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第一章 別世界
17話 作戦決行
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「本当にするの?」シルフが木の影で震えている「うん…絶対大丈夫私が何とかする」早紀が道路の方を見る「早紀ちゃん来たよ!」耳にマリの声がする。
「妖精共居ねぇなー」「あと5匹くらいで金貨50枚くらいだぜ」と男の人達が歩いてくる「行ってくる」早紀はシルフの顔を見る。
「よぉまたあったか」早紀は3人の横を通る「何ですか?」「いやぁ妖精達がなかなか見つからなくてなお前も金が欲しいだろ?妖精探し手伝ってくれよ」「あら、良いわね!私妖精1人知ってるのよ」早紀が笑う「そうか、なら譲ってくれないか?」「もちろんよ!少し待っててね」早紀が道路を走る。
「やっぱりあの3人組も妖精達を狙ってたか。だがこれはとても大きいぞ」男達は笑っている。
「こちらです」早紀がシルフを連れてくる「本当に妖精か?」「えぇ、確かめてみますね」と早紀がシルフの耳や羽を触っていく「待て!分かった!」男が両手を振ると手錠を持ってくる「あの…」シルフが顔を上げる「トイレ…行きたいです…」「何だと?」男達が詰め寄ってくる「まぁいいじゃない、私が見張るわ」「そうか妖精共に見つかるなよ」「分かってるわよ」と2人はまた戻っていく「ここまではシルフちゃん順調ね」「うん!さて作戦第2行きますか」2人は手を握った。
「ただいま」「おう帰ってきたか」「本当はあなた達なんかに渡さず私が売り飛ばそうと思ったんだけどね」「ふっ…良く言うよほら」とシルフに手錠をする「それじゃあまたな」3人はシルフを連れて歩き出した。
「おいこら!ちゃんと歩け!」「すいません…」シルフは森の洞窟に入っていく「この扉の向こうが監獄だ」「ここはなお前達を売り飛ばすには最適な場所なんだ。下5個で上には5個の牢獄があるお前はここで売り飛ばされるのを待つのだ」と奥の牢獄に入れられた。
「牢獄に入ったね」早紀が呟く「アジトもここで間違いないわ」ウンディーネも木の影に隠れる「作戦第3マリ!お願い!」「正面突破は任せて」マリが木の影から飛び出した。
「おい!敵襲だ!」シルフが居る監獄にも声が響き渡る「なんだと!行くぞ!」看守達が外に出ていく「さてと…そろそろ私も準備しますか…」とシルフが緑色に光ると後ろには巨大な羽、頭にはリングが現れる「こんな手錠…」バチン!と引きちぎると鍵を開け外に出た。
「皆さんをここから出します!」「おおー!」周りから声が上がると手を叩いた。ガチャン!と音がしたと思ったら周りの監獄の鍵が開く「ありがとうございます!って…あなたは…」「ふふっ…後で話すわ」妖精達が扉へ向かう「私が良いよ!と言うまで出ないでちょうだい」妖精達は頷いた。
(早紀さん、皆を解放しました)
「よし!皆一斉に行くよ!」周りからおおー!という声が立ち上がり突っ込んで行った。
「ボス!敵襲です!今度は妖精達主力の大勢!しかも中には妖精を引き渡した女の子もいます!」「何だって!?しまった!牢獄…」とボスが振り返るとそこには牢獄から出てきた妖精達が走ってくる「ボス!挟み撃ちにされました!」「くそっ!」
「大人しく出てきなさい!」早紀が叫ぶ「ふざけるな!お前達なんかで…」と後ろを振り向く「おいお前ら!妖精共を人質にしろ!」「ボス!後ろにいたはずの人質がいません!」「どういう事だ!?さっきまでいただろう!」
「私のスキル【転移】が役に立ったようね」マリが監獄にいた妖精達と一緒に森を走る「ありがとうございます!あの時マリさんに来て頂いて逃げることが出来ました!」
「転移だと!」「そう!マリちゃんのスキルよそれで逃がしてもらったの!これであなた達はこの小さな洞窟…まるで袋のネズミね」早紀が笑っている「ふざけるなよ!おいみんな行くぞ!」おおー!と洞窟から走ってくる。
「そこまでよ!」「何!?」早紀達の後ろに馬が並んでいる「ボス!あれは…ラミ帝国の騎士たちです!」「何でここに…」早紀達の真ん中から1人の女性と騎士たちが洞窟に向かって歩いてくる「早紀さんから事情は聞きました。妖精狩りの皆さんを逮捕します」「貴様は誰だ!」ボスが叫んでいる「私はラミ帝国女王ラミ」「じ…女王様だと…」「捕らえなさい!捕らえたら騎士たちは先に王宮に戻り監獄へ入れなさい」おおー!と騎士たちが一斉に洞窟に押しかけた。
「ありがとう早紀ちゃん無事妖精達を助けて下さり感謝します。妖精達を売っていたことは知っていたのですが捕まえる機会を逃していたのです。この人達には重罪な罰を与えます」「いえいえ…私もラミさんが無事間に合って良かったです」早紀がラミの手を握る「良ければ話を聞かせていただけませんか?」「では私の家に案内します」ウンディーネが頭を下げた。
「妖精共居ねぇなー」「あと5匹くらいで金貨50枚くらいだぜ」と男の人達が歩いてくる「行ってくる」早紀はシルフの顔を見る。
「よぉまたあったか」早紀は3人の横を通る「何ですか?」「いやぁ妖精達がなかなか見つからなくてなお前も金が欲しいだろ?妖精探し手伝ってくれよ」「あら、良いわね!私妖精1人知ってるのよ」早紀が笑う「そうか、なら譲ってくれないか?」「もちろんよ!少し待っててね」早紀が道路を走る。
「やっぱりあの3人組も妖精達を狙ってたか。だがこれはとても大きいぞ」男達は笑っている。
「こちらです」早紀がシルフを連れてくる「本当に妖精か?」「えぇ、確かめてみますね」と早紀がシルフの耳や羽を触っていく「待て!分かった!」男が両手を振ると手錠を持ってくる「あの…」シルフが顔を上げる「トイレ…行きたいです…」「何だと?」男達が詰め寄ってくる「まぁいいじゃない、私が見張るわ」「そうか妖精共に見つかるなよ」「分かってるわよ」と2人はまた戻っていく「ここまではシルフちゃん順調ね」「うん!さて作戦第2行きますか」2人は手を握った。
「ただいま」「おう帰ってきたか」「本当はあなた達なんかに渡さず私が売り飛ばそうと思ったんだけどね」「ふっ…良く言うよほら」とシルフに手錠をする「それじゃあまたな」3人はシルフを連れて歩き出した。
「おいこら!ちゃんと歩け!」「すいません…」シルフは森の洞窟に入っていく「この扉の向こうが監獄だ」「ここはなお前達を売り飛ばすには最適な場所なんだ。下5個で上には5個の牢獄があるお前はここで売り飛ばされるのを待つのだ」と奥の牢獄に入れられた。
「牢獄に入ったね」早紀が呟く「アジトもここで間違いないわ」ウンディーネも木の影に隠れる「作戦第3マリ!お願い!」「正面突破は任せて」マリが木の影から飛び出した。
「おい!敵襲だ!」シルフが居る監獄にも声が響き渡る「なんだと!行くぞ!」看守達が外に出ていく「さてと…そろそろ私も準備しますか…」とシルフが緑色に光ると後ろには巨大な羽、頭にはリングが現れる「こんな手錠…」バチン!と引きちぎると鍵を開け外に出た。
「皆さんをここから出します!」「おおー!」周りから声が上がると手を叩いた。ガチャン!と音がしたと思ったら周りの監獄の鍵が開く「ありがとうございます!って…あなたは…」「ふふっ…後で話すわ」妖精達が扉へ向かう「私が良いよ!と言うまで出ないでちょうだい」妖精達は頷いた。
(早紀さん、皆を解放しました)
「よし!皆一斉に行くよ!」周りからおおー!という声が立ち上がり突っ込んで行った。
「ボス!敵襲です!今度は妖精達主力の大勢!しかも中には妖精を引き渡した女の子もいます!」「何だって!?しまった!牢獄…」とボスが振り返るとそこには牢獄から出てきた妖精達が走ってくる「ボス!挟み撃ちにされました!」「くそっ!」
「大人しく出てきなさい!」早紀が叫ぶ「ふざけるな!お前達なんかで…」と後ろを振り向く「おいお前ら!妖精共を人質にしろ!」「ボス!後ろにいたはずの人質がいません!」「どういう事だ!?さっきまでいただろう!」
「私のスキル【転移】が役に立ったようね」マリが監獄にいた妖精達と一緒に森を走る「ありがとうございます!あの時マリさんに来て頂いて逃げることが出来ました!」
「転移だと!」「そう!マリちゃんのスキルよそれで逃がしてもらったの!これであなた達はこの小さな洞窟…まるで袋のネズミね」早紀が笑っている「ふざけるなよ!おいみんな行くぞ!」おおー!と洞窟から走ってくる。
「そこまでよ!」「何!?」早紀達の後ろに馬が並んでいる「ボス!あれは…ラミ帝国の騎士たちです!」「何でここに…」早紀達の真ん中から1人の女性と騎士たちが洞窟に向かって歩いてくる「早紀さんから事情は聞きました。妖精狩りの皆さんを逮捕します」「貴様は誰だ!」ボスが叫んでいる「私はラミ帝国女王ラミ」「じ…女王様だと…」「捕らえなさい!捕らえたら騎士たちは先に王宮に戻り監獄へ入れなさい」おおー!と騎士たちが一斉に洞窟に押しかけた。
「ありがとう早紀ちゃん無事妖精達を助けて下さり感謝します。妖精達を売っていたことは知っていたのですが捕まえる機会を逃していたのです。この人達には重罪な罰を与えます」「いえいえ…私もラミさんが無事間に合って良かったです」早紀がラミの手を握る「良ければ話を聞かせていただけませんか?」「では私の家に案内します」ウンディーネが頭を下げた。
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