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姉と妹と妹と姉と
いいのかなぁ姉妹同士なら? 13回目
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「ねぇ、ねぇ、ミーちゃん。今晩の夕食の献立は何かな?」
「美代ねぇもうお腹すいちゃったの」
「えへへ、実はそうなの」
「まったく、今日はサーロインステーキよ」
「お、これまたがっつりいきそうですねぇ」
「ところで、一人分増えちゃったけど大丈夫?」
「あら、わたくしの分でしたらお気を遣わずに」
「それくらい大丈夫です。お肉多めに買い込んできたから」
「さすがミーちゃん。いい主婦だねぇ」
主婦……おいおい、私は主婦じゃないんだけど。
でも美代ねぇの妻……なら許しちゃう気がする。
「亜美ねぇさんは主婦なんですね」
何気なく言う沙良。だんだんとこの子の要領が、何となくつかめてきたような、つかめない様な。物凄くもどかしい。
「なんとでも言ってください。主婦でも妻でも」
「妻? それはもしかして美代おねぇ様の妻という意味ですか?」
そうだよ。そんなの当たり前じゃん。
と、心の中で叫んでいた。
「私にはその役目務まりそうにはありませんね」
はっ? 美代ねぇを心の底から愛していると言っておきながら、何を言っているんだ。やっぱりまだそう言うところは子供なんだ。
「うふふふ、そっかぁ」
「なんだか嬉しそうですね。亜美ねぇさん」
亜美ねぇさん。もうなんとも自然に私の事をねぇさんと呼んでいる。
実はこの子本当は、本音は素直な子なのかもしれない。
少し接し方も変えた方がいいのかなぁ。
「ねぇ、沙良ちゃんお肉の焼き具合って、どのくらいが好みなのかなぁ」
「そうですね、私はいつもレアとミディアムの中間点がベストですね」
「ほう、そうですか。ステーキは好きみたいだね」
「お肉は大好きですよ。でもあんまり脂肪のついたところは食べませんけどね。いつもはヒレの部分です」
「ヒレですか。ちょっと高いんだよねヒレ肉」
「そうですか? 私が良く行くお店では、そんなに高いとは思いませんけどね」
「お店? に良く行くの……」
「ええ、完全予約制の所なんですけどね。席も5席しかありません」
はぁ、たった5席。しかも完全予約制の店って……も、もしかして高級店て言うところ。
「あのぉ、そこってもしかして、物凄く高いイメージがあるんだけど」
「そうなんですか? 私は安いとばかり思っていますけど。だっていつも連れていってくださる方は、ここはそんなに高いところじゃないから遠慮しないでって、いつも言ってくださるので」
「はぁ、そうなんだ」
もしかして私が想像する次元というか、世界が違うのかもしれない。
「あのう、何かお手伝いいたしましょうか? でも私あんまり料理得意な方じゃなくて」
「そっかぁ、いいよいいよ。今日はお客さんでいていいから」
「私、お客さんですか?」
「だって私にとっては、今日初めて沙良ちゃんと会ったんだもの」
「それもそうですね」
沙良はそっと長いまつげを下に伏せるように言う。
「なぁんだ二人とも、もう仲良くなってんじゃないの。よしよし。いい妹たちだよ」
「そうですか? 美代おねぇ様」
「そうだよいい雰囲気じゃない」
「ところで尚子おねぇ様と、真由美ねぇさんはどちらに?」
「今、二人でお風呂に入っているんじゃない」
「そうなんですか。お二人が上がったらお風呂お借りしてもいいでしょうか」
「いいよ」
「あのぉ、それとまことに申し訳ないのですが……。こんなこと、美代おねぇ様にお願いするのも気が引けるんですけど」
「なになに、沙良ちゃん」
「あのですね。お着替えをお借りできましたらと思いまして」
「あ、そうかごめんね気が利かなくて。いいよ私の下着とスエットでよければ使ってちょうだい」
「ありがとうございます」
なんだ物凄くほんと、素直で控えめなところがっていい子じゃない。
「よかったです。亜美ねぇさんのでしたら私絶対拒否っていますので!」
はいぃ……。絶対拒否ってたぁ!
私がピクってなっていたのを沙良は見のがさなかった。
「だって姉妹といえども恋敵なんですもの」
なんのためらいもなく言う沙良。
やっぱり見方変えるのやめよう。此奴は危ない女だ。
「それにしても尚子も真由美ちゃんもお風呂長いわね。もしかして、お風呂の中でエッチしてたりして」
「覗いちゃいますか、おねぇ様」
「いいねぇ、今回はあの二人のプレイは取材も兼ねているからね」
「それは夢乃美代香としてですか? それとも美代おねぇ様としてですか」
「どっちもだよ。私からエッチなこと取ったら何が残るの?」
「はぁ、美代ねぇ取材って言ってたんじゃないの。そうしたら夢乃美代香としてでしょ」
「ミーちゃんも固いこと言わないの」
はいはいどうせ私は性格固いですよ。
「次に沙良ちゃんお風呂入るんだったら、裸になっちゃおうか」
「そうですね、その方が楽ですね。このお洋服も汚さなくて済みますし」
「はは、今回のこの洋服も結構お金かかってんでしょ」
「これは正直そんなんでもありませんわよ。ただ、フルオーダーメイドですから30万ほどでしょうか」
「さ、30万! うそでしょ」
「あら、これでこのお値段でしたらお得ですわよ」
やっぱりこの子は違う。いったいどんな生活しているんだ。もしかしてこの子の母親って物凄い大金持ちなの?
だったら何で、わざわざあの家に越してきたんだろう。そんなにお金あるんだったら、どこかの高級マンションでも買えばいいのに。
私がそんなことを考えている隙に、するッと服を脱ぐ沙良。
躊躇どころか何の恥ずかしさもなく、私たちの前で全裸になった。
その均整の取れたスタイルは、まるで作り物の様な感じがした。
色白で透き通る様な肌。
体全体がお人形さんのような感じがする。
その体にベビドールなんか着せたら、物凄くエロイ雰囲気になりそうだ。
本当にこの子は私よりも年下なのか?
「どうです亜美おねぇさん、私の体。綺麗ですか」
「き、綺麗」
「そうですかありがとうございます」
この子は人に見られることに、慣れ過ぎているような感じがする。
いや見られることが、この子にとって求めるものであるのなら、裸体をさらすことは自分の基礎を見せる事と同じ感覚なんだろう。
そのころお風呂場では
《自主規制区間ですごめんなさい♡》
あなたの妄想をかきたててくださいまし!
《ここら辺までかなぁ♡♡》
お風呂場にはエロイ二人の絡み合う音が鳴り響いていた。
「ちょっと、ちょっと、もう始めちゃってるの」
「あら、美代。これは単なるスキンシップよ。前戯にもならないわよ」
「でも、もう真由美ちゃん出来上がってるじゃないの」
真由美のその表情をみて沙良は
「真由美ねぇさん、物凄くエロ可愛いですわよ」
と、いながら自分のあそこを濡らし始めていた。
「沙良ちゃん裸になったんだ。相変わらず綺麗な体だね」
「ありがとうございます。尚子おねぇ様」
「ほんと綺麗」
真由美が感心するように言う。
「真由美ねぇさんの体も、白くてとても柔らかそう……あんっ」
「そんなこと言いながら沙良ちゃん、もうこんなに濡らしているじゃない」
「あ、うっ……美代……お、おねぇ様。そんなとこさわさわされたら……あ、私……もう、ダメぇ!」
がくがくを体を震わせてイッてしまった。
「うふふ、相変わらずイキやすいのね」
とろぉ―んとした目をしながら、長いまつげが下を向く
「おねぇ様ぁ、お風呂一緒に……お願いしますぅ」
「わかったわよ。尚子たちももう上がる?」
「うん、もう上がるところ」
「それじゃ私も脱ぎますか」
ブラを外した美代ねぇのおっぱいが露わなると、沙良は自分の顔をあの大きな美代ねぇのおっぱいに顔をうずめた。
「ああ、癒されます。美代おねぇ様のおっぱい柔らかくて温かくて」
ずっと抱き合ったまま沙良は、美代ねぇのおっぱいへ顔をうずめたまま離さない。
「あらあら、また始まっちゃったの。沙良ちゃん」
コクンコクンとおっぱいの中で頷く沙良。
「はいよしよし。沙良ちゃんはとっても可愛いいい子だよ」
「ほんとですか?」
「ほんとだよ」
「嬉しいです」
二人の唇は押し込むように重なり合った。
「あ、ようやくお風呂上がってきたのね。ところで美代ねぇと沙良ちゃんは?」
「今度はあの二人がお風呂入っちゃった」
「はぁ、もうじき料理できるところなのに」
テーブルに並べられた料理を見て、真由美が
「亜美、すご――い。これ全部亜美が作ったの?」
「そうだよ、あとはお肉を焼いて、焼き立てのステーキを出せば完成かな」
真由美は下を向いて恥ずかしそうに。
「こ、今度は私が亜美に料理作ってあげるから。私の手料理亜美に食べてもらいたい」
「ありがとう真由美」そっと真由美にキスをした。
「私亜美の為なら……なんでもする覚悟はできてるの。私出来る事なら……、亜美のお嫁さんになりたい」
「お嫁さん?」
「うん、亜美が旦那様で、私が亜美の妻」
もうそこまで来たか、真由美。その言葉だけでも私は救われたよ。
恋敵ねぇ、ほんと唐突なんだから。まさかねぇ……。
釈然としないもやもやとした気持ちと、今まで培ってきた美代ねぇとの関係を双幅させてしまう自分。
「はぁ、今日はなんか、めちゃくちゃにしてもらいたい気分になっちゃう」
でもこのパターンんを考える限り、今夜は私一人切りで夜を過ごさないといけないんだなぁ。
なんか寂しくて空しい。
「ねぇ先にステーキ焼いちゃおうか」
「お、いいねぇ、ワインも開けちゃうわよ」
「どうぞどうぞそちらは、お好きにやってください尚子さん」
じゅぅうううっ、と。分厚いサーロインがフライパンの中で焼ける音がする。
立ち上がる煙が、換気扇に程よく吸い込まれていく。
程よく表面が焼けたお肉を、熱々に熱したスキレットに乗せると、じゅうううという音がする。そのまま木製のプレーに乗せテーブルへ。
「二人分の出来上がり、お熱いうちにどうぞ召し上がれ」
その出来栄えに真由美は
「わ、私亜美のお嫁さんになれるかしら」
「あははは、大丈夫だよ。真由美」
「んー美味しい。お肉物凄く柔らかく仕上がっているじゃないの。亜美ちゃん将来こっちの才能生かす方に進路決めたら」
「そうかもですね。料理するのは嫌いじゃないですし」
「うん、うん、あぁ、ワインが進んじゃう」
「大丈夫ですかそんなに一気飲んで、この後真由美とするんでしょ」
ピクンと真由美の体が反応した。
もう少しで、真由美は実の姉と愛し合う。
「美代ねぇもうお腹すいちゃったの」
「えへへ、実はそうなの」
「まったく、今日はサーロインステーキよ」
「お、これまたがっつりいきそうですねぇ」
「ところで、一人分増えちゃったけど大丈夫?」
「あら、わたくしの分でしたらお気を遣わずに」
「それくらい大丈夫です。お肉多めに買い込んできたから」
「さすがミーちゃん。いい主婦だねぇ」
主婦……おいおい、私は主婦じゃないんだけど。
でも美代ねぇの妻……なら許しちゃう気がする。
「亜美ねぇさんは主婦なんですね」
何気なく言う沙良。だんだんとこの子の要領が、何となくつかめてきたような、つかめない様な。物凄くもどかしい。
「なんとでも言ってください。主婦でも妻でも」
「妻? それはもしかして美代おねぇ様の妻という意味ですか?」
そうだよ。そんなの当たり前じゃん。
と、心の中で叫んでいた。
「私にはその役目務まりそうにはありませんね」
はっ? 美代ねぇを心の底から愛していると言っておきながら、何を言っているんだ。やっぱりまだそう言うところは子供なんだ。
「うふふふ、そっかぁ」
「なんだか嬉しそうですね。亜美ねぇさん」
亜美ねぇさん。もうなんとも自然に私の事をねぇさんと呼んでいる。
実はこの子本当は、本音は素直な子なのかもしれない。
少し接し方も変えた方がいいのかなぁ。
「ねぇ、沙良ちゃんお肉の焼き具合って、どのくらいが好みなのかなぁ」
「そうですね、私はいつもレアとミディアムの中間点がベストですね」
「ほう、そうですか。ステーキは好きみたいだね」
「お肉は大好きですよ。でもあんまり脂肪のついたところは食べませんけどね。いつもはヒレの部分です」
「ヒレですか。ちょっと高いんだよねヒレ肉」
「そうですか? 私が良く行くお店では、そんなに高いとは思いませんけどね」
「お店? に良く行くの……」
「ええ、完全予約制の所なんですけどね。席も5席しかありません」
はぁ、たった5席。しかも完全予約制の店って……も、もしかして高級店て言うところ。
「あのぉ、そこってもしかして、物凄く高いイメージがあるんだけど」
「そうなんですか? 私は安いとばかり思っていますけど。だっていつも連れていってくださる方は、ここはそんなに高いところじゃないから遠慮しないでって、いつも言ってくださるので」
「はぁ、そうなんだ」
もしかして私が想像する次元というか、世界が違うのかもしれない。
「あのう、何かお手伝いいたしましょうか? でも私あんまり料理得意な方じゃなくて」
「そっかぁ、いいよいいよ。今日はお客さんでいていいから」
「私、お客さんですか?」
「だって私にとっては、今日初めて沙良ちゃんと会ったんだもの」
「それもそうですね」
沙良はそっと長いまつげを下に伏せるように言う。
「なぁんだ二人とも、もう仲良くなってんじゃないの。よしよし。いい妹たちだよ」
「そうですか? 美代おねぇ様」
「そうだよいい雰囲気じゃない」
「ところで尚子おねぇ様と、真由美ねぇさんはどちらに?」
「今、二人でお風呂に入っているんじゃない」
「そうなんですか。お二人が上がったらお風呂お借りしてもいいでしょうか」
「いいよ」
「あのぉ、それとまことに申し訳ないのですが……。こんなこと、美代おねぇ様にお願いするのも気が引けるんですけど」
「なになに、沙良ちゃん」
「あのですね。お着替えをお借りできましたらと思いまして」
「あ、そうかごめんね気が利かなくて。いいよ私の下着とスエットでよければ使ってちょうだい」
「ありがとうございます」
なんだ物凄くほんと、素直で控えめなところがっていい子じゃない。
「よかったです。亜美ねぇさんのでしたら私絶対拒否っていますので!」
はいぃ……。絶対拒否ってたぁ!
私がピクってなっていたのを沙良は見のがさなかった。
「だって姉妹といえども恋敵なんですもの」
なんのためらいもなく言う沙良。
やっぱり見方変えるのやめよう。此奴は危ない女だ。
「それにしても尚子も真由美ちゃんもお風呂長いわね。もしかして、お風呂の中でエッチしてたりして」
「覗いちゃいますか、おねぇ様」
「いいねぇ、今回はあの二人のプレイは取材も兼ねているからね」
「それは夢乃美代香としてですか? それとも美代おねぇ様としてですか」
「どっちもだよ。私からエッチなこと取ったら何が残るの?」
「はぁ、美代ねぇ取材って言ってたんじゃないの。そうしたら夢乃美代香としてでしょ」
「ミーちゃんも固いこと言わないの」
はいはいどうせ私は性格固いですよ。
「次に沙良ちゃんお風呂入るんだったら、裸になっちゃおうか」
「そうですね、その方が楽ですね。このお洋服も汚さなくて済みますし」
「はは、今回のこの洋服も結構お金かかってんでしょ」
「これは正直そんなんでもありませんわよ。ただ、フルオーダーメイドですから30万ほどでしょうか」
「さ、30万! うそでしょ」
「あら、これでこのお値段でしたらお得ですわよ」
やっぱりこの子は違う。いったいどんな生活しているんだ。もしかしてこの子の母親って物凄い大金持ちなの?
だったら何で、わざわざあの家に越してきたんだろう。そんなにお金あるんだったら、どこかの高級マンションでも買えばいいのに。
私がそんなことを考えている隙に、するッと服を脱ぐ沙良。
躊躇どころか何の恥ずかしさもなく、私たちの前で全裸になった。
その均整の取れたスタイルは、まるで作り物の様な感じがした。
色白で透き通る様な肌。
体全体がお人形さんのような感じがする。
その体にベビドールなんか着せたら、物凄くエロイ雰囲気になりそうだ。
本当にこの子は私よりも年下なのか?
「どうです亜美おねぇさん、私の体。綺麗ですか」
「き、綺麗」
「そうですかありがとうございます」
この子は人に見られることに、慣れ過ぎているような感じがする。
いや見られることが、この子にとって求めるものであるのなら、裸体をさらすことは自分の基礎を見せる事と同じ感覚なんだろう。
そのころお風呂場では
《自主規制区間ですごめんなさい♡》
あなたの妄想をかきたててくださいまし!
《ここら辺までかなぁ♡♡》
お風呂場にはエロイ二人の絡み合う音が鳴り響いていた。
「ちょっと、ちょっと、もう始めちゃってるの」
「あら、美代。これは単なるスキンシップよ。前戯にもならないわよ」
「でも、もう真由美ちゃん出来上がってるじゃないの」
真由美のその表情をみて沙良は
「真由美ねぇさん、物凄くエロ可愛いですわよ」
と、いながら自分のあそこを濡らし始めていた。
「沙良ちゃん裸になったんだ。相変わらず綺麗な体だね」
「ありがとうございます。尚子おねぇ様」
「ほんと綺麗」
真由美が感心するように言う。
「真由美ねぇさんの体も、白くてとても柔らかそう……あんっ」
「そんなこと言いながら沙良ちゃん、もうこんなに濡らしているじゃない」
「あ、うっ……美代……お、おねぇ様。そんなとこさわさわされたら……あ、私……もう、ダメぇ!」
がくがくを体を震わせてイッてしまった。
「うふふ、相変わらずイキやすいのね」
とろぉ―んとした目をしながら、長いまつげが下を向く
「おねぇ様ぁ、お風呂一緒に……お願いしますぅ」
「わかったわよ。尚子たちももう上がる?」
「うん、もう上がるところ」
「それじゃ私も脱ぎますか」
ブラを外した美代ねぇのおっぱいが露わなると、沙良は自分の顔をあの大きな美代ねぇのおっぱいに顔をうずめた。
「ああ、癒されます。美代おねぇ様のおっぱい柔らかくて温かくて」
ずっと抱き合ったまま沙良は、美代ねぇのおっぱいへ顔をうずめたまま離さない。
「あらあら、また始まっちゃったの。沙良ちゃん」
コクンコクンとおっぱいの中で頷く沙良。
「はいよしよし。沙良ちゃんはとっても可愛いいい子だよ」
「ほんとですか?」
「ほんとだよ」
「嬉しいです」
二人の唇は押し込むように重なり合った。
「あ、ようやくお風呂上がってきたのね。ところで美代ねぇと沙良ちゃんは?」
「今度はあの二人がお風呂入っちゃった」
「はぁ、もうじき料理できるところなのに」
テーブルに並べられた料理を見て、真由美が
「亜美、すご――い。これ全部亜美が作ったの?」
「そうだよ、あとはお肉を焼いて、焼き立てのステーキを出せば完成かな」
真由美は下を向いて恥ずかしそうに。
「こ、今度は私が亜美に料理作ってあげるから。私の手料理亜美に食べてもらいたい」
「ありがとう真由美」そっと真由美にキスをした。
「私亜美の為なら……なんでもする覚悟はできてるの。私出来る事なら……、亜美のお嫁さんになりたい」
「お嫁さん?」
「うん、亜美が旦那様で、私が亜美の妻」
もうそこまで来たか、真由美。その言葉だけでも私は救われたよ。
恋敵ねぇ、ほんと唐突なんだから。まさかねぇ……。
釈然としないもやもやとした気持ちと、今まで培ってきた美代ねぇとの関係を双幅させてしまう自分。
「はぁ、今日はなんか、めちゃくちゃにしてもらいたい気分になっちゃう」
でもこのパターンんを考える限り、今夜は私一人切りで夜を過ごさないといけないんだなぁ。
なんか寂しくて空しい。
「ねぇ先にステーキ焼いちゃおうか」
「お、いいねぇ、ワインも開けちゃうわよ」
「どうぞどうぞそちらは、お好きにやってください尚子さん」
じゅぅうううっ、と。分厚いサーロインがフライパンの中で焼ける音がする。
立ち上がる煙が、換気扇に程よく吸い込まれていく。
程よく表面が焼けたお肉を、熱々に熱したスキレットに乗せると、じゅうううという音がする。そのまま木製のプレーに乗せテーブルへ。
「二人分の出来上がり、お熱いうちにどうぞ召し上がれ」
その出来栄えに真由美は
「わ、私亜美のお嫁さんになれるかしら」
「あははは、大丈夫だよ。真由美」
「んー美味しい。お肉物凄く柔らかく仕上がっているじゃないの。亜美ちゃん将来こっちの才能生かす方に進路決めたら」
「そうかもですね。料理するのは嫌いじゃないですし」
「うん、うん、あぁ、ワインが進んじゃう」
「大丈夫ですかそんなに一気飲んで、この後真由美とするんでしょ」
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