Zランクの転生者でも仲間が強ければ最強ギルド作れますよね?

蜂鳥 タイト

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第二章 記憶

55話 アスケム村

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「すー...すー...」ミリとマリはお互いの肩に頭を乗せ合い眠っている。

「うーん...」2人はゆっくり起き上がる「ここは?」回りを見渡すと何やら岩だらけの道を走っている「森の道は妖精族が見張っていてな遠回りになるがこの道から回っていくのだ」ロレアルが座っている「そうなんですね」マリが呟く「まぁ見えてきたがな」ロレアルが前を見る「あれが温泉の町」マリとミリも前をみた。

「着いたー!」2人は馬車を降りる「でも全然活気が無いよね」ミリが周りを見る「何でだろうね建物も相当古そうだし...」マリとミリはゆっくりと歩いていく「こんなところに英雄の少女なんて居るのかな」マリが呟く「あの子に道聞いてみようよ私達と同じ年齢っぽいし」ミリが前を歩いている女の子を見る。

「あのー!すみません!」2人は女の子を追いかける「何でしょう?」白いワンピースだろうか...着ている女子が振り向く「ここら辺に大きな温泉があることを聞いたのですがどこにあるか分かりますか?」女の子は2人を軽く見ると顔をほころばせる「君達はマヤ帝国の人ではないようね」「はい、私達はマランベース村から来ました」「マランベース村か...良ければ一緒に来る?温泉」女の子は笑いながら2人を見た。

マリとミリは笑いながら頷いた。

「ふぁー落ち着く」マリとミリは温泉に浸かりながら上を眺めている「あなた達は温泉を浸かりに?」女の子は2人を見る「はい!温泉旅行です!あなたは?」「私も温泉に入りたいからかな」「そうなんだ!同じですね!」ミリが笑っている「良ければマランベース村にも来てください」マリが笑う「分かった必ず行くね」女の子は笑う「私マリと言いますそして...」「ミリです!あなたは?」「私は...セラ・セラフ、セラって呼んでね」「セラかぁ良い名前ですね」ミリが笑っている「でもこんなに活気が無いと思いませんでしたよ」マリが呟く「まぁでもここで会ったと言うことは私達もう友達だね!」ミリが笑う「そうだね!」3人は手を握った「それじゃあ私は」セラが温泉を出た「良かったね!友達ができたよ!」マリがミリの手を握る「私達も出ようか」2人は笑いながら温泉を出た。

その後2人はロレアルさんと合流し宿泊施設に案内された「うわぁー!広い!」2人は笑いながらベッドに飛び乗った。

しばらく黙って寝転がっていた「そういえば結局英雄の少女は見付からなかったね」ミリがマリの方を向く「でも新たに友達出来たから良いじゃん!」マリは笑っている「それもそうだね!」2人は笑いそのまま眠った。

「おはようございます!」2人はロレアルさんに頭を下げる「おう出発するぞ」2人はそのまま馬車に乗り込み走り出した。
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