん本当にきれいになっネ。出会った頃の美代にそっくりだ。いいやそれ以上だよ」
「あのねぇ、ミーちゃんを口説かないでくれる! ミーちゃんは私の物なんだから。わかったタン塩君」
ん? タン塩君……
「もしかして昨日から会いにっ行ってたのはこの彼方さんだったの?」
「そう、彼に呼び出されちゃったの」
「いまいちよくわかんないんだけどさぁ。彼方さんて何者なの?」
「この人はね……」
美代ねぇが唯一男性と付き合い、異性との恋に落ちそうになった相手。結局はその恋は実らなったんだけど。
そして驚くことに、この彼方さん私でも聞いたことがある Experienceと言う大手の芸能関係や、コンーサ―トとかイベントなんかで聞く会社の社長だったなんて。
そして、美代ねぇはこの会社いや社長である、彼方さんのビジネスパートナーだったなんて。
いったい美代ねぇ、あなたは……。私の愛する美代ねぇの本当の姿はとんでもなく大きな存在だった。
「驚いたミーちゃん」
「なんていったらいいの? 今は理解しろって言うのが無理」
「だろうね……でもこれが現実。そして私の本当の裏の正体」
今までの美代ねぇに対する違和感は解決できたような気がするけど、その事実を私がすんなり受け入れられるか。それは今は出来ない。だって、美代ねぇは。あの美代ねぇでないといけないんだから。
「美代様、ご準備が整いました」
「ありがとう麻美ちゃん」
「あなた達が、小岩亜美さんそれと神宮前真由美さんですか?」
私たちに声をかけて来たのは、デザイナーの汐屋沙也加。
白のカッティングシャツにジーンズ。黒色のブラがその薄地のシャツから透けて見えている。
ボブカットの明るいメイク。オレンジのリップが彼女の印象を引き立たせているように感じる。
「こちら、あなた達の専属デザイナーさん」
「あ、汐屋沙也加と言いますよろしくです。早速なんですけど……ん―、画像で見るよりやっぱ生の方がフィットするねぇ―。やっぱり狙っていた路線ドンピシャだわ」
「汐屋さんどんな路線で行くつもりなの?」
美代ねぇがちょっと興味ありげに聞く。
「もちろんこれしかないでしょう、この子たち二人には……百合!」
「百合」
その言葉を聞いた美代ねぇは
「うううううううううっ……ああ、早く見てみたい。もしかしたら私どこかに行っちゃうかもしれない」
「だろうね美代さんなら。でもよかったよ、美代さんが本気で気に入ってもらえそうだから。それじゃこれから、二人のもろもろの準備に取り掛かりますわ。もう少し時間くださいね」
汐屋沙也加はにっこりと笑って、私たちに
「新しい世界にようこそ!」
と一言言った。
「あ、そうだついでに彼女も紹介しておくわね」
「あのぉー私はついでなんですかぁ?」
ちょっとしょげながら
「いいじゃないの細かいこと気にしないの!」
「でも……でもですよぉーーー」
「んっもう、この子があなた達の専属マネージャ」
「岡西愛理っす。よろしくお願いします」
ち、小さい。身長155㎝の小柄な女の子。
まるで小学生がスーツを着ているかのようなアンバランスな格好がなんとなく面白い子だ。
「あ、私こんなんですから、チビとでもなんとでも呼んでください。でも一応、今22歳なんですけね」
「えええ、22歳!見えない、小学生かなって」
「いいす。いつも言われていること何で、慣れてます」
美代ねぇが岡西愛理の頭に手を載せて、
「見た目は小さいけど、この子のマネジメント力は大したものよ。この前まで、沙良ちゃんの専属だったけど、今日からはあなた達の専属マネージャよ」
「……あ、あのね美代ねぇ。デザイナーさんや、専属のマネージャさんとか私たちにつくっていう事は、多分今私が思っていることが正解に近いんだと思うんだけど」
「そう、あなた達二人。小岩亜美と神宮前真由美の二人を、ドールとして登録しましたぁ」
「嘘でしょ。私たちが沙良ちゃんと同じドールに」
「そうよ、そしてあなた達のデビューは3日後よ」
「マジ!」
その私の問に美代ねぇは真顔で
「真面目な話よ。あなた達にはちゃんと話しておきます。場所を変えましょう。彼方あなたも同席してね」
「もちろん、僕からもちゃんと説明させてもらうよ」
私たちは今飛んでもないことに、巻き込まれたようなそんな予感がした。
立ち位置この辺でいいですか?
OK!
ラフテスト行きます。
カシャ、カシャ
「沙良ちゃんもう少し顔上げて、そう、そんな感じで目線を左に!」
いいねぇ、その調子。
映し出された映像をチェックし
「いいなぁ、これで行くぞ!」
それじゃ本取り入りま――――す!
リボン1番から順番に付け替えて行って。ヒールは7番のヒール後半はローヒールで行くから、11番くらいかな。
はーい了解しました、セッティングすべてOKです。
それじゃ行くよう―――っ!
小気味いいシャッター音がスタジオ内に響く。
カメラマンが次々と沙良ちゃんにオーダーしていく。
そのオーダーを的確にこなしていく沙良ちゃん。
プロとしての意識は高い。
それでも彼女はまだ、表の舞台には一度もたったことない。
Shadow worldのドール
閉ざされた空間の中で繰り広げられる。その世界でしか知られない存在なのだ。
「いらっしゃいミーちゃん。いいえ小岩亜美、そして神宮前真由美」
「美代ねぇ、これはいったい……。それにどうしたの私たちをそんな風に呼んで」
「ここはもう、あなた達いいえ私達と言うべきでしょうね。今までいた世界環境とは全く違うところ」
「ま、まさか異世界に迷い込んだとか!」
「だといいんだけどね。残念ながらここはいたって普通の世界。ただ表には決して現れる事のない。影世界」
「影世界って何ですか?」
「そうねぇ、あなた達にはちゃんと説明をしないといけないでしょう。もう少しで沙良ちゃんの撮影が終わるから、みんなで軽く食事をとりましょう。麻美さん、手配お願い」
「かしこまりました美代様」
小宮麻美はスマホを取り出し、予約を入れ始めた。
「あ、あのさぁ美代ねぇ……、やっぱりその……ここに今いるのは本当の美代ねぇなの?」
「ふふふ、そうよ。あなたの姉の正真正銘の……小岩美代よ」
その笑顔は間違いなく、あの美代ねぇの笑顔だ。
私の愛する人。私の大切な姉。
前から感じていたもう一人の美代ねぇの姿が、今私の前にさらされている。
そして私はそれを今この目で見ている。
あの甘えん坊で、なんにも出来ない美代ねぇの姿とは違う、燐としたその姿が今ここにある。
は―い。沙良ちゃんお疲れ様ぁ!
「お疲れさまでした。ありがとうございます」
「美代おねぇ様、終わりましたわよ」
「お疲れ様沙良ちゃん」
「ようやくいらしたんですね、亜美ねぇさん。そして真由美ねぇさん」
その沙良ちゃんの姿は、今まで私が想像していた姿をはるかに超えていた。
まるで本当のお人形さんの様な、いいえ抱きしめたくなる衝動を抑えるのが精いっぱい。
本当に可愛い。モデルとかそう言う雰囲気じゃない。
美代ねぇから前に聞いていたドールと言う存在。
沙良ちゃんはそのドールであることを知っていた。だけど、これほどまでに洗礼された姿になるとは……。
「もしかして沙良ちゃん?」
「そうですわよ真由美ねぇさん」
「綺麗、可愛い。あああああん、なんて表現したらいいの」
「ありがとうございます。亜美ねぇさんはどうですか私のこの姿」
私は一歩後ずさりをして
「美代ねぇ、ごめん私の手を握って、お願い強く握って……でないと私、私……沙良ちゃんに抱きついてしまいそうなの」
「あらあら、やっぱり血の繋がった姉妹よねぇ。ミーちゃん沙良ちゃんにもうメロメロよ。よかったね沙良ちゃん」
「亜美ねぇさん……あ、ありがとう」
照れながら言うその沙良ちゃんの姿がとても眩しかった。
「これがドール。前にあなた達に少しだけ話したことがあったわよね」
「でも、美代ねぇが話したのと全然雰囲気が違う」
「そう彼女たちは、自分の胸に秘めた想いを、自分がなりたい姿を追い求める存在。そしてその願いをかなえる場所が私が運営するクラブであり、私が構築したドールプロジェクトなの」
「一切非公式で、表に出ない存在なの?」
「そう、それがドール。そしてドールたちの次のステップは、自分たちが己の希望と夢するステージへと登っていく」
「やぁ本当に久しぶりだね亜美ちゃん」
そこにスーツ姿の男の人が私に話しかけてきた。
「覚えていないかなぁ、前に少しだけ会ったことあったんだけどなぁ」
誰なんだろう? 前に会ったことがある人?
「記憶にないのも無理ないわよ。あの時のあなたの格好と今とでは全然違うんですもの」
「そんなにひどかったかなぁ、それと物凄く影薄かったのかなぁ」
「彼方君、彼方雅久。ミーちゃんちょっとだけ会って悪さされたでしょ」
「ああああ! いきなり私に抱き着いて、胸もみながらセックスしよって言ってきた変態男」
「はぁ―、やっぱりそっちで覚えていたか。あの時はごめん。大変遅くなりましたけど、この通り……ちゃんと謝罪します。ごめんなさい」
「ま、ま―もういいけど……」
「ようやくお許しをただいたよ美代。でも亜美ちゃん本当にきれいになっネ。出会った頃の美代にそっくりだ。いいやそれ以上だよ」
「あのねぇ、ミーちゃんを口説かないでくれる! ミーちゃんは私の物なんだから。わかったタン塩君」
ん? タン塩君……
「もしかして昨日から会いにっ行ってたのはこの彼方さんだったの?」
「そう、彼に呼び出されちゃったの」
「いまいちよくわかんないんだけどさぁ。彼方さんて何者なの?」
「この人はね……」
美代ねぇが唯一男性と付き合い、異性との恋に落ちそうになった相手。結局はその恋は実らなったんだけど。
そして驚くことに、この彼方さん私でも聞いたことがある Experienceと言う大手の芸能関係や、コンーサ―トとかイベントなんかで聞く会社の社長だったなんて。
そして、美代ねぇはこの会社いや社長である、彼方さんのビジネスパートナーだったなんて。
いったい美代ねぇ、あなたは……。私の愛する美代ねぇの本当の姿はとんでもなく大きな存在だった。
「驚いたミーちゃん」
「なんていったらいいの? 今は理解しろって言うのが無理」
「だろうね……でもこれが現実。そして私の本当の裏の正体」
今までの美代ねぇに対する違和感は解決できたような気がするけど、その事実を私がすんなり受け入れられるか。それは今は出来ない。だって、美代ねぇは。あの美代ねぇでないといけないんだから。
「美代様、ご準備が整いました」
「ありがとう麻美ちゃん」
「あなた達が、小岩亜美さんそれと神宮前真由美さんですか?」
私たちに声をかけて来たのは、デザイナーの汐屋沙也加。
白のカッティングシャツにジーンズ。黒色のブラがその薄地のシャツから透けて見えている。
ボブカットの明るいメイク。オレンジのリップが彼女の印象を引き立たせているように感じる。
「こちら、あなた達の専属デザイナーさん」
「あ、汐屋沙也加と言いますよろしくです。早速なんですけど……ん―、画像で見るよりやっぱ生の方がフィットするねぇ―。やっぱり狙っていた路線ドンピシャだわ」
「汐屋さんどんな路線で行くつもりなの?」
美代ねぇがちょっと興味ありげに聞く。
「もちろんこれしかないでしょう、この子たち二人には……百合!」
「百合」
その言葉を聞いた美代ねぇは
「うううううううううっ……ああ、早く見てみたい。もしかしたら私どこかに行っちゃうかもしれない」
「だろうね美代さんなら。でもよかったよ、美代さんが本気で気に入ってもらえそうだから。それじゃこれから、二人のもろもろの準備に取り掛かりますわ。もう少し時間くださいね」
汐屋沙也加はにっこりと笑って、私たちに
「新しい世界にようこそ!」
と一言言った。
「あ、そうだついでに彼女も紹介しておくわね」
「あのぉー私はついでなんですかぁ?」
ちょっとしょげながら
「いいじゃないの細かいこと気にしないの!」
「でも……でもですよぉーーー」
「んっもう、この子があなた達の専属マネージャ」
「岡西愛理っす。よろしくお願いします」
ち、小さい。身長155㎝の小柄な女の子。
まるで小学生がスーツを着ているかのようなアンバランスな格好がなんとなく面白い子だ。
「あ、私こんなんですから、チビとでもなんとでも呼んでください。でも一応、今22歳なんですけね」
「えええ、22歳!見えない、小学生かなって」
「いいす。いつも言われていること何で、慣れてます」
美代ねぇが岡西愛理の頭に手を載せて、
「見た目は小さいけど、この子のマネジメント力は大したものよ。この前まで、沙良ちゃんの専属だったけど、今日からはあなた達の専属マネージャよ」
「……あ、あのね美代ねぇ。デザイナーさんや、専属のマネージャさんとか私たちにつくっていう事は、多分今私が思っていることが正解に近いんだと思うんだけど」
「そう、あなた達二人。小岩亜美と神宮前真由美の二人を、ドールとして登録しましたぁ」
「嘘でしょ。私たちが沙良ちゃんと同じドールに」
「そうよ、そしてあなた達のデビューは3日後よ」
「マジ!」
その私の問に美代ねぇは真顔で
「真面目な話よ。あなた達にはちゃんと話しておきます。場所を変えましょう。彼方あなたも同席してね」
「もちろん、僕からもちゃんと説明させてもらうよ」
私たちは今飛んでもないことに、巻き込まれたようなそんな予感がした。
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