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第一章 別世界
7話 城の招待
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「大丈夫かな…」2人は騎士の後ろを歩きながら呟いている「まぁ安心するが良いこれから向かう場所は一般人立ち入り禁止の王宮だ」「王宮…ですか?」騎士は頷くと2人は黙って歩いた。
「ここが入口だ」2人は見上げるくらいの大きな門の前に立っていた「騎士様!その2名は?」門番だろうか騎士に話しかけている「ギルド潰しを倒した2名だ」「左様ですか!?あの人達を…どうぞお通りください」3人は王宮の中に入っていく「凄いなぁ…」騎士は馬を馬小屋に入れると歩きながら2人を案内した。
「ここが王女がいる部屋だ失礼の無いようにな」と騎士が3回ドアを叩く「どうぞ」「あれ…この声」マリが呟くとドアが開く。
「いらっしゃいあなた達が殺し屋を倒してくれた2人ですね」「うわぁー」早紀は目の前の女の子に見とれてしまう「ラミさん…」マリの目から涙が落ちる「あら!マリじゃない!」ラミはマリの方に歩いていく「ラミ王女お知り合いなんですか?」騎士は驚いたような声をする「えぇ…マリとは昔よく遊んだわ」「良かったご無事で!」マリは必死に涙を堪えている「あなたは?見ない顔ですね」ラミが早紀の方を向く。
「あっ!はい私はギルドリーダーの早紀です。Zランクですがよろしくお願いします」「あらまぁ!Zランクのあなたがあの人達を?」ラミは目を見開かせる「いえ、倒したのはマリです!私は援助をしただけです」「でもあの人数をマリ1人で出来るとは思えませんね…少なくともSランク1名はいたと思いますが」ラミは騎士の方を向く「はい…恐ろしいことにSランクは1名で大剣ごと切ったようです…恐らくマリさんの力だと足りない気がしますが…」ラミは悩む「貴方の援助スキルを教えてくれますか?」ラミは早紀の方を向いた。
早紀はRA強制解放の事をラミに伝える「ギルド仲間全員のランクを1ランク上げる!?そんな事が…」騎士が驚いた声を出す「えぇ…私も驚きですが…マリは今Sランク…と言うことはその1ランク上ということは…伝説のS+ランクで戦ったということになります。つまり戦闘時はレベル1000以上の可能性があります」「なるほど…だからあの人数でも一瞬で終わったのですね…信じられませんが納得しました」「ただこのスキルはあまりにも強力です…バレてしまうとあなた達を襲ってくる人達もいるでしょう…」早紀は頷く。
「それよりこれからあなた達はどうするのですか?」早紀とマリはお互いを見る「冒険に出ようかなと思います」マリは少し早紀の言葉に驚いたがすぐに頷く「そうですか…では報酬と旅の資金として金貨10枚を差し上げます」「ええ!?」「ふむ妥当ですな殺し屋1人につき金貨1枚の報酬だからな」騎士も頷いていると扉が開き何やらカートが来た。
「この袋の中に金貨が入っていますどうぞお受け取りください」早紀は袋に触れると袋が消える「これであなたのステータスに入りました。あなた達の旅が上手くいくように願っております」2人は頭を下げ王宮を出ていった。
「それにしても凄いね…それで旅と言っても移動するのどうするの?」マリが首を傾げる「うーんバスがあれば…」「バ…ス…?」マリは首を傾げる「あっあの乗り物ってことね!」「なるほど!」早紀は慌てて言い直す。
(じゃあ馬車買おうかな…)
早紀はそんな事を考えながら宿屋に戻って行った。
「ねぇ早紀冒険ってどこ行くの?」マリが首を傾げる「うーんとりあえず分からないから適当にね。レベル上げたいからモンスター狩りもしたいし…」
「ふーんそっかぁ~馬車はどうする?買う?」「そうだねマリいい所ある?」「私いい店知ってるよ!」マリが両手を広げる「良いね!明日行きましょ!今日はゆっくり休もうね!」2人はベッドに入るとそのまま眠ってしまった。
「ここが入口だ」2人は見上げるくらいの大きな門の前に立っていた「騎士様!その2名は?」門番だろうか騎士に話しかけている「ギルド潰しを倒した2名だ」「左様ですか!?あの人達を…どうぞお通りください」3人は王宮の中に入っていく「凄いなぁ…」騎士は馬を馬小屋に入れると歩きながら2人を案内した。
「ここが王女がいる部屋だ失礼の無いようにな」と騎士が3回ドアを叩く「どうぞ」「あれ…この声」マリが呟くとドアが開く。
「いらっしゃいあなた達が殺し屋を倒してくれた2人ですね」「うわぁー」早紀は目の前の女の子に見とれてしまう「ラミさん…」マリの目から涙が落ちる「あら!マリじゃない!」ラミはマリの方に歩いていく「ラミ王女お知り合いなんですか?」騎士は驚いたような声をする「えぇ…マリとは昔よく遊んだわ」「良かったご無事で!」マリは必死に涙を堪えている「あなたは?見ない顔ですね」ラミが早紀の方を向く。
「あっ!はい私はギルドリーダーの早紀です。Zランクですがよろしくお願いします」「あらまぁ!Zランクのあなたがあの人達を?」ラミは目を見開かせる「いえ、倒したのはマリです!私は援助をしただけです」「でもあの人数をマリ1人で出来るとは思えませんね…少なくともSランク1名はいたと思いますが」ラミは騎士の方を向く「はい…恐ろしいことにSランクは1名で大剣ごと切ったようです…恐らくマリさんの力だと足りない気がしますが…」ラミは悩む「貴方の援助スキルを教えてくれますか?」ラミは早紀の方を向いた。
早紀はRA強制解放の事をラミに伝える「ギルド仲間全員のランクを1ランク上げる!?そんな事が…」騎士が驚いた声を出す「えぇ…私も驚きですが…マリは今Sランク…と言うことはその1ランク上ということは…伝説のS+ランクで戦ったということになります。つまり戦闘時はレベル1000以上の可能性があります」「なるほど…だからあの人数でも一瞬で終わったのですね…信じられませんが納得しました」「ただこのスキルはあまりにも強力です…バレてしまうとあなた達を襲ってくる人達もいるでしょう…」早紀は頷く。
「それよりこれからあなた達はどうするのですか?」早紀とマリはお互いを見る「冒険に出ようかなと思います」マリは少し早紀の言葉に驚いたがすぐに頷く「そうですか…では報酬と旅の資金として金貨10枚を差し上げます」「ええ!?」「ふむ妥当ですな殺し屋1人につき金貨1枚の報酬だからな」騎士も頷いていると扉が開き何やらカートが来た。
「この袋の中に金貨が入っていますどうぞお受け取りください」早紀は袋に触れると袋が消える「これであなたのステータスに入りました。あなた達の旅が上手くいくように願っております」2人は頭を下げ王宮を出ていった。
「それにしても凄いね…それで旅と言っても移動するのどうするの?」マリが首を傾げる「うーんバスがあれば…」「バ…ス…?」マリは首を傾げる「あっあの乗り物ってことね!」「なるほど!」早紀は慌てて言い直す。
(じゃあ馬車買おうかな…)
早紀はそんな事を考えながら宿屋に戻って行った。
「ねぇ早紀冒険ってどこ行くの?」マリが首を傾げる「うーんとりあえず分からないから適当にね。レベル上げたいからモンスター狩りもしたいし…」
「ふーんそっかぁ~馬車はどうする?買う?」「そうだねマリいい所ある?」「私いい店知ってるよ!」マリが両手を広げる「良いね!明日行きましょ!今日はゆっくり休もうね!」2人はベッドに入るとそのまま眠ってしまった。
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