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黄金竜の影響とダンジョン経営編
64、ふわふわして福利厚生を考える
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カリオス氏を天使ジェイラルのところに送る。天使で困った時のジェイラル。頼りになるねジェイラル。
さて、今回のガチャで来てくれたモンスターたちの住処を創らねば。
先ずは新しい階層を決める。
第九【階層(大海原)】。
階層を創る時に、どんな海がいいか設定できたので、南のカリブ海みたいな暖かい海にした。無人島が点在し海賊の住処や隠し財産も眠るパイレーツでカリビアンな階層だ。
その主は巨大蟹カルキノス。
タカアシガニのように大きく長い脚で地面を歩き、体高があるので海中散歩していても目玉が波間から飛び出ている。でっか。その全長は海の竜と呼ばれるレヴァイアサンよりも大きいらしい。
「主様、住み心地の良い海をありがとうかに」
「うん、好きな島を住処にしていいよ」
「じゃあ、一番大きい島にするかに。他の島だと、寝ている時にお尻が出ちゃうかに」
蟹の尻ってどこだろうな。ふんどしのところかな。
「この階層のボスやってくれるなら、どれだけでも意見してくれて構わないぞ。魚の種類増やせとか、海藻くれとか」
「本当かに? なら、ボスるかに。早速、進言するかに。もっと仲間が欲しいかに。海の中を賑やかにして欲しいかに」
お安い御用だ。
その場でマーマン、サハギン、ローン、メロウ、セルキー、セイレーンを購入。
さあ、海へおかえり。
ナウシカごっこしながらモンスター仲間を増やし、カラフルな魚や珊瑚も買っては放流。
三倍は増量したった。賑やか!
でかいの仲間もいるだろうと、クラーケン、レヴァイアサン、シーサーペントを探したが『SOLD OUT』とあった。
まさかの品切れ。初めて見たかも。人気商品のため、しばらくお待ちくださいってある。でかい海の生き物って人気なのか……。
そういや、ファンタジー作品で海が舞台ってなると必ず出てくるよなクラーケンも、レヴァイアサンも、シーサーペントも。こいつら出しておけば物語進むぜ鉄板だぜって具合に。
かく言う俺も、海といえば巨大生物だと思っていた。自然と冒険者たちが海の巨大モンスターに苦戦するシーンを頭の中に描いていたのだ。
……なるほど、人気にもなるよ。
入荷待ちアイコン押して催促しておく。
でも高いから買わないかもしれない。金五万枚もするんだぜこいつら。高騰しすぎだろ。それだけ人気なのかもだけどさあ。
直ぐにうちに来てくれるでっかいやつはいないかと探し、巨大鯨ケトゥスと、巨大亀ファスティトカロンを見つけたので即買いした。
一頭金五百枚。人気じゃないというだけでここまで価格が落ちるものなのか……同情する。
鯨も亀も家族で買ってあげたら、喜んでうちに来てくれた。声は聞こえないけど、尾鰭をバッタンバッタンさせているし雄叫び上げているから、たぶん喜んでいる。
でかい仲間を迎え、巨大蟹もハサミを打ち鳴らして喜んだ。
「こんな風に呼べるのなら、あの、あの、お願いがあるかに~」
どうしたカルキノス。くねくねダンスをし始めたぞ。なんだっけあれ、タカアシガニのワルツだっけか。発情アピールのやつ。ん? 発情?
「チュールにゃんを呼んで欲しいかに~かにかに~ん」
チュールにゃん、とな?
猫が喜ぶアレではなくて?
聞けば、チュールにゃんとは魔界の海で恋人同士だったそうだ。ガチャ枠の関係で先に召喚されてしまったから気になるとのこと。今どうしているのか、寂しいとまで零すカルキノス。
「恋人なら呼んでやらないとな」
俺はカップルにも優しいダンジョンマスターなのだ。福利厚生はしっかりしないと、心を病んだり離職されたら困る。
早速、チュールにゃんとやらを探したが、『先約あり』の文字。んんん? これはどういうことだ? 他にお求めのお客様がいるということか?
このままでは恋人同士が別職場になり、離れ離れになってしまうぞ。オー人事、こういう時はオー人事だって施設長が言っていた。昔のCMらしいけど観たことないから詳細は不明。
とりあえず、人事課はどこだ。魔界公爵か。彼と連絡を取るには……たしか前は魔王の件で赤鬼が繋ぎを取ったのだっけ。で、まだ魔王がここにいるから……任せられん。赤鬼に交渉事は任せられん。
となると……。
「八咫目先生ー!」
叫びながら美人の湯へ急行。裏道に出ると、すぐ脇の木でカァカァしている黒い物体を発見。
八咫目なら神獣なので魔界との行き来が自由らしい。特に緊急時は俺の許可無くの帰省も可能だとか。必ず許可が要る魔界のモンスターたちとは違う契約内容だということだ。
「主殿、火急の件か? 如何成された」
急いでカルキノスの事情を説明。
「何、其れは誠か」
「誠、誠、誠だとも。実は似たような事情を抱えているやつは他にもいてな」
と、ついでとばかりにカリオス氏のことも話す。
「不無、天界の事情には関われぬが、魔界ならば任せよ。折角なので主殿の許可を頂き、一旦の帰省をして魔界公爵に話をし、カルキノスの良い人を連れて来ようぞ。なあ、麒麟の」
「無論也。愛し人と引き離されるなど、この身が裂ける痛みに似通いし候」
話せばわかる神獣たちでよかった。俺の許可も別に無くても自由に帰省できるのに、わじわざ俺へと許可を取ろうとするその律儀さと気遣いが嬉しいぞ。
ところで、麒麟が鴉と同じ大きさなのだが。天守閣に召喚された時は、もっと大きかったはず。いつの間に縮みましたかね。
「湯に入るにはこの為りが相応弥」
温泉のためだった。ちょっと抱きしめさせてもらったが、体毛がふわふわのもこもこでいい匂いがした。髭までツヤツヤ。美人の湯効果すげえ。
清潔な神獣って、いいね。
そんな麒麟様までカルキノスのために動いてくれるそうだ。俺は直ぐに許可を出して二神獣を帰省させた。
そこまでやってから気づく。
「ネオは?」
雑魚鬼のネオくんを八咫目先生に預けていたはず。八咫目が出張に行ってしまったら彼が一人だ。
一緒に居なかったがどこに居るのかと辺りを見渡す。見つからなかったので黒画面の地図で探した。味方モンスターを示す光点は、この辺に居ると出ているのに、やはり見つからない。
地図を現場映像モードにする。
「……寝とる」
ネオくん、熟睡中。どこかの木の洞っぽいところ、落ち葉の布団で眠る姿。
リスかな? 小さな体を丸めて寝ているその姿は、小動物そのものだ。
そっとしておいた。
八咫目も、その判断で魔界へ行ったのだろう。帰ってくる頃には起きているはずだ、と。
さて、今回のガチャで来てくれたモンスターたちの住処を創らねば。
先ずは新しい階層を決める。
第九【階層(大海原)】。
階層を創る時に、どんな海がいいか設定できたので、南のカリブ海みたいな暖かい海にした。無人島が点在し海賊の住処や隠し財産も眠るパイレーツでカリビアンな階層だ。
その主は巨大蟹カルキノス。
タカアシガニのように大きく長い脚で地面を歩き、体高があるので海中散歩していても目玉が波間から飛び出ている。でっか。その全長は海の竜と呼ばれるレヴァイアサンよりも大きいらしい。
「主様、住み心地の良い海をありがとうかに」
「うん、好きな島を住処にしていいよ」
「じゃあ、一番大きい島にするかに。他の島だと、寝ている時にお尻が出ちゃうかに」
蟹の尻ってどこだろうな。ふんどしのところかな。
「この階層のボスやってくれるなら、どれだけでも意見してくれて構わないぞ。魚の種類増やせとか、海藻くれとか」
「本当かに? なら、ボスるかに。早速、進言するかに。もっと仲間が欲しいかに。海の中を賑やかにして欲しいかに」
お安い御用だ。
その場でマーマン、サハギン、ローン、メロウ、セルキー、セイレーンを購入。
さあ、海へおかえり。
ナウシカごっこしながらモンスター仲間を増やし、カラフルな魚や珊瑚も買っては放流。
三倍は増量したった。賑やか!
でかいの仲間もいるだろうと、クラーケン、レヴァイアサン、シーサーペントを探したが『SOLD OUT』とあった。
まさかの品切れ。初めて見たかも。人気商品のため、しばらくお待ちくださいってある。でかい海の生き物って人気なのか……。
そういや、ファンタジー作品で海が舞台ってなると必ず出てくるよなクラーケンも、レヴァイアサンも、シーサーペントも。こいつら出しておけば物語進むぜ鉄板だぜって具合に。
かく言う俺も、海といえば巨大生物だと思っていた。自然と冒険者たちが海の巨大モンスターに苦戦するシーンを頭の中に描いていたのだ。
……なるほど、人気にもなるよ。
入荷待ちアイコン押して催促しておく。
でも高いから買わないかもしれない。金五万枚もするんだぜこいつら。高騰しすぎだろ。それだけ人気なのかもだけどさあ。
直ぐにうちに来てくれるでっかいやつはいないかと探し、巨大鯨ケトゥスと、巨大亀ファスティトカロンを見つけたので即買いした。
一頭金五百枚。人気じゃないというだけでここまで価格が落ちるものなのか……同情する。
鯨も亀も家族で買ってあげたら、喜んでうちに来てくれた。声は聞こえないけど、尾鰭をバッタンバッタンさせているし雄叫び上げているから、たぶん喜んでいる。
でかい仲間を迎え、巨大蟹もハサミを打ち鳴らして喜んだ。
「こんな風に呼べるのなら、あの、あの、お願いがあるかに~」
どうしたカルキノス。くねくねダンスをし始めたぞ。なんだっけあれ、タカアシガニのワルツだっけか。発情アピールのやつ。ん? 発情?
「チュールにゃんを呼んで欲しいかに~かにかに~ん」
チュールにゃん、とな?
猫が喜ぶアレではなくて?
聞けば、チュールにゃんとは魔界の海で恋人同士だったそうだ。ガチャ枠の関係で先に召喚されてしまったから気になるとのこと。今どうしているのか、寂しいとまで零すカルキノス。
「恋人なら呼んでやらないとな」
俺はカップルにも優しいダンジョンマスターなのだ。福利厚生はしっかりしないと、心を病んだり離職されたら困る。
早速、チュールにゃんとやらを探したが、『先約あり』の文字。んんん? これはどういうことだ? 他にお求めのお客様がいるということか?
このままでは恋人同士が別職場になり、離れ離れになってしまうぞ。オー人事、こういう時はオー人事だって施設長が言っていた。昔のCMらしいけど観たことないから詳細は不明。
とりあえず、人事課はどこだ。魔界公爵か。彼と連絡を取るには……たしか前は魔王の件で赤鬼が繋ぎを取ったのだっけ。で、まだ魔王がここにいるから……任せられん。赤鬼に交渉事は任せられん。
となると……。
「八咫目先生ー!」
叫びながら美人の湯へ急行。裏道に出ると、すぐ脇の木でカァカァしている黒い物体を発見。
八咫目なら神獣なので魔界との行き来が自由らしい。特に緊急時は俺の許可無くの帰省も可能だとか。必ず許可が要る魔界のモンスターたちとは違う契約内容だということだ。
「主殿、火急の件か? 如何成された」
急いでカルキノスの事情を説明。
「何、其れは誠か」
「誠、誠、誠だとも。実は似たような事情を抱えているやつは他にもいてな」
と、ついでとばかりにカリオス氏のことも話す。
「不無、天界の事情には関われぬが、魔界ならば任せよ。折角なので主殿の許可を頂き、一旦の帰省をして魔界公爵に話をし、カルキノスの良い人を連れて来ようぞ。なあ、麒麟の」
「無論也。愛し人と引き離されるなど、この身が裂ける痛みに似通いし候」
話せばわかる神獣たちでよかった。俺の許可も別に無くても自由に帰省できるのに、わじわざ俺へと許可を取ろうとするその律儀さと気遣いが嬉しいぞ。
ところで、麒麟が鴉と同じ大きさなのだが。天守閣に召喚された時は、もっと大きかったはず。いつの間に縮みましたかね。
「湯に入るにはこの為りが相応弥」
温泉のためだった。ちょっと抱きしめさせてもらったが、体毛がふわふわのもこもこでいい匂いがした。髭までツヤツヤ。美人の湯効果すげえ。
清潔な神獣って、いいね。
そんな麒麟様までカルキノスのために動いてくれるそうだ。俺は直ぐに許可を出して二神獣を帰省させた。
そこまでやってから気づく。
「ネオは?」
雑魚鬼のネオくんを八咫目先生に預けていたはず。八咫目が出張に行ってしまったら彼が一人だ。
一緒に居なかったがどこに居るのかと辺りを見渡す。見つからなかったので黒画面の地図で探した。味方モンスターを示す光点は、この辺に居ると出ているのに、やはり見つからない。
地図を現場映像モードにする。
「……寝とる」
ネオくん、熟睡中。どこかの木の洞っぽいところ、落ち葉の布団で眠る姿。
リスかな? 小さな体を丸めて寝ているその姿は、小動物そのものだ。
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