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小岩さんちの家族会議
新たな生活 その5
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るん、るん!!
「よかったねミーちゃん、住むところ見つかって」
「はぁ―、何とかね。でも尚子さんが美代ねぇのお相手の、あの人だとは思いもしなかったよ」
「あら、そうなの。妹さんも同じクラスなんだって」
「そうなのよ。まさか真由美のお姉さんだなんて、世間て狭い」
「なんだかミーちゃんおばさん化してない」
そうさせているの誰なんだ! と、叫びたいけど叫ぶと何かが今壊れそうな気がする。
引っ越しの荷造りをしながら、何となくなれ親しんだこの家と別れを告げると思うと何となく胸が苦しい。
「ところで美代ねぇの方は進んでいる?」
「ん――進んでいるわよ」
「期待は裏切られるためにある。」……バイ、小岩亜美。
なんじゃこりゃ!
泥棒でも入ったかの様な散らかりよう。
「あのね、美代ねぇ。荷造り、散らかすんじゃなくて引っ越しなのよ」
「わかってるわよミーちゃん。でもねぇ、おかしいなぁ、片付かないのよ」
「て、さっきからずっとマンガ読んでいるじゃない」
「あら、マンガじゃなくてよ。これは資料。本棚の奥から出て来たんだぁ懐かしいなぁ」
「あ、の、ね。」
「ミーちゃん、ちょっと怖いんだけど。その顔」
ああ、あの尚子さんが美代ねぇ相手だと、ああなるのも分るわ。
「でもさぁ尚子も一緒に住むこと、よくミーちゃん了解したわね」
「一緒に住むって言っても毎日じゃないでしょ。元を言えば叔父さんから管理頼まれていて、一人になりたいときに使っていた部屋なんだもの。そこに私たちが間借りすることになったんだから。それに尚子さんそんなに嫌いじゃないし」
「そっかぁ、ミーちゃんも尚子の良さ感じちゃったのね」
良さ? たぶん美代ねぇの言う良さという意味は、違うような気がするんだけど。
「ねぇミーちゃん、明日引っ越しのトラックって何時に来るの?」
「確か10時くらいだと思うんだけど」
「そっかぁ、それじゃ私は必要最低限の物だけ準備しよっと」
必要最低限の物って、ここに物残していくの?
「美代ねぇ、それってまたここに来るっていう事?」
「ん、そうよ」
「どうして、私はもうここには戻る気なんかないからね」
「あら、いいじゃない口実よ。お父さんの新しい家族がどんな人たちか興味あるじゃない。自分の物取りに来ながら見てみたいじゃない」
口実ねぇ、そうやって、偵察するってこんたんか。
「まぁいいか。美代ねぇがそうしたいなら、そうしてよ。でも私はきれいさっぱり見切りつけるから」
「いいのよ、ミーちゃんはそれで、私は自分の荷物を取りにくるっていう口実でこの家族の事偵察して、ミーちゃんにも報告するから。少しは気になるでしょ?」
「別に興味なんかない」
「そうぉ? ほんとに」
「ほんとに!」
美代ねぇがキスしてきた。
手を私の肩に回して、ゆっくりと、そして優しく私を抱き寄せる。
美代ねぇにこうして抱かれると、気持ちがあたたかくなる。
ゆっくりと唇が離れた。
「うふふ、ミーちゃん少し落ち着いた」
「落ち着いたって……」
「ごめんね、いろんなこと一気にミーちゃんに押し付けちゃって、大変だっただしょ。まだ17歳だもんね。こんな家族のもめごとに振り回されたくなんかないよね。でもねこれは私たちに降り注いだ現実なの。小説のような夢物語みたいなもんじゃないの。だから、ちゃんと前を向かなきゃいけないの」
私の耳元でそっと、そして優しく美代ねぇは語った。
その温かさが私の気持ちの中に入り込んでいくような気がする。
「美代ねぇ、ごめん。私一人でなんだか私一人で……」
涙があふれてきた。
「うん、泣いていいよ」
ヒック、ヒック。泣いた。美代ねぇの胸の中で。泣けるだけ泣いた。
しっかりと私を抱いて美代ねぇ。私を守って、そして、ずっと私を愛して……お願い。
次の日、引っ越し業者のトラックは、私たちの荷物をこの家から持ち去った。
さようなら、今までありがとう。楽しい想いでも悲しい想いでもあの家にはいっぱい詰まっていた。
その想いを振り切るように、私は……あの家を出た。
新しい私たちの住まいには、引っ越しのお手伝いを買って出てくれた亜希子と、そして……真由美の姿があった。
「美代ねぇさん、この箱開けていい箱なんですか?」
亜希子が一つの箱を開けようとしている。
「ああそれね、別にいいわよ。多分下着が入ってるんじゃないのかなぁ」
「えっ! 美代ねぇさんの下着……ジュる」
じ――っとその箱を亜希子は見つめながら
「いざ、美代ねぇさんの生下着開封。おお、こ、これが美代ねぇさんの生下着。ああ、この下着に顔をうずめたい」
「馬鹿、亜希子何言ってんのよ」
「ははは、あまりの興奮で鼻血が出そうだよ」
「あら、あら、そんなに興奮しないでよ恥ずかしいじゃない」
「おお、このパンティ物凄くエロイですね。スケスケじゃないですか」
「あらそれ、最近ちょっと太ったから、サイズ合わないのよねぇ」
「て、ことは、も、もらってもいいですか」
興奮気味に亜希子がおねだりしている。
「どうぞ、亜希子ちゃんならサイズ合うかもしれないわね」
「ありがとうございます! 大事にします」
「ねぇ、亜希子。そのパンティーあんた別な使い方するんじゃないでしょうね」
「そ、そんなことないよ。もうもらったんだからこれ私のもんだからね。亜美にはやらないよ」
「はいはい、どうぞお好きにしてください」そんな亜希子から、私の部屋のかたずけをしている真由美の姿に視線を変えた。
その時、真由美がポッケに何かを入れているのを見てしまった。
「ねぇ、真由美大丈夫?」
私に不意に声をかけられて、ビクンと体を震わす真由美。
「だ、大丈夫よ」
「そう……。ごめんね、真由美まで引っ越しの手伝いに来てもらちゃって」
「ううん、大丈夫だよ。それより、小岩さんのおねぇさんと私のねえさんがクラスメイトだったなんてね。びっくりしちゃった」
「ほんとにそうだよ。私もびっくりしちゃった。でもこうして真由美のおねぇさんのおかげで、何とか私たちの住むところの見つかったし、感謝しないとね」
そっと真由美の背中を抱きかかえた。
ビクンと、真由美の体が反応した。
顔を赤くして真由美の体が小刻みに震えだしてきた。
「小岩さん……」
真由美の息が荒くなる。
「小岩さん、わ、私」
「ちょっと、亜美も真由美も何してんのよ」
亜希子が私たちが抱き合っているのを見て怪訝そうに言う。
そっと真由美の体から離れて
「別にぃ……」としらを切った。
「別にぃって今二人で抱き合っていたじゃん」
何となく、真由美を見ていたら抱き着きたくなった。
「いいじゃないの真由美とのスキンシップよ。それより美代ねぇの方片付いたの」
「まぁね、何とか形にはなってきたんじゃない」と言いながらも美代ねぇから
「ミーちゃんヘルプ!」と声がした。
「どうしたの美代ねぇ」
「あのね、あのね、パソコンの電源が付かないの。壊れちゃったのかな」
ようく見ると、コンセントにパソコンの電源コードが刺さっていなかった。
「あのね、コンセントに刺さないと、多分動かないと思うんだけど」
「そっかぁ。それじゃコードをコンセントにつないでと、スイッチオン! やった――ついた。さすがミーちゃん」
ふぅ、こうして私と美代ねぇ。そして、尚子さんの3人の共同生活がこれから始まろうとしている。
これからどんな生活が、私たちを待ち受けているかは分からない。
でも、何となく楽しい生活を送れそうな気がする。
私には、美代ねぇ、亜希子、尚子さん。そして、真由美がいてくれる。
突如に私を襲った家庭崩壊という現実。
それは素直に受け止めよう。でも、これから始まる新たな生活に幸あらんことを私は願いたい。
と、
平穏無事に事がまとまるような。そんなことは、私の運命が許してくれそうにもなかった。
前途多難な生活はこれから始まるのだ。
「よかったねミーちゃん、住むところ見つかって」
「はぁ―、何とかね。でも尚子さんが美代ねぇのお相手の、あの人だとは思いもしなかったよ」
「あら、そうなの。妹さんも同じクラスなんだって」
「そうなのよ。まさか真由美のお姉さんだなんて、世間て狭い」
「なんだかミーちゃんおばさん化してない」
そうさせているの誰なんだ! と、叫びたいけど叫ぶと何かが今壊れそうな気がする。
引っ越しの荷造りをしながら、何となくなれ親しんだこの家と別れを告げると思うと何となく胸が苦しい。
「ところで美代ねぇの方は進んでいる?」
「ん――進んでいるわよ」
「期待は裏切られるためにある。」……バイ、小岩亜美。
なんじゃこりゃ!
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「あのね、美代ねぇ。荷造り、散らかすんじゃなくて引っ越しなのよ」
「わかってるわよミーちゃん。でもねぇ、おかしいなぁ、片付かないのよ」
「て、さっきからずっとマンガ読んでいるじゃない」
「あら、マンガじゃなくてよ。これは資料。本棚の奥から出て来たんだぁ懐かしいなぁ」
「あ、の、ね。」
「ミーちゃん、ちょっと怖いんだけど。その顔」
ああ、あの尚子さんが美代ねぇ相手だと、ああなるのも分るわ。
「でもさぁ尚子も一緒に住むこと、よくミーちゃん了解したわね」
「一緒に住むって言っても毎日じゃないでしょ。元を言えば叔父さんから管理頼まれていて、一人になりたいときに使っていた部屋なんだもの。そこに私たちが間借りすることになったんだから。それに尚子さんそんなに嫌いじゃないし」
「そっかぁ、ミーちゃんも尚子の良さ感じちゃったのね」
良さ? たぶん美代ねぇの言う良さという意味は、違うような気がするんだけど。
「ねぇミーちゃん、明日引っ越しのトラックって何時に来るの?」
「確か10時くらいだと思うんだけど」
「そっかぁ、それじゃ私は必要最低限の物だけ準備しよっと」
必要最低限の物って、ここに物残していくの?
「美代ねぇ、それってまたここに来るっていう事?」
「ん、そうよ」
「どうして、私はもうここには戻る気なんかないからね」
「あら、いいじゃない口実よ。お父さんの新しい家族がどんな人たちか興味あるじゃない。自分の物取りに来ながら見てみたいじゃない」
口実ねぇ、そうやって、偵察するってこんたんか。
「まぁいいか。美代ねぇがそうしたいなら、そうしてよ。でも私はきれいさっぱり見切りつけるから」
「いいのよ、ミーちゃんはそれで、私は自分の荷物を取りにくるっていう口実でこの家族の事偵察して、ミーちゃんにも報告するから。少しは気になるでしょ?」
「別に興味なんかない」
「そうぉ? ほんとに」
「ほんとに!」
美代ねぇがキスしてきた。
手を私の肩に回して、ゆっくりと、そして優しく私を抱き寄せる。
美代ねぇにこうして抱かれると、気持ちがあたたかくなる。
ゆっくりと唇が離れた。
「うふふ、ミーちゃん少し落ち着いた」
「落ち着いたって……」
「ごめんね、いろんなこと一気にミーちゃんに押し付けちゃって、大変だっただしょ。まだ17歳だもんね。こんな家族のもめごとに振り回されたくなんかないよね。でもねこれは私たちに降り注いだ現実なの。小説のような夢物語みたいなもんじゃないの。だから、ちゃんと前を向かなきゃいけないの」
私の耳元でそっと、そして優しく美代ねぇは語った。
その温かさが私の気持ちの中に入り込んでいくような気がする。
「美代ねぇ、ごめん。私一人でなんだか私一人で……」
涙があふれてきた。
「うん、泣いていいよ」
ヒック、ヒック。泣いた。美代ねぇの胸の中で。泣けるだけ泣いた。
しっかりと私を抱いて美代ねぇ。私を守って、そして、ずっと私を愛して……お願い。
次の日、引っ越し業者のトラックは、私たちの荷物をこの家から持ち去った。
さようなら、今までありがとう。楽しい想いでも悲しい想いでもあの家にはいっぱい詰まっていた。
その想いを振り切るように、私は……あの家を出た。
新しい私たちの住まいには、引っ越しのお手伝いを買って出てくれた亜希子と、そして……真由美の姿があった。
「美代ねぇさん、この箱開けていい箱なんですか?」
亜希子が一つの箱を開けようとしている。
「ああそれね、別にいいわよ。多分下着が入ってるんじゃないのかなぁ」
「えっ! 美代ねぇさんの下着……ジュる」
じ――っとその箱を亜希子は見つめながら
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「馬鹿、亜希子何言ってんのよ」
「ははは、あまりの興奮で鼻血が出そうだよ」
「あら、あら、そんなに興奮しないでよ恥ずかしいじゃない」
「おお、このパンティ物凄くエロイですね。スケスケじゃないですか」
「あらそれ、最近ちょっと太ったから、サイズ合わないのよねぇ」
「て、ことは、も、もらってもいいですか」
興奮気味に亜希子がおねだりしている。
「どうぞ、亜希子ちゃんならサイズ合うかもしれないわね」
「ありがとうございます! 大事にします」
「ねぇ、亜希子。そのパンティーあんた別な使い方するんじゃないでしょうね」
「そ、そんなことないよ。もうもらったんだからこれ私のもんだからね。亜美にはやらないよ」
「はいはい、どうぞお好きにしてください」そんな亜希子から、私の部屋のかたずけをしている真由美の姿に視線を変えた。
その時、真由美がポッケに何かを入れているのを見てしまった。
「ねぇ、真由美大丈夫?」
私に不意に声をかけられて、ビクンと体を震わす真由美。
「だ、大丈夫よ」
「そう……。ごめんね、真由美まで引っ越しの手伝いに来てもらちゃって」
「ううん、大丈夫だよ。それより、小岩さんのおねぇさんと私のねえさんがクラスメイトだったなんてね。びっくりしちゃった」
「ほんとにそうだよ。私もびっくりしちゃった。でもこうして真由美のおねぇさんのおかげで、何とか私たちの住むところの見つかったし、感謝しないとね」
そっと真由美の背中を抱きかかえた。
ビクンと、真由美の体が反応した。
顔を赤くして真由美の体が小刻みに震えだしてきた。
「小岩さん……」
真由美の息が荒くなる。
「小岩さん、わ、私」
「ちょっと、亜美も真由美も何してんのよ」
亜希子が私たちが抱き合っているのを見て怪訝そうに言う。
そっと真由美の体から離れて
「別にぃ……」としらを切った。
「別にぃって今二人で抱き合っていたじゃん」
何となく、真由美を見ていたら抱き着きたくなった。
「いいじゃないの真由美とのスキンシップよ。それより美代ねぇの方片付いたの」
「まぁね、何とか形にはなってきたんじゃない」と言いながらも美代ねぇから
「ミーちゃんヘルプ!」と声がした。
「どうしたの美代ねぇ」
「あのね、あのね、パソコンの電源が付かないの。壊れちゃったのかな」
ようく見ると、コンセントにパソコンの電源コードが刺さっていなかった。
「あのね、コンセントに刺さないと、多分動かないと思うんだけど」
「そっかぁ。それじゃコードをコンセントにつないでと、スイッチオン! やった――ついた。さすがミーちゃん」
ふぅ、こうして私と美代ねぇ。そして、尚子さんの3人の共同生活がこれから始まろうとしている。
これからどんな生活が、私たちを待ち受けているかは分からない。
でも、何となく楽しい生活を送れそうな気がする。
私には、美代ねぇ、亜希子、尚子さん。そして、真由美がいてくれる。
突如に私を襲った家庭崩壊という現実。
それは素直に受け止めよう。でも、これから始まる新たな生活に幸あらんことを私は願いたい。
と、
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