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ルート姿のジルベルトは、アデルを夜会へ出席させたことを半分くらい後悔していた。
それというのも、会場へ着いた途端に向けられた、貴族令息達からの羨望と慕情の視線である。それは第三王子妃であるアデルに注がれていた。
城内で夫から冷遇されていると噂がある第三王子妃ならば、つけ入る心の隙があるとでも?
下手に希望を持たせたのだろうか。
アデルは美しい。彼女に熱い視線を注がれるのを隣で見ていながら牽制することが出来ないことが、こんなに歯痒いものだとは。
内心苦虫を噛み潰したような心地でいたところ、アデルが立ち止まりヒールをコツコツと鳴らし始めた。なんだろうと聞き耳を立てると、モールス信号である。
(こ・い・び・と・だ・と・い・わ・れ・て・い・る)
何、と目を瞬かせてアデルの視線を辿ると、ご令嬢達がこちらを見ながら熱心に囁き合っていた。その頬は赤く、ジルベルトが視線を向けただけで黄色い悲鳴が上がる。成る程、そういうことか。そう思いはっとした。
……アデルに変な虫がつくより良いのでは?この状況と噂を最大限に利用して、むしろ恋仲だと思わせて令息どもを蹴散らせはよいのでは?
ジルベルトは思ったことを決行した。さも彼女が恋人であるかのように自身に寄せて、令息どもに牽制して見せた。
アデルに咎められるような視線を貰ったが、そんな噂、好きにすればよいと思う。だって、ルートはジルベルトなのだから。何が問題なのだろう。
それよりも、第三王子妃が簡単に口説き落とせると貴族令息どもに思われることの方が、よっぽど不愉快だ。
そんなジルベルトの思惑などいざ知らず、アデルは「早く去るわよ」と言わんばかりに先を促して大広間を進んでいく。
上座に近付くと、アデルの姿に気付いたバークシー公爵夫妻がいそいそとやってきて、夫人はカーテシーを、公爵は胸に手を当てて恭しく礼をした。
「……楽にしてくださいな、今宵は楽しみに参りましたのよ。バークシー公爵におかれましては事業も上々とのこと。我が国への変わらぬ献身の姿勢、大変嬉しく思いますわ。」
アデルが先に声をかけるとバークシー公爵夫妻は礼を崩して「アデル妃におかれましてはジルベルト殿下とのご結婚、大変おめでたく存じまする」と口上を述べた。
「本日は私どもの夜会へのご出席、誠に感謝いたします。」
「ありがとうございます。若輩者ですが、王族の務めをさせて頂く所存でございますわ。……ジルベルト殿下におかれましては、体調が優れず卿の夜会へ出席できないことを大変悔やんでおりましてよ。わたくしからも謝罪申し上げますわ。」
「それはそれは、殿下の御身がご心配ですな。アデル妃よ、気を落とさず殿下をお支え申し上げて下され。」
「ええ、もちろんでございますわ。」
一通り公爵との会話を終えたアデルは、それでは夜会をごゆるりと堪能くだされ、と言う公爵の言葉を最後にその場を離れた。
道行く先で、アデルは有力貴族達との挨拶を求められた。挨拶を交わすと、次々にご結婚おめでとうございます、と声を掛けられる。嫁いだばかりの第三王子妃であるから、結婚のお祝いを告げられることが多かった。
その中に、ザッカートリー侯爵が隣国からの招待客として混ざっていた。見た目は一言で言うと禿げ頭の中年親父である。
「妃殿下におかれましては、ご機嫌麗しゅう。しかし、このように美しい妃をお迎えしたというのに第三王子の引きこもりは依然と変わらず。隣国としても嘆かわしい事ですなぁ。」
それに、大変に失礼な男でもあった。アデルは表情こそ崩さないものの、「王族に対して不敬ですわよ。」と牽制する。
「おおこれは失礼。しかし、妃よ。第三王子がかように姿を見せなければそう噂されるのも無理は無いというもの。して、そちらの顔の美しい護衛騎士は妃殿下の妾でございますかな?随分と距離が近いようだ。」
この男は失礼なうえに無粋でもあるらしい。下卑た笑みを浮かべながらアデルとルートに扮したジルベルトを見比べるザッカートリー侯爵。
アデルは笑顔が引き攣りそうになるのを堪えるのに必死だった。
「とんでもない男だったわ。」
気持ち悪さで粟立つ腕を擦っていると、何を勘違いしたのかルート姿のジルベルトは「そうですね、アデル妃を舐め回す様に見るなんて首撥ねて死刑ですね。」などとのたまっていらっしゃる。
違う違う、そうじゃない。
二人で壁に寄りつつ、ルートに飲み物を持ってきて休んでいる体でザッカートリー侯爵の様子を見守った。ザッカートリーに付かず離れずの位置で、侍女に扮したルナが聞き耳を立てているのだ。
今夜の本当の目的は、ザッカートリー侯爵と繋がりのある我が国の貴族を見極める事。
やがて見知らぬ一人の男性がザッカートリー侯爵と親し気に話し出した。これは……。ルナが盆に載せたグラスを叩き始める。賑やかなホールの中、アデルは耳に集中した。
「モー、ビ、ル、伯爵、今日、は、よ、き、日だ、例、の、ブツ、は?」
モールス信号で会話の内容を把握するアデルは小声で信号の内容をジルベルトへ伝えた。ジルベルトの視線が鋭くなった、黒だ。しかし、とアデルは首を傾げる。
モービル伯爵など、この国に居ただろうか。
アデルはルナに視線を向ける。侍女姿のルナは、心得たと言わんばかりに頷いて、ザッカートリーの側を離れる。やがて、二人の男は広間のカーテンの奥へと消えていった。あちらは、シガールームだったか。
ちらりと視線をベラに向けると、ベラは「いってらっしゃい……」と小声で話し、指先から小さな蜘蛛を放った。蜘蛛はあっという間にザッカートリーの消えたカーテンの裏へと姿を隠す。
ベラは指先に集中していた。何でも、繋がった蜘蛛の糸を駆使して蜘蛛と連絡を取っているらしい。思った通り、二人はシガールームへ向かったようだ。
一般的な貴族な屋敷であれば、その奥に化粧室もあるはず。アデルはジルベルトを見上げて、大仰に溜息を吐いて見せた。
「ルート、久しぶりの夜会の風に当てられてしまったようだわ。少し別室で休みたいの。……ちょっと、化粧室まで連れて行ってくれる?」
「かしこまりました、妃殿下。それではお手を。」
「アンナとベラ、いらっしゃいな。お化粧を直してほしいの。」
「「かしこまりました。」」
こうして、アデルは護衛騎士と侍女二人を侍らせて大広間を後にした。
ルート姿のジルベルトは、アデルを夜会へ出席させたことを半分くらい後悔していた。
それというのも、会場へ着いた途端に向けられた、貴族令息達からの羨望と慕情の視線である。それは第三王子妃であるアデルに注がれていた。
城内で夫から冷遇されていると噂がある第三王子妃ならば、つけ入る心の隙があるとでも?
下手に希望を持たせたのだろうか。
アデルは美しい。彼女に熱い視線を注がれるのを隣で見ていながら牽制することが出来ないことが、こんなに歯痒いものだとは。
内心苦虫を噛み潰したような心地でいたところ、アデルが立ち止まりヒールをコツコツと鳴らし始めた。なんだろうと聞き耳を立てると、モールス信号である。
(こ・い・び・と・だ・と・い・わ・れ・て・い・る)
何、と目を瞬かせてアデルの視線を辿ると、ご令嬢達がこちらを見ながら熱心に囁き合っていた。その頬は赤く、ジルベルトが視線を向けただけで黄色い悲鳴が上がる。成る程、そういうことか。そう思いはっとした。
……アデルに変な虫がつくより良いのでは?この状況と噂を最大限に利用して、むしろ恋仲だと思わせて令息どもを蹴散らせはよいのでは?
ジルベルトは思ったことを決行した。さも彼女が恋人であるかのように自身に寄せて、令息どもに牽制して見せた。
アデルに咎められるような視線を貰ったが、そんな噂、好きにすればよいと思う。だって、ルートはジルベルトなのだから。何が問題なのだろう。
それよりも、第三王子妃が簡単に口説き落とせると貴族令息どもに思われることの方が、よっぽど不愉快だ。
そんなジルベルトの思惑などいざ知らず、アデルは「早く去るわよ」と言わんばかりに先を促して大広間を進んでいく。
上座に近付くと、アデルの姿に気付いたバークシー公爵夫妻がいそいそとやってきて、夫人はカーテシーを、公爵は胸に手を当てて恭しく礼をした。
「……楽にしてくださいな、今宵は楽しみに参りましたのよ。バークシー公爵におかれましては事業も上々とのこと。我が国への変わらぬ献身の姿勢、大変嬉しく思いますわ。」
アデルが先に声をかけるとバークシー公爵夫妻は礼を崩して「アデル妃におかれましてはジルベルト殿下とのご結婚、大変おめでたく存じまする」と口上を述べた。
「本日は私どもの夜会へのご出席、誠に感謝いたします。」
「ありがとうございます。若輩者ですが、王族の務めをさせて頂く所存でございますわ。……ジルベルト殿下におかれましては、体調が優れず卿の夜会へ出席できないことを大変悔やんでおりましてよ。わたくしからも謝罪申し上げますわ。」
「それはそれは、殿下の御身がご心配ですな。アデル妃よ、気を落とさず殿下をお支え申し上げて下され。」
「ええ、もちろんでございますわ。」
一通り公爵との会話を終えたアデルは、それでは夜会をごゆるりと堪能くだされ、と言う公爵の言葉を最後にその場を離れた。
道行く先で、アデルは有力貴族達との挨拶を求められた。挨拶を交わすと、次々にご結婚おめでとうございます、と声を掛けられる。嫁いだばかりの第三王子妃であるから、結婚のお祝いを告げられることが多かった。
その中に、ザッカートリー侯爵が隣国からの招待客として混ざっていた。見た目は一言で言うと禿げ頭の中年親父である。
「妃殿下におかれましては、ご機嫌麗しゅう。しかし、このように美しい妃をお迎えしたというのに第三王子の引きこもりは依然と変わらず。隣国としても嘆かわしい事ですなぁ。」
それに、大変に失礼な男でもあった。アデルは表情こそ崩さないものの、「王族に対して不敬ですわよ。」と牽制する。
「おおこれは失礼。しかし、妃よ。第三王子がかように姿を見せなければそう噂されるのも無理は無いというもの。して、そちらの顔の美しい護衛騎士は妃殿下の妾でございますかな?随分と距離が近いようだ。」
この男は失礼なうえに無粋でもあるらしい。下卑た笑みを浮かべながらアデルとルートに扮したジルベルトを見比べるザッカートリー侯爵。
アデルは笑顔が引き攣りそうになるのを堪えるのに必死だった。
「とんでもない男だったわ。」
気持ち悪さで粟立つ腕を擦っていると、何を勘違いしたのかルート姿のジルベルトは「そうですね、アデル妃を舐め回す様に見るなんて首撥ねて死刑ですね。」などとのたまっていらっしゃる。
違う違う、そうじゃない。
二人で壁に寄りつつ、ルートに飲み物を持ってきて休んでいる体でザッカートリー侯爵の様子を見守った。ザッカートリーに付かず離れずの位置で、侍女に扮したルナが聞き耳を立てているのだ。
今夜の本当の目的は、ザッカートリー侯爵と繋がりのある我が国の貴族を見極める事。
やがて見知らぬ一人の男性がザッカートリー侯爵と親し気に話し出した。これは……。ルナが盆に載せたグラスを叩き始める。賑やかなホールの中、アデルは耳に集中した。
「モー、ビ、ル、伯爵、今日、は、よ、き、日だ、例、の、ブツ、は?」
モールス信号で会話の内容を把握するアデルは小声で信号の内容をジルベルトへ伝えた。ジルベルトの視線が鋭くなった、黒だ。しかし、とアデルは首を傾げる。
モービル伯爵など、この国に居ただろうか。
アデルはルナに視線を向ける。侍女姿のルナは、心得たと言わんばかりに頷いて、ザッカートリーの側を離れる。やがて、二人の男は広間のカーテンの奥へと消えていった。あちらは、シガールームだったか。
ちらりと視線をベラに向けると、ベラは「いってらっしゃい……」と小声で話し、指先から小さな蜘蛛を放った。蜘蛛はあっという間にザッカートリーの消えたカーテンの裏へと姿を隠す。
ベラは指先に集中していた。何でも、繋がった蜘蛛の糸を駆使して蜘蛛と連絡を取っているらしい。思った通り、二人はシガールームへ向かったようだ。
一般的な貴族な屋敷であれば、その奥に化粧室もあるはず。アデルはジルベルトを見上げて、大仰に溜息を吐いて見せた。
「ルート、久しぶりの夜会の風に当てられてしまったようだわ。少し別室で休みたいの。……ちょっと、化粧室まで連れて行ってくれる?」
「かしこまりました、妃殿下。それではお手を。」
「アンナとベラ、いらっしゃいな。お化粧を直してほしいの。」
「「かしこまりました。」」
こうして、アデルは護衛騎士と侍女二人を侍らせて大広間を後にした。
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