衣食住に満たされた異世界で愛されて過ごしました

風巻ユウ

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三柱の世界

恋に落とされた人たちの嫉妬ぶり*

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話すだけ話して晃さんは帰って行った。
テレビモニターのような端末護符は記念にって全員一枚づつ貰えた。
魔力流せば今回観たPVは全部視聴できる仕様だ。

「おそらく今回お話ししたことも徐々に忘れていくと思いますが…」

時々見返して月神を思い出してみてねってことだろう。

晃さんは女帝様一家には護符をもう何枚かあげてた。
私たち大人が会議という名のPV鑑賞してる間、エリオンくんにも丸い顔であんこの詰まったヒーローのアニメを観させていて、それが気に入ってしまったらしいのだ。記憶を編集できるとはいえ、あんこヒーロー誕生からカレーや食パンが出てくるところまで詳細に記憶してた晃さんすげえわ。皇子はすっかりアンパ〇マンの虜ですよ。
女帝様に差し上げたのは映画版らしい。映画まで制覇してるとは…やるな晃さん。さすが元保育士さん。

帰って行く晃さんをカテル氏が追いかけて、更にロザンナ医師がカテル氏を捕まえてるのを目撃し、私は襖をそっと閉じた。
あの辺の拗れはあの辺で解いていただければと思います。第三者は口を挟むべきでは無さそうです。お見送りもせずすみません。

「先生、大丈夫でしょうか…」

と憂い顔のアリステラ姫。心配だよねえ。

「後で詳細聞いたら教えてくれる?」
「ええ。先生が話してくれたらですけども」

エルフの問題も絡んでそうだものね。
現在、人間社会に紛れて住むしかなくなったエルフ族には複雑な過去がありそうだ。

『ハツネちゃーん』とアザレアさんに呼ばれる。
呼ばれた先ではディケイド様の膝上に乗ってどう見てもイチャラブしてるアザレアさんがいた。リア充ですな。
ディケイド様は真剣な顔つきで御礼を言ってくれた。

「遅くなったが、アナスタシアを助けてくれてありがとう」
「いえいえ。私こそ勝手に降臨させちゃってすみませんでした。その…降臨の絆ってのはどうなったんですか?」

私が新たにアザレアさんを降臨させちゃったから、ディケイド様との絆は切れちゃってるんではないかと危惧していたんだけど、どうだろ。

「ああ…以前ほど強い結びつきは無いように思う。だが今は常に一緒に居られる。問題にはならんよ」
「特別な絆は無くなったけどねん。でももしあの時にハツネちゃんに拾われて降臨できてなかったら、あのまま朽ちてたと思うもの。だから、今があるのはハツネちゃんのおかげよん。本当にありがと」

アザレアさんから改めて御礼言われちゃうと照れますな。

「ハツネさーん、そろそろお暇するわね」

そう声を掛けられ振り向いたら、カサブランカ様がエリオンくん抱っこして帰るとこだった。

「あれ?皇帝陛下は?」
「タツユキねえ…まだちょっとかかりそうなのよ」

そうおっしゃる女帝様と一緒に視線を座席の方へ向けていけば、皇帝陛下はルークスさんと何やら根詰めてお話し中である。
…あれか。光の騎士に関してでしょうか…。

「私急がないと。フェノールからの合図が光りっ放しなの。じゃあね」
「え?!あれ、放置ですか?!」

きっとあれカサブランカ様のことで言い争ってますよ。罪作りなお姉様~。
逃げるように去ってしまわれました。お仕事じゃ仕方ない…よね。
女帝様の左手首にある腕輪は魔法道具なんだそうで。緊急時に明滅する仕様らしい。どっかの三分間ヒーローみたいだ。

うーん。ここは私が出しゃばって…いいのか迷うんだけど、何やらルークスさんの方から「助けてー」な視線を送られてしまったので、ちょっとヘルプ入りまーす。

「お話盛り上がってますかー?」

と、ちょっと変な食い込み方だったけどルークスさんは心底ホッとした顔してるので、これでいいや。この路線でいこう。

「皇帝陛下、私のダーリンを虐めないでくださいな」
「ああハツネさん。別に虐めてないよ。ちょっと俺のハニーとの関係を問い質してるだけさ」

私は椅子に座ってるルークスさんの頭ごと胸に抱え込んで防御する。
普段じゃ絶対しない私の行動に皇帝陛下も怯むかなと思ったけど、そんな様子もなく彼の頭の中はハニーのことでいっぱいだ。こりゃキビシイですな。

「カサブランカ様は光の騎士に憧れてるだけですよ。ルークスさんは関係無いです」
「憧れが恋心に変わることはあると思うよ」
「だとしても、ルークスさんは光の騎士じゃないから関係無いです」
「だが聞いたところ、ルーくんには光の騎士の記憶があるそうじゃないか」
「光の騎士の記憶を受け入れてくれたルークスさんには大変感謝してます。だからといってルークスさんが光の騎士なわけないので、同一視してはいけませんよね」

これに関しては私も同一視してしまってた時があるので皇帝陛下に強く言えないのである。
カサブランカ様だって実の弟に光の騎士と同じ憧れなど抱いていないはずだ。皇帝陛下は嫉妬でそのことに気づけず真実を曇らせてると思う。
何度か同じようなことを言い合ってる内に、皇帝陛下も己の嫉妬心に気づいたようで…。

「…そうだね。俺もまだまだ未熟だなあ」

ご理解いただけて嬉しゅうございます。

「大丈夫です。私なんてルークスさんと寝ないと気づかなかったことです。皇帝陛下はカサブランカ様に八つ当たりもせずにお気づきになった。素晴らしいことですよ」
「あー…まあ、その辺は今夜確かめるよ」

あはは。納得いくまでベッドで確かめてみてくだされ。

「もし、万が一、カサブランカ様がルークスさんのことを特別視しているようでしたら私…ルークスさんを連れてこの国から逃げます」
「……そこまでする?」
「そこまでしますよ。大事なダーリン取られたら嫌ですもん」

わざと頬を膨らませて不機嫌顔を作った私に、皇帝陛下も降参の狼煙を上げたみたい。

「ふふふ。分かったよ。ハツネさんには敵わない」
「分かってくれたか義兄君。こういう時のハツネ殿は強いぞ。私もうっかり恋に落とされた」
「そうみたいだねえ。だったら見せつけてないで早く結婚しちゃいなよ」

言われてしまいました。私が、ぎゅーっとルークスさんの首がもげそうなくらい胸に抱きしめ続けてるからだね。
じゃあね、と皇帝陛下もお帰りになられた。アザレアさんたちもいつの間にか部屋からいなくなってるし、気づけばルークスさんと二人っきりだ。
このだだっ広い地下の和室で二人っきりになるのは…あの日、和服のまま性交した時以来だ。折しも今も和装姿である。振袖である。
はっ。これは流石にこのままシたらダメだ。

「ル、ルルルルークス、さん…っ」

腰に腕が回ってる。このまま抱き寄せられたらくっついて、くっついた上で押し倒されそうな予感がもりっもりするよ。

「どうしたハツネ殿。さっきまでの勢いは…どうしたのかな?」
「うわあ…あ、あの、ね」

押し倒されてはいないが、密着したままお尻をいっぱい撫で回されてる。
着物の上から撫でられてるのに、ルークスさんの大きな手と、その温もりは私の下半身へと直結してるみたいで…平たく言いますと、感じるわけだ。
直に触れられたわけじゃないのに感じてしまって、私はそれを誤魔化すかのように再び彼の首ごとギュッと抱き締める。

「さっきまでのは本当に勢いで…」
「わかってる。ありがとう、ハツネ殿…」

愛してるよと囁かれちゃえば胸キュンするしかないわけです。
いっぱい抱き締め合って愛を囁き合って、キスもして見つめ合ってまたお互いの愛を確かめ合えば、そりゃあイタシたくなるってもんだ。

「あの…ベッドに」
「ここでしたい」
「あ…あ、でも、着物だから」
「前もやったじゃないか」
「あっ、うー…」

押し切られてしまいました。
二度目だからかルークスさんの手際もよく、様々な紐をさっさと解いて着物を乱れさせ隙間から手を突っ込んで愛撫しまくってくる。

「美しい…綺麗だハツネ殿」
「ん…あ…それ、前にも…」

言われた気がするんだけども。
そして照らいもなくよく言えるもんだと感心するしかないわけで…。

「何度でも言うさ…ハツネ殿の肌はきめ細やかで美しい」
「っん」

胸ぇーー

「ただでさえ綺麗なハツネ殿の肌が…この着物から恥ずかし気に出てくると…もう堪らないんだ」
「ひゃあ、んー…」

太腿、尻ぃぃぃーー
着物の前合わせを崩せば、確かにそいつら出てきますよ。
そいつらを重点的に、右乳首は口に含まれて尻たぶあたりは両手で撫でまわされて、それだけでも感じてしまうのにルークスさんたらスキルも容赦なく使ってくる。

「んうぅぅ…」

耳に首筋にルークスさんの吐息を感じる。髪を撫で梳く感触と、まだ着物に覆われてる背中や腰にお腹までも彼の手が這う感触がしてパニくる。
だって口はひとつで手はふたつしかないはずだよ人間って。なのにこのスキル使われると全身を同時に愛撫されちゃって人間の仕業じゃないように感じるんだ。
それでも感触は愛した人の手であり口である。感じないはずないじゃないか…。

「っあ、や、やぁ…」

敏感な肉芽をスキルで摘ままれる。と同時に全身愛撫である。
本物の口は左乳首をチューチュー吸ってて両腕は身悶えて背筋を反る私の体を支えてくれている。
ルークスさんは座ったままなのに…私だけ蛸みたいにクネクネ動いて軽くイかされ続けてて疲れてきたよ。

「ルー…クス、さん…も、もうダメ…脱がせて…」

愛撫だけで息も絶え絶えである。このスキル絶対ずるい。
このスキルがあればハーレム築いても全員の女の子を一斉に可愛がれるね。
ルークスさんのハーレム…ていう想像を勝手にしてムカついた私はバカである。

「乱れた姿がいいんだが」
「っ、ん、ダメ…振袖汚れちゃう…」

既に私の股間から溢れた愛液が降りかかってる気がする。
それでもこれ以上、晴れ着を汚すのは嫌だ。思い出の品なのこれだけは言うこと聞いて中出ししていいから!と懇願する。

「それは、避妊魔法をかけてるから…孕む心配はないから引き合いに出したのか?」
「──っ!なんで知って…?!」
「気づいてはいたさ。ロザンナ女史に内緒で相談してた時点で…予想はつく」

それに中出しを強請ってくるようにもなったしなとルークスさんは小さく笑った。
ひいいいい気づかれてたよおおおおおいいいい

「はう…あう…ん、ぅぅ…」

口をぱくぱく二の句が継げないでいたら口を塞がれた。
塞いできたのはルークスさんの唇で、スキルじゃない本物の唇だと思ったらそのまま貪ってた。どこまでも私の本能は欲望に忠実だ。

「はむうぅ…んう…ふ…」
「一つだけ教えてくれ」
「んあ、っ、そこぉ」

孔に指いぃぃーー指入れながら尋ねないでマイダーリン!

「ここは本当に月神のを入れられてないよな?」
「あふ…ない…入れられてないよお…ルークスさんのしか…」

ずずっと長い指が孔に這入り込んでくる。

「月神がエルフと子を成せると聞いてかなり焦った。証拠が目の前に居るから尚更だ。エルフ族は元来、子を成し難い種族と聞く。それなのに神と交わって孕んだとなれば…人間なんか一発だろう」

ええええ的中率百パーセントとか神すげええええ。
ルークスさんの憶測だろうけど、なんか私もそんな気がするから月神とだけは関わっちゃいかんな。触れただけで妊娠しそうである。リアルに。

「んくうぅ…ひやああ…もお、ルークスさぁん…」

じゅぶ、じゅぶじゅぶっと指で掻き回される度に卑猥な音を奏でる私の陰唇は、全身の愛撫も同時に受けて潤みきっている。

「やんっ、んや、ああああ…っ」

膣道を二本の指が這う。
良いところを指先が掠める。そこを衝かれると嬌声が出る。
何度か衝かれた後、私は大きく声を上げて限界だと訴えた。

「あっは…!」

腰が勝手に動いてしょうがなかったけど、上り詰める手前で抜いてもらえた。
でも指を抜かれた衝撃で愛液が飛び散る。

「あ…、着物があぁ……」

裾まで汚れた…ううう晴れ着なのに…。

「魔法で洗えないものなのか?」
「ううう…どうだろ…やってはみるけど多分できない…」

この世界の洗濯は魔法を使っての水洗いだと思う。
着物は水洗いできるものもあるが振袖は無理だろうなあ…。
これ以上汚したくないのでさっさと脱いで衣紋掛けへと避難させた。
また帯くるくるしたいとか言ってきそうなエロ殿下だったが、着物が汚れて落ち込んでる私には言い出せなかったみたいだ。
殊勝な心掛けですね。私は座布団を幾つか出して畳の上に敷いた。

「お布団代わりです」
「この座布団というものも、良い生地なのではないか」
「そうですねえ…絹や縮緬のもありますけど、これは安物です」

ホームセンターで売ってそうなポリ百%だと思う。
上等なものもあるので、それは押し入れにきちんと仕舞い込んでます。
この世界に合成繊維は無いから、発色の良い生地はさぞ良質に見えることだろう。
品質の良いものを着ている私がルークスさんの好みな気がするから、裸な上で座布団に寝転べば狼さんになって襲ってくるかなと思ったら案の定。

「もう待てない」
「そうですね。でっかいです」
「ハツネ殿の所為だ」
「責任取りますから来てくださいな」

と、わざと足をルークスさんの既に猛ってるそこへくっつけて煽る。
おお、ぬるぬるだ。先走りすごい。足の指で扱いてみる。意外と動かせるもんなんだねえ。

「っ、どれだけ煽る気だ」
「あなただって、そんな私好みの筋肉を晒しといて目に毒なんですよ」

割れた腹筋なんて現代日本のもやし男子じゃ拝めないだろう。
イケメンと同じくらい貴重なのだ。手を合わせて拝みたいくらいですと欲望駄々洩れで呟いたらルークスさんに手を取られた。そのまま彼のお腹の方まで導かれる。

「ハツネ殿のものだ。好きにして構わない」
「…たぶんそれ女の子のセリフ」

あなたのこと好きだから私の体好きにして構わないわっていうやつな。
ルークスさんが言ってどうすんだね。触るけど。
言われなくても触っちゃうけどさ。
固そうに見えてそこは皮膚と肉だからそれなりに弾力がありそれでいて温かい……やばい。クセになりそう。
ピクピク動かされるともうそれだけで股間が濡れてしまう。なんという中毒性…!

「孕んだらどうするんですかあああ」
「魔法を使ってるだろう」
「くう…気合入れないと負けそうです…」
「それは好都合」

ニヤリと笑われて、ニヒルに上がったその唇が降ってくる。くちゅくちゅと水音を奏でながらキスをして、キスをしながらもルークスさんはまたスキル全開で私の全身を愛撫してくる。
だからそれ、卑怯くさいですよ。

「ひああっ、は…っあん、んやああ」
「ふふ…すごい淫らだなハツネは…」

あんたがこんなんにしたんでしょーーーっと叫びたいけど、だらしなく開いた口からは涎しか出てこない。
まだ繋がってもいないというのに【手】のスキルは膣の中まで入り込んでいたずらをするからだ。それはまるでルークスさんの本物の手でされてるような感触がして腰に甘い痺れをもたらす。

「くふ…ん」
「おかしいな。自分のスキルでハツネ殿をイかせれそうなのに充ち足りない」

知らんわそんなことーーっそれより私もう限界なんですけどっ。
いつまでそこで見てるだけなんですか。私イきますよ。
なんだか色々と悩んでらっしゃるようですが待てません。
私は仰け反って上り詰めた。

「ああんっっ、や、奥うぅぅーー…っ」

絶頂したと同時にルークスさんのが膣に押し込まれた。
脚を上げられて容赦なく腰を進められ、一気に最奥まで衝き込んできたので私の目前はチカチカ眩んだ。

「ひやああああっ、ああ、あ、イってるのにまたイっちゃう、だめ…!」

膣の奥が痙攣する。雄の精子を搾り取ろうと勝手に躍動する。
絶頂中なのに更に大きな刺激を加えられ、重ねてまだ腰を振られてるので私の体は仰け反るどころかずっと揺れっ放しだ。

「ひんっ、あ、くふ、ふあ、あ、ああ」

揺らされ、衝かれる毎に、口から意味のない音が飛び出て、快感も止まらない。
ずっと下半身が震え、身悶え、ルークスさんに縋り付く。
抱き込まれて密着して抑え込まれたまま、私は絶頂し続けた。

ここまで激しいの初めてえ~ていう女子の台詞は吐けたので、よしとしよう。
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