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小岩さんちの家族会議
新たな生活 その4
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「あの時の、もしかして……」
「ヤダ、まだ覚えていたの」
ちょっと下を俯いて小さくコクンとうなずいた。
「聞いてるわよ美代から」尚子さんはそれ以上は言わなかったけど。
多分私と美代ねぇの関係の事を言っているんだと思う。
「そうですか……」としか返事が出来なかった。
「ねぇ、神宮寺ってさっき言ってましたけど、もしかして真由美のお姉さんですか」
「そうよ、真由美は私の妹。そしてあなた達のクラスメイト」
「へぇ、偶然てあるんだ」
亜希子は感心しながらもパフェをすくうスプーンは止まらなかった。
「あのぉ、尚子さんはここの店長さんですか?」
「店長? まぁ今はそんなところかもしれないなぁ。本当はここ、叔父さんがやっていたお店なの。放浪癖のある叔父でねぇ、ちょっと海外行ってくるからって、この店頼む。なんて勝手に押し付けて行っちゃったの。今どこにいるのかもわからないんだけどね」
「はぁ、そうなんですか」
「ところで真由美とは、物凄く仲良くしてくれているんだって。この前なんかあの真由美が、カラオケ行ってきたなんて聞いたからびっくりしちゃった」
「そうなんですよ。始めは恥ずかしがって断ってたんですけど、私が無理や
り連れて行きました」
亜希子が少し得意げに言う。
「あはは、そうよね、そうでもしないとあの子そんなとこ、行こうなんてしないものね」
「真由美意外と歌えていましたよ」
「そっかぁ、あの真由美がねぇ。ところで、あなた達何かさっきから部屋探していると言っていたけど。ごめんなさいこれも聞こえちゃったのね、お客さんのプライバシーだからホントは触れちゃいけないんだろうけど」
「別に、いいんですけど。実は……」
尚子さんに私の今の家庭状況を話した。
「んー、美代ん所そんなことになっていたのね。だったら連絡くらいしてくれればいいのに」
「あ―、姉に解決策望むのもう諦めています。任せていたら飛んでもないことになりそうなんで」
「ああ、分かるわかる。美代って高校時代からハチャメチャだったからねぇ。それでもよく生徒会長に選ばられたもんだと思うわ」
「え、美代ねぇさんて、生徒会長だったんですか」
「そ、そして私が副会長」
「あれ、亜希子知らなかった」
「うん、初耳」
「そうなんだよ信じがたいことに。あの美代ねぇが生徒会長だったなんて、私には今学校で口が裂けても言えないよ」
「あら、でも美代意外と人気あったわよ」
その人気あったという言葉が何か意味ありげ。もしかして、目をつけてはひそかに……。まぁそこまではないと思うけど。
「モテたなぁ。下駄箱にラブレターよく入っていたし」
「うそ!」
今明かされる真実。あの美代ねぇが男にモテた? もしかして両党使いだったのか。
「でもねぇ、美代恋愛対象が普通とは変わっていたから」
「こりゃっやっぱり、姉妹は似ているという事なんじゃないのかなぁ」
亜希子がぼっそりというと
「あら、あなたも知ってるの」
「ははは、私も美代ねぇさんラブです。最も一番ラブしてるのは亜美なんだけど」
「馬鹿、恥ずかしいじゃない。いきなりそんなこと言うと」
「なぁんだ、あなた達もそう言う関係だったの」
よくもまぁこんな関係の人が私の周りには集まるものだ。尚子さんは今はどうかは分からないけど、最近ちょっと感じているんだ真由美の事、真由美も、もしかしたら私と同じなのかもしれないのかなぁって。
「尚子さんは今も姉と……」
「んーたまにかな。ほらお互い時間が取れないでしょ。会う機会も少なくなって、大分美代とはご無沙汰なんだけど」
高校時代は、相当この二人いちゃついていんだろうな。
何となくわかる。
「でもほら、美代は亜美ちゃんが一番かわいがっているからね」
「そ、そんなこと……」
「あ、赤くなっちゃって可愛い」
尚子さんは私をからかうのがうまいのか、それとも美代ねぇからその、なんだ、私がネコだというのを聞いていたのか。この人私のツボにどんどん何かを詰め込んでいく。
「あ、そうだ確か亜美ちゃん、住むとこ探しているって言ったわよね」
「ええ、私と姉の住まいなんですけど」
「それならちょうどいいところがあるんだけど。ただ、ちょっと条件付きなんだけどね」
ちょうどいいところ? そして条件付き? いい話が舞い込んできた。でも気をつけろ、いい話には必ず裏がある。これ、この前読んだ推理小説に書いてあったな。
「立地はここから徒歩でおよそ5分。駅からは近いし鉄筋2階建で今空いているのが1階の3LDKの部屋」
物凄く条件的にはいいけど、何となく高そうな感じ。
「もちろん防音完備。どんなに騒いでも大丈夫」
おいおい、そこまで気使わなくても
「それでね部屋数は全部で6部屋あるんだけど」
6部屋か、つまりは6世帯ということかな。
「何なら今からそこ見てみる? 鍵なら私持っているから」
鍵を持っている? もしかして尚子さんが住んでいるところなの?
その時私のスマホが鳴った。美代ねぇからだ。
「もしもし―、ミーちゃん」
「どうしたの美代ねぇ」
「あのね、あのね、私物凄くお腹減っちゃったの。ミーちゃん来るのずっと待ってたんだけど、まだ来れないの?」
あ、すっかり忘れてた。
「美代から?」尚子さんが聞いた。
「そうですけど」
「ちょっと変わってもいい」
「ええ」スマホを尚子さんに渡すと
「おいコラ、甘えん坊の美代。可愛い妹をあんまり困らかすんじゃないよ」
え、何だか今までのイメージと違う。
「あ、その声は尚ちゃんだぁ。なーんだミーちゃん尚ちゃんのとこにいたんだぁ」
「いたんだぁじゃないの。今から私の店にまで来れる?」
「え――! 私今、お腹空いて今動けな―い。それに服着るのめんどくさい」
「はぁ――、また裸でいるの」
「ご名答―」
「話は亜美ちゃんから聞いた。あの部屋でよければ二人で使ってもいいよ。ただし条件付きだけど」
「え、本当―。やっぱり持つべきものは、頼りになる尚ちゃんだよねぇ」
「その言葉、もう高校時代から聞き飽きてるよ美代。これから亜美ちゃんに見てもらうけどいい?」
「うん、いいよ。でもお腹空いて我慢できないから早くしてね」
「わかった、まずはたらふく水でも飲んで、その腹膨らませてろ」
「ヤダぁ、尚ちゃん。お腹膨れたら妊婦さんになるじゃない」
「大丈夫、美代には卵子しか来ないから」
「ははは、そうだよね。それじゃ頼んだ尚ちゃん」
ポカンと二人の会話を聞いていた。
「あのぉ……、姉といつもこんな感じで」
「あ、ああう、うん。こんな感じ」尚子さんが照れている。
「美代相手だと何だろ、いつもこんな感じになっちゃうの」
はぁ、あの美代ねぇ相手だとねぇ。
「それより、地図書くからちょっと行ってみて。実際に見てみないと分かんないでしょうからね。それと中に荷物あるけど気にしないで」
もらった地図を見ながらその場所に行くと、そこには白い鉄筋の建物が……。
「ここよね」
「うん、ここだね」
もっと古いというか想像していた感じとは正反対で、物凄く立派な建物だった。
「101この部屋だよね」
ドアにあるプレートの番号と鍵の番号をもう一度確かめてドアを開けた。
広くてきれいな部屋。
個室が3部屋ある。キッチンもダイニングになっている。
「い、いいんじゃない」
「う、うん」
「ここ、ここに決めちゃえば?」
亜希子が少しためらいながら言う。
「うん」
「でもさ、亜美があの条件いやだったら、断ってもいいと思うんだけど」
「別に、あれくらい大丈夫だと思う。それに家賃格安にしてもらってこの部屋だったら文句は言えないよ」
「そっかぁ、じゃ決まりかな」
「そうかも、美代ねぇもここに来たことあるみたいだし」
ひょんなことから、難航していた私たちの部屋探しの物件は、あっけなく見つけることが出来た。
ただある条件を課せられた物件なんだけど。
その条件って?
ここの管理人代行をやってもらう事。それと。
「私も一緒に暮らすことになるんだけどそれでもいい?」
て、いう事は、私は美代ねぇと尚子さんから……。
も、もつかしら……、私のこの体。
「ヤダ、まだ覚えていたの」
ちょっと下を俯いて小さくコクンとうなずいた。
「聞いてるわよ美代から」尚子さんはそれ以上は言わなかったけど。
多分私と美代ねぇの関係の事を言っているんだと思う。
「そうですか……」としか返事が出来なかった。
「ねぇ、神宮寺ってさっき言ってましたけど、もしかして真由美のお姉さんですか」
「そうよ、真由美は私の妹。そしてあなた達のクラスメイト」
「へぇ、偶然てあるんだ」
亜希子は感心しながらもパフェをすくうスプーンは止まらなかった。
「あのぉ、尚子さんはここの店長さんですか?」
「店長? まぁ今はそんなところかもしれないなぁ。本当はここ、叔父さんがやっていたお店なの。放浪癖のある叔父でねぇ、ちょっと海外行ってくるからって、この店頼む。なんて勝手に押し付けて行っちゃったの。今どこにいるのかもわからないんだけどね」
「はぁ、そうなんですか」
「ところで真由美とは、物凄く仲良くしてくれているんだって。この前なんかあの真由美が、カラオケ行ってきたなんて聞いたからびっくりしちゃった」
「そうなんですよ。始めは恥ずかしがって断ってたんですけど、私が無理や
り連れて行きました」
亜希子が少し得意げに言う。
「あはは、そうよね、そうでもしないとあの子そんなとこ、行こうなんてしないものね」
「真由美意外と歌えていましたよ」
「そっかぁ、あの真由美がねぇ。ところで、あなた達何かさっきから部屋探していると言っていたけど。ごめんなさいこれも聞こえちゃったのね、お客さんのプライバシーだからホントは触れちゃいけないんだろうけど」
「別に、いいんですけど。実は……」
尚子さんに私の今の家庭状況を話した。
「んー、美代ん所そんなことになっていたのね。だったら連絡くらいしてくれればいいのに」
「あ―、姉に解決策望むのもう諦めています。任せていたら飛んでもないことになりそうなんで」
「ああ、分かるわかる。美代って高校時代からハチャメチャだったからねぇ。それでもよく生徒会長に選ばられたもんだと思うわ」
「え、美代ねぇさんて、生徒会長だったんですか」
「そ、そして私が副会長」
「あれ、亜希子知らなかった」
「うん、初耳」
「そうなんだよ信じがたいことに。あの美代ねぇが生徒会長だったなんて、私には今学校で口が裂けても言えないよ」
「あら、でも美代意外と人気あったわよ」
その人気あったという言葉が何か意味ありげ。もしかして、目をつけてはひそかに……。まぁそこまではないと思うけど。
「モテたなぁ。下駄箱にラブレターよく入っていたし」
「うそ!」
今明かされる真実。あの美代ねぇが男にモテた? もしかして両党使いだったのか。
「でもねぇ、美代恋愛対象が普通とは変わっていたから」
「こりゃっやっぱり、姉妹は似ているという事なんじゃないのかなぁ」
亜希子がぼっそりというと
「あら、あなたも知ってるの」
「ははは、私も美代ねぇさんラブです。最も一番ラブしてるのは亜美なんだけど」
「馬鹿、恥ずかしいじゃない。いきなりそんなこと言うと」
「なぁんだ、あなた達もそう言う関係だったの」
よくもまぁこんな関係の人が私の周りには集まるものだ。尚子さんは今はどうかは分からないけど、最近ちょっと感じているんだ真由美の事、真由美も、もしかしたら私と同じなのかもしれないのかなぁって。
「尚子さんは今も姉と……」
「んーたまにかな。ほらお互い時間が取れないでしょ。会う機会も少なくなって、大分美代とはご無沙汰なんだけど」
高校時代は、相当この二人いちゃついていんだろうな。
何となくわかる。
「でもほら、美代は亜美ちゃんが一番かわいがっているからね」
「そ、そんなこと……」
「あ、赤くなっちゃって可愛い」
尚子さんは私をからかうのがうまいのか、それとも美代ねぇからその、なんだ、私がネコだというのを聞いていたのか。この人私のツボにどんどん何かを詰め込んでいく。
「あ、そうだ確か亜美ちゃん、住むとこ探しているって言ったわよね」
「ええ、私と姉の住まいなんですけど」
「それならちょうどいいところがあるんだけど。ただ、ちょっと条件付きなんだけどね」
ちょうどいいところ? そして条件付き? いい話が舞い込んできた。でも気をつけろ、いい話には必ず裏がある。これ、この前読んだ推理小説に書いてあったな。
「立地はここから徒歩でおよそ5分。駅からは近いし鉄筋2階建で今空いているのが1階の3LDKの部屋」
物凄く条件的にはいいけど、何となく高そうな感じ。
「もちろん防音完備。どんなに騒いでも大丈夫」
おいおい、そこまで気使わなくても
「それでね部屋数は全部で6部屋あるんだけど」
6部屋か、つまりは6世帯ということかな。
「何なら今からそこ見てみる? 鍵なら私持っているから」
鍵を持っている? もしかして尚子さんが住んでいるところなの?
その時私のスマホが鳴った。美代ねぇからだ。
「もしもし―、ミーちゃん」
「どうしたの美代ねぇ」
「あのね、あのね、私物凄くお腹減っちゃったの。ミーちゃん来るのずっと待ってたんだけど、まだ来れないの?」
あ、すっかり忘れてた。
「美代から?」尚子さんが聞いた。
「そうですけど」
「ちょっと変わってもいい」
「ええ」スマホを尚子さんに渡すと
「おいコラ、甘えん坊の美代。可愛い妹をあんまり困らかすんじゃないよ」
え、何だか今までのイメージと違う。
「あ、その声は尚ちゃんだぁ。なーんだミーちゃん尚ちゃんのとこにいたんだぁ」
「いたんだぁじゃないの。今から私の店にまで来れる?」
「え――! 私今、お腹空いて今動けな―い。それに服着るのめんどくさい」
「はぁ――、また裸でいるの」
「ご名答―」
「話は亜美ちゃんから聞いた。あの部屋でよければ二人で使ってもいいよ。ただし条件付きだけど」
「え、本当―。やっぱり持つべきものは、頼りになる尚ちゃんだよねぇ」
「その言葉、もう高校時代から聞き飽きてるよ美代。これから亜美ちゃんに見てもらうけどいい?」
「うん、いいよ。でもお腹空いて我慢できないから早くしてね」
「わかった、まずはたらふく水でも飲んで、その腹膨らませてろ」
「ヤダぁ、尚ちゃん。お腹膨れたら妊婦さんになるじゃない」
「大丈夫、美代には卵子しか来ないから」
「ははは、そうだよね。それじゃ頼んだ尚ちゃん」
ポカンと二人の会話を聞いていた。
「あのぉ……、姉といつもこんな感じで」
「あ、ああう、うん。こんな感じ」尚子さんが照れている。
「美代相手だと何だろ、いつもこんな感じになっちゃうの」
はぁ、あの美代ねぇ相手だとねぇ。
「それより、地図書くからちょっと行ってみて。実際に見てみないと分かんないでしょうからね。それと中に荷物あるけど気にしないで」
もらった地図を見ながらその場所に行くと、そこには白い鉄筋の建物が……。
「ここよね」
「うん、ここだね」
もっと古いというか想像していた感じとは正反対で、物凄く立派な建物だった。
「101この部屋だよね」
ドアにあるプレートの番号と鍵の番号をもう一度確かめてドアを開けた。
広くてきれいな部屋。
個室が3部屋ある。キッチンもダイニングになっている。
「い、いいんじゃない」
「う、うん」
「ここ、ここに決めちゃえば?」
亜希子が少しためらいながら言う。
「うん」
「でもさ、亜美があの条件いやだったら、断ってもいいと思うんだけど」
「別に、あれくらい大丈夫だと思う。それに家賃格安にしてもらってこの部屋だったら文句は言えないよ」
「そっかぁ、じゃ決まりかな」
「そうかも、美代ねぇもここに来たことあるみたいだし」
ひょんなことから、難航していた私たちの部屋探しの物件は、あっけなく見つけることが出来た。
ただある条件を課せられた物件なんだけど。
その条件って?
ここの管理人代行をやってもらう事。それと。
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