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第9話 ようかい退治始めましたの巻
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頭に柔らかい感触がする。瞼をゆっくり開けると天井があった。真っ白な天井だ。その天井が遮られた。今度は顔だ。
「おはようですぅ!」
「えっと? 何やってるのかな?」
元気の良い挨拶をしたのは渡辺さんだ。
「雪那様が早く良くならないか、祈ってましたぁ」
僕の顔を覗き込むようにして笑顔を向ける。頭の下に感じる柔らかい感触はどうやら、太股だ。膝枕をされている状態のようだ。
起き上がり、辺りを見る。
白い天井に白い壁、今横になっていたのはベッドだ。そして目の前には制服姿の渡辺さんがいる。
「ここは協団の医務室ですよぉ、 雪那様が丸一日、目が覚めないので唯は心配でしたぁ」
そうか、ここは協団で、そして僕は丸一日寝てたらしい。なぜ膝枕されていたのか突っ込むのはあえて止めておこう。僕をからかっているだけかもしれないけど、惜しいことをした。もうちょっと寝ていれば良かったな。
「あれ? そういえば他のみんなは? それと妖怪は?」
確か、酒呑童子を倒したとはいえ、まだ戦闘中だった筈だ。
「みなさんは大丈夫ですよ、特別大きな怪我はありませんでした。宮本さんだけは、雪那様の次に怪我を負っていたので、念の為に入院してますぅ」
「そうなんだ。なら良かった。で、妖怪はどうなの?」
「雪那様が倒れられたときに、三ツ目カラスも子鬼も全て倒したところでした」
「そっかぁ、 じゃあ妖怪も倒して、みんなも無事でどうにかなったんだね、良かったよ」
「良かったよじゃありませんよぉ! 雪那様が大けがをして、さらには疲労困憊で倒れる程肉体と神気を酷使するなんて、何考えているんですかぁ!」
渡辺さんがギロっと怖い顔をして怒る。意外と怖い顔出来るんだね……。
「いや、まぁ、結果オーライってことで」
「オーライじゃありませんよ。全くもう、知りません!
自分の体を大事にしない人なんて唯は知りません」
今度は顔を膨らましてぷいっと横に振る。ハムスターみたいでけっこう可愛い。
「でも、渡辺さんも自分のこと大事にしていないよね。今まで逃げ回ってたんだよね。妖怪から。今度は頼ってよ、僕達を。みんなに頼るのが嫌なら、僕を頼って よ。弱いかも知れないけど、それでも今なら渡辺さんの力になれるかなって。力になってあげたいなって思うんだよ」
「はぁうぅ。唯の心と五臓六腑に染み渡りますぅぅ」
渡辺さんが嬉しそうに身悶えしている。
「今度は僕が君を守るよ。守り続けてやる。唯は覚えていますよ。雪那様のプロポーズの言葉を」
「いや、違うって。確かに言ったけど、あれはプロポーズじゃなくて……」
「君を守り続けてやる。はぁぅぁう。唯を悶え苦しみ地獄に落とすつもりですかぁ」
何か、渡辺さん一人でトリップしてるような気がする。
「そんなんじゃあ、……て、何その地獄は?」
「というわけで唯はクールダウンしに飲み物を買ってきます。雪那様の分も見繕って買ってきますので大船に乗った 気持ちで任して下さいぃ」
渡辺さんが部屋を出て行いった。恐らく、協団内に設置されている冷蔵庫に向かったんだと思う。
しかし、やっと妖怪のドタバタも一段落したんだよね。良かった良かった。
「藤原殿!」
ドアが勢いよく開けられ、女の子が入って来た。
「……宮本さん、ええと、……何て格好してるの?」
彼女は水色の病衣を着衣している。僕も同じ病衣を着ているけど、何かおかしい。
宮本さんは同年代の他の人よりも胸の膨らみが発達しており、病衣がぱつんぱつんに張っている。下も同じ水色のズボンを穿いているけど、そのズボンもぴったりとフィットしており、体のラインがくっきりと出ている。訓練着もそうだけど、この人、小さいサイズを着るのが好きなのか な?
「やっぱりですか? この格好おかしいですか?」
「う、うん。宮本さんにはちょっとサイズが小さいかな」
(ちょっとじゃなくて、だいぶサイズが小さい気がするけど)
「わたくしも小さいとは思っていたのですが、他の病衣は洗濯中らしく、置いてあったのがこのサイズだけだったので他のサイズは知りませんが、てっきり庶民が着る衣服はこういうサイズかと思い着てはみたのですが、やはり恥ずかしくて、これも庶民にとっては当たり前なのだと自分に言い聞かせて着てみたのですけど」
(うん、格好じゃない。おかしいのは宮本さん本人だ)
「今度からはもう少し大きい方がいいかもね」
(今度からで大丈夫だからね。今の内に目の保養を……。いや、駄目だ。目のやり場に困って しまう!)
「そうですか、やっぱり大きい方がいいですか。あっ!? そんな話をしに来たのではないですわ。藤原殿の声が聞こえたので、目が覚めたのかと思って来たのですわ」
「そうなんだ?」
「そうですわ。全くあのような無茶をされて、藤原殿の身に何かあったら……、いえ……、何でも無いですわ」
この人も、渡辺さんと同じようなことを言うんだな。心配してもらって何か申し訳ない気持ちになる。
「そういえば、藤原殿って……?」
(さっきから呼び名が変わってる)
「嫌でしたか? その、助けて貰ったご恩もありますし、敬意も込めまして藤原殿とお呼びしたく」
「まぁ、いいけど、もっと気軽に呼んでいいよ。雪那でもいいし」
「では! 雪那殿とお呼びしますわ」
(何か違うけど。まっいっか)
「あんた達何してるの?」
「おいおい、凄い格好だな」
戸部さんと隆が部屋に入ってきた。
「そんな格好させるなんて、藤原って、そんな趣味があったの? ほんと引くわね」
戸部さんが生ゴミでも見るかのような目で僕を見る。
「ち、違うって」
「そうだよな。お前の趣味はそんなもんじゃないよな。もっとこう、あっちだもんな」
「ちょっと待って、何そのあっちって!?」
「え!? これ以上過激な趣味があるの!? あり得ないんだけど」
今度はこの世のモノではない何かを見るような目で……。
「雪那様ぁ!! 大変ですぅ! 妖怪ですぅ! すだちの顔をした猫の妖怪ですぅ!!」
渡辺さんが勢いよく部屋に入ってきた。
「 ちょっと待ったぁ! 何その妖怪!? そんな妖怪いるの!? 存在するの!?」
(というか、ゆるキャラのすだち猫じゃないの? それ?)
「って!? 何ですかぁ!? その格好!? 宮本さん! 雪那様を誘惑してどうするつもりですかぁ!?」
「雪那、行くぞ、とりあえずその、妖怪すだち猫を木っ端微塵にしに行くぞ」
「いやいや、止めてあげて! 隆さ、そんな物騒な倒し方止めてあげて! すだちの顔をした猫だよね? そんな悪さしそうな妖怪じゃないよね? そもそも妖怪じゃないよね!?」
「雪那様! 唯も、その格好、……恥ずかしいけど頑張りますぅ」
「藤原、あんた最低!」
「もう、何これ!? ……、よし……。すだち猫の退治、行ってきます!!」
僕は、この場から逃げるようにして、猛ダッシュで部屋から飛び出した。
みんなが追いかけてくる足音が聞こえる。
……こうして、僕の妖怪退治の日々が始まった。
「おはようですぅ!」
「えっと? 何やってるのかな?」
元気の良い挨拶をしたのは渡辺さんだ。
「雪那様が早く良くならないか、祈ってましたぁ」
僕の顔を覗き込むようにして笑顔を向ける。頭の下に感じる柔らかい感触はどうやら、太股だ。膝枕をされている状態のようだ。
起き上がり、辺りを見る。
白い天井に白い壁、今横になっていたのはベッドだ。そして目の前には制服姿の渡辺さんがいる。
「ここは協団の医務室ですよぉ、 雪那様が丸一日、目が覚めないので唯は心配でしたぁ」
そうか、ここは協団で、そして僕は丸一日寝てたらしい。なぜ膝枕されていたのか突っ込むのはあえて止めておこう。僕をからかっているだけかもしれないけど、惜しいことをした。もうちょっと寝ていれば良かったな。
「あれ? そういえば他のみんなは? それと妖怪は?」
確か、酒呑童子を倒したとはいえ、まだ戦闘中だった筈だ。
「みなさんは大丈夫ですよ、特別大きな怪我はありませんでした。宮本さんだけは、雪那様の次に怪我を負っていたので、念の為に入院してますぅ」
「そうなんだ。なら良かった。で、妖怪はどうなの?」
「雪那様が倒れられたときに、三ツ目カラスも子鬼も全て倒したところでした」
「そっかぁ、 じゃあ妖怪も倒して、みんなも無事でどうにかなったんだね、良かったよ」
「良かったよじゃありませんよぉ! 雪那様が大けがをして、さらには疲労困憊で倒れる程肉体と神気を酷使するなんて、何考えているんですかぁ!」
渡辺さんがギロっと怖い顔をして怒る。意外と怖い顔出来るんだね……。
「いや、まぁ、結果オーライってことで」
「オーライじゃありませんよ。全くもう、知りません!
自分の体を大事にしない人なんて唯は知りません」
今度は顔を膨らましてぷいっと横に振る。ハムスターみたいでけっこう可愛い。
「でも、渡辺さんも自分のこと大事にしていないよね。今まで逃げ回ってたんだよね。妖怪から。今度は頼ってよ、僕達を。みんなに頼るのが嫌なら、僕を頼って よ。弱いかも知れないけど、それでも今なら渡辺さんの力になれるかなって。力になってあげたいなって思うんだよ」
「はぁうぅ。唯の心と五臓六腑に染み渡りますぅぅ」
渡辺さんが嬉しそうに身悶えしている。
「今度は僕が君を守るよ。守り続けてやる。唯は覚えていますよ。雪那様のプロポーズの言葉を」
「いや、違うって。確かに言ったけど、あれはプロポーズじゃなくて……」
「君を守り続けてやる。はぁぅぁう。唯を悶え苦しみ地獄に落とすつもりですかぁ」
何か、渡辺さん一人でトリップしてるような気がする。
「そんなんじゃあ、……て、何その地獄は?」
「というわけで唯はクールダウンしに飲み物を買ってきます。雪那様の分も見繕って買ってきますので大船に乗った 気持ちで任して下さいぃ」
渡辺さんが部屋を出て行いった。恐らく、協団内に設置されている冷蔵庫に向かったんだと思う。
しかし、やっと妖怪のドタバタも一段落したんだよね。良かった良かった。
「藤原殿!」
ドアが勢いよく開けられ、女の子が入って来た。
「……宮本さん、ええと、……何て格好してるの?」
彼女は水色の病衣を着衣している。僕も同じ病衣を着ているけど、何かおかしい。
宮本さんは同年代の他の人よりも胸の膨らみが発達しており、病衣がぱつんぱつんに張っている。下も同じ水色のズボンを穿いているけど、そのズボンもぴったりとフィットしており、体のラインがくっきりと出ている。訓練着もそうだけど、この人、小さいサイズを着るのが好きなのか な?
「やっぱりですか? この格好おかしいですか?」
「う、うん。宮本さんにはちょっとサイズが小さいかな」
(ちょっとじゃなくて、だいぶサイズが小さい気がするけど)
「わたくしも小さいとは思っていたのですが、他の病衣は洗濯中らしく、置いてあったのがこのサイズだけだったので他のサイズは知りませんが、てっきり庶民が着る衣服はこういうサイズかと思い着てはみたのですが、やはり恥ずかしくて、これも庶民にとっては当たり前なのだと自分に言い聞かせて着てみたのですけど」
(うん、格好じゃない。おかしいのは宮本さん本人だ)
「今度からはもう少し大きい方がいいかもね」
(今度からで大丈夫だからね。今の内に目の保養を……。いや、駄目だ。目のやり場に困って しまう!)
「そうですか、やっぱり大きい方がいいですか。あっ!? そんな話をしに来たのではないですわ。藤原殿の声が聞こえたので、目が覚めたのかと思って来たのですわ」
「そうなんだ?」
「そうですわ。全くあのような無茶をされて、藤原殿の身に何かあったら……、いえ……、何でも無いですわ」
この人も、渡辺さんと同じようなことを言うんだな。心配してもらって何か申し訳ない気持ちになる。
「そういえば、藤原殿って……?」
(さっきから呼び名が変わってる)
「嫌でしたか? その、助けて貰ったご恩もありますし、敬意も込めまして藤原殿とお呼びしたく」
「まぁ、いいけど、もっと気軽に呼んでいいよ。雪那でもいいし」
「では! 雪那殿とお呼びしますわ」
(何か違うけど。まっいっか)
「あんた達何してるの?」
「おいおい、凄い格好だな」
戸部さんと隆が部屋に入ってきた。
「そんな格好させるなんて、藤原って、そんな趣味があったの? ほんと引くわね」
戸部さんが生ゴミでも見るかのような目で僕を見る。
「ち、違うって」
「そうだよな。お前の趣味はそんなもんじゃないよな。もっとこう、あっちだもんな」
「ちょっと待って、何そのあっちって!?」
「え!? これ以上過激な趣味があるの!? あり得ないんだけど」
今度はこの世のモノではない何かを見るような目で……。
「雪那様ぁ!! 大変ですぅ! 妖怪ですぅ! すだちの顔をした猫の妖怪ですぅ!!」
渡辺さんが勢いよく部屋に入ってきた。
「 ちょっと待ったぁ! 何その妖怪!? そんな妖怪いるの!? 存在するの!?」
(というか、ゆるキャラのすだち猫じゃないの? それ?)
「って!? 何ですかぁ!? その格好!? 宮本さん! 雪那様を誘惑してどうするつもりですかぁ!?」
「雪那、行くぞ、とりあえずその、妖怪すだち猫を木っ端微塵にしに行くぞ」
「いやいや、止めてあげて! 隆さ、そんな物騒な倒し方止めてあげて! すだちの顔をした猫だよね? そんな悪さしそうな妖怪じゃないよね? そもそも妖怪じゃないよね!?」
「雪那様! 唯も、その格好、……恥ずかしいけど頑張りますぅ」
「藤原、あんた最低!」
「もう、何これ!? ……、よし……。すだち猫の退治、行ってきます!!」
僕は、この場から逃げるようにして、猛ダッシュで部屋から飛び出した。
みんなが追いかけてくる足音が聞こえる。
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