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1章
8話 4人の出会い
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「おはよーかがみん」可憐と春香が加賀美に手を振る「おはようー今日も眠たいね」加賀美が目を擦る「3人ともおはよー」ドアからみさきが入ってくる「あっみさっち!おはよう!わざわざ来てくれたんだね!」可憐が手を振る「向こうにいてても暇だもんね…」3人が悩む。
「だいたいの女の子ってグループ作るよねー」加賀美が頷く「あっ…それ分かります、よく…私の周りでグループ作ってたりしてましたね」春香が頷く「そうそう~そんなことあったよねー」4人が笑いながら話している「おーい盛り上がるのはわかるけどもう授業始まってるぞー」「うっ…」4人は頭を下げた。
キーンコーン……「ほな今日も授業終わり!初めての宿題だからなー気を引き締めて明日提出するように!」「はーい」「それじゃあ解散!」先生が出ていく「終わったねー」可憐が鞄に教科書を入れる「うん、それじゃあ行こうか」春香の言葉に3人は教室に歩いていった。
「あらあなた達」可憐が扉を開けようとすると後ろから何やら声が聞こえる「あなた達がこの同好会を作った人達ね」後ろには3人の先輩達が笑っている「へぇーよく同好会作らしてもらったわねー」「あ、あの、それはどういう事ですか?」春香が思わず口に出す「あらごめんなさいね、あなた達1年だけでこうやって作られると私達も困るのよね」「皆大丈夫?」隣からみさきが歩いてくる「あら可愛らしい子」先輩達が笑っている。
「こんなしょぼい同好会作って活動してるのが私達には迷惑なんだよね」先輩達が頷いている「何でですか?どの部活を作ろうが勝手でしょ」可憐が思わず前に行こうとすると春香が手を掴む「あらやだ先輩に向かってその態度?そう、あなたがあの騒動起こした人ね」可憐の目付きが変わる「私達を侮辱するならいい加減どこか行ってくれません?」可憐が小さく怒ったような声になる。
「私達が言ってるのはあなたの事よ」先輩が可憐を指さす「私?」「あんな騒動起こしたあなたが部活作って広めたら私達の部活に迷惑がかかるでしょう?」先輩が笑っている「それは違います!」春香が横から割り込む「あれは…私を助けるために…」「あなたは黙ってなさい!」ペシッ!「キャッ!」先輩が春香を張り手で倒す「はるちゃん!」加賀美とみさきが春香を抑える「私の友達に…」可憐が呟く「えー?なんてぇ?」ドン!可憐が先輩の胸ぐらを掴む「私の友達に何するんだよ!」「かっちゃん!」察した加賀美が止める「うわぁー、こわーい良いのかなぁー?騒動起こした後にこんな事してねぇ」可憐は掴んでいる手を離す「じゃあ私の番ね」先輩が手を振り上げる「やっちゃえ!」奥の2人も笑っている。
「かっちゃん!」可憐の体勢が崩れる「加賀美!?」加賀美が引っ張ったのだ「可憐が殴られるなら私が…」と加賀美の目の前に…。加賀美が咄嗟に目を瞑る「加賀美ー!」可憐が手を伸ばす
パシッ!!と何やら音がする「なんや?うるさいと思えば」加賀美の寸前で先輩の拳を先生が止めている「先生!」可憐が叫んだ瞬間加賀美がバランスを崩した「加賀美!大丈夫!?」可憐が寸前で掴む「ちっ…先生か…」と2人の先輩が逃げようとする「おやおや、どこに逃げようとしてるのかね?」「なっ!校長…」2人の前には校長先生が立っていた「年下虐めは頂けないね、3人とも親に来てもらいます」先輩達は校長先生に連れられ歩いていった。
「全く…」先生が春香の方に歩いていく「怪我してるじゃない…保健室行くわよ」先生が春香の手を持つ「私は…大丈夫です少し口を切っただけで…」春香が起き上がる「可憐ちゃんも今回はギリギリ抑えたようね」「え?見てたんですか?」可憐が首を傾げる「いやぁ全部じゃないんだけどね貴方が胸ぐらを掴むところまでなら」可憐が頭を下げる「可憐は私を…春香が言うと先生が止める」「わかってるわよ部活頑張ってね」と先生が笑いながら歩いていった。
「今日は酷い目にあったよー」加賀美が目を擦る「本当にかっちゃんが居なかったらどうなってたか…」春香が呟く「かっちゃんは…」奥に可憐が座っている。
「『貴方が部活を作ることによって私達の部活に迷惑がかかる』か…」可憐が呟いている「別に…かっちゃんが悪い訳じゃないよ」春香が歩いてくる「前回も…今回も全ては…助けてくれたじゃない」「本当保育園から変わってないね」「今回の1件で思い出したよ、可憐はやっぱり可憐だね、あの時も…」「こらー!何してるのよ!」幼い頃の可憐が男の胸ぐらを掴む「げっ!悪魔の可憐だ!逃げるぞ!」男たちが走り去る「大丈夫?」可憐が春香に手を差し出す「あっ…ありがとうございます…」春香が手を伸ばす「はるちゃん!大丈夫!?」奥から2人が走ってくる「う…うん助けてくれた」「ありがとうございます!」2人は頭を下げる「全然いいよーちなみに私は可憐よろしくね!」2人は頭を下げる「加賀美です、よろしくね!」「私はみさきよろしくお願いします」そこから4人は遊ぶようになった。
「これは…タイムカプセル」加賀美が懐かしそうに見つめる「そうそう!この写真撮ったよねー可憐がどうしても撮りたいって!懐かしいなぁ」加賀美とみさきは写真や自分たちが入れた物を見て笑っていた。
「やっぱり私達のリーダーは、かっちゃんだね」みさきが笑っている「そんな事…」「あるよ!」春香が可憐の手を握る「かっちゃんは私達の最高のリーダーだよ、たとえそれが周りから反感買っても私はついて行くよずっとね」「はるちゃん…」可憐がまた涙が出る「はるちゃんだけずるいぞー!私達もだよ!」加賀美とみさきも春香の上から可憐の手を握る「だから…一緒に行こうよ、武道館に」春香が見つめる「うん…うん…行こう…武道館…」この日の部活では可憐の涙は止まることは無かった。
「だいたいの女の子ってグループ作るよねー」加賀美が頷く「あっ…それ分かります、よく…私の周りでグループ作ってたりしてましたね」春香が頷く「そうそう~そんなことあったよねー」4人が笑いながら話している「おーい盛り上がるのはわかるけどもう授業始まってるぞー」「うっ…」4人は頭を下げた。
キーンコーン……「ほな今日も授業終わり!初めての宿題だからなー気を引き締めて明日提出するように!」「はーい」「それじゃあ解散!」先生が出ていく「終わったねー」可憐が鞄に教科書を入れる「うん、それじゃあ行こうか」春香の言葉に3人は教室に歩いていった。
「あらあなた達」可憐が扉を開けようとすると後ろから何やら声が聞こえる「あなた達がこの同好会を作った人達ね」後ろには3人の先輩達が笑っている「へぇーよく同好会作らしてもらったわねー」「あ、あの、それはどういう事ですか?」春香が思わず口に出す「あらごめんなさいね、あなた達1年だけでこうやって作られると私達も困るのよね」「皆大丈夫?」隣からみさきが歩いてくる「あら可愛らしい子」先輩達が笑っている。
「こんなしょぼい同好会作って活動してるのが私達には迷惑なんだよね」先輩達が頷いている「何でですか?どの部活を作ろうが勝手でしょ」可憐が思わず前に行こうとすると春香が手を掴む「あらやだ先輩に向かってその態度?そう、あなたがあの騒動起こした人ね」可憐の目付きが変わる「私達を侮辱するならいい加減どこか行ってくれません?」可憐が小さく怒ったような声になる。
「私達が言ってるのはあなたの事よ」先輩が可憐を指さす「私?」「あんな騒動起こしたあなたが部活作って広めたら私達の部活に迷惑がかかるでしょう?」先輩が笑っている「それは違います!」春香が横から割り込む「あれは…私を助けるために…」「あなたは黙ってなさい!」ペシッ!「キャッ!」先輩が春香を張り手で倒す「はるちゃん!」加賀美とみさきが春香を抑える「私の友達に…」可憐が呟く「えー?なんてぇ?」ドン!可憐が先輩の胸ぐらを掴む「私の友達に何するんだよ!」「かっちゃん!」察した加賀美が止める「うわぁー、こわーい良いのかなぁー?騒動起こした後にこんな事してねぇ」可憐は掴んでいる手を離す「じゃあ私の番ね」先輩が手を振り上げる「やっちゃえ!」奥の2人も笑っている。
「かっちゃん!」可憐の体勢が崩れる「加賀美!?」加賀美が引っ張ったのだ「可憐が殴られるなら私が…」と加賀美の目の前に…。加賀美が咄嗟に目を瞑る「加賀美ー!」可憐が手を伸ばす
パシッ!!と何やら音がする「なんや?うるさいと思えば」加賀美の寸前で先輩の拳を先生が止めている「先生!」可憐が叫んだ瞬間加賀美がバランスを崩した「加賀美!大丈夫!?」可憐が寸前で掴む「ちっ…先生か…」と2人の先輩が逃げようとする「おやおや、どこに逃げようとしてるのかね?」「なっ!校長…」2人の前には校長先生が立っていた「年下虐めは頂けないね、3人とも親に来てもらいます」先輩達は校長先生に連れられ歩いていった。
「全く…」先生が春香の方に歩いていく「怪我してるじゃない…保健室行くわよ」先生が春香の手を持つ「私は…大丈夫です少し口を切っただけで…」春香が起き上がる「可憐ちゃんも今回はギリギリ抑えたようね」「え?見てたんですか?」可憐が首を傾げる「いやぁ全部じゃないんだけどね貴方が胸ぐらを掴むところまでなら」可憐が頭を下げる「可憐は私を…春香が言うと先生が止める」「わかってるわよ部活頑張ってね」と先生が笑いながら歩いていった。
「今日は酷い目にあったよー」加賀美が目を擦る「本当にかっちゃんが居なかったらどうなってたか…」春香が呟く「かっちゃんは…」奥に可憐が座っている。
「『貴方が部活を作ることによって私達の部活に迷惑がかかる』か…」可憐が呟いている「別に…かっちゃんが悪い訳じゃないよ」春香が歩いてくる「前回も…今回も全ては…助けてくれたじゃない」「本当保育園から変わってないね」「今回の1件で思い出したよ、可憐はやっぱり可憐だね、あの時も…」「こらー!何してるのよ!」幼い頃の可憐が男の胸ぐらを掴む「げっ!悪魔の可憐だ!逃げるぞ!」男たちが走り去る「大丈夫?」可憐が春香に手を差し出す「あっ…ありがとうございます…」春香が手を伸ばす「はるちゃん!大丈夫!?」奥から2人が走ってくる「う…うん助けてくれた」「ありがとうございます!」2人は頭を下げる「全然いいよーちなみに私は可憐よろしくね!」2人は頭を下げる「加賀美です、よろしくね!」「私はみさきよろしくお願いします」そこから4人は遊ぶようになった。
「これは…タイムカプセル」加賀美が懐かしそうに見つめる「そうそう!この写真撮ったよねー可憐がどうしても撮りたいって!懐かしいなぁ」加賀美とみさきは写真や自分たちが入れた物を見て笑っていた。
「やっぱり私達のリーダーは、かっちゃんだね」みさきが笑っている「そんな事…」「あるよ!」春香が可憐の手を握る「かっちゃんは私達の最高のリーダーだよ、たとえそれが周りから反感買っても私はついて行くよずっとね」「はるちゃん…」可憐がまた涙が出る「はるちゃんだけずるいぞー!私達もだよ!」加賀美とみさきも春香の上から可憐の手を握る「だから…一緒に行こうよ、武道館に」春香が見つめる「うん…うん…行こう…武道館…」この日の部活では可憐の涙は止まることは無かった。
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