♡してLv.Up【MR無責任種付おじさん】の加護を授かった僕は実家を追放されて無双する!戻ってこいと言われてももう遅い!

黒須

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第17話 スカートの中

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 加護の進化!?……そんなことがあり得るのか?だが先程の光は〈加護の儀〉そのものだった。

「ノエル、ステータス光を見せてくれないか?」

「あっ、待ってゼツ君!あれっ!ほらっ!」

 ノエルが指差す先に白く輝く金属の塊が落ちていた。さっきまでレインボースライムの核があった所だ。

「あれ、銀じゃないよね?」

「こいつは……、白金」

「白金?」

 白金は白金貨の原料になる金属。金貨120枚で白金貨1枚と交換できる。

 僕は白金を拾い上げる。
 これだけの量があれば……。

「これだけで金貨180枚くらいになると思う」

「ええええええええっ!?そ、そんなにぃいいいい!!?」

「ああ」

 侯爵家にいた頃、白金貨はよく目にしていた。これだけの量があれば白金貨2枚とはいかないが、それに近い量の原料になる。

「A級モンスターって凄いのね……」

「A級にも白金をドロップするモンスターとしないモンスターがいて、レインボースライムは倒された記録が残っていないから、わからなかったんだけど……。 ははっ、街に着いたら良い宿に泊まれそうだな」

「そ、そうね。まぁ私はゼツ君とだったら野宿でもいいけど、ぷっ、ふふふっ」

 僕達は思いがけない大き過ぎる収入を得て笑い合った。

「あ、そうだノエル、ステータス」

「うん。わかった!」 

 ノエルは神妙な顔で頷くとステータス光を顕現させる。

■■■■■■■■■■■■■■
Rデーモン
Lv 40
②HP 504
③MP 748
①ストロングス 259
①アジリティ 259
③インテリジェンス 748
〈アクティブスキル〉
闇魔法-即死Lv4、グラビティLv4
〈パッシブスキル〉
MP回復Lv4、暗視、デーモンの尻尾
■■■■■■■■■■■■■■
(※アクティブスキル、パッシブスキルは本人のみ閲覧可)


「HNレッサーデーモンからRデーモンへ進化している。それにMPとインテリジェンスの成長率も③になっているな」

 まさか本当に進化するとは……、それにノエルの加護は他の加護と比べてレベルが上がり易いように感じる。
 あの風俗店のおばちゃんですらレベル41だったのに……、A級モンスターから大量の経験値を得られたとはいえ、もうレベル40だ。

「あ、あとねゼツ君、さっきからお尻が変なんだけど、見てもらえない?」

 ノエルは僕に尻を向ける。
 僕は屈んでノエルの尻に顔を近付けた。
 彼女はミニスカートにニーハイソックスとブーツ、という格好で太腿を少し露出させている。

「変ではないぞ?」

「ス、スカートの中……」

めくっていいのか?」

「うっ……うん」

 ノエルのスカートを捲るとパンツを履いた丸い尻が出てきた。

「いや、変じゃないぞ」

「あの、えっと……、パ、パンツの中が変なの」

 パンツの中を見ろってことか。
 僕はパンツに手を掛けて下へずり下げた。

「ふひゃっ!うぅうううう、明るいのに恥ずかしい……」

「な、なんだこれ?」

「えっ?えっ??やっぱり何か変?」

「尻尾が生えてる」

 尻の上の方に長さ10センチ、小指程の太さの黒い尻尾が生えていた。先端はハートの形になっている。
 ノエルは慌てて自分の手で尻尾を触る。

「ほ、ほんとだ。え?な、なにこれ?どういうこと?」

 この世界の獣人には尻尾が生えているから、尻尾は珍しい物ではない。
 だが、昨夜ノエルの尻を見た時は尻尾なんて生えていなかった。だからこの場合、加護の変化によって尻尾が生えたと考えるのが自然だ。

「ゼ、ゼツ君! 私のパッシブスキルに〈デーモンの尻尾〉が追加されてる!」

「それだな……。何ができる尻尾なんだろう。触ってみてもいいか?」

「う、うん、いいけど……」

 僕はノエルの尻尾を鷲掴みにし、先端のハート型をプニプニする。

「あひゃんっ!んっ、ひゃっ!だ、だめ!触るのらめぇ~」

 嫌そうには見えないが尻尾を離した。

「大丈夫か?」

「はぁ はぁ はぁ…… う、うん、大丈夫。……この尻尾、伸び縮みして、敵に攻撃できるみたい。 そ、それと……、好きな人に触られると、そ、その、性感帯になるみたいで……」

「なるほど、……なら今度戦闘で試してみた方がいいな」

「そ、そうね……」

 僕は顎に手を当て、丸出しになったふっくら丸い桃尻を見詰めながら言う。

「ノエル、本番したいんだけどいいか?」

 ノエルはサッと両手で尻を隠す。

「だ、だめっ! こんなに明るいのに恥ずかしいよおっ!」

「そうか……」

 加護が変化したのなら、もう一度本番をすれば、僕のレベルも上がると思ったのだが……。

「えっと、宿に着いたらいいけど……」

「本当か!なら急ごう!ここからは僕がノエルをおぶって走るよ!」

「うぅうう、そんなに早くやりたいの……? まぁ私もやりたいけど……」

 興奮した僕はノエルをおぶって走り出した。

 ノエルが耳元で「ゼツ君ってエッチよね」と囁いていたが、僕はノエルをエロい目で見たことは一度もない。

 僕は本番をしたがる。でもそれは性欲を満たす為ではい。
 僕の場合、本番をしないとレベルが上がらない。だからやるしかないのだ。 






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