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第一章 不死鳥契約
プロローグ 第一運命線
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ポタポタ。ポタポタ。
水滴が大地を打つ音。水滴が雪を溶かし、静かに赤く染めていく音。
立ちのぼる湯気。ほのかに聞こえる雪が溶ける音は、男のうめき声によってかき消される。
「はぁ、はぁ、はぁ」
素足が地面を擦る音とわずかな吐息が、森の静寂をかき乱す。
左腕が完全に千切れた男が、幽鬼の如く銀色に染まった森の中を彷徨う。
折れた腕の断面から鮮血が溢れ、素足は紫色に壊死を始めた。
だが、男はそれでも留まることなく、ただ折れた足を引きずりながら徐に同じ場所をぐるぐると回る。
ポタポタ。ポタポタ。
やがて、男が歩いた地面に血の模様が描かれる。
巨大な円の内側で、左右に大きく翼を広げる鳥のような生物。そんな血絵が完成する。
さらのその中央、鳥の心臓に当たる位置に小さな円が一つ。
その円の前で男は跪き、肘から先が失われた左腕を突き出す。
だが、既に修復したのか、血液がつきかけたのか。左腕の肘からは血が流れなかった。
「っぁ」
それに気づいた男は、小さく声を漏らす。そして、迷いなく自身の右手首を噛みちぎった。
動脈が切り裂かれ、あっという間に血液が溢れ出る。
それを見た男は満足げに右腕を円に中央に突き出す。
ポタポタ。ポタポタ。
しかし、時間が経っても、何かが起こる。そんな素振りは全くなかった。
男の血液も無尽ではない。
これほどの深手。
おまけに大量の出血。
男の死は、既に決まっていた。
だが、それを嘆く力は男には残されていなかった。
「……こぉ……ち……だ……」
(私は何がしたかったのだろうか)
口から漏れ出たうわ言。すでに上体を維持することすらできずに、男は自身の血だまりに倒れ込んでいた。
(まだ、未練があるというのか。あの家に)
――アンブロシア家
御三家の一角として世界に君臨する名門中の名門。
小国群は無論のこと『西方大連合』、『魔導都市ソフィーリア』、『七大列強』の王族や皇族ですら軽んじることは許されない世界最強の一族。
そんなアンブロシア家を最強たらしめる――不死鳥契約。
アンブロシア家の者は皆不死鳥と血の盟約を結び、半ば不死の存在へと昇華する。
しかし、その八男として生を受けた男は、8歳の誕生日に不死鳥契約に失敗した。
不死鳥は古よりアンブロシアの血脈とのみ契約を交わす。
契約に失敗することはすなわちアンブロシアの血を引いていないことを意味する。
歴代でも類を見ない事件として一族を騒がせたが、判決はすぐさま出された。
一族からの放逐。
アンブロシア家の家門から考えれば、命あるだけでもありがたいのだろう。
『どうすりゃあんな簡単な儀式で失敗なんかできんだよ、ゴミ屑が』
『全く、汚らわしいわ。誇り高い鳳凰の一族に鴉が紛れ込んでいたなんて。摘まみだしなさい』
『なんならオレの眷族にしてやろうか? 魔力量だけは人一倍あるからな』
『二度はない。次俺の視界に入れば殺す。去ね』
もとより兄弟愛などない一族だが、放逐が決まればもはや人間扱いすらされなかった。
兄弟との僅かな接触は最悪なものだったが、もはやそれを恨むには年月が経ちすぎている。
でも、今わの際で男が縋ったのは、結局不死鳥契約だった。
(死にたくない)
だが、なぜ死にたくないのか。そもそも、死にたくないことに理由は必要なのか。
――わからない
(復讐か? 誰に? アンブロシア? ライフォス?)
己を追放したアンブロシア家を見返したいのか。
己のすべてを奪ったライフォス家への復讐がしたいのか。
(あぁ、会いたいな)
死にゆく前に、走馬灯のように記憶が駆け巡る。
そんな時だった――
召喚陣中央の円から、血が外に溢れ出た瞬間、円陣を全体を包み込むように銀色のオーラが立ち昇る。
銀色の世界をさらに覆いつくすように、オーラは不死鳥を形作る。
『フム、若き雛鳥にしてはよくやった部類だろう』
「……ぇ……ぁ」
凍えた唇はもう言葉を発することは叶わないが、男は「誰だ」といっていた。
『我が名はジファ。雛鳥よ。今より伝えることをしかと魂に刻め』
何を言っている、と返す前にジファの言葉が脳内に響いた。
――■■■■■■■■■■■■
「……っ!?」
凄まじい情報量の嵐が一斉に男の脳内に雪崩込み、思わず意識が飛びそうになる。
『しかと覚えよ。これはまだ、運命のさざ波にすぎぬのだと』
それ以降の言葉は、男の耳に届かなかった。
終末戦争から7年。
空は業火に焼かれ、大地は雪で埋め尽くされる。
異形の怪物が跳梁跋扈する終焉の世界。
今この瞬間をもって、アンブロシア家八男――リオン・アンブロシアはそんな世界を去った。
アンブロシア家に生を受けながら、ハリヴァス家の養子となり、第七位階剣士にまで至った男は30歳という若さで、その生を終えた。
果たしてそうだろうか?
否。否、否。
この結末はあくまで、第一運命線の終末に過ぎない。
死の運命を回避すべく、ジファに見せられた終わり行く運命なのだ。
運命の不死鳥・ジファの契約者であるリオンは文字通り不死。
時はまだ、進んでいない。
物語はまだ、始まってもいなかったのだ。
◆
(っは!? ここは? 私は一体?)
視線がぼやける。耳に届く音はすべて靄がかかったかのようだ。
それでも、辛うじて聞き取れる。
『奥■! ■■な男の子■す!』
『凄ま■い魔■量です! 生■れな■■にして第一位階は突■してお■ま■!』
『■様! ■名前を!』
声がぼやけて聞こえる。鼓を打ったかのようなくぐもった音だけが耳に届く。
だが、何故か次の言葉だけはよく聞こえた。
――貴方の名は、リオン。今日から貴方はリオン・アンブロシアよ
その一言で、リオンは悟る。
――あぁ、私は戻ってきたのだ
◆
回帰後4度目の秋。
「リオン坊ちゃま、おはようございますです。朝ですよ」
「うん、おはよう。アイリス、今日の予定は?」
「まぁ、もうそんなに上手にお話されるようになって! 坊ちゃまは天し……じゃなかった、天才です!」
カーテンを開けながら、リオンに起床を促すのは明るい茶髪をアップスタイルにまとめる侍女。
リオンの専属侍女アイリスである。
そんなアイリスに本日の予定を尋ねる。
「今日から家憲、政治、作法、歴史、数学、魔導の授業が始まるです。本当は5歳以降の課程ですけど、奥様から特別に授業に参加するように、と」
アンブロシア家は名門中の名門。
その家門は、不死鳥契約だけで保たれてきたわけではない。
アンブロシアの雛鳥は、幼少期より厳しすぎる教育課程が組まれ、8歳の不死鳥契約までに大人をも凌ぐ知識と力をつけさせられる。
そして、契約後はそれぞれ不死鳥に合わせた訓練が始まり、血みどろな後継者争いが始まるのだ。
カーテンから差し込む光。
しかし、それに照らされたアイリスの顔に少しばかり陰が落ちる。
「坊ちゃま……」
普通なら何も考えず遊んでいるような年齢。
しかし、その普通はアンブロシアでは許されない。
アンブロシアに生まれた以上、家門の名誉と栄華のためにすべてをかけなければならない。
生まれた時から傍にいるアイリスは、リオンの境遇を憐れんでいるのだろう。
だが、それを口にすることはできない。
口にすることはアンブロシアの家憲に異を唱えることに他ならない。アンブロシアではそれすなわち――死を意味する。
「わかった。行ってくる」
「お気を付けて、です」
だが、リオンはそれを哀れとは微塵も思わない。
第一運命線で既に経験しているということもあるが、時間無駄にする余裕はリオンにはなかったのだ。
――あのクソったれな未来を変える
(そのために私は――)
――アンブロシア家の当主になる
第二の運命線が今、始まろうとしていた。
――――――
後書き
皆さん初めまして。鴉真似です。
『不死鳥の箱庭』をお読みいただきありがとうございます!!
個人的にはお気に入りの作品なので、少しでも楽しんでいただけたら幸いです!
本日は第一章第3話まで一気に投稿する予定です。次の投稿は17時頃です!!
是非お気に入り登録をして、お待ちください!!
不死鳥世界地図
水滴が大地を打つ音。水滴が雪を溶かし、静かに赤く染めていく音。
立ちのぼる湯気。ほのかに聞こえる雪が溶ける音は、男のうめき声によってかき消される。
「はぁ、はぁ、はぁ」
素足が地面を擦る音とわずかな吐息が、森の静寂をかき乱す。
左腕が完全に千切れた男が、幽鬼の如く銀色に染まった森の中を彷徨う。
折れた腕の断面から鮮血が溢れ、素足は紫色に壊死を始めた。
だが、男はそれでも留まることなく、ただ折れた足を引きずりながら徐に同じ場所をぐるぐると回る。
ポタポタ。ポタポタ。
やがて、男が歩いた地面に血の模様が描かれる。
巨大な円の内側で、左右に大きく翼を広げる鳥のような生物。そんな血絵が完成する。
さらのその中央、鳥の心臓に当たる位置に小さな円が一つ。
その円の前で男は跪き、肘から先が失われた左腕を突き出す。
だが、既に修復したのか、血液がつきかけたのか。左腕の肘からは血が流れなかった。
「っぁ」
それに気づいた男は、小さく声を漏らす。そして、迷いなく自身の右手首を噛みちぎった。
動脈が切り裂かれ、あっという間に血液が溢れ出る。
それを見た男は満足げに右腕を円に中央に突き出す。
ポタポタ。ポタポタ。
しかし、時間が経っても、何かが起こる。そんな素振りは全くなかった。
男の血液も無尽ではない。
これほどの深手。
おまけに大量の出血。
男の死は、既に決まっていた。
だが、それを嘆く力は男には残されていなかった。
「……こぉ……ち……だ……」
(私は何がしたかったのだろうか)
口から漏れ出たうわ言。すでに上体を維持することすらできずに、男は自身の血だまりに倒れ込んでいた。
(まだ、未練があるというのか。あの家に)
――アンブロシア家
御三家の一角として世界に君臨する名門中の名門。
小国群は無論のこと『西方大連合』、『魔導都市ソフィーリア』、『七大列強』の王族や皇族ですら軽んじることは許されない世界最強の一族。
そんなアンブロシア家を最強たらしめる――不死鳥契約。
アンブロシア家の者は皆不死鳥と血の盟約を結び、半ば不死の存在へと昇華する。
しかし、その八男として生を受けた男は、8歳の誕生日に不死鳥契約に失敗した。
不死鳥は古よりアンブロシアの血脈とのみ契約を交わす。
契約に失敗することはすなわちアンブロシアの血を引いていないことを意味する。
歴代でも類を見ない事件として一族を騒がせたが、判決はすぐさま出された。
一族からの放逐。
アンブロシア家の家門から考えれば、命あるだけでもありがたいのだろう。
『どうすりゃあんな簡単な儀式で失敗なんかできんだよ、ゴミ屑が』
『全く、汚らわしいわ。誇り高い鳳凰の一族に鴉が紛れ込んでいたなんて。摘まみだしなさい』
『なんならオレの眷族にしてやろうか? 魔力量だけは人一倍あるからな』
『二度はない。次俺の視界に入れば殺す。去ね』
もとより兄弟愛などない一族だが、放逐が決まればもはや人間扱いすらされなかった。
兄弟との僅かな接触は最悪なものだったが、もはやそれを恨むには年月が経ちすぎている。
でも、今わの際で男が縋ったのは、結局不死鳥契約だった。
(死にたくない)
だが、なぜ死にたくないのか。そもそも、死にたくないことに理由は必要なのか。
――わからない
(復讐か? 誰に? アンブロシア? ライフォス?)
己を追放したアンブロシア家を見返したいのか。
己のすべてを奪ったライフォス家への復讐がしたいのか。
(あぁ、会いたいな)
死にゆく前に、走馬灯のように記憶が駆け巡る。
そんな時だった――
召喚陣中央の円から、血が外に溢れ出た瞬間、円陣を全体を包み込むように銀色のオーラが立ち昇る。
銀色の世界をさらに覆いつくすように、オーラは不死鳥を形作る。
『フム、若き雛鳥にしてはよくやった部類だろう』
「……ぇ……ぁ」
凍えた唇はもう言葉を発することは叶わないが、男は「誰だ」といっていた。
『我が名はジファ。雛鳥よ。今より伝えることをしかと魂に刻め』
何を言っている、と返す前にジファの言葉が脳内に響いた。
――■■■■■■■■■■■■
「……っ!?」
凄まじい情報量の嵐が一斉に男の脳内に雪崩込み、思わず意識が飛びそうになる。
『しかと覚えよ。これはまだ、運命のさざ波にすぎぬのだと』
それ以降の言葉は、男の耳に届かなかった。
終末戦争から7年。
空は業火に焼かれ、大地は雪で埋め尽くされる。
異形の怪物が跳梁跋扈する終焉の世界。
今この瞬間をもって、アンブロシア家八男――リオン・アンブロシアはそんな世界を去った。
アンブロシア家に生を受けながら、ハリヴァス家の養子となり、第七位階剣士にまで至った男は30歳という若さで、その生を終えた。
果たしてそうだろうか?
否。否、否。
この結末はあくまで、第一運命線の終末に過ぎない。
死の運命を回避すべく、ジファに見せられた終わり行く運命なのだ。
運命の不死鳥・ジファの契約者であるリオンは文字通り不死。
時はまだ、進んでいない。
物語はまだ、始まってもいなかったのだ。
◆
(っは!? ここは? 私は一体?)
視線がぼやける。耳に届く音はすべて靄がかかったかのようだ。
それでも、辛うじて聞き取れる。
『奥■! ■■な男の子■す!』
『凄ま■い魔■量です! 生■れな■■にして第一位階は突■してお■ま■!』
『■様! ■名前を!』
声がぼやけて聞こえる。鼓を打ったかのようなくぐもった音だけが耳に届く。
だが、何故か次の言葉だけはよく聞こえた。
――貴方の名は、リオン。今日から貴方はリオン・アンブロシアよ
その一言で、リオンは悟る。
――あぁ、私は戻ってきたのだ
◆
回帰後4度目の秋。
「リオン坊ちゃま、おはようございますです。朝ですよ」
「うん、おはよう。アイリス、今日の予定は?」
「まぁ、もうそんなに上手にお話されるようになって! 坊ちゃまは天し……じゃなかった、天才です!」
カーテンを開けながら、リオンに起床を促すのは明るい茶髪をアップスタイルにまとめる侍女。
リオンの専属侍女アイリスである。
そんなアイリスに本日の予定を尋ねる。
「今日から家憲、政治、作法、歴史、数学、魔導の授業が始まるです。本当は5歳以降の課程ですけど、奥様から特別に授業に参加するように、と」
アンブロシア家は名門中の名門。
その家門は、不死鳥契約だけで保たれてきたわけではない。
アンブロシアの雛鳥は、幼少期より厳しすぎる教育課程が組まれ、8歳の不死鳥契約までに大人をも凌ぐ知識と力をつけさせられる。
そして、契約後はそれぞれ不死鳥に合わせた訓練が始まり、血みどろな後継者争いが始まるのだ。
カーテンから差し込む光。
しかし、それに照らされたアイリスの顔に少しばかり陰が落ちる。
「坊ちゃま……」
普通なら何も考えず遊んでいるような年齢。
しかし、その普通はアンブロシアでは許されない。
アンブロシアに生まれた以上、家門の名誉と栄華のためにすべてをかけなければならない。
生まれた時から傍にいるアイリスは、リオンの境遇を憐れんでいるのだろう。
だが、それを口にすることはできない。
口にすることはアンブロシアの家憲に異を唱えることに他ならない。アンブロシアではそれすなわち――死を意味する。
「わかった。行ってくる」
「お気を付けて、です」
だが、リオンはそれを哀れとは微塵も思わない。
第一運命線で既に経験しているということもあるが、時間無駄にする余裕はリオンにはなかったのだ。
――あのクソったれな未来を変える
(そのために私は――)
――アンブロシア家の当主になる
第二の運命線が今、始まろうとしていた。
――――――
後書き
皆さん初めまして。鴉真似です。
『不死鳥の箱庭』をお読みいただきありがとうございます!!
個人的にはお気に入りの作品なので、少しでも楽しんでいただけたら幸いです!
本日は第一章第3話まで一気に投稿する予定です。次の投稿は17時頃です!!
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不死鳥世界地図
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