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第四章後編 新生サタルニア魔女王国、移住30年後編

セツナ教創設

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 とりあえず、陣に戻ってきた。

(ユリア・アルフォード)
      セツナ神様。

(ソフィア・アルフォード)
      教祖セツナ様。

(セツナ ナイトメアVer.)
      ・・・は?


 ニヤニヤしたミリアがやって来た。

(新生サタルニア魔女王国 ふたなり サキュバス ミリア・テレシア王女)
      セツナ、今日からセツナ教の教祖だからね(ニヤリ)

(セツナ ナイトメアVer.)
      へっ?

(新生サタルニア魔女王国 ふたなり サキュバス マリア・テレシア女王)
      セツナよ、本日よりセツナ教教祖の任を命ずる(ニヤリ)

(セツナ ナイトメアVer.)
      は?

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      良いじゃねぇ~か。
      俺もイスティ家からテレシア家に移籍だ。
      イスティ領もテレシア領になる。

(新生サタルニア魔女王国 ふたなり サキュバス ミリア・テレシア王女)
      王都には大教会を建設してセツナ教本部を、
      テレシア領には聖地としてセツナ教の教会を建てるから安心して(ニヤリ)

(セツナ ナイトメアVer.)
      安心??

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・テレシア男爵)
      いいから気にすんな、皆んながちゃんとやるから任せとけ(ニヤリ)

(ユエ)どゆこと?

(新生サタルニア魔女王国 ふたなり サキュバス マリア・テレシア女王)
      それはですね……(ニヤリ)

(ユエ達)なるほど(ニヤリ)

(ユエ)セツナ教祖様(ニヤリ)

(シア)そうですよ、今日から教祖様です(ニヤッ)

(フェロ)教祖様だね(ニヤリ)

(フィル)私の教祖様(ニヤッ)

(雫・ヤマト)そうか、ついに教祖様か(ニヤッ)

(玲・アカギ)神でもありますよ、雫姉(ニヤリ)

(椿・シナノ)七神一体でしたっけ?(ニヤリ)

(レム)じゃあ、神で教祖、バッチリじゃん(ニヤリ)

(エルム)ついに神様か(ニヤッ)

(エンジェ)いつか私と肩を並べる時が来ると思ってたよ(ニヤリ)

(シラン)立派になったなぁ~。嬉しい限りだよ(ニヤッ)

(リリー)皆んな、跪いて祈るんだ(ニヤリ)

(ユエ)ははっ!(爆笑)

(セツナ ナイトメアVer.)
      やめてくれぇ~!!!(泣)

(ティオ)無駄じゃ、婿殿。観念せい(ニヤッ)いや、失礼した、教祖神様(ニヤリ)

(セツナ ナイトメアVer.)
      姫巫女様、助けてぇ~(ニヤリ)

(シア)の”あ”あ”ぁぁぁぁぁっ!


 なんとか一矢報いたとはいえ、シアとのたうち回るセツナだった。

 賠償金は滞りなく支払われ、治領も開始、開戦前の襲撃での犠牲者の保証と名誉回復もなんとか終えた。
 その犠牲者への対応が、また一段とセツナを神格化させ、セツナ教の信者を増やす事になる。
 一連の英雄譚やセツナ教創設の流れなどが弾き語りや演目になり、セツナは羞恥プレイにのたうち回る事になる。
 アルフォード家では、英雄譚を讃える讃美歌が無いと1エピソードにつき、最低1曲を作り、リサイタルでの布教に務めた。
 セツナ教教会での唱歌は、もちろんアルフォード家の渾身の1曲だった事は言うまでもない(笑)
 

 
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