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あま~い 桃生活
ついに修羅場? 亜希子と真由美の対決 その3戦目
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「あのぉ、真由美さん……、物凄く楽しそうに、お持ちのものはいったい……」
「あらこれぇー、まずわねぇ、拘束帯でしょうぉう、それとねぇ、この《最近よく出てくるものです!通常よりもかなり大きめですね》ものすく凄かったのよう……お腹な中で何かが暴れているような感じがするのぉう」
「それとそのほそっこい棒のようなものなんですけど、それ、もの凄く気になるんですけど、いったい何にお使いになるんですしょう……」
「さぁ、私にもわかんないのぉう、なんか目に付いたから一応持ってきたんだけど?」
「ああ、そ、そうなんですね」
にまぁーと笑う真由美。あ、本当に真由美あなたは性格変わっちゃったのね。
「でさぁ、亜希子ちゃん。その付き合っている男の人って同い年なの?」
「あ、いや、年上っす。今高校3年のひとつ上の人っす」
「ふぅうーん、そうなんだぁ。だってよ亜美」
「一つ年上の人かぁ」
そう言いながら亜希子のブラの肩ひもを肩から外し、手を背中に回して、ホックを外した。
ブラをたくし上げると、プルンとしたあの亜希子のおっぱいがあらわになった。
「亜希子、なんだかんだ言ってもしっかり《今興奮しているんですよ!》してるじゃないの……これ!」
その《せ・ん・た・ん》をピンと弾くと
「ああ、んん」と声をもらす。
「どこで知り合ったのさ、そのバイト先なの?」
「……、んー、そうと言えばそうなんですけど」
「なんか歯切れの悪い返事じゃない、亜希子」
ペロッと亜希子の《表現の自粛!》を舐めてやった。
「亜美、ちょっと、まずいっす。亜美の舌久しぶりなんで、ものすごく感じちゃうんですけど」
ブラの肩紐を腕から抜いて外し、ポイッと床に置いた。
これで亜希子が身に付けているのパンティーだけだ。
「ねぇ、亜美、どうせなら、パンティーも脱がしちゃったら」
「真由美いいの?」
「うん、どうせもうその気になっているんでしょ亜美」
「わかっちゃった」
「いいわよ。亜希子ちゃん気持ちよくさせて、たぶんそうでないと話してくれそうに無いから」
「それじゃ」
亜希子のパンティーに手をかけてスルッと脱がした。
「亜希子ちゃん思っていたより毛《どんな状態なんでしょうかご想像ください!》」
「なんだか物凄く恥ずかしいようぉ」
「何ってんの、あんたの体なんか私にいつも見られているでしょ」
「でもさぁ、真由美には初めてじゃん」
「そうねぇ、私亜希子ちゃんのこういう裸見るの初めてだし、なんか新鮮味感じちゃうなぁ」
ちょっと考えるポーズをとりる真由美。
「ん! という事で私もしちゃいましょ!」
「えええええ、ま、真由美とぉ!」
「あら、私とじゃお嫌?」
「そ、そうじゃないけど、あの真由美とその……あああ、想像がつかないよぉ」
真由美の変貌ぶりに混乱気味の亜希子。
「真由美ねぇ、覚醒しちゃったみたいんだぁ」
「それって、やっぱ亜美と結ばれたからなの?」
「どうだろうね」
「そんな恥ずかしいこと言わないでください亜美。私は亜美の事想うと異常なまでに性欲が高くなっちゃうの」
「はぁ……そうなんですか」
ちょっとあの亜希子がおびえながら、真由美が脱ぐその姿をじっと見つめていた。
ブラを外し、その真由美の豊満な《男の人は好きですよね!》がさらされると。
「で、でかい!」
亜希子はその真由美のおっぱいを目にして呟いた。
「うふふ、ごめんね亜美、私先に亜希子ちゃん味わっちゃってもいい?」
「いいんじゃない」
「それなら亜美も早く脱いでよ」
真由美に促されるまま私も着ているものすべてを脱ぎ去った。
「ああ、亜美の裸、なんだかものすごく懐かしい感じがする」
「そんなに見つめないでよ亜希子」
「ほら、やっぱり見つめられると恥ずかしいでしょ」
「馬鹿!」
「ねぇ、亜希子ちゃん、私あなたに嫉妬しているって言ったでしょ」
「う、うん」
「だからね、その嫉妬今ここでぶつけちゃおうかと思うの」
「それはどういうことなのかな?」
「うっ……んぐっ……うううううっ」
真由美が亜希子にキスをした。しかもいきなりディープなやつだ。
「ああああああああ!」
もう亜希子の目は、真由美のこのキスでとろぉーんとしていた。
「真由美こんなにキスうまいんだ」
「おいしかった、私の唾液」
こくんと亜希子は真由美の目を見て頷く。
もすでに二人とも出来上がりつつあるようだ。
もう亜希子の《どこかの?》の毛が湿り気を帯びている。
その《ここは自主規制ですね!》をさわさわと手のひらで触る。
「亜美、そこ、そんな……感じちゃう」
「でしょ、こうされるの亜希子好きだったよね。ところでさぁ、その年上の彼氏どうやって知り合ったの?」
「バ、バイトのせ、先輩の……人の、お、弟」
「バイトの先輩って、亜希子その人とも何かあったの?」
「そ、その人とは、な、……何もないよ」
「本当に?」
「うん、あ、ダメ、真由美、《自主規制ですわ!》そこ噛んじゃ来ちゃうよう」
「あら亜希子ちゃん、おっぱい感じやすいのね」
「あうううううっ……。バイトの先輩、うちらの女性チームのリーダーなんだ」
「女の人なんだ」
「そう、……だよ。あううう」
亜希子の手が私の手をつかんだ。
「どうしたの亜希子、もう我慢できなくなっちゃったの?」
「……」
「真由美その拘束帯で亜希子のこの手縛っちゃおうか」
「そうする?」
「え、ちょっと、待って、お願い」
「だぁ―め!」
亜希子の体を起こして手を後ろに組ませ、手首を拘束帯で縛った。
「これで手の自由無くなったね亜希子」
亜希子の足をM字に広げ、もうあふれ出てきている《何かは想像してください!》舐めた。
久しぶりの亜希子の味がした。
ぶるっと亜希子の体が震える。
「それでさぁ、何でその先輩の弟さんが亜希子の彼氏になったわけ」
「か、彼もいっしょのバイトに来ていて、先輩から通して声かけられた」
「何それじゃ、姉の立場を利用してその人、亜希子を彼女にしちゃったの? なんかさぁ、それって男として情けない感じの人じゃないの」
「そ、そうなんだけどさ。本当は先輩から一度でいいからデートしてくれってせがまれちゃって」
「それでデートしたんだ」
「……うん」
「で、どこまで行ったの? もうセックスしたの?」
「そ、それは……そのぉ……」
「しちゃったんだ、セックス」
「した……」
「そうなんだ、この《この言葉は自主規制対象です!》の中に彼のあれが入ったんだ」
「そ、そんなこと言わないで……お、お願い亜美」
「急速展開だね。亜希子ってそんなにも軽かったんだぁ」
「そ、そうじゃない」
「そうじゃないって?」
「そうじゃないの……」
亜希子の目から涙があふれだした。
「どうしたの亜希子……」
「ごめん、ちゃんと話すべきだった。ごめんなさい亜美」
私と真由美は亜希子をせめるのをやめた。
「ちゃんと話、したいんだったら話してよ」
「うん、分かった」
亜希子の拘束帯をといて、私たちは裸のまま亜希子の話を聞くことにした。
「ぐすん、ぐすん」
亜希子の涙は止まらなかった。
「私もいけなかったんだ。ちゃんとさ、亜美にも相談すべきだったと今になって思うよ」
「何か事情があるの?」
「ホントはさぁ彼とセックスしたって言っても、何にもなかったのと一緒。
ただお互い裸なって抱き合ってずっと一緒の時間を過ごしただけだった。
彼さぁ、生まれながら、心臓が弱いんだ。今回のバイトも負担がかからないように、私たち女子部のチームで、チケットの整理とか座りながらできる仕事を短時間だけ手伝っていたの」
そこで、亜希子を見かけたその彼が、亜希子に一目ぼれ? 亜希子が言うには「物凄く元気で太陽の様に眩しい子」に見えたと言っていた。
それはほんとなのかどうかはさておき、亜希子もバイトの先輩から話を持ち掛けられた時、自分から告白も出来ないんじゃ対象外と断ったそうだけど。
そのあと、どうしてもと何度も先輩から頼まれて、断り切れずにデートをした。そこで、彼から。
「本当にありがとう、亜希子ちゃん。僕にとって最後になるかもしれない夏に、こんなにも可愛い子とデートが出来たこと嬉しいよ」
「え、なに? 最後になるかもしれない夏って……」
「僕さぁ、この夏休みが終われば入院しなきゃいけないんだ」
「入院って、どこか悪いの?」
彼は軽く自分の左胸を叩いた。
「心臓、生まれながら心臓が弱くてね。入院して、手術を受けることにしたんだ。なんと成功率30%の手術をね」
「成功率30%って、そ、それじゃもし……」
「そう、ダメだったら僕はそのまま帰ってこない」
青い空を見上げながら、彼は言った。
「そんな……」
「ねぇさんには亜希子ちゃんの事一目ぼれしたこと、絶対に言うなって言ってたんだけど、飛んでもないおせっかい妬きの姉でね。ごめんね、無理にデートさせちゃって」
「ううん。そんなこと。楽しかったよ。私も」
「うん、ありがとう僕も本当に楽しかった」
彼は時計を見て
「もう楽しい時間は終わりのようだね。さようならだ」
そう言って彼は席をたった。
その時亜希子は、何かこのままじゃいけないと、体の中から湧き上がる様な想いでいっぱいになった。
「あの、ちょっと待ってください」
「どうしたの?」
「このままお別れはないんじゃないんですか? ちゃんと私の事も知ってください。一方的すぎます」
「一方的か。そうだよね、フェアじゃないよな」
「そうです、フェアじゃないです」
ちゃんと知ってほしかった自分の事を。
亜希子は自分が同じクラスメイトのこの私の事を好きで、愛している同性愛者であるという事を彼に正直に話した。
彼は驚きもせずに「多分そんな感じがしていたよ」と言ってくれた。
「でも……、それでもあなたがよかったら、わたしをあなたの彼女にしてください」
「それはこの僕に同情しての事かな?」
「今は、どうとっても構いません。でも私、こんな私だけど、あなたの彼女になりたいんです」
「もしかしたら、君を悲しませる事になるかもしれないんだよ」
「それでもいい。それでもいいんです。こんな男みたいな女ですけど、それでもあなたの彼女にしてください」
「まいったな、これじゃ逆告白だよ。本当はこの僕から亜希子ちゃんに、この僕の想いを伝えなきゃいけないのに……」
「そうすっね」
にっこりと亜希子は笑った。
そして彼も……。
「こちらこそよろしく!」と言って亜希子の頬にキスをしてくれた。
「ごめんね亜希子ちゃん。私、あなたから亜美が取られるのが怖くて、ずっとそのことが怖くて」
「そんなの別にいいよ、言ったじゃん。私はあんたら二人の間に割り込んだお邪魔むしだって。でも亜美の事は本当に愛しているのは、ここで真由美にもちゃんと宣言しておくからね」
「うん、分かった。私も亜希子ちゃんの気持ち受け入れる」
「真由美」
「なぁに亜美」
私は真由美を自分の所に呼んで、そっと耳打ちである提案をした。
「それ、面白そう。いいんじゃない。きっと喜んでもらえると思うなぁ」
「でしょ!」
私たちは脱いだ服を着なおして
「亜希子、あなたはパンティー……、あ、ダメだもう濡れてぐっしょりだよ」
「あははは、だってねぇ……」
「いいかぁ、そのまま私の部屋に来て」
「はへぇ? 亜美の部屋に?」
「いいからおいで、下着は私の貸してあげるから」
「はいはいわかりました」
「亜希子ちょっとの間、目隠しするけど我慢してね」
「えええ、今度は目隠しプレイでっかぁ」
「うるさいの! 亜希子は黙って言う事聞いていればいいから」
「へぇい……」
目隠しを取って
「亜希子この鏡の前に立ってごらん」
そこに映し出されたのは
尚子さんからもらった、あのメイド服を着た亜希子の姿だった。
「カシャ」
写真を亜希子のスマホで撮ってやった。
「彼に送ってやれば……喜ぶんじゃない?」
「えええ、こ、こんな姿を。物凄く恥ずかしいよう!」
「似合ってるよ亜希子」
「うん可愛いわよ亜希子ちゃん」
「そぅおぅ? だったら『にゃーぉポーズ』とってもいい?」
「どうぞお好きなように」
結局、亜希子のリクエストで20枚も写真を撮ってしまった。
「しかし亜美にこんな趣味があったとは知らなかったよ」
「実は、真由美とおそろいなんだけどね」
「えええ、そうなの」
「そうだよ、亜希子ちゃん」
「はぁ、私の知らないところでいろんなことやってたんだなぁ、なんか悔しいなぁ」
「それを言ったらお互い様じゃないの。彼氏持ちの亜希子」
「なははは、何も言い返せないわ」
照れ笑いしながら
「これ全部送っちゃる。でもキモイ! なんて返信来たらどうしよ」
「大丈夫だって。亜希子物凄く可愛いよ」
「そうかなぁ……ええ、送っちゃう。あ、あとさぁ、わたしたち3人も写して送ってもいいかなぁ」
「いいよ」
カシャ!
「彼氏君へ。私が愛する彼女たちです」
と、コメントして送ってやった。
返信には、一言。
「可愛いよ……亜希子」と送られていた。
あれから、頻繁に亜希子からメッセージが来るようになった。
彼とのツーショット画像付きで。
しかし亜希子! あんた送りすぎ!
うざくなるくらい送り付けてくるこのメッセージ。
でも、どの写真も亜希子の顔は、幸せいっぱいの顔をしていた。
良かったね亜希子♡♡
「あらこれぇー、まずわねぇ、拘束帯でしょうぉう、それとねぇ、この《最近よく出てくるものです!通常よりもかなり大きめですね》ものすく凄かったのよう……お腹な中で何かが暴れているような感じがするのぉう」
「それとそのほそっこい棒のようなものなんですけど、それ、もの凄く気になるんですけど、いったい何にお使いになるんですしょう……」
「さぁ、私にもわかんないのぉう、なんか目に付いたから一応持ってきたんだけど?」
「ああ、そ、そうなんですね」
にまぁーと笑う真由美。あ、本当に真由美あなたは性格変わっちゃったのね。
「でさぁ、亜希子ちゃん。その付き合っている男の人って同い年なの?」
「あ、いや、年上っす。今高校3年のひとつ上の人っす」
「ふぅうーん、そうなんだぁ。だってよ亜美」
「一つ年上の人かぁ」
そう言いながら亜希子のブラの肩ひもを肩から外し、手を背中に回して、ホックを外した。
ブラをたくし上げると、プルンとしたあの亜希子のおっぱいがあらわになった。
「亜希子、なんだかんだ言ってもしっかり《今興奮しているんですよ!》してるじゃないの……これ!」
その《せ・ん・た・ん》をピンと弾くと
「ああ、んん」と声をもらす。
「どこで知り合ったのさ、そのバイト先なの?」
「……、んー、そうと言えばそうなんですけど」
「なんか歯切れの悪い返事じゃない、亜希子」
ペロッと亜希子の《表現の自粛!》を舐めてやった。
「亜美、ちょっと、まずいっす。亜美の舌久しぶりなんで、ものすごく感じちゃうんですけど」
ブラの肩紐を腕から抜いて外し、ポイッと床に置いた。
これで亜希子が身に付けているのパンティーだけだ。
「ねぇ、亜美、どうせなら、パンティーも脱がしちゃったら」
「真由美いいの?」
「うん、どうせもうその気になっているんでしょ亜美」
「わかっちゃった」
「いいわよ。亜希子ちゃん気持ちよくさせて、たぶんそうでないと話してくれそうに無いから」
「それじゃ」
亜希子のパンティーに手をかけてスルッと脱がした。
「亜希子ちゃん思っていたより毛《どんな状態なんでしょうかご想像ください!》」
「なんだか物凄く恥ずかしいようぉ」
「何ってんの、あんたの体なんか私にいつも見られているでしょ」
「でもさぁ、真由美には初めてじゃん」
「そうねぇ、私亜希子ちゃんのこういう裸見るの初めてだし、なんか新鮮味感じちゃうなぁ」
ちょっと考えるポーズをとりる真由美。
「ん! という事で私もしちゃいましょ!」
「えええええ、ま、真由美とぉ!」
「あら、私とじゃお嫌?」
「そ、そうじゃないけど、あの真由美とその……あああ、想像がつかないよぉ」
真由美の変貌ぶりに混乱気味の亜希子。
「真由美ねぇ、覚醒しちゃったみたいんだぁ」
「それって、やっぱ亜美と結ばれたからなの?」
「どうだろうね」
「そんな恥ずかしいこと言わないでください亜美。私は亜美の事想うと異常なまでに性欲が高くなっちゃうの」
「はぁ……そうなんですか」
ちょっとあの亜希子がおびえながら、真由美が脱ぐその姿をじっと見つめていた。
ブラを外し、その真由美の豊満な《男の人は好きですよね!》がさらされると。
「で、でかい!」
亜希子はその真由美のおっぱいを目にして呟いた。
「うふふ、ごめんね亜美、私先に亜希子ちゃん味わっちゃってもいい?」
「いいんじゃない」
「それなら亜美も早く脱いでよ」
真由美に促されるまま私も着ているものすべてを脱ぎ去った。
「ああ、亜美の裸、なんだかものすごく懐かしい感じがする」
「そんなに見つめないでよ亜希子」
「ほら、やっぱり見つめられると恥ずかしいでしょ」
「馬鹿!」
「ねぇ、亜希子ちゃん、私あなたに嫉妬しているって言ったでしょ」
「う、うん」
「だからね、その嫉妬今ここでぶつけちゃおうかと思うの」
「それはどういうことなのかな?」
「うっ……んぐっ……うううううっ」
真由美が亜希子にキスをした。しかもいきなりディープなやつだ。
「ああああああああ!」
もう亜希子の目は、真由美のこのキスでとろぉーんとしていた。
「真由美こんなにキスうまいんだ」
「おいしかった、私の唾液」
こくんと亜希子は真由美の目を見て頷く。
もすでに二人とも出来上がりつつあるようだ。
もう亜希子の《どこかの?》の毛が湿り気を帯びている。
その《ここは自主規制ですね!》をさわさわと手のひらで触る。
「亜美、そこ、そんな……感じちゃう」
「でしょ、こうされるの亜希子好きだったよね。ところでさぁ、その年上の彼氏どうやって知り合ったの?」
「バ、バイトのせ、先輩の……人の、お、弟」
「バイトの先輩って、亜希子その人とも何かあったの?」
「そ、その人とは、な、……何もないよ」
「本当に?」
「うん、あ、ダメ、真由美、《自主規制ですわ!》そこ噛んじゃ来ちゃうよう」
「あら亜希子ちゃん、おっぱい感じやすいのね」
「あうううううっ……。バイトの先輩、うちらの女性チームのリーダーなんだ」
「女の人なんだ」
「そう、……だよ。あううう」
亜希子の手が私の手をつかんだ。
「どうしたの亜希子、もう我慢できなくなっちゃったの?」
「……」
「真由美その拘束帯で亜希子のこの手縛っちゃおうか」
「そうする?」
「え、ちょっと、待って、お願い」
「だぁ―め!」
亜希子の体を起こして手を後ろに組ませ、手首を拘束帯で縛った。
「これで手の自由無くなったね亜希子」
亜希子の足をM字に広げ、もうあふれ出てきている《何かは想像してください!》舐めた。
久しぶりの亜希子の味がした。
ぶるっと亜希子の体が震える。
「それでさぁ、何でその先輩の弟さんが亜希子の彼氏になったわけ」
「か、彼もいっしょのバイトに来ていて、先輩から通して声かけられた」
「何それじゃ、姉の立場を利用してその人、亜希子を彼女にしちゃったの? なんかさぁ、それって男として情けない感じの人じゃないの」
「そ、そうなんだけどさ。本当は先輩から一度でいいからデートしてくれってせがまれちゃって」
「それでデートしたんだ」
「……うん」
「で、どこまで行ったの? もうセックスしたの?」
「そ、それは……そのぉ……」
「しちゃったんだ、セックス」
「した……」
「そうなんだ、この《この言葉は自主規制対象です!》の中に彼のあれが入ったんだ」
「そ、そんなこと言わないで……お、お願い亜美」
「急速展開だね。亜希子ってそんなにも軽かったんだぁ」
「そ、そうじゃない」
「そうじゃないって?」
「そうじゃないの……」
亜希子の目から涙があふれだした。
「どうしたの亜希子……」
「ごめん、ちゃんと話すべきだった。ごめんなさい亜美」
私と真由美は亜希子をせめるのをやめた。
「ちゃんと話、したいんだったら話してよ」
「うん、分かった」
亜希子の拘束帯をといて、私たちは裸のまま亜希子の話を聞くことにした。
「ぐすん、ぐすん」
亜希子の涙は止まらなかった。
「私もいけなかったんだ。ちゃんとさ、亜美にも相談すべきだったと今になって思うよ」
「何か事情があるの?」
「ホントはさぁ彼とセックスしたって言っても、何にもなかったのと一緒。
ただお互い裸なって抱き合ってずっと一緒の時間を過ごしただけだった。
彼さぁ、生まれながら、心臓が弱いんだ。今回のバイトも負担がかからないように、私たち女子部のチームで、チケットの整理とか座りながらできる仕事を短時間だけ手伝っていたの」
そこで、亜希子を見かけたその彼が、亜希子に一目ぼれ? 亜希子が言うには「物凄く元気で太陽の様に眩しい子」に見えたと言っていた。
それはほんとなのかどうかはさておき、亜希子もバイトの先輩から話を持ち掛けられた時、自分から告白も出来ないんじゃ対象外と断ったそうだけど。
そのあと、どうしてもと何度も先輩から頼まれて、断り切れずにデートをした。そこで、彼から。
「本当にありがとう、亜希子ちゃん。僕にとって最後になるかもしれない夏に、こんなにも可愛い子とデートが出来たこと嬉しいよ」
「え、なに? 最後になるかもしれない夏って……」
「僕さぁ、この夏休みが終われば入院しなきゃいけないんだ」
「入院って、どこか悪いの?」
彼は軽く自分の左胸を叩いた。
「心臓、生まれながら心臓が弱くてね。入院して、手術を受けることにしたんだ。なんと成功率30%の手術をね」
「成功率30%って、そ、それじゃもし……」
「そう、ダメだったら僕はそのまま帰ってこない」
青い空を見上げながら、彼は言った。
「そんな……」
「ねぇさんには亜希子ちゃんの事一目ぼれしたこと、絶対に言うなって言ってたんだけど、飛んでもないおせっかい妬きの姉でね。ごめんね、無理にデートさせちゃって」
「ううん。そんなこと。楽しかったよ。私も」
「うん、ありがとう僕も本当に楽しかった」
彼は時計を見て
「もう楽しい時間は終わりのようだね。さようならだ」
そう言って彼は席をたった。
その時亜希子は、何かこのままじゃいけないと、体の中から湧き上がる様な想いでいっぱいになった。
「あの、ちょっと待ってください」
「どうしたの?」
「このままお別れはないんじゃないんですか? ちゃんと私の事も知ってください。一方的すぎます」
「一方的か。そうだよね、フェアじゃないよな」
「そうです、フェアじゃないです」
ちゃんと知ってほしかった自分の事を。
亜希子は自分が同じクラスメイトのこの私の事を好きで、愛している同性愛者であるという事を彼に正直に話した。
彼は驚きもせずに「多分そんな感じがしていたよ」と言ってくれた。
「でも……、それでもあなたがよかったら、わたしをあなたの彼女にしてください」
「それはこの僕に同情しての事かな?」
「今は、どうとっても構いません。でも私、こんな私だけど、あなたの彼女になりたいんです」
「もしかしたら、君を悲しませる事になるかもしれないんだよ」
「それでもいい。それでもいいんです。こんな男みたいな女ですけど、それでもあなたの彼女にしてください」
「まいったな、これじゃ逆告白だよ。本当はこの僕から亜希子ちゃんに、この僕の想いを伝えなきゃいけないのに……」
「そうすっね」
にっこりと亜希子は笑った。
そして彼も……。
「こちらこそよろしく!」と言って亜希子の頬にキスをしてくれた。
「ごめんね亜希子ちゃん。私、あなたから亜美が取られるのが怖くて、ずっとそのことが怖くて」
「そんなの別にいいよ、言ったじゃん。私はあんたら二人の間に割り込んだお邪魔むしだって。でも亜美の事は本当に愛しているのは、ここで真由美にもちゃんと宣言しておくからね」
「うん、分かった。私も亜希子ちゃんの気持ち受け入れる」
「真由美」
「なぁに亜美」
私は真由美を自分の所に呼んで、そっと耳打ちである提案をした。
「それ、面白そう。いいんじゃない。きっと喜んでもらえると思うなぁ」
「でしょ!」
私たちは脱いだ服を着なおして
「亜希子、あなたはパンティー……、あ、ダメだもう濡れてぐっしょりだよ」
「あははは、だってねぇ……」
「いいかぁ、そのまま私の部屋に来て」
「はへぇ? 亜美の部屋に?」
「いいからおいで、下着は私の貸してあげるから」
「はいはいわかりました」
「亜希子ちょっとの間、目隠しするけど我慢してね」
「えええ、今度は目隠しプレイでっかぁ」
「うるさいの! 亜希子は黙って言う事聞いていればいいから」
「へぇい……」
目隠しを取って
「亜希子この鏡の前に立ってごらん」
そこに映し出されたのは
尚子さんからもらった、あのメイド服を着た亜希子の姿だった。
「カシャ」
写真を亜希子のスマホで撮ってやった。
「彼に送ってやれば……喜ぶんじゃない?」
「えええ、こ、こんな姿を。物凄く恥ずかしいよう!」
「似合ってるよ亜希子」
「うん可愛いわよ亜希子ちゃん」
「そぅおぅ? だったら『にゃーぉポーズ』とってもいい?」
「どうぞお好きなように」
結局、亜希子のリクエストで20枚も写真を撮ってしまった。
「しかし亜美にこんな趣味があったとは知らなかったよ」
「実は、真由美とおそろいなんだけどね」
「えええ、そうなの」
「そうだよ、亜希子ちゃん」
「はぁ、私の知らないところでいろんなことやってたんだなぁ、なんか悔しいなぁ」
「それを言ったらお互い様じゃないの。彼氏持ちの亜希子」
「なははは、何も言い返せないわ」
照れ笑いしながら
「これ全部送っちゃる。でもキモイ! なんて返信来たらどうしよ」
「大丈夫だって。亜希子物凄く可愛いよ」
「そうかなぁ……ええ、送っちゃう。あ、あとさぁ、わたしたち3人も写して送ってもいいかなぁ」
「いいよ」
カシャ!
「彼氏君へ。私が愛する彼女たちです」
と、コメントして送ってやった。
返信には、一言。
「可愛いよ……亜希子」と送られていた。
あれから、頻繁に亜希子からメッセージが来るようになった。
彼とのツーショット画像付きで。
しかし亜希子! あんた送りすぎ!
うざくなるくらい送り付けてくるこのメッセージ。
でも、どの写真も亜希子の顔は、幸せいっぱいの顔をしていた。
良かったね亜希子♡♡
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