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第四章前編 新生サタルニア魔女王国移住編

ヤマトとの出会い②

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 2週間後

(なぎさ)大丈夫かな?ヤマトさん。

(新生サタルニア魔女王国近衛騎士団団長 ふたなり サキュバス ゴルシ・ルーカル)
      大丈夫だ。と言いたいんだが、部屋に閉じこもっているらしい。

(なぎさ)ちょっと見てくる。

(新生サタルニア魔女王国近衛騎士団団長 ふたなり サキュバス ゴルシ・ルーカル)
      悪い……いや、待て。アイツに1人は危険だ。俺も行く。

(なぎさ)大丈夫だよ。それにゴルシは仕事中やん。


 そう言っていたが、抜け出してヤマトに会いに行く。
 魔動飛行機でひとっ飛び、馬車で20日の距離を1刻で。

(なぎさ)ここだな。


 なぎさは門前に立つ。
 流石男爵家、反応が早い。
 貴族の家だもんね。

(なぎさ)頼もう。

 
 ずしゃぁ~ん!
 メイドが滑って転ぶ。

(なぎさ)ツカミはOKだな。

(メイド長 ふたなり 犬獣人)
      な、なんの御用でしょうか?


 メイド長、犬獣人だ。
 尻尾が可愛い。
 顔は引き攣ってるけどな。

(なぎさ)ヤマト君と遊びに来た。入って良い?

(メイド長 ふたなり 犬獣人)
      はあぁ?

(なぎさ)すみません、ふざけました。ヤマト様が部屋に閉じこもっていると聞いたので、心配して見に来ました。
    今、会えますか?

(メイド長 ふたなり 犬獣人)
      はぁ。ご主人様に聞いて来ます。どちら様ですか?

(なぎさ)近衛騎士団団長ゴルシ・ルーカル様の親友です。

(メイド長 ふたなり 犬獣人)
      ゴルシ様の!分かりました、すぐお取り次ぎます。


 そう言うと、メイドは急いで中に入って行った。
 すぐ戻って来て、

(メイド長 ふたなり 犬獣人)
      ご主人様がお会いになられます。どうぞ中へ。

(なぎさ)ありがとう。


 メイドに案内され、中に入るが……

(メイド①  ふたなり 豹獣人)
      誰あれ?(ボソっ)

(メイド②  ふたなり 狐獣人)
      なんで人族が(ボソっ)

(メイド③  ふたなり 熊獣人)
      屋敷の中に入ってくるなんて、いい度胸してるわよ(ボソっ)

(メイド④  ふたなり 猫獣人)
      人族なんて、汚らわしい。また掃除しなくちゃいけないじゃない(ボソっ)

(なぎさ)あはは、失礼いたします。


 メイド達は刺し殺すような目つきで無視した。

(なぎさ)なかなか歓迎されてるなぁ(ボソっ)

(メイド長 ふたなり 犬獣人)
      どこがですか!ゴルシ様の親友でなければ、貴方など屋敷に入れるわけがありませんよ!

(なぎさ)あはは、お手柔らかに(汗)

(メイド長 ふたなり 犬獣人)
      ご主人様、連れて来ました。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      入れ。

(メイド長 ふたなり 犬獣人)
      どうぞ。


 嫌々通される。

(なぎさ)はあぁ~い♡

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      なっ!なぎさ、何しに来た。

(なぎさ)あれから2週間経つけど、部屋に篭りっきりって聞いたから、心配して見に来た。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      お前な。

(なぎさ)で、どう?

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      どうもこうも、まぁなんとかやってるよ。

(なぎさ)それは良かった。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      で、ゴルシ達は?

(なぎさ)居ないよ?

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      はぁ?いや、ゴルシ達だよ、一緒に来てるんだろ?

(なぎさ)来てないよ?ひとりで来た。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      流石チート様、余裕だな。

(なぎさ)チートは封印してるよ?ほら。


 そう言うと、なぎさはマントを脱いだ。
 そこには色々なアーティファクトらしき物が付いていた。

(なぎさ)これがパワー封印でしょ?で、これが魔力封印。これがスキル封印だよ?
    1個じゃ信じてもらえないかもって思って、5個づつ付けてきた。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      お前、バカだろ。死にに来たのか?

(なぎさ)別に死にたいわけじゃないけど、こうしないとお話してくれないでしょ?

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      はぁ~(ため息)分かった、何から話そうか?

(なぎさ)何からでも、話したい話から話して。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      分かった、応接室に行こう。

(メイド長 ふたなり 犬獣人)
      お茶が入りました。どうぞ(ニヤリ)

(なぎさ)ありがとうございます。いただきます。


 口をつけようとした時、ヤマトに払い落とされた。

(なぎさ)わぁ、もったいない。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      お前バカか!もっと警戒しろ!毒、盛られてたらどうする!

(なぎさ)大丈夫でしょ。屋敷に入れてくれたんだし、ゴルシの親友ってちゃんと言ったよ?

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      お前、ゴルシの親友じゃなくて、ゴルシの旦那だろ!

(なぎさ)まぁ、細かいことは気にすんな。ヤマトなら、大丈夫だ。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      その自信、どっからくるんだよ!
      あのな、この家の者は人族嫌いなんだよ。
      多かれ少なかれ人族に何かされて、傷を負ってんだ。
      そんなところに単身乗り込んできて、能力まで封印。
      頭おかしいとしか思えんぞ!

(なぎさ)でも、何かありそうなら、ヤマトが守ってくれるでしょ?
    今も怪しいって思ったから、叩き落としてくれたやん(笑顔)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      俺が叩き落とさなくて、毒盛られてたら、どうすんだよ。

(なぎさ)ゴルシの親友って言ったのに?まぁ、苦しむぐらいで死にはしないでしょ(笑)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      致死性の毒だったら、どうするんだよ!

(なぎさ)その時は諦める。自分の見る目が無かったんだなぁって(笑)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      笑い事じゃねぇ~!
      おい!お前、毒盛っただろ。誰よりも人族嫌いだからな。

(メイド長 ふたなり 犬獣人)
      も、申し訳ございません。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      何盛った。

(メイド長 ふたなり 犬獣人)
      無味無臭の致死性に毒です。確実に殺すために、スプーン3杯入れました。
      この量だと、ドラゴンすら殺せます。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      ほらみろ、俺が叩き落とさなければ死んでたぞ!
      で、お前はその後、どうするんだ?相手はゴルシの親友だと言ってたんだぞ!

(メイド長 ふたなり 犬獣人)
      同じ毒をあおって死にます。言い訳は出来ませんから。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      俺の立場は?

(メイド長 ふたなり 犬獣人)
      申し訳ございません。前後不覚になっておりました。

(なぎさ)良いじゃん、生きてるし。ごめんなさい、メイドさん。騙し討ちするようなことをして。


 なぎさは頭を下げた。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      なんでお前が謝るんだよ。
      お前は異世界から来た人族だろ。
      しかも"勇者召喚の儀"の犠牲者だ。

(メイド ふたなり 犬獣人)
      えっ?

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      コイツはそうなんだよ。
      なのに魔王討伐に手を貸して、マリア様の建国に尽力するわ。
      ギルド街ナギサのスタンピートに参加して、無傷で救った代わりに死にかけるわ。
      大体、ギルド街ナギサの由来は、そこまでして救ったなぎさを讃えて名付けられたんだからな。

(メイド長 ふたなり 犬獣人)
      えっ?そ、そんな……(大焦)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      しかもクーデターを鎮圧し、二度と逆らえない手を打ったのも、このなぎさだ。
      悪魔の所業と言われる生き地獄を与え、もう反逆できなくしたのは知ってるだろ。
      しかも、庶民も含めて誰一人、殺さずにだ。

(メイド ふたなり 犬獣人)
      あわあわあわ(滝汗)

(なぎさ)そんななぎさに惚れたゴルシ達が、褒賞に命がけでなぎさとの婚姻を勝ち取ったんだぞ!

(メイド長 ふたなり 犬獣人)
      も、申し訳ございません、なぎさ様。そんなお方とはつゆ知らず、ご無礼を働きました。
      如何様な罰もお受けいたします(土下座)

(なぎさ)そんな事はどうでもいいよ。見た目が同じなら、そこまでする恨みがあったんでしょ?
    いつでも背中から狙えたのに、しなかったやん。
    辛かったでしょ?今まで我慢してくれてありがとう。

(メイド長 ふたなり 犬獣人)
      そ、そんな……寛大なお心遣い、ありがとうございます。

(なぎさ)もう立ってよ。でも、出来ることなら貴方とお友達になりたいな。無理かもだけど。
    それに魔力回路に無駄があるんだ。よければお礼に直してあげたいな。
    身体に触られるのは嫌かもしれないけど。
    回路をいじってロスを無くせば、今の10倍の威力が出せる。
    構わないかな?

(メイド長 ふたなり 犬獣人)
      い、今の威力の10倍!?

(なぎさ)生活魔法でそこまで上がれば、多分、今までよりも楽になると思う。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      お前、どこまでお人好しなんだ(ため息)
      今、自分を殺しかけた相手だぞ。

(なぎさ)生きてるから問題ない。それにそこまでするほど憎かったんや。
    眠れない夜もあったんじゃないかな?
    そんな辛い思いをしても、生きてきたんだ。
    何かあってもいいと思うよ。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      お前な……(ため息)
      まぁ、好きにしろ。
      で、お前はどうする?

(メイド長 ふたなり 犬獣人)
      そ、そうですね……少し抵抗はありますが……お願いしようかと。

(なぎさ)無理しないでね、いつでも出来るから。

(メイド長 ふたなり 犬獣人)
      いえ、是非ともお願いします。

(なぎさ)パワーアップしたら、少し訓練があるけど良い?制御できないとダメだから。

(メイド長 ふたなり 犬獣人)
      はい!よろしくお願いいたします。

(なぎさ)じゃ、そこに横になって、服を脱いでくれる?下着までは良いから。

(メイド長 ふたなり 犬獣人)
      は、はい……あのう、下着は脱いだ方が確実ですか?

(なぎさ)たしかにそうだけど、嫌でしょ?

(メイド長 ふたなり 犬獣人)
      構いません。脱ぎます!

(なぎさ)は、はい……


 そう言うと、全て脱ぎ捨て、真っ裸になった。

(メイド長 ふたなり 犬獣人 コアラ)
      私、ヤマト邸のメイド長をしている、コアラといいます。よろしくお願いいたします。

(なぎさ)コアラさんね、こちらこそよろしくね。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      見てて良いか?

(なぎさ)エッチ(ニヤリ)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      なんでだよ、興味あるわ!

(なぎさ)コアラさん、それでもいい?

(メイド長 ふたなり 犬獣人 コアラ)
      はい、大丈夫です。

(なぎさ)では、いきます。


 そう言うと、なぎさは施術を開始した。

(メイド長 ふたなり 犬獣人 コアラ)
      あっ♡はあっ♡ううん♡ふぅ♡あん♡

(なぎさ)気持ちいいでしょ?それだけ魔力がスムーズに流れ出したってことだよ。

(メイド長 ふたなり 犬獣人 コアラ)
      あん♡やん♡はぁ♡はぁ♡はぁ♡ はぁ♡イクっ♡あん♡ひふっ♡

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      お、おい、後で姦っても良いか?(はぁはぁ)

(なぎさ)誰とだよ!まぁ、ボクなら良いよ(笑)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      頼む、姦らせてくれ♡

(なぎさ)本気かよ(笑)仕方ないなぁ(笑)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      いや、俺にも姦らせて♡いや、姦って、あぁ違う、やってくれ。

(なぎさ)いいよ、どっちもやって、姦らせてあげるよ(笑)

(メイド長 ふたなり 犬獣人 コアラ)
      あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡くっ♡ああぁぁぁぁぁ♡

(なぎさ)はい、出来た。お疲れ様。

(メイド長 ふたなり 犬獣人 コアラ)
      あ、あひはとふ、こらいまふ♡はぁ♡はぁ♡はぁ♡はぁ♡

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      つ、次、俺だな(はぁはぁはぁはぁ)

(なぎさ)いや、ちょっと待って。コアラさんの軽い調整しないと危ないから。
    彼女、水魔法と火魔法の使い手だから、下手すると屋敷が燃える。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      そ、そんなにか!

(なぎさ)後で分かるよ。


 しばらく休んで。

(メイド長 ふたなり 犬獣人 コアラ)
      はっ!私、あらぬ痴態を晒してしまって……お嫁に行けなくなる(涙目)

(なぎさ)大丈夫、みんなそうなるから。魔力が体内に流れる時、たくさん流れると気持ちよくなるでしょ?
    それと同じ。
    今、コアラさんの魔力回路の抵抗は0、フルパワーが出せるよ。
    広いところに行こう。ここでやったら屋敷が燃え落ちる。

(メイド長 ふたなり 犬獣人 コアラ)
      そ、そんなに?(汗)

(なぎさ)やれば分かるから。ヤマト、どっか安全な場所は無い?

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      じゃあ、中庭に行こう。あそこは広いから安全だ。

(なぎさ)大丈夫かな?

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      そんなにか?

(なぎさ)まぁ、やってみよう。


 そう言うと、3人は中庭に出た。

(なぎさ)コアラさん、いつも火を付けるぐらいの半分以下でやってみて。半分以下だよ?

(メイド長 ふたなり 犬獣人 コアラ)
      はい、それでは私は火を付けることは出来ませんが……

(なぎさ)信じてやってみて。その代わり、絶対半分以下だよ。

(メイド長 ふたなり 犬獣人 コアラ)
      はい……


 そう言うと、いつもの半分以下、これじゃぁ~使いものにならないほどの魔力を流した。
 すると、天高く、20mほどの火柱が上がった。

 (メイド長 ふたなり 犬獣人 コアラ)
       へっ?

(なぎさ)ねっ?こうなるから。
    これだと普段使いは、ほんの少しだけ魔力を流すだけで大丈夫でしょ?
    魔力使用による疲労は限りなく減ってくれるから楽になる。
    それに、いざとなったら身を守れる。
    後はコントロールの練習だよ。
    ボクで良かったら、付き合うよ。
   
(メイド長 ふたなり 犬獣人 コアラ)
      よ、よろしくお願いします!(笑顔)

(なぎさ)ちなみに、水魔法も同じだから。扱い間違えたら、池が出来るぐらいで済んだらマシだから(笑)

(メイド長 ふたなり 犬獣人 コアラ)
      す、凄い!

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      お前、凄いな。是非やってくれ!

(なぎさ)嫌って言ったら(笑)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      姦り殺す(ニヤリ)

(なぎさ)それも魅力的♡

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      わぁ~た、後で嫌っていうほど姦ってやる(ニヤッ)

(なぎさ)激しいの、好き(照)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      言ったな(ニヤリ)

(なぎさ)で、ヤマトは姦って、いやヤマトに姦ってじゃない。施術して大丈夫?
    この後の仕事とか。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      問題ない。っていうか、お前、ワザと間違えただろ(笑)

(なぎさ)いや、そんなつもりは。あくまでつもりだけど(笑)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      ワザとだな(ニヤリ)

(なぎさ)じゃ、やるね。その地べたに寝て(笑)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      なんでだよ!せめてソファーにしろよ!(笑)

(なぎさ)簡易ベッドが一番やりやすいよ?

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      姦りやすいか!(笑)

(なぎさ)姦られやすい(照)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      じゃあ、用意させるわ。


 そう言うと、ヤマトの執務室に簡易ベッドを運びこんだ。

(なぎさ)職場で燃えるタイプ?(笑)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      なんでだよ!(笑)

(なぎさ)じゃ、私座るから、足舐めて(笑)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      お、おう。って違うだろ!姦り殺すぞ(笑)

(なぎさ)いやぁ~ん、姦り殺して♡

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      言ったな、お前(笑)


 ぎゃあぎゃあ言いながら準備しているヤマトとなぎさを見たメイド達は、引き攣るほど驚いていた。

(メイド① ふたなり サキュバス)
      ど、どうなってるの?

(メイド② ふたなり 狐獣人)
      分からない。ヤマト様、どうしちゃったの?

(メイド③ ふたなり 鬼族)
      あれ、人族だろ。なぎさとかいう輩。

(メイド④ ふたなり 熊獣人)
      なんでヤマト様が人族みたいなクソ野郎と仲良くしてるんだ?

(メイド⑤ ふたなり 蛇獣人)
      分からない。なんでああなってるの?

(メイド⑥ ふたなり 熊獣人)
      後で"わからせて"やろぜ(ニヤリ)

(メイド⑦ ふたなり 鬼族)
      ああ、蹂躙して、姦り殺そうぜ(ニヤリ)


 そんな殺伐とした雰囲気に外ではなっていた。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      ひうぅっ!

(なぎさ)あっ、ごめん、ちんこにしちゃった(笑)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      テメー、関係ないとこ触りやがって(笑)

(なぎさ)関係なくはない(笑)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      それは後からだろ!(笑)

(なぎさ)いや、真面目な話、ここにも魔力回路は通ってるんだよ?

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      マジか?

(なぎさ)マジよ。身体中に張り巡らされるから。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      そ、そうなんだ。

(なぎさ)まぁ、普通に背中から行きますか。それともお客様、ちんこから致しましょうか?(ニヤリ)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      普通に背中からでいいわ!(笑)

(なぎさ)チッ、残念(ボソっ)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      あっ!お前、今"チッ"って言ったろ、"チッ"って(笑)

(なぎさ)なんのことかな?(笑)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      後で絶てぇ~姦り殺す(笑)

(なぎさ)いやぁ~ん(照)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      って、早くしろよ、終わんねぇ~だろ(笑)

(なぎさ)では、イきます。はぁ♡はぁ♡はぁ♡はぁ♡

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      そっちのイクじゃねぇ~(笑)

(なぎさ)では、姦ります。いや、やります。ヤマト、そんな事してたら終わんないよ(笑)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      お、俺?俺か?


 もはや見ていたメイド達は呆れていた。

(なぎさ)行きます。リラックスして。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      お、おう。


 施術が始まる。

(なぎさ)これ凄いな。日頃の行いが相当悪い(笑)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      なんでだよ(笑)

(なぎさ)あっ!動たらダメだって。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      お、おう、すまねぇ~(汗)

(なぎさ)どう?

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      気持ちいいな。

(なぎさ)でしょ。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      あっ!うふっ♡ふぅ♡ふうっ♡あはっ♡


(なぎさ)ふふふっ♡我慢しなくていいんだよ♡イッちゃえよ、ほらイッちゃいな(ニヤリ)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      おまっ♡エロうっ♡あっ♡かっ♡ふうっ♡おうっ♡かあっ♡

(なぎさ)ほれほれ♡我慢しなくてイッちゃいな♡あはは(ニヤリ)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      この野っ♡あっ♡たあっ♡かっ♡

(なぎさ)あはは♡あはは♡今から、ちんこ、イクよ(ニヤッ)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      えっ?ちょっ♡まあっ♡あっ♡かあぁ~♡

(なぎさ)ははっ♡ちょっと強めでイこうか(ニヤリ)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      待て待て待て、強めは、あっ♡かっ♡効くうっ♡ふんっ♡あっ♡

(なぎさ)イッちゃえ♡イッちゃえ♡あはははは(ニヤリ)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      なっ♡かっ♡はぁっ♡きっ♡くっ♡はぁ♡

(なぎさ)粘るねぇ~♡もっと強くしよっと(ニヤリ)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      待て待て待て待て。待っ♡つっ♡ああっ♡はあっ♡

(なぎさ)まだ?頑張るねぇ~。ふふふ(ニヤリ)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      くうっ♡はあっ♡あははっ♡かっ♡ああっ♡

(なぎさ)素直になりなよ、ひひひっ(ニヤリ)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      ふんっ♡かっ♡あああぁぁっ♡

(なぎさ)ちなみに、素直になった方がやりやすいし早く終わるよ?

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      マジくっ♡ああっ♡
  
(なぎさ)素直に悶えた方がやりやすいし、分かりやすい。変に力むと良くないよ?

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      わ、分かった、リラックスす♡ああぁぁぁぁぁっ♡

(なぎさ)ええんか?ええんか?コレがええんか(ニヤリ)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      なああぁぁぁぁぁっ♡き、きっくううぅぅぅっ♡

(なぎさ)素直になったね(ニヤリ)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      やあああぁぁぁぁぁ♡イクうぅぅぅっ♡がっ♡(ガクン)

(なぎさ)へへへっ♡ちょっと遊び過ぎた(笑)ちゃんとやるか(笑)


 しばらくして。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      はっ!

(なぎさ)はーい♡ピロートーク、する?(微笑み)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      なんでだよ!(照)

(なぎさ)あぁ~、照れてる照れてる(笑)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      テッメぇ~!!

(なぎさ)わっ!

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      泣かしてやる!覚悟しろや!

(なぎさ)あーれー(笑)って、えっ?嘘っ!今?!

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      当然だ!

(なぎさ)えっ?ちょっと待って、ちょっと待っ、ああっっっっ♡

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      泣け、泣け、ははははは(ニヤリ)

(なぎさ)なあっっっっ♡あっ♡はあっっっっ♡かぁ~♡♡♡♡

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      良い声出すじゃねぇ~か、ちんこにくるわぁ~(ニヤリ)

(なぎさ)がああぁぁぁぁぁっ♡

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      ペニスサックって知ってるか?オラっ(ニヤリ)

(なぎさ)ああっっっっ♡

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      えっ?今、すぽっって、うわ、締まるうっっっっ♡

(なぎさ)ひぎゅん♡

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      よっ!

(なぎさ)かっ♡

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      ははっ(ぬぷっ)うっ!

(なぎさ)にああぁぁっ♡

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      ひょっとして、よっ!(くぽっ)

(なぎさ)くきょっっっっ♡

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      お前、ひょっとして、子宮に入ってないか?ほっ!(きゅぽっ)

(なぎさ)きゅううぅぅぅっ♡

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      じゃあ、これ、子宮口?よっ!(きゅぽっ)

(なぎさ)きゅぱあああぁぁぁぁぁ♡

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      面白いな、お前。(きゅぷっ)(くぽっ)(かぽっ)(きゅぽっ)

(なぎさ)にゃっ♡きゃっ♡きゅっ♡きょっ♡

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      うっ!出る!中出し、良いか?


 カクカクカクとなぎさが頷く。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      そっか、じゃ、子宮に出してやる。受け取れ!うっ!締まるぅ~!!

(なぎさ)くあぁぁぁっっ♡しっ♡子宮が焼けるうぅぅぅっ♡かっ♡(ガクン)


 問答無用、たっぷりとなぎさの子宮内にぶち撒ける。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      はぁはぁはぁはぁ、くっ、効くな(ニヤリ)
      なんか可愛くなってきたなぁ、コイツ(微笑み)


 ぐったりしているなぎさの頭ん撫でながら、ほっこり眺めてきた。

(なぎさ)うううーん。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      お前、凄いな。子宮にちんこ入るのか?

(なぎさ)入るよ?なんなら腕も入る。中出しなら、輪姦で子宮に10L中出しされたことあるよ。
    妊娠したみたいにボテ腹になった(テヘッ)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      テヘッって、お前。引くわぁ(笑)

(なぎさ)腕入れられてみ?お腹ボコッってなるよ。
    子宮マッサージって言って、中でグッパーグッパーしたヤツも居るし、
    ボコッってして、上から揉むのも居たよ?
    "子宮殴り"って、腕でガン突きされたりしたし(笑)
    本家串刺しって、熊獣人二人に宙吊りでされたことあるし。
    たっぷり中出しした後、ミックスジュースって腕で掻き回しながら、グッパーされたこともある。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      お前死ぬぞ。

(なぎさ)みんなわきまえているから大丈夫。ボクは身を任せて悶えるだけだから(笑顔)
    でないとそんな相手とはしないし、ボクも気持ちいい(笑顔)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      ほんと、お前ってヤツは……(ため息)

(なぎさ)それに、ボクの体液とか、一度入った物を飲んだり食べたりすると、体力回復をすることが分かったんだ。
    舐める程度で、何もしなければ7日は保つ。
    籠城を余儀なくされても多くの人達を救える事が分かったんだ。
    それこそ雑草を食べても大丈夫って。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      お前はどこまで規格外なんだよ!


 コイツは俺が守ってやらないと、そんな気持ちになるヤマトだった。

(なぎさ)あっ!そうだ!話って何?

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      あ?あゝ、それか?じゃあ、俺の部屋に行こう。
      ちょっと、汗流してくるってか、お前もだ。
      先、風呂行ってくれ、すぐ行く。
      おい!誰か居るか?

(メイド ふたなり 鬼族)
      はい!

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      コイツを風呂に案内してくれ、俺も後から行く。

(メイド ふたなり 鬼族)
      はい、ご主人様。なぎさ様、こちらへ(冷たい目)

(なぎさ)はい、ありがとう。


 メイドに付いて行くなぎさ。
 どんどん屋敷の奥に連れて行かれる。

(メイド ふたなり 鬼族)
      お風呂はこの下です。こちらへ。


 地下に降りていくなぎさ達。

(メイド ふたなり 鬼族)
      こちらです。


 そう言って、扉を開けた。

(なぎさ)えっ?

(メイド ふたなり 鬼族)
      バカが!のこのこ付いて来やがって(ニヤッ)
      ご主人様やメイド長は騙せても、俺らは騙されねぇ~。
      コイツは魔力を吸いとるスライムだ。自白させる時に使うな。
      ご丁寧に封印して来たんだろ、魔力吸い取られて、丸呑みされて死ね!(感情の消えた目)


 そう言うと、なぎさをスライムに蹴り入れた。

(なぎさ)わっ!


 スライムが襲いかかり、捕まるなぎさ。
 アソコにアナル、口からスライムが入ってくる。

(なぎさ)あがっ♡ぐぼっ♡ぐぎゅっ♡#&@〒々*$……

(メイド ふたなり 鬼族)
      ははは、感じてるのか?変態(笑)そのまま快楽に溺れて死ね!(ニヤリ)
 

 そう言うと、メイドは扉を閉め、鍵をかけた。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      なぎさ、待たせな。


 ヤマトは風呂に来たが、そこになぎさは居なかった。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      なぎさ?悪ふざけはよせ。出てこい。


 そう言うが、なぎさは出てこない。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      お前、ふざけんなよ!


 そう言って、ヤマトは中に入るが、やはりなぎさは居なかった。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      なぎさ?おい、どこだ!なぎさ、どこへ行った!
 

 慌てて、風呂の更衣室から出てくるヤマト。
 メイドを捕まえ……

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      おい!なぎさを見なかったか!

(メイド ふたなり 狐獣人)
      えっ?見ませんでしたけど?

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)お前は!

(メイド ふたなり 蛇獣人)
      先程、ラムが屋敷の奥に案内していましたけど。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      屋敷の奥?

(メイド ふたなり 蛇獣人)
      はい、屋敷を案内していたのではないのですか?

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      そんなことは頼んでない!屋敷の奥だと!

(メイド ふたなり 蛇獣人)
      はい。なぜか奥です。わざわざ人族に屋敷を案内しなくてもと思うんですが……

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      屋敷の奥?どの奥だ!

(メイド ふたなり 蛇獣人)
      そこを曲がった奥ですが、その先は分かりません。
      わざわざ案内するような場所は無かったような……

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      クソっ!


 そう言うと、ヤマトはなぎさを探しまくった。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      なぎさ!どこだ!返事しろ!!


 鬼のような形相で、叫びながらなぎさを探すヤマト。
 周りのメイド達は、何が起こったのか?とザワついていた。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      おい!ラムを探して連れて来い!早く!

(メイド達)はい!


 なかなか見つからないラム。
 殺気立ちながら、なぎさを探すヤマト。
 なぎさより、ラムが先に見つかった。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      ラム!お前、なぎさをどこへ連れてった!(射殺す目)

(メイド ふたなり 鬼族 ラム)
      あっ!あわあわあわ(恐怖)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      早く言え!死にたいのか!(殺気)

(メイド ふたなり 鬼族 ラム)
      は、はひ!お連れします(半泣)


 ラムに付いて行くヤマト。

(メイド ふたなり 鬼族 ラム)
      こ、こちらです(泣)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      なんだと!(激怒)


 そう言うと、剣を抜き、鍵ごと扉を叩き斬った。

(なぎさ)おぼっ♡おえぇぇぇっ♡


 スライム塗れになりながら魔力を吸われ、犯されるなぎさの姿があった。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      今、助けるから、待ってろよ!


 そう言うと、スライムを斬り捨て、助け出す。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      なぎさ!しっかりしろ!俺だ!ヤマトだ!分かるか?

(なぎさ)おふっ♡うえぇぇぇっ♡ヤマト……

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      頑張った、よく頑張ったな!今すぐ綺麗にしてやるからな!


 そう言うと、ヤマトはなぎさを抱き抱え、風呂場に運んでいく。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      すまん、俺がついていながら……


 そう言うと、なぎさをお姫様抱っこをして、風呂から出てきた。

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      今すぐ、皆を集めろ!

(メイド長 ふたなり 犬獣人 コアラ)
      はい!ご主人様!


 メイド長が皆をホールに集めた。
 なぎさをお姫様抱っこしたヤマトが皆の前に現れる。
 
(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      良いか!よく聞け!俺はこのなぎさと結婚する。俺の嫁に手を出すな!!


 一同ザワつく。
 あの人族嫌いのヤマト様がよりによって人族を嫁に娶る。
 私たちも大の人族嫌い。何かしら人族に恨みのある集団。
 それが人族を嫁にする、考えられない。
 何がどうなったら、そうなるんだ?
 分からない。どう考えても分からない。 

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      このなぎさも大の人族嫌い。なぎさもかなりな目にあっている。
      なぎさは異世界から来た人族。
      しかも、あのイステリア王国の"勇者召喚の儀"の犠牲者だ。
      また、大元の世界、なぎさの居た世界には二度と戻りたくない。
      誰がクソなアレなんかに帰るかと言っている。
      分かるか?自分のもと居た世界だ。
      そこをクソなアレと呼び、誰が帰るか、二度と戻りたくないと言い切る。
      一体どんな目にあったんだ?想像もつかん。
      それになぎさは魔王討伐、マリア様の新生サタルニア魔女王国建国の立役者、
      現ギルド街ナギサをスタンピートから命がけで無傷で守り切った英雄。
      ギルド街ナギサのナギサはこのなぎさから取られた。
      そして、今回のクーデターをミリア様と鎮圧した功労者だ。

(メイド達)はあぁ?

(メイド長 ふたなり 犬獣人 コアラ)
      そ、そんな素晴らしいお方だったのですか!
      私の魔力回路を見てくださり、信じられないパワーアップをしてくださいました。

(メイド ふたなり 鬼族 ラム)
      わ、私は、そんな方を殺そうとしたのか……(冷汗)

(ふたなり 熊獣人 ヤマト・イスティ男爵)
      今からなぎさを縛っている封印を解く。
      そうすれば、お前たちなど足元にも及ばなくなる。
      俺も安心だ。
      なぎさが本気になれば、俺すら瞬殺だがな。


 そう言うと、なぎさに付いている封印を全て壊した。

(メイド長 ふたなり 犬獣人 コアラ)
      なぎさ様は、希望者には魔力回路をみてくださいます。
      ただ、身体には触れないといけません。肌を見せなければ安全にできません。
      それでも良いという者は申し出てください。
      効果は保証します。
      あと、魔力の使い方の訓練は必要ですが。

(メイド ふたなり 鬼族 ラム)
      わ、私でも、やってもらえるのでしょうか?
      私はなぎさ様を殺そうとしてしまいました。

(メイド長 ふたなり 犬獣人 コアラ)
      私もです。でも、私たちの事を理解してくださり、施術までしてくださいました。
      なぎさ様に相談されるといいでしょう。

(メイド ふたなり 狐獣人 シエラ)
      私、してもらいたいです。

(メイド長 ふたなり 犬獣人 コアラ)
      ならなぎさ様がお目覚めになりましたら、お願いしましょう。


 なぎさ、目覚めたら、大変だぞ(笑)


 
 
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