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第二章前編 勇者召喚、魔王討伐編
勇者の装備は?⑥
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(バレンシア領領主 ビル辺境伯)
ま、まさか……そんな……(真っ青)
(バレンシア辺境伯夫人 カナ)
はぁっ……
(ベテラン娼婦)奥様!!
(バレンシア辺境伯夫人 カナ)
ごめんなさい、眩暈がしただけですわ……(どん引き)
貴方はこの事を……
(ベテラン娼婦)わ、私も今さっき聞きました。
もう血の気が引いています。悪寒と冷汗が止まりません(涙目)
何がなんだか分からないんです、もう死にそうです(半泣)
(なぎさ)でもまぁ、なんだかんだで引き受けちゃったし、今後の目処もね。
後はその、マリア・テレシアさん次第やね。
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
マリア様なら絶対大丈夫ですよ、マスター!!
(なぎさ)だから、戦勝国は存在しない。
お互いの目的というか、落とし所で決着となる。
サタルニア魔王国は魔王討伐によるマリア・テレシアさんの女王即位。
イステリア王国は戦争終結と復興。
こんなとこかな。
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
マスター、女王即位後はもう……
(なぎさ)要請があれば、条件次第で。
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
我が国の復興支援も要請すれば?
(なぎさ)ユエ達と相談してからな。
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
はい、そうですよね……(しょぼん)
(執事長)失礼致します。
旦那様、なぎさ様の奥方と申される方々が来られていますが?
(なぎさ)居ないって言って!
(執事長)はあ?
(シア)誰が居ないんです?な・ぎ・さ・さん♡
(なぎさ)ギクッ!
(ユエ)またバカしたよね、な・ぎ・さ・ちゃん♡
(なぎさ)ぐっ!
(雫・ヤマト)やはり誰か付いていないとダメなんじゃないか?
(近衛騎士団副団長シラン)
目を離すとダメって言ってましたからね。
(リリー)分体、仕込んでないとでも思った?
(フェロ)なんか楽しそうだけど、また無茶したんだって?な・ぎ・さ・ちゃん♡
(フィル)なぎさ、馬鹿。死んだらどうするの。
(レム)ほんと、無茶するよね(ため息)
(なぎさ)あ、あのう……
(ユエ達)全部分かってます!
(なぎさ)ハイ……
(リリー)言ったじゃない、分体から全部分かるって。定期的に入れ替えてるんだからね!
(なぎさ)いつの間に(汗)
(リリー)毎日だよ。魔力の問題からまだ気軽には無理だけど、分体ぐらいなら毎日行き来できる。
もう少しでもっと自由に行き来できるようになるよ。
(なぎさ)性能上げてから小型化なんだ。
(フェロ)ほんとは同時進行の予定だったんだけど……
(シア)何処ぞの馬鹿どもが余計なマネをするから、性能追求に極振りしたんです(ゴミを見る目)
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
ひっ!(涙目)
(なぎさ)繋ぎっぱなしだよね。
(雫・ヤマト)ああ、だから間違いなく来れる。しかし、通過するのに魔力は必要だからな。
毎日来ようと思えば来れるが、魔力を温存したいなら装置の性能を上げた方が良い。
こちらでの商売も視野に入れてるんだろ?
それなら尚更だ。
魔石は高い、価格転嫁してしまうと割り高になる。
(なぎさ)なるほど、流石!
(フィル)なぎさの嫁なら当たり前。
(ユエ)で、衆人環視の中、ガーディアンとの機械姦の青姦の感想は?(ニヤリ)
(なぎさ)刺激的だった、クセになりそう♡って、何言わすねん!
(シア)10日も意識不明になってましたよね。この子達が適切(意味深)な対応してくれたから良かったものの……
ありがとうね、皆んな。
(娼婦たち)どういたしまして!(嬉)
(バレンシア領領主 ビル辺境伯)
あのぅ~……
(なぎさ)あっ!私の嫁たちです。紹介が遅れました。
(近衛騎士団副団長シラン)
こちらの世界は差別偏見があるようなので、僭越ながら、私から。
なぎさの嫁の末席であり、ハイリヒ王国近衛騎士団副団長シラン・リコリスだ。
種族はあなた方と同じ、人族だ。
(ユエ)なぎさの嫁筆頭のユエよ。種族は吸血姫、彼方では"封印されし勇者たち"と呼ばれている1人よ。
(シア)同じく、シア・ハルナです。種族は兎人族、獣人よ。
(フェロ)楽しいこと大好き、同じくフェロ。種族はサキュバス。
(フィル)同じくフィル、ダークエルフ。私はなぎさのもの。
(雫・ヤマト)同じく、雫・ヤマト。ホムンクルスだ。所謂、人型戦闘兵器ってとこかな。
(レム)同じく、レム。鬼族だ。人型物理最終兵器とか物騒なこと言われてるんですよ?どう思います?酷くない?
(なぎさ)それを言うと、"物理最強人型兵器"は姫巫女様だよね。
(シア)ぬがぁぁぁぁっ!姫巫女言うなぁ~!!
(なぎさ)だってなぁ~(ニヤリ)
(なぎさ&フェロ&レム)
姫巫女様!(笑顔)
(シア)ぬおぉぉぉっ!!その笑顔、ムカつくわぁ~!!!(笑)
(リリー)で、同じく私はリリー、スライムよ。諜報で勝てるなら勝ってみな?いつでも相手になるよ(ニヤリ)
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
あわあわあわあわ……(引き攣り)
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
き、き、来たぁ~!ごめんなさいぁ~!!許してください!!(号泣)
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
私の誇るべきマスターの奥方様方です。
シア様は、私の魔力全開の結界を素手で一撃で砕きました。
ちなみに私は第6階梯の使い手です。
どうです?凄いでしょ!私なんて小指も使わず屠られるんですよ?
流石マスターの奥方様方です!(輝く目)
(バレンシア辺境伯夫人 カナ)
ち、因みに"封印されし勇者たち"と言われる方々は……
(なぎさ)全部で12人です。此処に居るのなら、シラン以外は全員です。
(レム)12人全員、なぎさの嫁だけどね。
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
へっ?な、なぎさ様クラスが他に12人……
(なぎさ)いや、同格と言うなら、シランも含めて13人だよ。
(バレンシア領領主 ビル辺境伯)
し、失礼を承知でお聞きしたいのですが、どのぐらいの戦力に相当するのか教えていただければ……
(フェロ)うーん、先の大戦争で、グール1000万体との最終決戦で、12人で約900万体を屠ったかな?
(リリー)違いますよ、フェロ。12人で約995万体です。私たちがカウンターをしましたから、間違いは無いです。
戦闘期間は1日、移動があったんで、離脱組が先をつとめた。
シランを含む12人でスタート、順次離脱、最終的に王都に4人、都市に4人、最奥、自治区に4人。
襲撃数は王都700万体、都市200万体、自治区100万体。
被害は王都が2割壊、都市は半壊、自治区は無傷。
これで分かるかな?
(シア)王都にはなぎさ製武器が多数に匠と化した騎士団達が居たからね。
(近衛騎士団副団長シラン)
水と油の近衛と騎士団が自主的に一致団結したからね。
もはやなぎささんは神だったし(笑)
(雫・ヤマト)値踏みした都市は戦力不足で半壊したが。
(レム)自治区は無茶した馬鹿なぎさが死にかけながら、無傷で守ったからね(ため息)
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
なぎさ様が死にかけた??
(レム)そこの人、魔道士だよね?
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
は、はい!
(レム)なら、ワンランク下の魔法で同ランクの効果を出すにはどうしたら良いか、分かるよね?
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
へっ?そんな事、出来るんですか?それは知らないです。
ランクの壁は越えられないかと……
(ユエ)出来るよ、ランク下の魔法の魔力を極限まで引き上げれば、壁は破れる。
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
そ、それは理論上です!そんな事、無茶苦茶です!術者は死にますよ?身体が崩壊します!
私は……やれと言われたら……もはやこれまでと決死の防衛戦をするなら……多分10発は……
でも、10発打った時点で生還は絶望です。絶望的でなく、絶望です!
生きていたと仮定しても、もう魔道士は出来ないかと……
(レム)その無茶なバカをなぎさは、目、鼻、口、耳から流血しながら数百発ぶっ放したんだよねぇ……
しかも4種同時発動。限界突破の3重掛けでね、バカじゃん(ため息)
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
げ、限界突破!それ、命と引き換えの最終手段ですよ!それを3重掛け?無茶苦茶だぁ~!!
完全に特攻じゃないですか?
というより、私、2重掛けされた時点で死にます。持って十数秒です!(冷汗)
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
今生きているという事は……
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
生還した……と……
(なぎさ)あはは、めっちゃ怒られたけどね(テヘッ)
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
"テヘッ"じゃないです!"テヘッ"じゃ!!
(ユエ)もっと言ってやって!!それだけじゃないんだから!
(シア)私の故郷の自治区でも、技術開発に不眠不休で1ヶ月、魔法陣の作成をするんだし(ため息)
(リリー)それも無茶苦茶だよね。重ね掛けすること十数陣、暴走する度に暴発防止に体内に取り込み魔力で抑え込む。
完成した後、7日間だっけ?寝込んだの??
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
む、無茶苦茶だぁ~!!
魔力暴走は死に繋がる。もし暴走したら、体外に排出しないと死にます!
たしかにそれ以上の魔力で打ち消すことは可能かも知れませんが、
失敗すれば身体が跡形もなく破裂します。即死です!!
しかも十数陣重ね掛けした魔法陣を作動させる魔力なんて、想像がつきません!!
それを暴走したら、暴発阻止に体内に取り込み相殺させる?
頭おかしいですよ!死にますよ!即死ですよ!!
(ユエ)だから、魔力回路がズタズタになって、7日間意識不明。回路再構築に7日かかったよ。
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
魔力回路、再構築できるんだ……そうなんだ……(死んだ目)
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
流石マスター!奥方様方も凄い!!
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
お前、また思考放棄したな!
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
何ほざいてんです?マスターですよ?(真顔)
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
ダメだ、もはや何が普通か分からない(半泣)
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
私、生まれてきてごめんなさい。
こんな程度で王国筆頭魔道士だって……どんなツラして寝言ほざいてるんだろ??(遠い目)
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
サナ!比べちゃダメ!比べちゃダメよ!貴方は王国最強、筆頭魔道士なんだよ!!
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
この程度で?笑っちゃうわ(黄昏)
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
黄昏るな!それを言うなら、俺はキトラマリエの全力の結界を一撃では破れん!
比べる相手を間違えるな!
(バレンシア領領主 ビル辺境伯)
・・・(絶句)
(バレンシア辺境伯夫人 カナ)
・・・(真っ青)
(娼婦たち)・・・(どん引き)
(ユエ)で?王国の?復興支援を?約束した?と?(感情の消えた目)
(なぎさ)ひっ!してましぇん!してましぇん!約束なんて、してましぇん!(涙目)
ユエ達と相談してからって言いました(半泣)
(シア)よしよし、偉い偉い♡
(フィル)なぎさ、成長した。
(フェロ)やっと、それはブレーキが掛かるようになったか(ため息)
(娼婦①)あのなぎさ様が……
(娼婦②)尻に敷かれている……
(ベテラン娼婦)震えが止まらないのは私だけ?
一斉に首を振る娼婦たち。
(ユエ)まぁ、好きにすれば良いよ。私たちも手伝うだけだし。
で、どうするの?
(なぎさ)まだ決めてない。
(シア)ありゃ、珍しいですね、なぎささん。
(フィル)何かあった?
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
無いです、無いです、誓って無いです!(涙目)
(なぎさ)えっ?
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
えぇぇぇっ!!!なんかやらかしました?なんかやっちゃってますか?(半泣)
(なぎさ)此処に召喚した(ボソっ)
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
そ、そこぉぉぉっ!(涙目)
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
でも、召喚が無ければ、マスターと出逢えなかった(しゅん)
勝手だけど、おかげで命を預けてお支えするお方が見つかった。私は幸せ。
(シア)ドM?
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
ドMでも、下僕でも、奴隷でも、好きに言えば良い。
そこまで思えるお方と出逢えたことが至福!
(フェロ)あゝ……やっちゃってるね。
(フィル)なぎさ、人垂らし。
(レム)分かる!その気持ち!!
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
ですよね!(輝く目)
(雫・ヤマト)ダメだこりゃ……使徒爆誕だ(遠い目)
(ユエ)ちゃんと面倒見てあげるのよ、なぎさ。
(なぎさ)ハイ……
(ユエ)色んな意味で、お世話してあげて。こちらの世話は任せるわ(微笑み)
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
恐悦至極!(輝く目)
(シア)色んな意味ね。良い?色んな意味、エロんな意味ね(ニヤリ)
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
それなら、もう……(照)
(フェロ)わぉ!積極的ぃ~!良いねぇ~!!そういう子、好きよ(微笑み)
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
はい!奥方様!(輝く目)
(ベテラン娼婦)わ、私たちも、あははは(汗)
(フェロ)良いんじゃない?色々、エロエロ、お世話してくれてたもんね(笑)ねぇ~ユエさん。
(ユエ)まぁ、甲斐甲斐しい看病を見たからねぇ……この子達なら大丈夫かな。
(娼婦たち)はい!お任せください!!
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
俺たち、どんどん嫌われてないか?(半泣)
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
言わないで、分かっているから(涙目)
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
私……
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
サナ!気をたしかに!私たち、一連托生よ!ずっと3人、一緒だからね(半泣)
(なぎさ)で、ユエ達は……怒りに来たんですね……はい……
(ユエ)それもあるわ。それ以外には装置の状態確認と(ニヤリ)
(シア)生まれましたよ、なぎささん!元気な孫たちが!皆んな女の子でした。名付けて欲しいから、早く帰ってきてって(笑顔)
(なぎさ)分かった!帰ろう(笑顔)
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
えぇぇぇっ!!!そんな……
(なぎさ)孫が生まれて名付け親になる以上に大事なこと?(感情の消えた目)
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
ひっ!(半泣)
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
こんなバカは放っておきましょう、マスター。私も付いて行きます!
(なぎさ)そうか、じゃあ、行こうか(微笑み)
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
わ、私も付いて行きます!
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
わ、私も行くわ!
(シア)首輪のつもりですか(ゴミを見る目)
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
ち、違います。純粋に行きたいのです、なぎさ様の居た世界に。
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
わ、私も"痴女鎧"って言われてるのが気になります。
(なぎさ)好きにすれば?
(ベテラン娼婦)わ、私たちもよろしいですか?
(なぎさ)?良いけど、こっちは大丈夫なん?
(ベテラン娼婦)はい、何日かお暇をいただきます。
(なぎさ)いや、他の人が……
(ベテラン娼婦)あっ!……
(なぎさ)分かった、何人かでグループ作って。タイミング見て順番に行こうか。
(娼婦たち)はい!(輝く目)
(フェロ)お人好しは基本、変わってないか……
(なぎさ)ちなみに何人?
(シア)まだ聞いてない?!
(ベテラン娼婦)ご、50人、あはははは(汗)
(なぎさ)ち、ちなみに何人抜けても?
(ベテラン娼婦)ご、いえ、10人はなんとか……
(なぎさ)分かった、5人1組で。なんだかんだで10回ぐらいは帰るでしょ。
魔王討伐前に済ます。
(ベテラン娼婦)はい!
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
魔王討伐前?ですか?マスター?
(なぎさ)あゝ、即位に関して妨害はあるやろう。本人がその気なら、手伝っても良いって考えているから。
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
マスター!!(輝く目)
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
なぁ、俺たち、生きて帰れるよな?(ボソっ)
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
その心配は無いわ。ただ、イステリア王国が存続できるかが問題よ(ボソっ)
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
私、筆頭魔道士辞めたい。奥方様方の弟子になる(ボソっ)
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
えっ?
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
あの……お願いがあるのですが……
(ユエ)何?
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
わ、私を……私を奥方様方の弟子にしてください!筆頭魔道士辞めます!修行したいです!!
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
えぇぇぇっ!!!(驚)
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
サナ!!(驚)
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
私、まだまだ未熟です、筆頭魔道士失格です。
だから、弟子にしてください!修練したいです!!(祈る時の目)
(ユエ)貴方のレベルはかなり限界まできてるわよ?それ以上を望むなら、一度ぶっ壊して作り直す必要があるけど??
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
はい!構いません!
(ユエ)今の地位を失うよ?ぶっ壊したからって、今以上になる保証はないよ?下手したら、レベル下がるよ?
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
上がる可能性はあるのですよね?
(ユエ)ええ、本人次第だけど。しかも賭けになるよ?
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
やります!賭けでもなんでも、今以上になれる可能性があるなら、やります!!
(ユエ)分かった!途中で投げ出さないなら、教えてあげる。それに途中で辞めたら、確実に今よりレベルは落ちる、いい?
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
はい!(輝く目)
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
お、おい、サナ……
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
じ、じゃあ、わ、私も!
(ユエ)貴方は無理!絶対的な魔力量が少ない。
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
なら、剣技で!
(雫・ヤマト)なら、一度、手合わせを願おうか?
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
はい!
結果……一方的なタコ殴り、全く話にならない。
当たり前だ、相手は戦闘兵器、それが限界突破でチート級。
生身の人間が敵うはずがない。
(雫・ヤマト)まだまだ!
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
はい!
(雫・ヤマト)お前はそんなものか!
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
はい!まだいけます!!
(雫・ヤマト)どうした?もう根をあげたか?
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
まっ、まっ、まっ、まだ、です!
(雫・ヤマト)もう無理だろ?やめておけ。
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
ま、ま、まだ、まだです、ま、まだ……(ガクン)
(なぎさ)どう?
(雫・ヤマト)人間にしてはやるな、折れないなら化ける。
(なぎさ)どうする?
(雫・ヤマト)シゴいてやるか、魔法も使えるだろ?その調整はしてやってくれ。
(なぎさ)どれどれ?
白目を剥いて、失神しているソラを触る。
(なぎさ)あゝ、回路に無駄が多い。この調整だけで、5割は上がる。磨けば倍にはなるな。
(ユエ)磨き担当は私たちね。
(なぎさ)ちなみにサナちゃんおいで(ニヤリ)
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
はい!
(なぎさ)どれどれ、おじ……痛っ!!
(シア)顔がエロいです!(笑)
(なぎさ)酷でぇ~!(笑)
えーっと、これって……
(ユエ)ねっ。
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
あ、あのう……
(ユエ)今から言う事、しっかり聞いてね。
貴方の魔力回路には無駄が多い。
だから、なぎさが回路の無駄を取る。
しかし魔力量が常人と比べて多いから、
制御しきれなかったら、暴発して死ぬ。
でも、制御出来たら、更なる高みへと昇れる。
命の保証は無いけど、やる?
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
はい!やります!!
(ユエ)良い返事よ、着いてきなさいね。
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
はい!
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
マスター、私は?
(なぎさ)ん?えーっと……やる?
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
はい!
(なぎさ)なら言う。命がけ。良い?
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
はい!
(なぎさ)なら、やろう。完成すれば、威力は軽く10倍にはなる。
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
はい!やります!マスター!!(輝く目)
(なぎさ)その代わり、出来なきゃ即死、待ったなし。完成するか、死ぬか、二択しかないよ?
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
はい!必ず完成させます!
(なぎさ)なら、綿密にプログラム組むから、絶対従ってね?
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
はい!!(希望に満ちた目)
(フェロ)で、お兄さんは?
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
へっ?
(レム)あんたはどうするの?近衛騎士団長さん。
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
お、俺?俺……
(フィル)男は腰抜け。
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
なっ!(イラッ)
(レム)一人前に睨んできたよ(笑)手合わせだ、剣でこい。私が砕いてやる(ニヤリ)
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
言わせておけば!!
あゝあ、乗った、乗っちゃった。
結果、物理でフルボッコ。
(レム)こんな程度か。
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
まだ、まだだ、まだ死んでない!!
(レム)威勢だけは良いんだよなぁ~(ニヤッ)
はいはい、フルボッコ!
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
くっ……そおぉぉぉっ!!
(レム)トドメだ!
そう言うと、ベルガーの剣を拳でへし折り、鳩尾に一発決めた。
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
かはっ!……ヒューヒュー……くふっ!ぐっ!……(ガクン)
(なぎさ)どう?
(レム)スタミナはあるんだけどね。打たれ強いし……
(雫・ヤマト)剣技が粗いな、ソラとかいう奴の方が洗練されている。
(レム)動きに無駄が多いよね。
(雫・ヤマト)スタミナとパワーで押し切ってきたタイプね。
歳をとると、一気に落ちるタイプだな。
(バレンシア領領主 ビル辺境伯)
僭越ながら、私も見ていただきたく。
(雫・ヤマト)構わぬ、手合わせ願おう。
雫、接待してるなぁ~。
相手が領主だし、悪い人ではない。逆に名君とみるや、結構丁寧。
(雫・ヤマト)ここだ!ここに打ち込むんだ!
(バレンシア領領主 ビル辺境伯)
はっ!
(雫・ヤマト)もっと早く、流れは止めないで!
(バレンシア領領主 ビル辺境伯)
はい!
(雫・ヤマト)もう一歩踏み込む、踏み込みが甘い!
(バレンシア領領主 ビル辺境伯)
はい!
(雫・ヤマト)連打は止めない!流れるように、繋げて!
(バレンシア領領主 ビル辺境伯)
はっ!
(なぎさ)あのう……大丈夫ですかね?この後、お仕事じゃあ……
(バレンシア辺境伯夫人 カナ)
いいんです。ほら、見てあげください。
まるで子供のようです。
主人は今、楽しくて仕方がないんですよ。
昔を思い出して、滾っていると思います。
出来れば、心ゆくまでお相手をしていただければ(笑顔)
(なぎさ)それなら良いんですが。
あら、倒れましたよ?雫さん。
(バレンシア領領主 ビル辺境伯)
あ、ありがとうございました!
こんなに楽しく振れたのは、生まれて初めてです。
(雫・ヤマト)こちらこそ、熱が入り、無礼した。
(バレンシア領領主 ビル辺境伯)
いえいえ、ありがたきご指導でした。以後、鍛錬に励みます。
(雫・ヤマト)貴方は良き領主とお伺いした。鍛錬はほどほどに、良き治領を願いいたします。
(バレンシア領領主 ビル辺境伯)
はっ!師匠!ありがたきお言葉。(輝く目)
なんかややこしくなってないか?これ。
(なぎさ)分かった!皆んな、魔力回路見るから、順番にね。
あと、訓練は必要になるから、長期離脱が可能な人だけね。
(娼婦たち)はい!(輝く目)
50人全員だな。
がんばれ、なぎさ(笑)
ま、まさか……そんな……(真っ青)
(バレンシア辺境伯夫人 カナ)
はぁっ……
(ベテラン娼婦)奥様!!
(バレンシア辺境伯夫人 カナ)
ごめんなさい、眩暈がしただけですわ……(どん引き)
貴方はこの事を……
(ベテラン娼婦)わ、私も今さっき聞きました。
もう血の気が引いています。悪寒と冷汗が止まりません(涙目)
何がなんだか分からないんです、もう死にそうです(半泣)
(なぎさ)でもまぁ、なんだかんだで引き受けちゃったし、今後の目処もね。
後はその、マリア・テレシアさん次第やね。
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
マリア様なら絶対大丈夫ですよ、マスター!!
(なぎさ)だから、戦勝国は存在しない。
お互いの目的というか、落とし所で決着となる。
サタルニア魔王国は魔王討伐によるマリア・テレシアさんの女王即位。
イステリア王国は戦争終結と復興。
こんなとこかな。
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
マスター、女王即位後はもう……
(なぎさ)要請があれば、条件次第で。
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
我が国の復興支援も要請すれば?
(なぎさ)ユエ達と相談してからな。
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
はい、そうですよね……(しょぼん)
(執事長)失礼致します。
旦那様、なぎさ様の奥方と申される方々が来られていますが?
(なぎさ)居ないって言って!
(執事長)はあ?
(シア)誰が居ないんです?な・ぎ・さ・さん♡
(なぎさ)ギクッ!
(ユエ)またバカしたよね、な・ぎ・さ・ちゃん♡
(なぎさ)ぐっ!
(雫・ヤマト)やはり誰か付いていないとダメなんじゃないか?
(近衛騎士団副団長シラン)
目を離すとダメって言ってましたからね。
(リリー)分体、仕込んでないとでも思った?
(フェロ)なんか楽しそうだけど、また無茶したんだって?な・ぎ・さ・ちゃん♡
(フィル)なぎさ、馬鹿。死んだらどうするの。
(レム)ほんと、無茶するよね(ため息)
(なぎさ)あ、あのう……
(ユエ達)全部分かってます!
(なぎさ)ハイ……
(リリー)言ったじゃない、分体から全部分かるって。定期的に入れ替えてるんだからね!
(なぎさ)いつの間に(汗)
(リリー)毎日だよ。魔力の問題からまだ気軽には無理だけど、分体ぐらいなら毎日行き来できる。
もう少しでもっと自由に行き来できるようになるよ。
(なぎさ)性能上げてから小型化なんだ。
(フェロ)ほんとは同時進行の予定だったんだけど……
(シア)何処ぞの馬鹿どもが余計なマネをするから、性能追求に極振りしたんです(ゴミを見る目)
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
ひっ!(涙目)
(なぎさ)繋ぎっぱなしだよね。
(雫・ヤマト)ああ、だから間違いなく来れる。しかし、通過するのに魔力は必要だからな。
毎日来ようと思えば来れるが、魔力を温存したいなら装置の性能を上げた方が良い。
こちらでの商売も視野に入れてるんだろ?
それなら尚更だ。
魔石は高い、価格転嫁してしまうと割り高になる。
(なぎさ)なるほど、流石!
(フィル)なぎさの嫁なら当たり前。
(ユエ)で、衆人環視の中、ガーディアンとの機械姦の青姦の感想は?(ニヤリ)
(なぎさ)刺激的だった、クセになりそう♡って、何言わすねん!
(シア)10日も意識不明になってましたよね。この子達が適切(意味深)な対応してくれたから良かったものの……
ありがとうね、皆んな。
(娼婦たち)どういたしまして!(嬉)
(バレンシア領領主 ビル辺境伯)
あのぅ~……
(なぎさ)あっ!私の嫁たちです。紹介が遅れました。
(近衛騎士団副団長シラン)
こちらの世界は差別偏見があるようなので、僭越ながら、私から。
なぎさの嫁の末席であり、ハイリヒ王国近衛騎士団副団長シラン・リコリスだ。
種族はあなた方と同じ、人族だ。
(ユエ)なぎさの嫁筆頭のユエよ。種族は吸血姫、彼方では"封印されし勇者たち"と呼ばれている1人よ。
(シア)同じく、シア・ハルナです。種族は兎人族、獣人よ。
(フェロ)楽しいこと大好き、同じくフェロ。種族はサキュバス。
(フィル)同じくフィル、ダークエルフ。私はなぎさのもの。
(雫・ヤマト)同じく、雫・ヤマト。ホムンクルスだ。所謂、人型戦闘兵器ってとこかな。
(レム)同じく、レム。鬼族だ。人型物理最終兵器とか物騒なこと言われてるんですよ?どう思います?酷くない?
(なぎさ)それを言うと、"物理最強人型兵器"は姫巫女様だよね。
(シア)ぬがぁぁぁぁっ!姫巫女言うなぁ~!!
(なぎさ)だってなぁ~(ニヤリ)
(なぎさ&フェロ&レム)
姫巫女様!(笑顔)
(シア)ぬおぉぉぉっ!!その笑顔、ムカつくわぁ~!!!(笑)
(リリー)で、同じく私はリリー、スライムよ。諜報で勝てるなら勝ってみな?いつでも相手になるよ(ニヤリ)
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
あわあわあわあわ……(引き攣り)
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
き、き、来たぁ~!ごめんなさいぁ~!!許してください!!(号泣)
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
私の誇るべきマスターの奥方様方です。
シア様は、私の魔力全開の結界を素手で一撃で砕きました。
ちなみに私は第6階梯の使い手です。
どうです?凄いでしょ!私なんて小指も使わず屠られるんですよ?
流石マスターの奥方様方です!(輝く目)
(バレンシア辺境伯夫人 カナ)
ち、因みに"封印されし勇者たち"と言われる方々は……
(なぎさ)全部で12人です。此処に居るのなら、シラン以外は全員です。
(レム)12人全員、なぎさの嫁だけどね。
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
へっ?な、なぎさ様クラスが他に12人……
(なぎさ)いや、同格と言うなら、シランも含めて13人だよ。
(バレンシア領領主 ビル辺境伯)
し、失礼を承知でお聞きしたいのですが、どのぐらいの戦力に相当するのか教えていただければ……
(フェロ)うーん、先の大戦争で、グール1000万体との最終決戦で、12人で約900万体を屠ったかな?
(リリー)違いますよ、フェロ。12人で約995万体です。私たちがカウンターをしましたから、間違いは無いです。
戦闘期間は1日、移動があったんで、離脱組が先をつとめた。
シランを含む12人でスタート、順次離脱、最終的に王都に4人、都市に4人、最奥、自治区に4人。
襲撃数は王都700万体、都市200万体、自治区100万体。
被害は王都が2割壊、都市は半壊、自治区は無傷。
これで分かるかな?
(シア)王都にはなぎさ製武器が多数に匠と化した騎士団達が居たからね。
(近衛騎士団副団長シラン)
水と油の近衛と騎士団が自主的に一致団結したからね。
もはやなぎささんは神だったし(笑)
(雫・ヤマト)値踏みした都市は戦力不足で半壊したが。
(レム)自治区は無茶した馬鹿なぎさが死にかけながら、無傷で守ったからね(ため息)
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
なぎさ様が死にかけた??
(レム)そこの人、魔道士だよね?
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
は、はい!
(レム)なら、ワンランク下の魔法で同ランクの効果を出すにはどうしたら良いか、分かるよね?
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
へっ?そんな事、出来るんですか?それは知らないです。
ランクの壁は越えられないかと……
(ユエ)出来るよ、ランク下の魔法の魔力を極限まで引き上げれば、壁は破れる。
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
そ、それは理論上です!そんな事、無茶苦茶です!術者は死にますよ?身体が崩壊します!
私は……やれと言われたら……もはやこれまでと決死の防衛戦をするなら……多分10発は……
でも、10発打った時点で生還は絶望です。絶望的でなく、絶望です!
生きていたと仮定しても、もう魔道士は出来ないかと……
(レム)その無茶なバカをなぎさは、目、鼻、口、耳から流血しながら数百発ぶっ放したんだよねぇ……
しかも4種同時発動。限界突破の3重掛けでね、バカじゃん(ため息)
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
げ、限界突破!それ、命と引き換えの最終手段ですよ!それを3重掛け?無茶苦茶だぁ~!!
完全に特攻じゃないですか?
というより、私、2重掛けされた時点で死にます。持って十数秒です!(冷汗)
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
今生きているという事は……
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
生還した……と……
(なぎさ)あはは、めっちゃ怒られたけどね(テヘッ)
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
"テヘッ"じゃないです!"テヘッ"じゃ!!
(ユエ)もっと言ってやって!!それだけじゃないんだから!
(シア)私の故郷の自治区でも、技術開発に不眠不休で1ヶ月、魔法陣の作成をするんだし(ため息)
(リリー)それも無茶苦茶だよね。重ね掛けすること十数陣、暴走する度に暴発防止に体内に取り込み魔力で抑え込む。
完成した後、7日間だっけ?寝込んだの??
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
む、無茶苦茶だぁ~!!
魔力暴走は死に繋がる。もし暴走したら、体外に排出しないと死にます!
たしかにそれ以上の魔力で打ち消すことは可能かも知れませんが、
失敗すれば身体が跡形もなく破裂します。即死です!!
しかも十数陣重ね掛けした魔法陣を作動させる魔力なんて、想像がつきません!!
それを暴走したら、暴発阻止に体内に取り込み相殺させる?
頭おかしいですよ!死にますよ!即死ですよ!!
(ユエ)だから、魔力回路がズタズタになって、7日間意識不明。回路再構築に7日かかったよ。
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
魔力回路、再構築できるんだ……そうなんだ……(死んだ目)
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
流石マスター!奥方様方も凄い!!
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
お前、また思考放棄したな!
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
何ほざいてんです?マスターですよ?(真顔)
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
ダメだ、もはや何が普通か分からない(半泣)
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
私、生まれてきてごめんなさい。
こんな程度で王国筆頭魔道士だって……どんなツラして寝言ほざいてるんだろ??(遠い目)
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
サナ!比べちゃダメ!比べちゃダメよ!貴方は王国最強、筆頭魔道士なんだよ!!
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
この程度で?笑っちゃうわ(黄昏)
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
黄昏るな!それを言うなら、俺はキトラマリエの全力の結界を一撃では破れん!
比べる相手を間違えるな!
(バレンシア領領主 ビル辺境伯)
・・・(絶句)
(バレンシア辺境伯夫人 カナ)
・・・(真っ青)
(娼婦たち)・・・(どん引き)
(ユエ)で?王国の?復興支援を?約束した?と?(感情の消えた目)
(なぎさ)ひっ!してましぇん!してましぇん!約束なんて、してましぇん!(涙目)
ユエ達と相談してからって言いました(半泣)
(シア)よしよし、偉い偉い♡
(フィル)なぎさ、成長した。
(フェロ)やっと、それはブレーキが掛かるようになったか(ため息)
(娼婦①)あのなぎさ様が……
(娼婦②)尻に敷かれている……
(ベテラン娼婦)震えが止まらないのは私だけ?
一斉に首を振る娼婦たち。
(ユエ)まぁ、好きにすれば良いよ。私たちも手伝うだけだし。
で、どうするの?
(なぎさ)まだ決めてない。
(シア)ありゃ、珍しいですね、なぎささん。
(フィル)何かあった?
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
無いです、無いです、誓って無いです!(涙目)
(なぎさ)えっ?
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
えぇぇぇっ!!!なんかやらかしました?なんかやっちゃってますか?(半泣)
(なぎさ)此処に召喚した(ボソっ)
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
そ、そこぉぉぉっ!(涙目)
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
でも、召喚が無ければ、マスターと出逢えなかった(しゅん)
勝手だけど、おかげで命を預けてお支えするお方が見つかった。私は幸せ。
(シア)ドM?
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
ドMでも、下僕でも、奴隷でも、好きに言えば良い。
そこまで思えるお方と出逢えたことが至福!
(フェロ)あゝ……やっちゃってるね。
(フィル)なぎさ、人垂らし。
(レム)分かる!その気持ち!!
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
ですよね!(輝く目)
(雫・ヤマト)ダメだこりゃ……使徒爆誕だ(遠い目)
(ユエ)ちゃんと面倒見てあげるのよ、なぎさ。
(なぎさ)ハイ……
(ユエ)色んな意味で、お世話してあげて。こちらの世話は任せるわ(微笑み)
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
恐悦至極!(輝く目)
(シア)色んな意味ね。良い?色んな意味、エロんな意味ね(ニヤリ)
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
それなら、もう……(照)
(フェロ)わぉ!積極的ぃ~!良いねぇ~!!そういう子、好きよ(微笑み)
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
はい!奥方様!(輝く目)
(ベテラン娼婦)わ、私たちも、あははは(汗)
(フェロ)良いんじゃない?色々、エロエロ、お世話してくれてたもんね(笑)ねぇ~ユエさん。
(ユエ)まぁ、甲斐甲斐しい看病を見たからねぇ……この子達なら大丈夫かな。
(娼婦たち)はい!お任せください!!
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
俺たち、どんどん嫌われてないか?(半泣)
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
言わないで、分かっているから(涙目)
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
私……
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
サナ!気をたしかに!私たち、一連托生よ!ずっと3人、一緒だからね(半泣)
(なぎさ)で、ユエ達は……怒りに来たんですね……はい……
(ユエ)それもあるわ。それ以外には装置の状態確認と(ニヤリ)
(シア)生まれましたよ、なぎささん!元気な孫たちが!皆んな女の子でした。名付けて欲しいから、早く帰ってきてって(笑顔)
(なぎさ)分かった!帰ろう(笑顔)
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
えぇぇぇっ!!!そんな……
(なぎさ)孫が生まれて名付け親になる以上に大事なこと?(感情の消えた目)
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
ひっ!(半泣)
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
こんなバカは放っておきましょう、マスター。私も付いて行きます!
(なぎさ)そうか、じゃあ、行こうか(微笑み)
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
わ、私も付いて行きます!
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
わ、私も行くわ!
(シア)首輪のつもりですか(ゴミを見る目)
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
ち、違います。純粋に行きたいのです、なぎさ様の居た世界に。
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
わ、私も"痴女鎧"って言われてるのが気になります。
(なぎさ)好きにすれば?
(ベテラン娼婦)わ、私たちもよろしいですか?
(なぎさ)?良いけど、こっちは大丈夫なん?
(ベテラン娼婦)はい、何日かお暇をいただきます。
(なぎさ)いや、他の人が……
(ベテラン娼婦)あっ!……
(なぎさ)分かった、何人かでグループ作って。タイミング見て順番に行こうか。
(娼婦たち)はい!(輝く目)
(フェロ)お人好しは基本、変わってないか……
(なぎさ)ちなみに何人?
(シア)まだ聞いてない?!
(ベテラン娼婦)ご、50人、あはははは(汗)
(なぎさ)ち、ちなみに何人抜けても?
(ベテラン娼婦)ご、いえ、10人はなんとか……
(なぎさ)分かった、5人1組で。なんだかんだで10回ぐらいは帰るでしょ。
魔王討伐前に済ます。
(ベテラン娼婦)はい!
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
魔王討伐前?ですか?マスター?
(なぎさ)あゝ、即位に関して妨害はあるやろう。本人がその気なら、手伝っても良いって考えているから。
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
マスター!!(輝く目)
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
なぁ、俺たち、生きて帰れるよな?(ボソっ)
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
その心配は無いわ。ただ、イステリア王国が存続できるかが問題よ(ボソっ)
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
私、筆頭魔道士辞めたい。奥方様方の弟子になる(ボソっ)
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
えっ?
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
あの……お願いがあるのですが……
(ユエ)何?
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
わ、私を……私を奥方様方の弟子にしてください!筆頭魔道士辞めます!修行したいです!!
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
えぇぇぇっ!!!(驚)
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
サナ!!(驚)
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
私、まだまだ未熟です、筆頭魔道士失格です。
だから、弟子にしてください!修練したいです!!(祈る時の目)
(ユエ)貴方のレベルはかなり限界まできてるわよ?それ以上を望むなら、一度ぶっ壊して作り直す必要があるけど??
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
はい!構いません!
(ユエ)今の地位を失うよ?ぶっ壊したからって、今以上になる保証はないよ?下手したら、レベル下がるよ?
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
上がる可能性はあるのですよね?
(ユエ)ええ、本人次第だけど。しかも賭けになるよ?
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
やります!賭けでもなんでも、今以上になれる可能性があるなら、やります!!
(ユエ)分かった!途中で投げ出さないなら、教えてあげる。それに途中で辞めたら、確実に今よりレベルは落ちる、いい?
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
はい!(輝く目)
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
お、おい、サナ……
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
じ、じゃあ、わ、私も!
(ユエ)貴方は無理!絶対的な魔力量が少ない。
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
なら、剣技で!
(雫・ヤマト)なら、一度、手合わせを願おうか?
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
はい!
結果……一方的なタコ殴り、全く話にならない。
当たり前だ、相手は戦闘兵器、それが限界突破でチート級。
生身の人間が敵うはずがない。
(雫・ヤマト)まだまだ!
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
はい!
(雫・ヤマト)お前はそんなものか!
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
はい!まだいけます!!
(雫・ヤマト)どうした?もう根をあげたか?
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
まっ、まっ、まっ、まだ、です!
(雫・ヤマト)もう無理だろ?やめておけ。
(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
ま、ま、まだ、まだです、ま、まだ……(ガクン)
(なぎさ)どう?
(雫・ヤマト)人間にしてはやるな、折れないなら化ける。
(なぎさ)どうする?
(雫・ヤマト)シゴいてやるか、魔法も使えるだろ?その調整はしてやってくれ。
(なぎさ)どれどれ?
白目を剥いて、失神しているソラを触る。
(なぎさ)あゝ、回路に無駄が多い。この調整だけで、5割は上がる。磨けば倍にはなるな。
(ユエ)磨き担当は私たちね。
(なぎさ)ちなみにサナちゃんおいで(ニヤリ)
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
はい!
(なぎさ)どれどれ、おじ……痛っ!!
(シア)顔がエロいです!(笑)
(なぎさ)酷でぇ~!(笑)
えーっと、これって……
(ユエ)ねっ。
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
あ、あのう……
(ユエ)今から言う事、しっかり聞いてね。
貴方の魔力回路には無駄が多い。
だから、なぎさが回路の無駄を取る。
しかし魔力量が常人と比べて多いから、
制御しきれなかったら、暴発して死ぬ。
でも、制御出来たら、更なる高みへと昇れる。
命の保証は無いけど、やる?
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
はい!やります!!
(ユエ)良い返事よ、着いてきなさいね。
(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
はい!
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
マスター、私は?
(なぎさ)ん?えーっと……やる?
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
はい!
(なぎさ)なら言う。命がけ。良い?
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
はい!
(なぎさ)なら、やろう。完成すれば、威力は軽く10倍にはなる。
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
はい!やります!マスター!!(輝く目)
(なぎさ)その代わり、出来なきゃ即死、待ったなし。完成するか、死ぬか、二択しかないよ?
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
はい!必ず完成させます!
(なぎさ)なら、綿密にプログラム組むから、絶対従ってね?
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
はい!!(希望に満ちた目)
(フェロ)で、お兄さんは?
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
へっ?
(レム)あんたはどうするの?近衛騎士団長さん。
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
お、俺?俺……
(フィル)男は腰抜け。
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
なっ!(イラッ)
(レム)一人前に睨んできたよ(笑)手合わせだ、剣でこい。私が砕いてやる(ニヤリ)
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
言わせておけば!!
あゝあ、乗った、乗っちゃった。
結果、物理でフルボッコ。
(レム)こんな程度か。
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
まだ、まだだ、まだ死んでない!!
(レム)威勢だけは良いんだよなぁ~(ニヤッ)
はいはい、フルボッコ!
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
くっ……そおぉぉぉっ!!
(レム)トドメだ!
そう言うと、ベルガーの剣を拳でへし折り、鳩尾に一発決めた。
(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
かはっ!……ヒューヒュー……くふっ!ぐっ!……(ガクン)
(なぎさ)どう?
(レム)スタミナはあるんだけどね。打たれ強いし……
(雫・ヤマト)剣技が粗いな、ソラとかいう奴の方が洗練されている。
(レム)動きに無駄が多いよね。
(雫・ヤマト)スタミナとパワーで押し切ってきたタイプね。
歳をとると、一気に落ちるタイプだな。
(バレンシア領領主 ビル辺境伯)
僭越ながら、私も見ていただきたく。
(雫・ヤマト)構わぬ、手合わせ願おう。
雫、接待してるなぁ~。
相手が領主だし、悪い人ではない。逆に名君とみるや、結構丁寧。
(雫・ヤマト)ここだ!ここに打ち込むんだ!
(バレンシア領領主 ビル辺境伯)
はっ!
(雫・ヤマト)もっと早く、流れは止めないで!
(バレンシア領領主 ビル辺境伯)
はい!
(雫・ヤマト)もう一歩踏み込む、踏み込みが甘い!
(バレンシア領領主 ビル辺境伯)
はい!
(雫・ヤマト)連打は止めない!流れるように、繋げて!
(バレンシア領領主 ビル辺境伯)
はっ!
(なぎさ)あのう……大丈夫ですかね?この後、お仕事じゃあ……
(バレンシア辺境伯夫人 カナ)
いいんです。ほら、見てあげください。
まるで子供のようです。
主人は今、楽しくて仕方がないんですよ。
昔を思い出して、滾っていると思います。
出来れば、心ゆくまでお相手をしていただければ(笑顔)
(なぎさ)それなら良いんですが。
あら、倒れましたよ?雫さん。
(バレンシア領領主 ビル辺境伯)
あ、ありがとうございました!
こんなに楽しく振れたのは、生まれて初めてです。
(雫・ヤマト)こちらこそ、熱が入り、無礼した。
(バレンシア領領主 ビル辺境伯)
いえいえ、ありがたきご指導でした。以後、鍛錬に励みます。
(雫・ヤマト)貴方は良き領主とお伺いした。鍛錬はほどほどに、良き治領を願いいたします。
(バレンシア領領主 ビル辺境伯)
はっ!師匠!ありがたきお言葉。(輝く目)
なんかややこしくなってないか?これ。
(なぎさ)分かった!皆んな、魔力回路見るから、順番にね。
あと、訓練は必要になるから、長期離脱が可能な人だけね。
(娼婦たち)はい!(輝く目)
50人全員だな。
がんばれ、なぎさ(笑)
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突然公園で目覚めた青年「優心」は身辺状況の記憶をすべて忘れていた。分かるのは自分の名前と剣道の経験、常識くらいだった。
その公園を通りすがった「七瀬 椿」に話しかけてからこの物語は幕を開ける。
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そして....彼の身体は大丈夫なのか!?
俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。
貞操逆転世界に無職20歳男で転生したので自由に生きます!
やまいし
ファンタジー
自分が書きたいことを詰めこみました。掲示板あり
目覚めると20歳無職だった主人公。
転生したのは男女の貞操観念が逆転&男女比が1:100の可笑しな世界だった。
”好きなことをしよう”と思ったは良いものの無一文。
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――そうだ!えちえち自撮りでお金を稼ごう!
こうして彼の転生生活が幕を開けた。
【R-18】寝取られが合法の世界に転生したので種付け師としてヤりまくる
そーだえんそ
ファンタジー
特に夢を持たないままブラック企業へ就職し働きすぎで過労死してしまった男は、異世界へと転生した。
転生した世界ではなんと「種付け師」という、寝取ることを専門にした役職が存在していた。
フールとして新たな人生をはじめた男は「種付け師」となってヤりまくる生活を送ることに!
※♡喘ぎあり
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【R18】抑圧された真面目男が異世界でハメを外してハメまくる話
黒丸
ファンタジー
※大変アダルトな内容です。
※最初の方は、女の子が不潔な意味で汚いです。苦手な方はご注意ください。
矢島九郎は真面目に生きてきた。
文武の両道に勤め、人の模範となるべく身を慎んで行いを正しくし生きてきた。
友人達と遊んでも節度を保ち、女子に告白されても断った。
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人生がぜんっぜん楽しくない!
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仲間と遊んではしゃぎ回り、自由気ままに暴力をふるい、かわいい娘がいれば後腐れなくエッチしたい。
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新歓でどうはしゃいだらいいかわからない。
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自分を変える切欠が欲しいと、ものすごく控えめなお願いをしたら、男が存在しないどころか男の概念すらない異世界に飛ばされました。
そんな彼が、欲望の赴くままにハメを外しまくる話。
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