気持ち悪い令嬢

王太子様はちょっとお馬鹿で素直な子が好きだと言うので、そんなふりを続けていました。
王太子様の婚約者である令嬢は、素晴らしい王妃になれる素質はありそうだけど、王太子様に気に入られる努力はしていない様子。
私でなくても、誰かに取られるのなんて時間の問題でした。
私は順調に王太子様に気に入られていき、ついにプロポーズされました。
ですが、少しおかしなことが起こりました。王太子の婚約者である令嬢の様子が変わったのです。まるで別人のように。
24h.ポイント 7pt
0
小説 37,050 位 / 185,523件 ファンタジー 5,601 位 / 42,581件