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30話 廃墟化を止める?
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「スイは三大竜最後の一人でミクと同じくらいの強さなのよ」ルカが説明している「ふふっ大袈裟ですよお久しぶりですルカさん」スイが頭を下げると健人と美華の方を向く。
「あなた達が美華さんと健人さんですね情報は届いております」スイが頭を下げる「そして今日私が来たのは廃墟化を一時的に止める方法です」スイが説明を始める「廃墟化を止める方法?」健人と美華はスイの方を見る「はい、廃墟化と言うのはその名の通り廃墟と化すという意味があります。私達で言う廃墟と化すと言うのは魔物が攻めて来て占領すること。つまり魔物を入れさせなければ良いのです」スイが地図を広げ安全範囲を指でなぞる「つまり結界を貼るということだね!」今まで黙っていたレンが人差し指を立てるとスイは大きく頷いた。
「結界か…たしかに貼れば一時的に進行は止められるかもしれないね」KAITOも頷いている「あれ?それならどうして昔から貼らなかったんですか?」美華が首を傾げるとミクが説明してくれる「もちろん昔から私達も結界を貼ろうとしていたけどね、ただ洞窟最深部にある光金石よりさらに貴重な光輝石(こうきせき)という石が大量に必要なんだよね」ミクの言葉に三大竜達も頷く「それで私達も150年ほど前に探しに行ったんだけどあまりにも敵が強くて断念したの」アランが首を振った。
「それで今2人増えたからもしかしたら行けるということですか?」みんなは頷く「私達も強くなったし今なら行けるかもね!」リンが頷く「だけど敵も前より強くなっているかもしれないしなるべく遭遇しないように行きたいんだが手はあるのか?」煉獄がスイの方を向く「それなら僕に任せてください、僕はあらゆる事象を操ることが出来るので敵の位置なら天視で把握することも可能です」天視の能力はあらゆる場所を断面図として中を視ることが出来る能力である。場所指定は本人により決めることが可能。
「なるほどなそれなら行けるか」煉獄はコクコク頷いている「そうと決まればその洞窟はどこにあるんですか?」健人がスイに聞く「私の予想ですが恐らくイミア地区とカリミア地区だと思います」「その2つね…」スイの言葉にMEIKOが頭を悩ませる「イミア地区は既に廃墟と化しており行くことは困難です」スイが説明する「じゃあカリミア地区は?」美華が聞くとMEIKOが話す「門番がいるけど私達なら通してくれそうかな」ミクが頷く「この人数だもんな」レンが笑っている「じゃあ1週間後カリミア地区に向かいましょうか」スイはそう言うとそのまま寝室に入り寝てしまった。
「寝室も賑やかになったわよねぇものすごく広いとはいえ5人寝れるんだもんね」美華が健人に聞く「あぁ…そうだね僕達も寝ようか」「私達も休憩しますね」ミク達も部屋に戻って行った。
「あなた達が美華さんと健人さんですね情報は届いております」スイが頭を下げる「そして今日私が来たのは廃墟化を一時的に止める方法です」スイが説明を始める「廃墟化を止める方法?」健人と美華はスイの方を見る「はい、廃墟化と言うのはその名の通り廃墟と化すという意味があります。私達で言う廃墟と化すと言うのは魔物が攻めて来て占領すること。つまり魔物を入れさせなければ良いのです」スイが地図を広げ安全範囲を指でなぞる「つまり結界を貼るということだね!」今まで黙っていたレンが人差し指を立てるとスイは大きく頷いた。
「結界か…たしかに貼れば一時的に進行は止められるかもしれないね」KAITOも頷いている「あれ?それならどうして昔から貼らなかったんですか?」美華が首を傾げるとミクが説明してくれる「もちろん昔から私達も結界を貼ろうとしていたけどね、ただ洞窟最深部にある光金石よりさらに貴重な光輝石(こうきせき)という石が大量に必要なんだよね」ミクの言葉に三大竜達も頷く「それで私達も150年ほど前に探しに行ったんだけどあまりにも敵が強くて断念したの」アランが首を振った。
「それで今2人増えたからもしかしたら行けるということですか?」みんなは頷く「私達も強くなったし今なら行けるかもね!」リンが頷く「だけど敵も前より強くなっているかもしれないしなるべく遭遇しないように行きたいんだが手はあるのか?」煉獄がスイの方を向く「それなら僕に任せてください、僕はあらゆる事象を操ることが出来るので敵の位置なら天視で把握することも可能です」天視の能力はあらゆる場所を断面図として中を視ることが出来る能力である。場所指定は本人により決めることが可能。
「なるほどなそれなら行けるか」煉獄はコクコク頷いている「そうと決まればその洞窟はどこにあるんですか?」健人がスイに聞く「私の予想ですが恐らくイミア地区とカリミア地区だと思います」「その2つね…」スイの言葉にMEIKOが頭を悩ませる「イミア地区は既に廃墟と化しており行くことは困難です」スイが説明する「じゃあカリミア地区は?」美華が聞くとMEIKOが話す「門番がいるけど私達なら通してくれそうかな」ミクが頷く「この人数だもんな」レンが笑っている「じゃあ1週間後カリミア地区に向かいましょうか」スイはそう言うとそのまま寝室に入り寝てしまった。
「寝室も賑やかになったわよねぇものすごく広いとはいえ5人寝れるんだもんね」美華が健人に聞く「あぁ…そうだね僕達も寝ようか」「私達も休憩しますね」ミク達も部屋に戻って行った。
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