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黄金竜の影響とダンジョン経営編
66、踊って☆星屑野郎
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第八【階層(毒森)】に来た。
吸血鬼であるスタア・ピエイルの家を建ててあげるためだが、この森には元より城がある。城塞だが。吸血鬼はそこに居候中らしく、俺が訪問したら城のガーゴイル五人衆と演奏していた。
「なんだこれ。きらきら星なのにきらきら星じゃない」
きらきら星かもしれないけど変曲きらきら星祭りくらいアップテンポなメインメロディを吸血鬼がピアノ演奏し、ガーゴイルたちが笛、タンバリン、鈴、カスタネットなどで陽気なビートを刻み、ホールの真ん中では骸骨たちが手を取り合い踊っていた。
骸骨たち、ホネホネ音頭みたいな踊りだ。社交ダンスではないな。
その周りでティーカップ、ティーポット、モップ、チリトリ、バケツ、燭台、机やチェスト、ラジオに蓄音機までが適当に踊っているから滑稽なことこの上ない。
あれだ。美女と野獣を思い出した。
残念ながらメインで踊っているのは骸骨なので容姿が不明だけど、着ている服がドレスと貴族服っぽいので、なんかそんな感じ。投げやり。
ぼへーと眺めていたら、端っこにいたリアンが気づいてくれた。
「シオ様、今晩は。いい夜ですね」
「リアン、この階層は夜だけど、外はまだ明るいから、こんにちはだな」
「そうなんですね? ここは日暮れが早いし、普段も暗き森で日が当たらないから、お日様を忘れてしまいますね」
あれ? 蜘蛛って陽の光、大丈夫だっけ? ……ああ、朝見る蜘蛛は縁起が良いって聞くし、日中活動するのか。
「もしかして、骸骨たちが着ている服って、リアンが作ったの?」
「よくお分かりですね。スタアくんが演奏会に必要だって言うから作りました」
やっぱりな。やたら仕立ての良い服を着た骸骨たち、リアンのセンスが光っているもの。だてに俺はリアンに服をいっぱい作ってもらってないんだぜ。
リアン、ここに居るのも音楽を聴きに来たっていうより、自分が作った服を見に来たっぽいしな。
「そうだ、リアン。本革の鞄を買ってあげよう」
「え、急に、どうして」
「ふっ、下心ありで言ってるのさ」
ちょっと格好つけて言ったけど、ただ単に無限ポシェットをまた作って欲しいだけだ。
「し、下心……! それってまさか……」
顔を赤らめ、何かブツブツ呟くリアンの前に黒画面を展開。本革の鞄ページもだけど、カジュアルなバックも観るといいよ。色々と見せて、欲しいの選んでもらう。気分は姉ちゃんと選ぶカタログショッピングだ。
いや、リアンて綺麗なお姉さん系だからさ。お兄さんなのは知っているけど、髪長いし、フレグランスでもしているのか花の匂いがするし、お姉さんみたいなんだ。
「ふいやああ……どれもこれも、いい……!」
ほらほら蕩けた顔し始めたぞ。
リアンはいつも一つに絞り切れないから、目移りしているものは俺が覚えて、あとでサッと買ってあげる。
これぞ、できる弟ってもんよ。
「はうぅん、ありがとうございますぅ」
夢見がちな乙女のような顔でお礼言われちゃったぞ。こんな姉が欲しい人生だった。
「いやはや、大蜘蛛殿にこんなメス顔させるとは、主様もヤりますネェ」
演奏が終わったらしい吸血鬼が、なぜか苦笑いでこちらを見ている。
「メス顔?」
「あらら、理解してませんネ。このお顔」
「リアンは綺麗なお姉さんに見えるけどお兄さんだから……あ、まさかお前、リアンを狙ってんのか吸血鬼!」
そうだ、こいつ吸血鬼。綺麗なお兄さんの血が好みの。リアンなんかジャストヒット性癖じゃないか!
急いで血を買う。リアンが食べられたらいかん。その前に血を与えて満腹にしよう。
えーと、〈モンスターのごはん〉から『吸血鬼グルメ血液パック』銀一枚から。けっこう高いな。
「顔写真を見て選べ」
「うっほ、いい男デス!」
早速いいやつ見つけたみたいで何より。銀二枚もするイケメンじゃないか。まあ、いい。ささっと買って、手の平サイズの血液パックを吸血鬼に渡す。
美味しそうにジュゴーっと飲んでいるから、これならリアンに手を出すことはないだろう。
……そういや、このホモ吸血鬼のこと何て呼べばいいんだ。自己紹介してなかった気がする。
「紹介し忘れてたな。俺はダンジョンマスターの塩板シオだ」
「シオSUNですねーよろしくデス☆」
SUNて、太陽じゃねえわ。謎の呼び方だがこいつらしいから、まあ、いいや。
「よろしくな、星野郎」
「ぐへえ、まさかそんな呼び名でクルとは……!」
腹抑えてうずくまったけど、これ、笑ってるっぽいな。そんなに面白かったかよ。
「屑野郎でもいいぞ。どっちにする?」
「に、二択しかないのデス?!」
「合体させて星屑野郎でもいい」
「ぎゃああああああ」
のたうち回り始めた。そんなに喜んでもらえて嬉しい。今日からお前は星屑野郎だ☆
住みたい家を聞いたら、家の外観を描いたスケッチを渡された。絵うまいな。水彩画だ。ゴシック様式の尖った尖塔が幾つもあり、壁は黒色で屋根が血の色。いかにも吸血鬼の館っぽいやつ。
「間取りは?」
「こっち見てクダサーイ」
フリーハンドだが丁寧に色まで塗ってあって分かりやすい間取り図だ。
「地下に寝室が欲しいデス」
「棺桶で寝るのか」
吸血鬼らしいっちゃらしい。
いくら暗い森であっても、昼間はどうしても二階より上の部屋は日の光を浴びるだろう。こういう洋館だと大体の人は二階に寝室を設えると思うけど、吸血鬼なので陽が差さない地下か一階にしたいらしい。でもさすがに一階だと玄関開けたら一分で寝ぼけた吸血鬼と遭遇だ。
地下がいいよな。館の探索が済んだら地下に降りて、そこで吸血鬼と対決なんて王道ではなかろうか。
吸血鬼の館はシリーズがあって、この希望だとシリーズIIIが近いかな。これをベースに間取りをカスタマイズ。内装は本人の好みにして、大方できたところで見せる。
「いい感じデース☆ グランドピアノは玄関ホールに、棺桶ベッドにはお布団と枕クダサーイ」
他にも楽器が欲しいとリクエストされた。グランドハープ、トランペット、バイオリン、バグパイプ、木琴、太鼓などなど大盤振る舞いだ。楽器って高い!
そういやグランドピアノ、元からあるじゃないか。それ、どうしたん? ガーゴイルたちが持っている楽器も。
「んー、ある程度は創れるのデス」
あやふやに答えやがるな。内緒か。内緒なんだな。ダンジョンマスターに内緒とはいい度胸だ。
吸血鬼であるスタア・ピエイルの家を建ててあげるためだが、この森には元より城がある。城塞だが。吸血鬼はそこに居候中らしく、俺が訪問したら城のガーゴイル五人衆と演奏していた。
「なんだこれ。きらきら星なのにきらきら星じゃない」
きらきら星かもしれないけど変曲きらきら星祭りくらいアップテンポなメインメロディを吸血鬼がピアノ演奏し、ガーゴイルたちが笛、タンバリン、鈴、カスタネットなどで陽気なビートを刻み、ホールの真ん中では骸骨たちが手を取り合い踊っていた。
骸骨たち、ホネホネ音頭みたいな踊りだ。社交ダンスではないな。
その周りでティーカップ、ティーポット、モップ、チリトリ、バケツ、燭台、机やチェスト、ラジオに蓄音機までが適当に踊っているから滑稽なことこの上ない。
あれだ。美女と野獣を思い出した。
残念ながらメインで踊っているのは骸骨なので容姿が不明だけど、着ている服がドレスと貴族服っぽいので、なんかそんな感じ。投げやり。
ぼへーと眺めていたら、端っこにいたリアンが気づいてくれた。
「シオ様、今晩は。いい夜ですね」
「リアン、この階層は夜だけど、外はまだ明るいから、こんにちはだな」
「そうなんですね? ここは日暮れが早いし、普段も暗き森で日が当たらないから、お日様を忘れてしまいますね」
あれ? 蜘蛛って陽の光、大丈夫だっけ? ……ああ、朝見る蜘蛛は縁起が良いって聞くし、日中活動するのか。
「もしかして、骸骨たちが着ている服って、リアンが作ったの?」
「よくお分かりですね。スタアくんが演奏会に必要だって言うから作りました」
やっぱりな。やたら仕立ての良い服を着た骸骨たち、リアンのセンスが光っているもの。だてに俺はリアンに服をいっぱい作ってもらってないんだぜ。
リアン、ここに居るのも音楽を聴きに来たっていうより、自分が作った服を見に来たっぽいしな。
「そうだ、リアン。本革の鞄を買ってあげよう」
「え、急に、どうして」
「ふっ、下心ありで言ってるのさ」
ちょっと格好つけて言ったけど、ただ単に無限ポシェットをまた作って欲しいだけだ。
「し、下心……! それってまさか……」
顔を赤らめ、何かブツブツ呟くリアンの前に黒画面を展開。本革の鞄ページもだけど、カジュアルなバックも観るといいよ。色々と見せて、欲しいの選んでもらう。気分は姉ちゃんと選ぶカタログショッピングだ。
いや、リアンて綺麗なお姉さん系だからさ。お兄さんなのは知っているけど、髪長いし、フレグランスでもしているのか花の匂いがするし、お姉さんみたいなんだ。
「ふいやああ……どれもこれも、いい……!」
ほらほら蕩けた顔し始めたぞ。
リアンはいつも一つに絞り切れないから、目移りしているものは俺が覚えて、あとでサッと買ってあげる。
これぞ、できる弟ってもんよ。
「はうぅん、ありがとうございますぅ」
夢見がちな乙女のような顔でお礼言われちゃったぞ。こんな姉が欲しい人生だった。
「いやはや、大蜘蛛殿にこんなメス顔させるとは、主様もヤりますネェ」
演奏が終わったらしい吸血鬼が、なぜか苦笑いでこちらを見ている。
「メス顔?」
「あらら、理解してませんネ。このお顔」
「リアンは綺麗なお姉さんに見えるけどお兄さんだから……あ、まさかお前、リアンを狙ってんのか吸血鬼!」
そうだ、こいつ吸血鬼。綺麗なお兄さんの血が好みの。リアンなんかジャストヒット性癖じゃないか!
急いで血を買う。リアンが食べられたらいかん。その前に血を与えて満腹にしよう。
えーと、〈モンスターのごはん〉から『吸血鬼グルメ血液パック』銀一枚から。けっこう高いな。
「顔写真を見て選べ」
「うっほ、いい男デス!」
早速いいやつ見つけたみたいで何より。銀二枚もするイケメンじゃないか。まあ、いい。ささっと買って、手の平サイズの血液パックを吸血鬼に渡す。
美味しそうにジュゴーっと飲んでいるから、これならリアンに手を出すことはないだろう。
……そういや、このホモ吸血鬼のこと何て呼べばいいんだ。自己紹介してなかった気がする。
「紹介し忘れてたな。俺はダンジョンマスターの塩板シオだ」
「シオSUNですねーよろしくデス☆」
SUNて、太陽じゃねえわ。謎の呼び方だがこいつらしいから、まあ、いいや。
「よろしくな、星野郎」
「ぐへえ、まさかそんな呼び名でクルとは……!」
腹抑えてうずくまったけど、これ、笑ってるっぽいな。そんなに面白かったかよ。
「屑野郎でもいいぞ。どっちにする?」
「に、二択しかないのデス?!」
「合体させて星屑野郎でもいい」
「ぎゃああああああ」
のたうち回り始めた。そんなに喜んでもらえて嬉しい。今日からお前は星屑野郎だ☆
住みたい家を聞いたら、家の外観を描いたスケッチを渡された。絵うまいな。水彩画だ。ゴシック様式の尖った尖塔が幾つもあり、壁は黒色で屋根が血の色。いかにも吸血鬼の館っぽいやつ。
「間取りは?」
「こっち見てクダサーイ」
フリーハンドだが丁寧に色まで塗ってあって分かりやすい間取り図だ。
「地下に寝室が欲しいデス」
「棺桶で寝るのか」
吸血鬼らしいっちゃらしい。
いくら暗い森であっても、昼間はどうしても二階より上の部屋は日の光を浴びるだろう。こういう洋館だと大体の人は二階に寝室を設えると思うけど、吸血鬼なので陽が差さない地下か一階にしたいらしい。でもさすがに一階だと玄関開けたら一分で寝ぼけた吸血鬼と遭遇だ。
地下がいいよな。館の探索が済んだら地下に降りて、そこで吸血鬼と対決なんて王道ではなかろうか。
吸血鬼の館はシリーズがあって、この希望だとシリーズIIIが近いかな。これをベースに間取りをカスタマイズ。内装は本人の好みにして、大方できたところで見せる。
「いい感じデース☆ グランドピアノは玄関ホールに、棺桶ベッドにはお布団と枕クダサーイ」
他にも楽器が欲しいとリクエストされた。グランドハープ、トランペット、バイオリン、バグパイプ、木琴、太鼓などなど大盤振る舞いだ。楽器って高い!
そういやグランドピアノ、元からあるじゃないか。それ、どうしたん? ガーゴイルたちが持っている楽器も。
「んー、ある程度は創れるのデス」
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