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桃野郎が君臨するぞ編
97、キスして思い出して*
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────ツノ、とってもせんさいなぶぶん。きゅうしょといっしょ。ちからもちさんに、なでなでしてもらえば、とってもきもちいい────
───おぼえてる? ちからもちさんには、つの、さわってもらうのよ。コントロールバーなのよ───
気持ちいい……コントロール……て、これのことかああああ?!?! 俺の角ってば性感帯なのかあ……!!!!
「反応がいいな。角が弱点なのか。覚えておこう」
「ひあっ! 覚え、んな……ンっふ、く、くそぉぉ」
桃野郎に俺の弱点を知られた!
直ぐ様、角の根元から先端に向け指先で触れられる。たったそれだけで悲鳴が出てしまった。俺チョロすぎ。ぴえーん!
まるで急所の棒を扱くように黒角を扱かれると、本物の棒までが褌の中で張ってしまう。痛い。
褌、キュッと締めてあるからだな。
これから自爆しようとしていたわけだし、褌キツく締めて最期に臨もうっていう気概溢れる精神でいたから、勃起しちゃうと褌さんが良い仕事して地味に痛い。
「は……う、もう、ヤメろ」
局部が痛いからやめろと訴えてみる。抵抗しようにも体中がピーチ臭に侵されていて力が入らない。
「反応いいぞ。感じてるくせに……素直になれ。やめるわけないだろう。夢にまで見たのだ。黒鬼、お前を……」
俺をって……何する気!? あ、ナニをする気か?! 同人誌みたいに同人誌みたいに!
どんな夢を見たか知らんけど、俺はお前にいいようにされるためにここに居るんじゃないぞ。
このままじゃいかん。良いようにされて最終的には掘られてしまうだろう。
危機感が募って瞳をカッと開く。
「鬼ヶ城AIよ、爆破、爆破しろ、自爆用魔法陣を────っ!」
口を塞がれた。手でだ。桃野郎の手が俺の口にある。
「ふんむぐうううううう」
息できんだろがああアア……あ、鼻で吸えばいいんだ。て、鼻呼吸に拘っている場合ではない。
AIが、鬼ヶ城AIが、ダンジョンマスターたる俺の命令なのに、ぜーんぜん反応してくれないんだけどもお?
はっ、まさかピーチスメルか!?
この強烈反則技桃臭は、AIまで狂わせるとかじゃなかろうな?!
『言葉にならない……そういうこと……』
ギャース! 鬼ヶ城AIが、ゴーレムたちの言い残した言葉を引用して伝えてきたああぁぁ……そういうこと、かあ…………。
俺がガックリへこんでいても桃野郎の暴挙は止まらない。
「自爆なんて考える暇もないくらい気持ち良くしてやる。俺だけをみろ」
「あ、あ、ひああ……っ」
口を塞ぐ手は外され、代わりに黒角を強く擦られてしまう。
指腹で押され、擦られ、扱かれては弾かれ、強く捻り潰されるようにされた時、恥ずかしながら大きな快感を感じてしまい俺の体はビクついた。
「ひっ、ぃ、ィぐ、ィ、くっ」
歯を食いしばって拳を握って耐えようとしたけれど駄目だった。
頭が真っ白になるほどの快感を植え付けられて、背中が仰け反り絶頂に喘ぐ。
「ふああぁぁ……!」
「まさか角だけで達したのか。淫らで可愛いな」
「ふ、っく……うる、さい、しゃべんな、変態エロ桃野郎」
「そんな名前じゃない。俺はタオジン。タオジン・ユアだ。俺のこと覚えてないのか黒鬼?」
「…………」
覚えているけど、それ、赤ん坊の頃の、一時のことだろうが?
「今のお前なんか知るかー!」という思いで口を噤んでいたら、
「覚えてないのなら思い出させてやろう」
「────っ!」
褌を剥ぎ取られた。俺の白フーン!
更にご丁寧に布団を敷いてくれて、そこへと転がされる。
着物は帯が解け乱れている。
足袋は履いたまま。
股間の防御が心もとない。
逃げようと身を起こしただけで桃臭がした。頭がくらくら。力が抜ける。
角を重点的に嬲られ続け、達してもいるので、間抜けにも腰に力が入らない。
体が不抜けなら魔法をと、魔法陣を展開しようとするがそれも叶わないときた。
魔法を使おうとしても頭パアにされているからか魔法陣を形成できないのだ。
最強チートが繰り出すピーチスメルは、鬼であるはずの俺をも完全封殺してきた。
俺だってダンマスだしチートのはずなのにい! ぴえん。
桃野郎の手が俺の柔肌を蹂躙する。敏感なところは執拗に弄られているような気がする。
「ふぅ、うぅ……ん、」
素肌のどこを撫でられても気持ちいいと思ってしまうこの体が憎い。こんな体になったのは俺のせいじゃねえ。桃野郎から香るピーチスメルのせいだ!
元凶の桃野郎をキツく睨んでやる。睨むことしかできない。
「黒鬼……」
「俺を、どうする気だ?」
問い質したところで桃野郎の目的は理解しているつもりだ。
性的に、いやらしい手つきで触れてくるから、俺とビーエルしたいのだろう。メンズラブ的なこともしたいのだろう。
「黒鬼は……俺のことを覚えてない」
覚えてない訳じゃないが、無言を貫いたことで桃野郎をしょぼーんさせたようだ。
あまり感情が乗らない顔面をしているくせに、今は寂しそうに眉毛を八の字にしている。
な、なんだよ、まるで俺が悪いみたいじゃねえか……。
「されたことを返しにきた。お前の噂を聞く度に胸が踊った。益々に逢いたくなった。黒鬼、受け取るがいい」
「んんんん?!」
と、突如のキスふぁ?!
俺の口に桃野郎の唇がドッキング状態。
ちゅっちゅ唇を啄んでから、すぐさま口の中に桃野郎の舌がにゅるっと入り込んで俺の舌に絡めてきた。
歯を食いしばる余裕はない。即ピーチスメルだからな。
鼻の中に桃の臭いが充満して脳まで達しそう。
「んちゅ……んむぅ、ぷぁ……」
ふわふわしてきた頭の中は桃野郎の舌が美味しくて、もっと、もっとという欲望しか生み出さない。
唾液がくちゅくちゅ口内で混ざり合い、何度も口吸いを受けて、俺は両腕を桃野郎の肩に絡ませた。
自ら桃臭い刺激を受け入れ、脳内は霞がかったように思考が鈍くなる。
「はふ、はぁ……」
「色っぽいな黒鬼、積極的で嬉しいぞ。俺の唇は思い出してくれたか?」
思い出すも何も、俺は誰かとこういう恋人キスなんかしたことなんかねえ。これが初めてだ。
昔、赤鬼に魔力給餌していたのはノーカンだ。あいつドノーマルだし。藻スラの卵で満足してからは唇を狙われなくなったんだ。赤鬼は性欲じゃなくて食欲でキスしてきてたってことだ。
でも、桃野郎は違うだろ。こいつは完全に俺を性的な目で見ている。桃のように熟れた瞳の奥には、真っ赤な情欲の炎がチロチロ燃えていやがるんだ。
「こんなことは初めてだ」
正直に告げたのに、桃野郎はムッとした顔で機嫌を損ねた。
「一回じゃ駄目か。こうなったら何度でもやってやる」
物騒な台詞を吐きながら二度目の接吻かましてきたこいつピーチ桃野郎。
本当に何度も、角度を変えては何度も、俺の唇に吸いつく。桃野郎の手が俺の腰と後頭部を掻き抱いて、切なげな表情でキスしてくる。
なんだよ。泣きたいの、こっちの方だ。
突然来てダンジョン荒らして俺を押し倒してさ。俺が目的なのだろうが、こいつのこれまでの言動から察するに、俺だけに逢いに来た……で、いいんだよな?
だったらダンジョンコアのマザーには手を出されないのだろうか?
俺がここで桃野郎を受け入れれば、マザーもダンジョンも守れる。
その結論に至り、俺は自爆の覚悟を取り消して、貞操を失う覚悟に切り替えた。
───おぼえてる? ちからもちさんには、つの、さわってもらうのよ。コントロールバーなのよ───
気持ちいい……コントロール……て、これのことかああああ?!?! 俺の角ってば性感帯なのかあ……!!!!
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直ぐ様、角の根元から先端に向け指先で触れられる。たったそれだけで悲鳴が出てしまった。俺チョロすぎ。ぴえーん!
まるで急所の棒を扱くように黒角を扱かれると、本物の棒までが褌の中で張ってしまう。痛い。
褌、キュッと締めてあるからだな。
これから自爆しようとしていたわけだし、褌キツく締めて最期に臨もうっていう気概溢れる精神でいたから、勃起しちゃうと褌さんが良い仕事して地味に痛い。
「は……う、もう、ヤメろ」
局部が痛いからやめろと訴えてみる。抵抗しようにも体中がピーチ臭に侵されていて力が入らない。
「反応いいぞ。感じてるくせに……素直になれ。やめるわけないだろう。夢にまで見たのだ。黒鬼、お前を……」
俺をって……何する気!? あ、ナニをする気か?! 同人誌みたいに同人誌みたいに!
どんな夢を見たか知らんけど、俺はお前にいいようにされるためにここに居るんじゃないぞ。
このままじゃいかん。良いようにされて最終的には掘られてしまうだろう。
危機感が募って瞳をカッと開く。
「鬼ヶ城AIよ、爆破、爆破しろ、自爆用魔法陣を────っ!」
口を塞がれた。手でだ。桃野郎の手が俺の口にある。
「ふんむぐうううううう」
息できんだろがああアア……あ、鼻で吸えばいいんだ。て、鼻呼吸に拘っている場合ではない。
AIが、鬼ヶ城AIが、ダンジョンマスターたる俺の命令なのに、ぜーんぜん反応してくれないんだけどもお?
はっ、まさかピーチスメルか!?
この強烈反則技桃臭は、AIまで狂わせるとかじゃなかろうな?!
『言葉にならない……そういうこと……』
ギャース! 鬼ヶ城AIが、ゴーレムたちの言い残した言葉を引用して伝えてきたああぁぁ……そういうこと、かあ…………。
俺がガックリへこんでいても桃野郎の暴挙は止まらない。
「自爆なんて考える暇もないくらい気持ち良くしてやる。俺だけをみろ」
「あ、あ、ひああ……っ」
口を塞ぐ手は外され、代わりに黒角を強く擦られてしまう。
指腹で押され、擦られ、扱かれては弾かれ、強く捻り潰されるようにされた時、恥ずかしながら大きな快感を感じてしまい俺の体はビクついた。
「ひっ、ぃ、ィぐ、ィ、くっ」
歯を食いしばって拳を握って耐えようとしたけれど駄目だった。
頭が真っ白になるほどの快感を植え付けられて、背中が仰け反り絶頂に喘ぐ。
「ふああぁぁ……!」
「まさか角だけで達したのか。淫らで可愛いな」
「ふ、っく……うる、さい、しゃべんな、変態エロ桃野郎」
「そんな名前じゃない。俺はタオジン。タオジン・ユアだ。俺のこと覚えてないのか黒鬼?」
「…………」
覚えているけど、それ、赤ん坊の頃の、一時のことだろうが?
「今のお前なんか知るかー!」という思いで口を噤んでいたら、
「覚えてないのなら思い出させてやろう」
「────っ!」
褌を剥ぎ取られた。俺の白フーン!
更にご丁寧に布団を敷いてくれて、そこへと転がされる。
着物は帯が解け乱れている。
足袋は履いたまま。
股間の防御が心もとない。
逃げようと身を起こしただけで桃臭がした。頭がくらくら。力が抜ける。
角を重点的に嬲られ続け、達してもいるので、間抜けにも腰に力が入らない。
体が不抜けなら魔法をと、魔法陣を展開しようとするがそれも叶わないときた。
魔法を使おうとしても頭パアにされているからか魔法陣を形成できないのだ。
最強チートが繰り出すピーチスメルは、鬼であるはずの俺をも完全封殺してきた。
俺だってダンマスだしチートのはずなのにい! ぴえん。
桃野郎の手が俺の柔肌を蹂躙する。敏感なところは執拗に弄られているような気がする。
「ふぅ、うぅ……ん、」
素肌のどこを撫でられても気持ちいいと思ってしまうこの体が憎い。こんな体になったのは俺のせいじゃねえ。桃野郎から香るピーチスメルのせいだ!
元凶の桃野郎をキツく睨んでやる。睨むことしかできない。
「黒鬼……」
「俺を、どうする気だ?」
問い質したところで桃野郎の目的は理解しているつもりだ。
性的に、いやらしい手つきで触れてくるから、俺とビーエルしたいのだろう。メンズラブ的なこともしたいのだろう。
「黒鬼は……俺のことを覚えてない」
覚えてない訳じゃないが、無言を貫いたことで桃野郎をしょぼーんさせたようだ。
あまり感情が乗らない顔面をしているくせに、今は寂しそうに眉毛を八の字にしている。
な、なんだよ、まるで俺が悪いみたいじゃねえか……。
「されたことを返しにきた。お前の噂を聞く度に胸が踊った。益々に逢いたくなった。黒鬼、受け取るがいい」
「んんんん?!」
と、突如のキスふぁ?!
俺の口に桃野郎の唇がドッキング状態。
ちゅっちゅ唇を啄んでから、すぐさま口の中に桃野郎の舌がにゅるっと入り込んで俺の舌に絡めてきた。
歯を食いしばる余裕はない。即ピーチスメルだからな。
鼻の中に桃の臭いが充満して脳まで達しそう。
「んちゅ……んむぅ、ぷぁ……」
ふわふわしてきた頭の中は桃野郎の舌が美味しくて、もっと、もっとという欲望しか生み出さない。
唾液がくちゅくちゅ口内で混ざり合い、何度も口吸いを受けて、俺は両腕を桃野郎の肩に絡ませた。
自ら桃臭い刺激を受け入れ、脳内は霞がかったように思考が鈍くなる。
「はふ、はぁ……」
「色っぽいな黒鬼、積極的で嬉しいぞ。俺の唇は思い出してくれたか?」
思い出すも何も、俺は誰かとこういう恋人キスなんかしたことなんかねえ。これが初めてだ。
昔、赤鬼に魔力給餌していたのはノーカンだ。あいつドノーマルだし。藻スラの卵で満足してからは唇を狙われなくなったんだ。赤鬼は性欲じゃなくて食欲でキスしてきてたってことだ。
でも、桃野郎は違うだろ。こいつは完全に俺を性的な目で見ている。桃のように熟れた瞳の奥には、真っ赤な情欲の炎がチロチロ燃えていやがるんだ。
「こんなことは初めてだ」
正直に告げたのに、桃野郎はムッとした顔で機嫌を損ねた。
「一回じゃ駄目か。こうなったら何度でもやってやる」
物騒な台詞を吐きながら二度目の接吻かましてきたこいつピーチ桃野郎。
本当に何度も、角度を変えては何度も、俺の唇に吸いつく。桃野郎の手が俺の腰と後頭部を掻き抱いて、切なげな表情でキスしてくる。
なんだよ。泣きたいの、こっちの方だ。
突然来てダンジョン荒らして俺を押し倒してさ。俺が目的なのだろうが、こいつのこれまでの言動から察するに、俺だけに逢いに来た……で、いいんだよな?
だったらダンジョンコアのマザーには手を出されないのだろうか?
俺がここで桃野郎を受け入れれば、マザーもダンジョンも守れる。
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