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神界
2話、出発!6人の女神たち
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「ツミ…ワタツミー!起きるにゃー!」バステトがワタツミのベッドに飛び乗る「きゃぁぁ!!」ワタツミが叫び飛び上がる「バ!バステトちゃん!?」ワタツミが毛布で体を隠している。
「何で隠してるにゃ?裸じゃにゃいよねー?」バステトがベッドから降りるとニヤニヤ笑っている「こら!バステト!また変なことして!」アテナが歩いてくる「とりあえずもう出発よ」アテナがバステトの耳を引っ張る「痛いにゃー!シャー!」バステトが騒いでいる。
「今何時ですかぁー?」ワタツミが目を擦りながら欠伸をする「朝の1時ね」イシスがドア前から歩いてくる「ふぇぇ!?そんな朝早く…」「ワタツミは充分寝たでしょう」イシスが両手を広げ首を振る「準備出来ましたか?」ネイトが歩いてきた。
「とりあえず外は寒いからこの服を着なさい」ネイトが言うと隣からテフヌトが人数分の服を持ってくる「この服すごい暖かいなぁ」黒色のセーターなのだ「とりあえず行くわよ」と6人は巨大な門の前まで歩いていった。
「なにこれ…」ワタツミが驚いたのは門を抜けるとすごい霧で視界がほぼゼロなのだ「私がネイトさんの頼みでこの神界を霧で覆いました」テフヌトが頭を下げる「敵にバレないようにするにはこれしかないのよ」「大女神様ぁー!」後ろから2人が走ってくる「どこに行かれるのですか?」2人が心配そうに見つめている「ちょっと神界の果てにね…君達には城の結界護衛を頼めるかしら?」2人は顔を見合わせると「任せてください!」敬礼をした「行ってらっしゃいませ!」2人は手をおおきく振りながら叫ぶ「えぇ…それでは行きましょう!昼には霧が消えてしまいます」「にゃはは~女神探検隊しゅっぱーつ」バステトが先先に歩いていく…「バステト!遊びじゃないのよ!」アテナが怒る「はーい」バステトは俯き歩くペースを落とした。
「夜が明けてきたわね」イシスが上をむく、霧はまだ濃いが周りが明るくなってきたようだ「飛んだら早いにゃー!」バステトが手を上げる「飛んだら見つかるでしょう!」アテナが叫ぶ「敵は見回りとかしてるのかな?」ワタツミがネイトに聞くとネイトは俯き「あの敵がいるということはあの敵が見回りの変わりかもしれないわね」ネイトが頭を悩ませている。
「敵の本拠地は?」テフヌトが言う「それが分からないのよ」ネイトが必死に考える「とりあえず巡回してないなら飛ぶほうが早いわね」テフヌトが羽を生やす「あのモンスターは見つけたら徹底的に片付ける。良いね!」「はい!」ネイトの言葉に5人が頷いた。
「おい!なんだこれは!?」ラジエルが城の外を見て驚く「ただの霧じゃないか、驚きすぎだぞラジエル」後ろからエキドナが小さく言う「とりあえずスネークバスター放出の準備は整った。いつでも放出できるぞ」エキドナが言うと「放て」ラジエルが即答する「もし我々の存在を気付いている神達がいた場合厄介だ、ついでに何人か見回りを巡回させろ」エキドナがラジエルの言葉に笑った。
「やっとマシなことが言えるようになったな」エキドナが後ろを振り向く「スネークバスター放出!ついでに見回り100人行ってこい!何をしても構わん!ここの神達を全て消滅させろ!」おぉー!後ろから歓声が上がる「無論…この状況だと霧が晴れるまで何も出来んがな…」エキドナが戻っていく「心配はないバルエル様の目的執行の為だ」ラジエルが言う「行くぞ!」ラジエルの言葉に100人が雄叫びを上げ飛んで行った。
「もう結構飛んだかにゃー?」バステトが後ろで言う「恐らく!でもこのスピードだと着くのに1ヶ月はかかるわ!」イシスが言う「えーそんなにかかるの…にゃ!?」バステトが驚くと6人は止まる「バステトどうしたの!?」ワタツミが詰寄るとバステトが目を閉じ耳を傾ける。
……キィィーン!微かにバステトの耳が捉えた「みんにゃ!降りて!」バステトが叫ぶと6人が地面に降り上を見る。
上に黒い物体が無数に飛んでいく「あれは!?」アテナが言うとテフヌトが目を凝らし右手でキーボードを操作する「あれは…間違いない!あのモンスターよ!」テフヌトが言う「なんであんなに!?」ワタツミが言う「いよいよやばくなってきたようね、敵にバレる前に天聖樹に行きましょ!ここから飛ばすわよ!」6人はさらにスピードを上げ飛ぶとあちこちにモンスターの咆哮が上がる「これは一体ずつ処理は大変ね…」アテナが話す「別れましょう、アテナ、イシス、ワタツミが1組そして、私ネイトとバステト、テフヌトが2組でこの敵達を殲滅する」「ラジャー!」3人はバラバラに飛んでいった。
「水竜ちゃん力を貸して!」ワタツミが剣を振るとそのままワタツミが水竜とともに突っ込んでモンスターの腹を貫通した「よし!」ワタツミが言う「慣れたら1発で倒せるようになったわね」イシスが言うと後ろにモンスターが現れる「イシス後ろ!」ワタツミが言うとモンスターの腹を1本の緑色の光が貫通し爆発した「私は魔法の女神よ」イシスが言った時後ろのモンスターは雲となり消えていった。
「アテナ!早く終わらせなさい!」「分かってる!」アテナが盾を回すとブーメランのようになる「はぁー!」周りのモンスターを一気に切り裂いた「完了よ」アテナがドヤ顔をする「向こうは片付いたかしら?」イシスが奥の方に目を向けた。
一方ネイト組は、
「はぁ!」ネイトが斧を振りかざす「私達にかかれば瞬殺よ」ネイトが斧を持つ「にゃははー!猫パーンチ!」バステトが強烈な一撃をモンスターの腹に与えそのまま大爆発を起こした。
シャーッ!テフヌトの前に現れる「私に喧嘩を売るとはいい度胸ですね」テフヌトは手を伸ばすと周りに空気の渦が出来る「貫通しなさい」そのまま空気の渦が猛スピードでモンスターの腹を貫通する「風を操るなんて簡単よ」テフヌトが飛ぶと周りのモンスターに空気の渦が飛び出す、地面からは爆発が無数に起こった。
「終わったー!?」前からワタツミが飛んで来る「にゃははー!終わったよー!」バステトがはしゃいでいる「さすが皆さん!」ワタツミが言うと奥から無数の光が見えた「避けて!」ネイトの言葉に6人が避ける。
無数の光はギリギリ避け前の山に当たり大爆発が起こった「バレたみたいね」目の前にはかなりの数の人が飛んでくる「おいおいたった6人じゃねぇか」1人が言う「お前たちは誰です!?」イシスが言う「あぁ?俺たちか?俺たちは魔界族だ、まぁ…覚えなくてもいい、すぐに忘れさせてやる!お前ら!」と1人が剣を出す「イシスさん!」ワタツミが言う「えぇ…やるしかないわ」天使達は戦闘態勢に入った。
「うぉぉー!」魔界族が突っ込んで来る「はぁ!」目の前に大竜巻が起こり魔界族が飲み込まれる「破剣オルハ、全ての魔界族を打ち払え!」テフヌトが剣を突き刺すと竜巻の真ん中を巨大な光の剣が刺さる「うわぁ!!」魔界族が一気に雲になる「さすが!」イシスが詠唱するとイシスの周りから丸い球体が無数に現れる「はぁ!」イシスが叫ぶと周りの球体が敵に飛んでいく「くっ…たかが6人だ!押し返せ!」魔界族がさらに突っ込んでくる。
ビュン!と目の前を巨大な円形の物体が横切った瞬間魔界族の体が切れ雲となって消えた「あと少しって所かな?」アテナが戻ってきた盾を掴みながら言う「私の水竜行くよ!」ワタツミが剣を振るとワタツミの周りに巨大な水竜が何匹も現れた「はぁ!」ワタツミが水竜とともに魔界族に突っ込む「うわぁ!!」水竜に埋もれた魔界族が雲となり消えていく「くそ!まだだ!」魔界族が突っ込むが…もう1人の存在を忘れていた。
「なんだこれ…動かない…」魔界族が止まる「かかったわね」ネイトがゆっくりと現れる「見えるでしょ?光っている球体が周りに、そこに入ると敵は一切身動き取れない」魔界族の周りに結界が貼られる「破壊しなさい!」結界が黄色く光り輝くとそのまま大爆発を起こした「はぁ!」アテナが巨大化させた盾で6人を守る。
目の前を見たら魔界族は誰一人いなかった「ネイトさん1人くらい残してくれても良かったんじゃ無いかにゃー?」バステトが言う「とりあえず進むよー」ワタツミが指をさす「そうね」イシスが言うとそのまま6人はまた飛び始めた。
「ラジエル様!」奥から走って来る1人の男がいた「どうした?」「あの…見回り60人が倒されました…」男が膝をつきながら言う「なんだと!?相手は何人だ?」ラジエルが叫ぶ「それが…たった6人でして…」ラジエルが頭を抱える「ここの神共の力を見誤っていたか…」ラジエルが言う「残り40人に伝えろ、すぐ帰還するようにとな」「はっ!」男はそのまま走っていった。
「この装置が完成するまでもうすぐだ…その時までには結界を破壊しないとな…」ラジエルが呟くとそのまま奥の部屋に戻っていった。
「はぁ!」ガン!ネイトが斧を振りかざすとモンスターの腹を分断する「水竜ちゃんよろしくね!」ワタツミが上から剣をふりかざすと巨大な水竜が上からモンスターを叩きつける「広範囲は任せてください!」イシスの周りから無数の魔法が放たれ周りのモンスターを殲滅する「にゃははー!楽しいにゃ!」バステトがモンスターを殴ると白い光が起こりモンスターが他のモンスターを巻き込み吹き飛んでいく。
「ラストは私よ!」テフヌトが大竜巻を起こす「大地の稲妻よ降り注げ!」テフヌトが叫ぶと大竜巻の中心に剣が刺さり周りが大爆発する「片付いたわね!天聖樹はもうそこよ!」アテナが目の前の巨大な木を見る「急ごう!」6人はそのまま飛んでいく「恐らく敵にはもう天聖樹の位置はバレているわ…何とかして止めないと」ネイトが斧を片付ける「ここに来て急にモンスターが増えましたからね…」女神達が結界の前に来た。
「この結界を守るのが私達女神の役目よ」アテナが見上げる「これが天聖樹ね…」6人は歩いていくと目の前に扉が現れた「ようこそおいでくださいました女神達どの、どうぞこちらへ」指導係だろうか…6人を案内してくれる「あのお方が天聖樹の守護神、及び太陽神アマテラスです」案内人が説明すると6人は膝を着いた。
「ようこそ来てくださいました。私から今起こっている事の全てをあなた達にお伝えします」アマテラスは振り返りながら話し始めた。
「……魔界神?」ワタツミが言う「はい、はるか昔絶滅したと言われていた魔界族が復活し私達のスペースワールドを破壊しようとしています」アマテラスが言う「もう魔界族がここに来るのも時間の問題です…」アマテラスが階段を降りてくる「私達で何とかするしかありません、魔界族は私達の思っている何倍も強いです。私から派遣した2人もやられた様ですし…」ワタツミは驚いた。
「私に会いたかったって言ってた2人はアマテラスさんが呼んだのですか!?」アマテラスが頷くと「えぇ…私が呼びました」ガン!結界全体が震える「キャッ!」ワタツミ達が揺れる「敵だ!」奥から兵士達が出てくる「大変です!この天聖樹ですが…どうやら囲まれたようです!」兵士1人が言う「全て叩き潰しなさい!何としても結界は破られては行けません!」アマテラスが手を振ると兵士達が飛び立ち敵に攻撃する「私達も行きましょう!このままではやられてしまいます!」アマテラスが飛ぶと6人は大きく頷いた。
「良いぞ…スネークバスター共よどんどん蹴散らせ!そして結界を破壊しろ!」バルエルが城の上で何やら双眼鏡で見ている「バルエル様!破壊レーザー充填完了しました!」ラジエルが下で膝を着く「おう!反射準備を、目標右1000そして縦200000だ」バルエルが言うとラジエルが片手でキーボードを打つ。
ズズズズ…何やら音がなり何やら超巨大な大砲が出てきた「結界が破壊されれば撃つ」バルエルが空で見ている「分かりました!」ラジエルがボタンを見る。
「何で隠してるにゃ?裸じゃにゃいよねー?」バステトがベッドから降りるとニヤニヤ笑っている「こら!バステト!また変なことして!」アテナが歩いてくる「とりあえずもう出発よ」アテナがバステトの耳を引っ張る「痛いにゃー!シャー!」バステトが騒いでいる。
「今何時ですかぁー?」ワタツミが目を擦りながら欠伸をする「朝の1時ね」イシスがドア前から歩いてくる「ふぇぇ!?そんな朝早く…」「ワタツミは充分寝たでしょう」イシスが両手を広げ首を振る「準備出来ましたか?」ネイトが歩いてきた。
「とりあえず外は寒いからこの服を着なさい」ネイトが言うと隣からテフヌトが人数分の服を持ってくる「この服すごい暖かいなぁ」黒色のセーターなのだ「とりあえず行くわよ」と6人は巨大な門の前まで歩いていった。
「なにこれ…」ワタツミが驚いたのは門を抜けるとすごい霧で視界がほぼゼロなのだ「私がネイトさんの頼みでこの神界を霧で覆いました」テフヌトが頭を下げる「敵にバレないようにするにはこれしかないのよ」「大女神様ぁー!」後ろから2人が走ってくる「どこに行かれるのですか?」2人が心配そうに見つめている「ちょっと神界の果てにね…君達には城の結界護衛を頼めるかしら?」2人は顔を見合わせると「任せてください!」敬礼をした「行ってらっしゃいませ!」2人は手をおおきく振りながら叫ぶ「えぇ…それでは行きましょう!昼には霧が消えてしまいます」「にゃはは~女神探検隊しゅっぱーつ」バステトが先先に歩いていく…「バステト!遊びじゃないのよ!」アテナが怒る「はーい」バステトは俯き歩くペースを落とした。
「夜が明けてきたわね」イシスが上をむく、霧はまだ濃いが周りが明るくなってきたようだ「飛んだら早いにゃー!」バステトが手を上げる「飛んだら見つかるでしょう!」アテナが叫ぶ「敵は見回りとかしてるのかな?」ワタツミがネイトに聞くとネイトは俯き「あの敵がいるということはあの敵が見回りの変わりかもしれないわね」ネイトが頭を悩ませている。
「敵の本拠地は?」テフヌトが言う「それが分からないのよ」ネイトが必死に考える「とりあえず巡回してないなら飛ぶほうが早いわね」テフヌトが羽を生やす「あのモンスターは見つけたら徹底的に片付ける。良いね!」「はい!」ネイトの言葉に5人が頷いた。
「おい!なんだこれは!?」ラジエルが城の外を見て驚く「ただの霧じゃないか、驚きすぎだぞラジエル」後ろからエキドナが小さく言う「とりあえずスネークバスター放出の準備は整った。いつでも放出できるぞ」エキドナが言うと「放て」ラジエルが即答する「もし我々の存在を気付いている神達がいた場合厄介だ、ついでに何人か見回りを巡回させろ」エキドナがラジエルの言葉に笑った。
「やっとマシなことが言えるようになったな」エキドナが後ろを振り向く「スネークバスター放出!ついでに見回り100人行ってこい!何をしても構わん!ここの神達を全て消滅させろ!」おぉー!後ろから歓声が上がる「無論…この状況だと霧が晴れるまで何も出来んがな…」エキドナが戻っていく「心配はないバルエル様の目的執行の為だ」ラジエルが言う「行くぞ!」ラジエルの言葉に100人が雄叫びを上げ飛んで行った。
「もう結構飛んだかにゃー?」バステトが後ろで言う「恐らく!でもこのスピードだと着くのに1ヶ月はかかるわ!」イシスが言う「えーそんなにかかるの…にゃ!?」バステトが驚くと6人は止まる「バステトどうしたの!?」ワタツミが詰寄るとバステトが目を閉じ耳を傾ける。
……キィィーン!微かにバステトの耳が捉えた「みんにゃ!降りて!」バステトが叫ぶと6人が地面に降り上を見る。
上に黒い物体が無数に飛んでいく「あれは!?」アテナが言うとテフヌトが目を凝らし右手でキーボードを操作する「あれは…間違いない!あのモンスターよ!」テフヌトが言う「なんであんなに!?」ワタツミが言う「いよいよやばくなってきたようね、敵にバレる前に天聖樹に行きましょ!ここから飛ばすわよ!」6人はさらにスピードを上げ飛ぶとあちこちにモンスターの咆哮が上がる「これは一体ずつ処理は大変ね…」アテナが話す「別れましょう、アテナ、イシス、ワタツミが1組そして、私ネイトとバステト、テフヌトが2組でこの敵達を殲滅する」「ラジャー!」3人はバラバラに飛んでいった。
「水竜ちゃん力を貸して!」ワタツミが剣を振るとそのままワタツミが水竜とともに突っ込んでモンスターの腹を貫通した「よし!」ワタツミが言う「慣れたら1発で倒せるようになったわね」イシスが言うと後ろにモンスターが現れる「イシス後ろ!」ワタツミが言うとモンスターの腹を1本の緑色の光が貫通し爆発した「私は魔法の女神よ」イシスが言った時後ろのモンスターは雲となり消えていった。
「アテナ!早く終わらせなさい!」「分かってる!」アテナが盾を回すとブーメランのようになる「はぁー!」周りのモンスターを一気に切り裂いた「完了よ」アテナがドヤ顔をする「向こうは片付いたかしら?」イシスが奥の方に目を向けた。
一方ネイト組は、
「はぁ!」ネイトが斧を振りかざす「私達にかかれば瞬殺よ」ネイトが斧を持つ「にゃははー!猫パーンチ!」バステトが強烈な一撃をモンスターの腹に与えそのまま大爆発を起こした。
シャーッ!テフヌトの前に現れる「私に喧嘩を売るとはいい度胸ですね」テフヌトは手を伸ばすと周りに空気の渦が出来る「貫通しなさい」そのまま空気の渦が猛スピードでモンスターの腹を貫通する「風を操るなんて簡単よ」テフヌトが飛ぶと周りのモンスターに空気の渦が飛び出す、地面からは爆発が無数に起こった。
「終わったー!?」前からワタツミが飛んで来る「にゃははー!終わったよー!」バステトがはしゃいでいる「さすが皆さん!」ワタツミが言うと奥から無数の光が見えた「避けて!」ネイトの言葉に6人が避ける。
無数の光はギリギリ避け前の山に当たり大爆発が起こった「バレたみたいね」目の前にはかなりの数の人が飛んでくる「おいおいたった6人じゃねぇか」1人が言う「お前たちは誰です!?」イシスが言う「あぁ?俺たちか?俺たちは魔界族だ、まぁ…覚えなくてもいい、すぐに忘れさせてやる!お前ら!」と1人が剣を出す「イシスさん!」ワタツミが言う「えぇ…やるしかないわ」天使達は戦闘態勢に入った。
「うぉぉー!」魔界族が突っ込んで来る「はぁ!」目の前に大竜巻が起こり魔界族が飲み込まれる「破剣オルハ、全ての魔界族を打ち払え!」テフヌトが剣を突き刺すと竜巻の真ん中を巨大な光の剣が刺さる「うわぁ!!」魔界族が一気に雲になる「さすが!」イシスが詠唱するとイシスの周りから丸い球体が無数に現れる「はぁ!」イシスが叫ぶと周りの球体が敵に飛んでいく「くっ…たかが6人だ!押し返せ!」魔界族がさらに突っ込んでくる。
ビュン!と目の前を巨大な円形の物体が横切った瞬間魔界族の体が切れ雲となって消えた「あと少しって所かな?」アテナが戻ってきた盾を掴みながら言う「私の水竜行くよ!」ワタツミが剣を振るとワタツミの周りに巨大な水竜が何匹も現れた「はぁ!」ワタツミが水竜とともに魔界族に突っ込む「うわぁ!!」水竜に埋もれた魔界族が雲となり消えていく「くそ!まだだ!」魔界族が突っ込むが…もう1人の存在を忘れていた。
「なんだこれ…動かない…」魔界族が止まる「かかったわね」ネイトがゆっくりと現れる「見えるでしょ?光っている球体が周りに、そこに入ると敵は一切身動き取れない」魔界族の周りに結界が貼られる「破壊しなさい!」結界が黄色く光り輝くとそのまま大爆発を起こした「はぁ!」アテナが巨大化させた盾で6人を守る。
目の前を見たら魔界族は誰一人いなかった「ネイトさん1人くらい残してくれても良かったんじゃ無いかにゃー?」バステトが言う「とりあえず進むよー」ワタツミが指をさす「そうね」イシスが言うとそのまま6人はまた飛び始めた。
「ラジエル様!」奥から走って来る1人の男がいた「どうした?」「あの…見回り60人が倒されました…」男が膝をつきながら言う「なんだと!?相手は何人だ?」ラジエルが叫ぶ「それが…たった6人でして…」ラジエルが頭を抱える「ここの神共の力を見誤っていたか…」ラジエルが言う「残り40人に伝えろ、すぐ帰還するようにとな」「はっ!」男はそのまま走っていった。
「この装置が完成するまでもうすぐだ…その時までには結界を破壊しないとな…」ラジエルが呟くとそのまま奥の部屋に戻っていった。
「はぁ!」ガン!ネイトが斧を振りかざすとモンスターの腹を分断する「水竜ちゃんよろしくね!」ワタツミが上から剣をふりかざすと巨大な水竜が上からモンスターを叩きつける「広範囲は任せてください!」イシスの周りから無数の魔法が放たれ周りのモンスターを殲滅する「にゃははー!楽しいにゃ!」バステトがモンスターを殴ると白い光が起こりモンスターが他のモンスターを巻き込み吹き飛んでいく。
「ラストは私よ!」テフヌトが大竜巻を起こす「大地の稲妻よ降り注げ!」テフヌトが叫ぶと大竜巻の中心に剣が刺さり周りが大爆発する「片付いたわね!天聖樹はもうそこよ!」アテナが目の前の巨大な木を見る「急ごう!」6人はそのまま飛んでいく「恐らく敵にはもう天聖樹の位置はバレているわ…何とかして止めないと」ネイトが斧を片付ける「ここに来て急にモンスターが増えましたからね…」女神達が結界の前に来た。
「この結界を守るのが私達女神の役目よ」アテナが見上げる「これが天聖樹ね…」6人は歩いていくと目の前に扉が現れた「ようこそおいでくださいました女神達どの、どうぞこちらへ」指導係だろうか…6人を案内してくれる「あのお方が天聖樹の守護神、及び太陽神アマテラスです」案内人が説明すると6人は膝を着いた。
「ようこそ来てくださいました。私から今起こっている事の全てをあなた達にお伝えします」アマテラスは振り返りながら話し始めた。
「……魔界神?」ワタツミが言う「はい、はるか昔絶滅したと言われていた魔界族が復活し私達のスペースワールドを破壊しようとしています」アマテラスが言う「もう魔界族がここに来るのも時間の問題です…」アマテラスが階段を降りてくる「私達で何とかするしかありません、魔界族は私達の思っている何倍も強いです。私から派遣した2人もやられた様ですし…」ワタツミは驚いた。
「私に会いたかったって言ってた2人はアマテラスさんが呼んだのですか!?」アマテラスが頷くと「えぇ…私が呼びました」ガン!結界全体が震える「キャッ!」ワタツミ達が揺れる「敵だ!」奥から兵士達が出てくる「大変です!この天聖樹ですが…どうやら囲まれたようです!」兵士1人が言う「全て叩き潰しなさい!何としても結界は破られては行けません!」アマテラスが手を振ると兵士達が飛び立ち敵に攻撃する「私達も行きましょう!このままではやられてしまいます!」アマテラスが飛ぶと6人は大きく頷いた。
「良いぞ…スネークバスター共よどんどん蹴散らせ!そして結界を破壊しろ!」バルエルが城の上で何やら双眼鏡で見ている「バルエル様!破壊レーザー充填完了しました!」ラジエルが下で膝を着く「おう!反射準備を、目標右1000そして縦200000だ」バルエルが言うとラジエルが片手でキーボードを打つ。
ズズズズ…何やら音がなり何やら超巨大な大砲が出てきた「結界が破壊されれば撃つ」バルエルが空で見ている「分かりました!」ラジエルがボタンを見る。
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