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胎動・乱世の序章
第1話 三年
しおりを挟む大統歴1037年。
レオンハルト帝が即位して3年の月日が過ぎた。その間、帝国と教国とは小競り合いはあるものの大きな戦争はなかった。
反乱の芽もすべて事前に摘んでいるため、レオンハルト政権は安泰といえる。
「定例会議だ。各位、近況を報告せよ」
「「「「っは!」」」」
現在、皇城内の会議室には宰相クリストファーと元帥シュナイダーの他に、四大公爵家の当主たちも集まっていた。
「ではまず私からですね」
そう言って切り出したのは、文官の最高権力者であるクリストファー。
「陛下が即位してから3年。その間に反意を抱いている貴族の粛清は概ね完了しました。要職には信頼できる人物がつき、経験もついてきたころです。各領地の戦後回復も進んでおり、陛下直轄領の発展は目まぐるしいです」
「全くじゃ。陛下には手加減して欲しいものよのう。おかげでわしらは大忙しじゃ」
そう、レオンハルトの直轄領の発展は他領をはるかに上回るものである。戦後処理どころか、インフラの整備や街の拡張などで内乱前よりもずっと豊かになっている。
インフラが整えば人の行き来はしやすく、人の流動を作りやすい。特に商人たちにとっては、安全な街道というのは何にも変え難いものである。
さらにレオンハルトは人の流れを利用すべく、観光名所をいくつも設置。温泉街であったり、美食の祭典であったり、自然を利用した庭園であったり。
しかし、魔獣という脅威に晒されているこの世界では、旅行という概念はあまり存在しない。旅などに出て命を落としてはたまったものではないからだ。貴族なら時折出かけることもあろうが、それでも護衛を大量に連れている。
そこでレオンハルトは道中の安全を確保すべく、元近衛騎士団、現在では皇下直属騎士団と呼ばれる騎士たちを各地に配属。
皇下直属騎士団は元ライネル領兵で構成されており、その下部組織に見習いの騎士たちが多く存在する。優秀な成績で学園を卒業した者であったり、元々近衛騎士だった者たちがその見習いとなっている。
見習いを卒業する条件はただ一つ。
ーー魔纏による身体強化率200%ーー
つまり魔力回路を完全に開通しなけらばならない。身体強化率200%とは言ったものの、つまりは魔法を無詠唱で繰り出せることでもある。その戦力は計り知れない。
皇下直属騎士団。間違いなくこの大陸で最強を謳う集団の一つであろう。故にその数はそれほど多くなく、見習いを入れても5000にも満たない。
普段、皇下直属騎士団は正規騎士1人と見習い2人のスリーマンセルを組み、皇帝直属領に散らばっている。皇帝の護衛のために皇都に残っているのは精々100程度。
それでいいのかと問われると、答えは「いい」なのである。なぜなら、皇帝が強いからだ。
ただ強いだけなら足元を掬われるかもしれないが、皇都には常に直属騎士団団長リンシアと、レオンハルト直属の隠密部隊『朧月夜』筆頭のシリアがいる。
他にもオリービア皇后や勇者シオン、元帥シュナイダーに顧問セベリス。過剰戦力にも程がある。流石にこれで騎士団を全員皇都においてはやることがなくなってしまうのだ。
治安維持の秘密はここにある。街道周辺を常に騎士たちが監視して回っているので、盗賊はおろか、魔獣すら近づいてこない。
そして、定期便の馬車を増やし、中間地点に宿屋などを設置することで一大観光業が成立するのだ。
そんな感じで皇帝直轄領は発展していくと、他の貴族たちは当然焦る。領民が流出してしまうからだ。より治安がいい街を、より豊な土地を求めるのは自然の流れ。
皇帝直轄領が発展すればするほど、貴族たちの利益が減ってしまう。リングヒル公爵家当主、ルパート・リングヒルがいっているのはこのことである。
そんなこんなで困ってしまった貴族たちはレオンハルトに奏上をする。領民の流出を防いでほしいと。
このようなアホらしい奏上をレオンハルトが聞き届けるはずもない。代わりに言ってやったのだ。
ーー其方らも領を発展させればよかろうーー
他人に頼るな、自分で領を発展させろと。めざとい者ならそこで気づくだろう。レオンハルト帝の意図を。そう。亜人の登用である。皇帝直轄領の発展に大きく寄与しているのは、亜人たちの存在だ。
三年前、レオンハルトは国土建築院なるものを立ち上げ、ドワーフを多く登用した。もちろん人間もいるが、それはほんの一握り。ドワーフと肩を並べられる名匠達である。
反対の意見が出なかったわけではないが、そもそも何をするかも不明な皇帝直属の組織だ。反対勢力は徐々に勢いを失い、その直後に国土建築院は動き出した。
ドワーフの建築技術や才能は流石の一言である。わずか一年足らずで、各地を繋ぐ『王の道』という国道を作り上げた。さらに、皇帝直轄領の各街や村を繋ぐ街道の整備や街の拡張を試みている。
そのおかげで、現在皇帝直轄領にはいくつもの大都市が存在している。
そして、武という面では獣人やエルフ、竜人といった亜人たちは皇下直属騎士団に多く在籍している。数こそ少ないものの、その戦闘力は比類ない。直属騎士団に所属する騎士ならば尚更である。
彼らのおかげで皇帝直轄領の治安は維持されている。
しかし、ここでは亜人を毛嫌いしている人が多いという問題が上がる。この世界では亜人の地位は低く、人間と比べれば要職に付きにくい。それどころか、不法な亜人狩りをするものまでいる始末。
そんな亜人がいきなり立場を向上させてしまっては、不満が出るものも多い。だからこそ、レオンハルトはいきなりではなく、徐々に亜人の地位を向上させたのだ。
国道の整備を終えた国土建築院が次に行ったのが、大都市ではなく田舎の発展である。
普通は逆なのだが、大都市に住むものはドワーフたちを歓迎していない。だからこそ、田舎を発展させるのだ。
そもそも大都市が大都市たりうるのは、人が多いことに加えて、人の流動が多いことも理由となっている。しかし、道路の整備をしている国土建築院からすれば、人の流れをコントロールするなど、さして困難なことではない。
加えてレオンハルト帝直属の組織ということで、その活動は皇帝の後押しがある。希望者を大都市から農村地帯に移し、それを大都市にすることなど何ら困難なことではない。
そうすると元々の大都市は当然焦る。大都市に住むものや代官たちは都市を発展させるには、ドワーフたちの力に頼らざるを得ない。
こうしてレオンハルトは、無理やり受け入れさせるのではなく、自ら招き入れる形でドワーフたちの地位を向上させたのだ。
皇帝直轄領と貴族領の関係と同じなのである。民の流出を防ぐには、亜人の力を借りるしかない。
上層部にはそれに不満を抱くものも多いだろうが、民にとっては生活が豊かになるということで亜人蔑視の声も減っていった。
もちろん完全になくなったわけではないが、大半の人間にとっては、亜人たちはよき隣人になりつつあるのだ。
「じゃあ次は僕かな」
内政の報告を終えたクリストファーに続いて発言したのは、元帥のシュナイダーである。
「国軍は安定してるよ。帝国、教国とは小競り合いはあるものの、大きな戦はない。兵の練度が落ちそうなものだけど、そこはダンジョン実習やら何やらで補っているよ。陛下が冒険者ギルドを国有化したから、治安もだいぶ良くなってるしね。問題があるとすれば、相変わらず教国がうるさいってとこかな」
「またか」
「そうそう。勇者シオンを返せ、だってさ」
「無視しろ」
「言われなくても。王妃を敵に渡すわけないでしょ」
レオンハルトが皇帝となったことで、妃を何人も娶る義務が生じた。後継が生まれなければ困るからだ。当然誰でもいいなんてことはなく、レオンハルトと親しかったメンツが選ばれたわけだ。
皇后 オリービア
影妃 シリア
瀧妃 リンシア
勇妃 シオン
歴代の皇帝の妃たちは、数字で格付けをされていた。例えば第二王妃とかである。
しかし、レオンハルトの妃たちは皇后以外に上下関係は存在しないということで、それぞれを表す一文字が与えられた。
そのことに対し、皇后オリービアはというと。
ーーずーるーいー! 私もそういうの欲しーいぃ!
なんて言い出してしまったせいで困ってしまったのだ。流石に皇后だけは差別化を図らなきゃいけないということで、結局文字は与えられずに終わったが。
妃になったからと言って特に変化することもなく、四人の関係はそもままである。
そして、皇国の軍事はこの3年間で大きな変化はない。あるとすれば、国軍の数を徐々に増やし、現在では8万に達していた。帝国、教国という脅威を前にして、武力を発展させないという選択肢はあり得ない。
ただし、普段から8万もの暇人を養うのは合理的ではない。治安維持という仕事も勿論あるが、それにしたって8万は多すぎる。
そこでレオンハルトがやったのは、冒険者ギルドの国有化である。
冒険者ギルドは元々大陸を股にかける組織で、どの国にも所属していないスタンスを貫いてきた。
しかし、国内にコントロールが効かない大きすぎる組織がいるのはよろしくないということで、レオンハルトはギルドに条件を持ちかけた。
ーー皇国内の冒険者を名乗るなら、国家資格を取らせろ
一方的とも言えるその条件だが、冒険者ギルドは飲むしかない。なぜなら、飲まなければ皇国内で活動できないからだ。
厳しすぎる条件なら跳ね除けることもあるかもしれないが、この程度なら飲んでも問題ないと判断した。しかし、国家資格なしに冒険者を名乗れないというのは、実質の国有化である。少なくとも、皇国内のギルドは完全に国のコントロール下にある。
国家資格、便宜上冒険者資格というものを制定したことで、資格取得のための学校も生まれた。勿論国立だ。
2年制の学校で、一定以上の成績をおさめなければ卒業できない。学費は全て無利息の奨学金制で、冒険者になった後に返還することとなっている。
実技だけでなく、筆記や道徳などの授業もある。卒業できたものはもれなく、冒険者資格を取得できる。
それ以外に冒険者資格を取得方法はない。
反発する冒険者も当然出るが、冒険資格がないのに冒険者を名乗ることは罪に問われるため、結局どうすることもできずに皇国出るしかない。
こうして、皇国の冒険者の数は大きく減ったが、代わりに質は比べ物にならないほど向上した。さらに、荒くれ者が減ったことで治安の向上にもつながった。
さて、国軍の話に戻ろう。冒険者ギルドが発行しているのは冒険者資格だけではなく、軍兵資格というものも発行している。国軍に所属する兵士ならば、必ず取得しなければならない。
そして、この資格は冒険者資格と同様の効果が認められている。すなわち、平時の兵士たちは冒険者たちと一緒にダンジョン攻略をしている。
唯一違うとしれば、冒険者は自分の探索の成果で報酬をもらうのに対し、国軍は固定給であることぐらいだ。もちろん、国軍の固定給の方が冒険者の報酬よりも上である。
初めは冒険者のような下賤なものたちと同じ仕事をしたくないということで嫌がるものいたが、給料がいいことや冒険者資格の定着により、冒険者のイメージが改善されたことで、文句をいう兵士もだいぶ減っている。
特に若い世代は、冒険者か軍属か悩むほどである。
「陛下はやけにダンジョンに拘るのう」
「あれは放っておくとスタンピードを起こす。冒険者に任せるだけでは心許ないのでな」
この体制が整ってから、皇国領では数える程度しかスタンピードが起こっていない。
「ダンジョンは未知な部分が多いが、総じて魔力の濃度が高い場所に生まれている。魔力を吸収した生物が魔獣と化すことが知られているからな。ならば魔獣を間引けば、魔力の濃度も下がる。単純な話だ」
内政、軍事の報告が終わり、四大公爵家当主たちも自分たちの領地や派閥の報告を行う。いずれも特に問題はないという報告だけに終わった。
こうして定例会議が終わろうとした瞬間、レオンハルトの影が揺れる。
「レオンハルト様」
「シリアか」
音もなく現れたのは、シリアである。隠密部隊『朧月夜』筆頭である彼女は今でも、かつてと同様メイド服を纏っていた。ただし、そのメイド服は漆黒。夜によく溶け込めそうな色をしていた。
「報告いたします。西より、獣王国女王カエデ様がいらっしゃいました。今夜皇都に到着すると思われます」
「「「「……」」」」
そんな予定は聞かされていない。そんな顔をした公爵たち。当然だ。なぜならレオンハルトも今知ったからである。
「お忍びか?」
「おそらくは。ですが、皇都に一直線で向かってきていることを考えると」
「余に会いにきたか」
「はい」
少し考える素振りを見せるレオンハルト。
「謁見の準備をせよ。今夜だ」
「っは!」
「それと、このことの口外を禁じる。よいな」
「「「「っは!」」」」
なぜ口外を禁じるのか。疑問に思いながらも、この場にいる全員が返事をした。
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