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あいつとBLしたい編
52.モンスターだってBLしたいんです*
しおりを挟む産んだ日は聖樹本体の【多産の黄色花】が花盛りに。
後、【安産の実】も、たわわに実って多くのご婦人を救ったそうです。
私のお話はこれで終わりですよ。
新婚初夜に同じスケスケシリーズ下着を着た新郎新婦というこの状況、どないせえっちゅーんじゃ。
そういえば、パフちゃんにメトジェの尻アナ処女いただいたこと報告しましたっけね?
……しておりませんね。
していないのに察しているのか、それともただ気を利かせてメトジェを飾り立ててくれたのか……最近はパフちゃんに、でこ見せてもいないしなあ……判断つきませんけども、メトジェを食べていいってことだけは判断つきます。
「これだけお膳立てされているのです頑張りましょう。ここ掘れワンワンしましょう。メトジェの感じる孔すべて掘ってあげますよ」
「遠慮する」
「遠慮すんな。そんなドハレンチな格好してここへきた時点で、期待してるの丸わかりですよ」
「う、期待なんて……違う」
「違わなーい」
「また、か……またヤられるのか……ンぅ」
「んーちゅっちゅ、メトジェのほっぺ柔らかい。おいしそうな匂い」
メトジェもイチゴフラッペバナナスペシャルに入浴したんですかねえ。甘い香りが鼻腔を擽って下半身をズグンと重くさせますよ。
これまでにだって何回も抱いてあげたじゃありませんか。それなのにまだまだ恥じらう私の旦那様は、めちゃくちゃ可愛いですねえhshs……。
いっぱい愛撫した彼のからだを拓いていく。
「うー……くぅ」
「噛まないの。歯が痛くなっちゃうでしょ」
ギリギリ歯ぎしりなんかで緩和できるほど甘い衝撃でもないでしょうに、奥を衝いてあげる度に耐える表情を見せてくれるのです。
「アー……ッ、なら、もう少し手加減、しろ……ぅ」
その苦悶の顔がステキング♡ だから、むり。
バックからメトジェの手に手を重ねて何度も衝いてあげる。
「は、ぁぅ……ん……、ふぁンぅ……」
色好い声になってきた。
────ふぁーん! ムトジャイルったらエロエロの極致なんだからもうもうもう!
────うわああ……! て、誰かと思ったら私の声ですか。
────いいねいいね! 彼の肢体を組み敷くの! いいよ~前世のBL思い出すよ。木なんぞに生まれ変わって思考がボケてたんですよね。歩けるようになってからは、経験値稼ぎのザコ冒険者に狩られそうになるの必死で回避してさあ。モンスターってつらいよ。
────や~、モンスターだってBL見ていいと思います。求めていいと思いますよ。モンスターだってBLしたいんですからね。
────だよねだよね! わかるぅ~聖樹の私ィ。生BL見たい放題のところで働かせてくれてありがとうね!
────ああ、なるほど。私の過去の声ってば、今は分霊体なんですね。
────そうだお☆ 分霊してくれたから過去の私は自立することができました。ありがとう。
────いやいや、なんのなんの。そいじゃ過去の私は、魔樹たんとでも呼んでおこうか。
────それイイネ(σ´∀`)σチェキ♪
────間違いなく私です。
最中だというのに、魔樹たんと会話してしまいました。
可愛い可愛い私の聖王を放っておいてはいけませんね。これまで、ゆっくり掘り進めていましたが、ここからは気合入れて腰振りますよ~。
「ぁう、美樹……っ」
「声聞かせてねメトジェ……好き好き」
米神にチュッチュしてあげれば、私の胸元から左右を挟むように展開するメトジェの翼が、嬉しそうに揺れます。
愛しい人だよホントにもう。
「出しますよ……っ、っ、」
「ふぁ、あ、ぁあアーー」
ひと際甲高い声で絶頂の雄叫び上げるなんて、そんなに気持ち良かったんですか。全力で腰振った甲斐があったというものです。
余韻に震えるメトジェを労わるよう、体中を撫でてあげました。
────では、あらためて。魔樹たんです。モンスターですがBLしたいので目覚めました。
────素晴らしいです。良き心がけですね。BLがしたい……とても深みある言葉です。直訳すれば自分がBLしたい、おちりの凹に凸が欲しいになりますが、この場合は違います。ふわっとした聖樹訳をしますと、『BLが見たい、生BLが見たい、BLを肌で感じたい。そうだ、お前ら目の前でまぐわえ。ついでに薄い本よこせ』となります。
────さすが私。さす私。拍手しちゃう(パチパチパチ)
────ありがとうありがとう三方向に礼をするほどありがとう。
────でもさ、聖樹たんなら直訳方向でもいいと思うの。だって尊き御方と結婚したじゃない! きゃあ♡
────魔樹たんは……メトジェのこと好きなの?
────えーちがうよ。尊き御方に似た人とイチャイチャできる聖樹たんとのまぐわいを傍からニヤニヤするのが楽しいの♪
────BのLを見学し隊でしたか。
────いいぞお前らもっとまぐわえ。
────まさしく私です。
そんな魔樹たんの欲望が叶ったのか、さっきまで水に濡れて震える子犬のようなメトジェだったのに、
「……はれぇ?」
「気持ち良くしてくれた礼だ。お前も気持ち良くなれ」
「ぴゃっ」
私を押し倒して股開かせてきましたよ。早っ。
「濡れてるじゃないか。俺のを衝きながら濡らしてたのか」
ひゃほーい! 言葉攻めキタアアァ!
悦んじゃった私、さらに濡れちゃったのは言うまでもない。腹の中心が疼くううう
「あうぅ……っ、いきなり」
「濡れてるからいいだろう」
って、またセクシーボイス響かせながら聖樹たんのあーれーな秘所につっこんでくるメトジェのおおおおっきいよお。
私なんかチンコ闘装しないとメトジェを善がらせれないのに、メトジェはデフォルトでおっきくてなんかずるい。
あと、さっきまで私にアンアンされてたくせに、もう俺様攻め様になっていてキュンとする。
私やっぱりこういうメトジェも大好き!
「ぁひいん……!」
ぐいっと腰を入れてくる彼に縋りつく。
ちょっとぉ! めっちゃ穿ったでしょ今……!
いつもなら一回イかせてくれて、それから根元まで差し込んで、丁寧に優しく抱いてくれるメトジェなのに、今夜は初夜だからか張り切ってガツガツしてますね。
全力で子作りだー。
「あ、あ、ああん、ぴああァァ」
おっきいパオオンがバオンバオンと私の中で大暴れ。腰浮いて、腕抑えられて、ベッドに磔状態のまま思うがままにされちゃって、奥へと全ての衝撃が届く。
私、アンアン言うしかない。
私のパオンも悦んで樹液を巻き散らしている。
「はげ、はげしい、メトジェ、はげー!」
「禿げじゃねえわ」
「あー♡ つっこみありがとーーうううう」
「何でこれで善がるのか意味わかんねえ」
「ふえーん、メトジェのアホー!」
「今度は何で悪口言った?!」
わけわからんぞとか言いながらも胸の飾りをクリクリしてくれるから好きぃ。そゆとこ、好きぃ。もお、メトジェのなにもかもが好き! って、全身で叫んでおりますけど、口から出るのは罵詈雑言だったりするのは、ごめーんね。これが聖樹たんです☆
「ふぁ、ぁ、あ、あぁ……っ、イく、メト、じぇ」
「ああ、イけばいい」
きちんと絶頂のお伝えしたのに冷たく返されたー! 新しい! 新しいよメトジェー!
「っう、締まるなあ」
内腿痙攣してナカもキュウウしてるからねえ。パオンは勝手に水浴びしてました。ゾウさんはもう独立して楽しんでるよね。
ピュッピュ ピュッピュ 飛ばして、私のお腹や胸やら聖樹の汁まみれだ。
────ああああ聖樹たんも可愛いって今気づいた萌えーー!!
────ちょ、魔樹たん、うっさいですよ。
────ごめんねごめんね~。めっちゃBLしてるからさ。BLしてるお前らサイコーオブサイコーだよ!
────どうもぉ。これがいつもの私のテンションか……モリエスにゃんには、もうちょい優しくしてあげようかなって思いました。
────あの子も可愛いよね! この前の処女貫通しゅごい良かったよお~でゅふふふふ。
────あーそうそう、とうとうヴィルクローレと結ばれたんですよねモリエスにゃん。
そのエピソードは割愛させていただきましたが、大変おいしゅうございました。
二人のエロエロのおかげで咲いた花は、結婚式でバージンロード飾ったり、通路にばら撒いたり、空から降らせたり、最終的にプチギフトになったりと大活躍しましたよ。
「もういっちょ」
「ふえぁえ?!」
いつの間に、二度目へと突入していましたか?!
魔樹たんと話している間にメトジェも射ってたみたい。下半身ぐちゅぐちゅ。結合部が泡立ってるんだけど……。
ええ、私の股間部パオン、メトジェが揺するもんだからブルンブルンなわけですが、腰を真っ垂直に上げられちゃって、その様が丸見えなんですよね。
薄い本の表現で、ちんちんぶらぶらするの可愛いとか思っていたけれど、実際に自分のを見ちゃうと、「君は元気だなあ」くらいしか感想がない。
「何言ってやがる。これだけおっ勃てやがって、元気なのはお前だろう」
あーちんこに言ったのであってメトジェに言ったわけじゃないのだけども、図らずも言葉攻めしてくれるから……ありだな!
「イってるの、イってるのぉ……!」
連続で極めてしまってブルンブルンなゾウさん略してブルゾウさんも決壊しまくり。
よくぞこれだけ出しましたねと思われる量の液体……たぶん樹液を、ピューピュー拭き零した。
「ひぁ……っ、ぁ……っ、めと、じぇ、鬼畜ぅ」
終わらない。イってるのに、終わらない。衝いて衝いて衝きまくってくるんだけども。
「やられたことは倍にして返す主義だ」
「ぴゃアァァーッ♡♡♡」
それってどこの半沢さーん?!
衝かれながら喜色満面だったに違いない私の頬に、唇に、キスの嵐が降る。
初夜のメトジェはマジで全力子作りしゅごーいになってました。
抜かずの三連発って本当にできる人間いるんだね。その後も小休止しては再開、お茶飲んだらまたやる、おトイレ休憩の後もセッセとセッしてました。
どれぐらいヤっていたのだろう……初夜が明けない説。
いい加減にしろとスタッカリー殿が、何日か後に扉壊して入ってくるまで励んでいた私たち。
おかげでまあ、授かりましたとも。
なにがって? 子供だよ。赤ちゃんだよー。
妊娠したことは、「あ、これ、孕んだ」って自然と理解できました。さすが私。【安産の実】をつけ、子宝の吉報をもたらす聖樹ですね。
でね、この子がね、なんとも曲者でして…………。
「何故に腹が出て来ない?」
三ヶ月・五か月と経っても、お腹でてこなくて、本来ならば人間の産み月である十月十日後でも、さっぱりぷーだったのだ。
本当に妊娠しているのか何度も疑われたのですが、妊娠した本人が言っているのですから間違いないというもの。
でも、目に見えての変化がないから益々に疑われて……。
「もういいもん。そんなに疑うなら実家に帰らせていただきます」
妊娠したからセックスレスだったのが悪かったのか、メトジェが懐疑的方向に舵を切ってしまったの。哀しい。
毎日のように、「何故?」や「本当に妊娠か?」口撃ですよ。辟易するってもんです。
マジで実家に帰ったった。実家というのは聖樹神殿ですよもちろん。
ヒュッと引っ込んで、パッと帰宅。ただいま私の思考の部屋。たまに魔道具つくりに帰ってはいたのですけども、まともに長期滞在するのは久しぶり。
樹木のウロに棲息する小動物に子虫たちへも挨拶。
────久しぶりー元気にホモ活動、略してホモ活してますか?
たまに見かけるようになったんだよね。ホモリスとか、ホモカブトを。
聖樹たんの影響を受けているのですかねえ。素晴らしい。どんどんヤってもらおうか。
そうやってホモ生物の観察をしたり、大量の薄い本を読んだり、放映クリスタルの視聴を楽しんだり、もちろん魔道具はモグリでまだまだDIYもしております。
あと、腐女子ナカーマやマブダチーとは、細目に連絡を取りながら過ごしました。
完全にメトジェだけ無視してますわ。メトジェ断ち実行中です。
メトジェ訪ねて来ても無視。放映クリスタルに届くメールも既読無視。
魔が差して聖王アカウント覗いてみたけど、私が家出してからアカウント閉じてますね。
別にいいし。聖樹であり腐女子である私は、光と水とBLさえあれば生きていけるし。
そうやって引き籠って何年か経った頃、ようやくお腹に変化が。
ぽっこり、膨らんできたのです。
これなら疑われないかなあ。メトジェと離れてから、イベント行く日だけ外に出て、後はもう本当に引き籠っていたから、浮気だって疑われないだろう。
次にメトジェが訪ねてきたら、出て行ってあげよう。
そう思いながら眠りに就きました。
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・
気づいたら、めっちゃ寝こけてましたね。
今、聖王暦何年だろう? しばし、ポケーとする。
なんだか外に人のいる気配がするなあ。
「あ、メトジェ。久しぶりー」
聖樹の扉を開けたら、そこには別れた時と変わらない姿のメトジェがいましたよ。だからなのか普通に挨拶しちゃった。
「お前……なんつー……変わってねえ…………」
あるぇ? メトジェったら膝ついて「orz」になっちゃったよ。その際の効果音は、ズシャアアァァです。
私、外に出る。聖樹の大地へ、一歩を踏み出す。
その瞬間、がばっっとメトジェが起きた。その目が見開いてますけども。怖いぞメトジェくん。しかし相変わらずの美しいプリズムパープルレインボー色な瞳ですね。胸キュンします。
「美樹ーーっっ!!!!」
「ふぁい?」
「うああそのすっとぼけた返事とかマジで美樹だ……!」
私以外の誰だと言うのかね。て、メトジェめっちゃ泣いてんじゃん。両目から涙がダバーしているよ。
本気泣き顔も可愛いのですね。おみそれしました。頭なでなでしてあげる。
「うぅー」って、呻き声上げて私を抱擁してくるメトジェ。なんだか、おそるおそるって感じですけど、いいんですよ、いつもみたいにギュッとして、いいんですよ。
焦れて私の方から腕を背中に回し、ぴったりくっつく。
……が、なにやら腹に違和感。
「おっと、腹がつっかえた」
「あ……美樹、まさかこれ」
妊娠してますからねえ。お腹が大きいの忘れていたよ。なんてこった。ぎゅっっが難しいとは。
前世での夫はあんまり抱擁するタイプじゃなかったから、妊婦の時は放っておいてくれたのですよね。悪阻も酷かったし。
メトジェはくっついてきそうだよね。いいよ~いっぱいさわれ。
と、メトジェの手を取って私のお腹に当てる。
「ちゃんといるでしょ?」
お腹の樹皮越しに、赤ちゃんの脈動を感じとれるはずだ。眠っていても脈拍を、起きていてもポコポコお腹を蹴ってくるから、メトジェにもわかるはず。
「────くぅ……!!」
なんかまた涙腺が崩壊しているぞメトジェ。滝の涙を流しながら私のお腹なでなでしてくれる。
そうか、こうやって確かめてもらえば、疑われなかったのかもしれない。
お腹の子は、私だけが守るんじゃなくて、メトジェも一緒に、こうやってふれあって、確かめれば家出なんかしなかったかもしれません……。
今更後悔しても仕方ありませんね。私もメトジェも短慮でした。反省。
「美樹ぃ……俺たちの子……」
「はい。そうですよ」
「子……疑ってすまなかった」
「うん。めっちゃ傷つきました」
「眠りに就くほどだったんだと知った時には、もう遅かった……」
「お互い、要反省ですね」
「……いいのか?」
「なにがです?」
「……もう、怒ってないのか?」
「聞きますかねそれを」
もう、そんな無神経なところも好きだなあって思っちゃうじゃないですか。
「聞かないと分からない。分からないことは聞いてこいってエトラ宰相が」
「お馬さんだって無神経な男じゃないですか。参考にすんな」
あんたら女に関してはどっこいどっこいだよと告げておく。
普段はそんな風じゃないでしょ。私にだけ、臆病になって聞いちゃうのでしょ。だから、そういうとこ可愛い大好きクッソ愛してる。
「うー……どう言ったらいいか」
「思ったこと言えばいいんですよ」
「ああ、だから~そのな」
「はい。大丈夫です。ニュー聖樹たんは心が広くなったんです。今度はパフちゃんのいる後宮に引っ込もうかなあ」
「うああ何で母……!」
慌てるメトジェかーわいい。とにかく、どんな彼もまだまだ愛おしくてたまんないのに、また家出することは当分ないですよ。未来ではなにがあるかわかりませんから明言はできませんけどね。
「美樹、帰って来てくれ」
「はいな。またお世話になります」
「ずっと傍に居てくれ」
「うん」
「どっか行くな。俺を置いて行くな!」
「ん……ンー」
急に唇合わせてきましたね。お返事できませんでしたよ。でも、悪くないのです。
いっぱいチュッチュして、一頻り抱擁し、お腹つっかえるので横からとか後ろからとか、とにかく触れ合ってから、おうちに帰りました。
私たちのおうち、聖王城へ。
それからまた一年後に、息子は元気よく産まれた。
どんだけ母の腹の中に居座っとんねん。とも思ったけれど、強く逞しく長生きな子をと願って創聖神の力まで引き継いでしまった我が子なので、多少変わっていても、しょうがない。
産んだ日は聖樹本体の【多産の黄色花】が花盛りに。
後、【安産の実】も、たわわに実って多くのご婦人を救ったそうです。
私のお話はこれで終わりですよ。
転生したら木のモンスターで、初恋は実らず落ち込んじゃったりもしたけれど、聖樹へと神格化したら初恋の人の子孫と結ばれました。
薄い本も山のように手に入れて、BLカプ見学して、腐女子ナカーマたちとwktkワクテカ楽しい毎日です。
私、幸せです\(^o^)/
【うえ~い・ハッピーエンド・アーッ】
-------------------------
ここまでお読み下さりありがとうございました。
題名にはBLってあるのに、主人公がわけわからん性別の異色小説でしたね。
最後まで食らいついて下さった読者様方、本当に有難う御座いました(*・ω・)*_ _)ペコー
モンB表紙。アルファポリス用のとは違うロゴ配置のです↓
らくがき↓ひとネタ
風巻ユウ.拝
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