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第七章 復讐と裏切りの円舞曲(ワルツ)
第340話 救出
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とは言え、無鉄砲に歩き回っても無駄に時間を取られるだけだし、どうするべきか……
「キュ? キュ、キュキュゥ!」
「ん、どうしたの、リース?」
そんな事を考えていると、シャーリーの腰のポーチから上半身だけ飛び出したリースが、壁の向こうを指差しながら大きな鳴き声を上げる。
(パパ! 向こうの方から、沢山の人達の気配が!)
魔力の扱いが未熟な俺では、リースと同じ感覚を共有できず途方に暮れるが、魔力探知の得意なクルスなら、何かつかめるかも。
(クルス、リースの指差す方向から、何か感じないか?)
「あちら、ですか? ……微弱ですが、魔力の流れと、沢山の人達の気配が」
(たぶん、さらわれた人達だ! クルス、道案内、頼めるか?)
「ちょっとまって! トオル、貴方もしかして、リースの言葉がわかるの?」
雪崩式に話が進む中、一人置いてけぼりのシャーリーが、戸惑いながら話を止める。薄々感づいてはいたけど、シャーリーにはやっぱり、リースの声が聞こえていないんだな。
(あー、それについては、後にしないか?)
ただ、今語るには時間が足りないと思い、俺がそっと話をそらすと、不機嫌ながらもシャーリーは俺の言葉に納得してくれる。
「……そうね。見張りの交代が来てもまずいし、今は先に進みましょ。トオル、後でちゃんと説明しなさいよ」
(わかってるって。それじゃクルス、改めてよろしく頼む)
「かしこまりました」
慎重に進むクルスの後ろを、俺とシャーリーが続いて歩くが、盗賊の根城のはずなのに、やはり敵の数は少ない。たまに見かける見張りの男達からも、皆やる気が感じられず、あっさりと奥へ奥へと進んでいける。
余裕であくびが出来るほど、この場所が見つからない自信があるのか、それとも全て罠なのか……
「そんなに心配しなくても、大丈夫よ」
最悪の事態を想定しながら周囲に気を配っていると、背中にいるシャーリーから小声で声をかけられる。
(もしかして俺、顔に出てる?)
「罠かも罠かもって、心の声が聞こえてきてる」
「キュ!」
命をかけた戦いだからこそ、俺に出来ることをずっとずっと探しているわけで、それだけで何もかもが不安に思えてしまう。
そもそも、俺は鞘の中にいるのだから表情が見えるはずもなく、そんな事を考える余裕もないほど、心の中で焦っているのだろう。その焦りは彼女の心に伝わって、新たな不穏を生み出していた。
頑張る気持ちも大切だけど、独りよがりで突っ走るのは相手に負担をかけるだけで、それでは本末転倒なのだ。
「不意打ちには慣れてるんだから、もっと私を信用しなさい」
(……そうだな、ごめん)
不意打ちに慣れるような生き方はともかく、相手を信じてこそのパートナー同士。俺はまた、それを忘れていたようだ。
「シャーロットさんは贅沢ですね。こんなにも、トオル様に愛されているのに」
「だからこそ、トオルに負担をかけたくないのよ。クルスにも、わかるでしょ?」
「そうですね。トオル様がずっしりと、大きく腰を据えていられるよう、私ももっと強くならないと」
優しい気持ちに慣れていない胸の奥が、暖かな二人の言葉を聞いてズキリと痛む。心の中の感謝の気持を、もっともっと返さないとと、熱いものがこみ上げてきた。
「ほら、いちいち考え込まないの。トオルの面倒くさい所は、そこよ」
(ごめん)
「トオル様は本当に、素直でかわいいですね」
「キュ!」
呆れ返るシャーリーの口調に自然と俺が謝ってしまうと、前を歩くクルスから笑い声が漏れ聞こえてくる。そこにリースの鳴き声も加わって、ちょっとだけ左右の頬も熱くなった。
直後、シャーリーの肩が突然こわばると、二人は瞬時に左右へと分かれ、音を立てぬよう静かに壁に張り付く。目の前にある壁のおかげで、俺にはほとんど何も見えないが、目的の場所へと無事たどり着いたらしい。
俺の目から見えるのは、見張りが一人いるだけか。
「トオル、クロエちゃんがいる」
しかも、部屋の奥にはクロエちゃんがいるらしく、二人は首を縦に振ると、躊躇なく部屋の中へと躍り込んだ。
最初に飛び込んだのはシャーロット。彼女が俺を鞘から抜こうとした瞬間、ローブを着込んだ三人の男たちが俺の視界に入ってくる。シャーリーに気づいた三人組が、部屋の奥へと両手を同時にかざした瞬間、反対方向から駆け抜けたクルスが男たちの視界に入る。
「サラマンダー! 我等が驚異を、灼熱の牙にて屠れ!!」
目の前に現れた二人目の侵入者に、二重の意味で不意を突かれた魔術師達は、魔法陣を完成させること無くスクルドの両手に引き裂かれる。三人まとめてバツの字を刻まれ、炎によって半裸になった男達は、それぞれ仰向けに倒れ込んだ。
そしてこちらも、小さなお子様たちの精神面を考慮して、目の前の男をみねうちで気絶させる。俺の体って本来両刃だけど、魔力の通し方一つで切れ味が変わるなんて、聖剣ってほんと便利だよな。
「……つるぎ、さん? つるぎさんだ!」
聞き覚えのある、舌っ足らずな女の子の声の方へと視線を向けると、沢山の人達が部屋の隅に至るまで監禁されている。一目見る限り、酷い外傷を受けている様子はなさそうだが、頬が痩せこけている者も多く、待遇の悪さを思い知らされる。しかも、この部屋にいる人数は、軽く見積もって三十はくだらなく、何のために彼らを連れてきたのか、全くもって理解が出来ない。
そして、俺の気配に引き寄せられるよう一心不乱に走り出したクロエちゃんは、背中に縛られた両手のおかげで途中でバランスを崩し、前のめりに倒れ込んだ。
(「く、クロエちゃん!?」)
「うぅ、だいじょうぶ。クロエ、なかない」
盛大にヘッドスライディングをかましたクロエちゃんの姿に焦った俺達二人は、言葉をハモらせながら彼女の隣へと駆けつける。歯を食いしばり、気丈に顔を上げる幼女の姿に、俺はほっこりとした笑みを浮かべた。
それと同時にシャーリーは、彼女の腕の縄を解くと、ゆっくりと体を起き上がらせる。真っ赤な擦り傷を右膝に作りながらも、涙を浮かべる事のなかったクロエちゃんに対し、称賛の拍手を俺は贈りたかった。
しかし、周りの皆の視線が痛いというか、明らかに不審な目で見られてるよな。それも当然か、幼い見た目の女の子二人が、急に部屋に飛び込んできた挙げ句、鮮やかな手並みで見張り四人を倒したのだ。二人がいったい何者なのか、ここにいる皆が警戒するのは当たり前のことだと思う。
「私達二人は、ギルドの依頼で皆様を助けに参りました。これから複数のパーティーが増援としてやって来ますので、ご安心ください」
そこでクルスは、警戒心の塊となった人々を安心させるため、丁寧な言葉づかいで簡単に俺達の説明をする。若干嘘が混じっているが、王女とか女神とか王国騎士団なんて言葉を出すより遥かにマシか。そんな単語を出したら、余計に皆が混乱するだけだもんな。
クルスの話を聞いただけで喜んでる人もいるし、後は、天道達が来るのを待つだけか。
「キュ? キュ、キュキュゥ!」
「ん、どうしたの、リース?」
そんな事を考えていると、シャーリーの腰のポーチから上半身だけ飛び出したリースが、壁の向こうを指差しながら大きな鳴き声を上げる。
(パパ! 向こうの方から、沢山の人達の気配が!)
魔力の扱いが未熟な俺では、リースと同じ感覚を共有できず途方に暮れるが、魔力探知の得意なクルスなら、何かつかめるかも。
(クルス、リースの指差す方向から、何か感じないか?)
「あちら、ですか? ……微弱ですが、魔力の流れと、沢山の人達の気配が」
(たぶん、さらわれた人達だ! クルス、道案内、頼めるか?)
「ちょっとまって! トオル、貴方もしかして、リースの言葉がわかるの?」
雪崩式に話が進む中、一人置いてけぼりのシャーリーが、戸惑いながら話を止める。薄々感づいてはいたけど、シャーリーにはやっぱり、リースの声が聞こえていないんだな。
(あー、それについては、後にしないか?)
ただ、今語るには時間が足りないと思い、俺がそっと話をそらすと、不機嫌ながらもシャーリーは俺の言葉に納得してくれる。
「……そうね。見張りの交代が来てもまずいし、今は先に進みましょ。トオル、後でちゃんと説明しなさいよ」
(わかってるって。それじゃクルス、改めてよろしく頼む)
「かしこまりました」
慎重に進むクルスの後ろを、俺とシャーリーが続いて歩くが、盗賊の根城のはずなのに、やはり敵の数は少ない。たまに見かける見張りの男達からも、皆やる気が感じられず、あっさりと奥へ奥へと進んでいける。
余裕であくびが出来るほど、この場所が見つからない自信があるのか、それとも全て罠なのか……
「そんなに心配しなくても、大丈夫よ」
最悪の事態を想定しながら周囲に気を配っていると、背中にいるシャーリーから小声で声をかけられる。
(もしかして俺、顔に出てる?)
「罠かも罠かもって、心の声が聞こえてきてる」
「キュ!」
命をかけた戦いだからこそ、俺に出来ることをずっとずっと探しているわけで、それだけで何もかもが不安に思えてしまう。
そもそも、俺は鞘の中にいるのだから表情が見えるはずもなく、そんな事を考える余裕もないほど、心の中で焦っているのだろう。その焦りは彼女の心に伝わって、新たな不穏を生み出していた。
頑張る気持ちも大切だけど、独りよがりで突っ走るのは相手に負担をかけるだけで、それでは本末転倒なのだ。
「不意打ちには慣れてるんだから、もっと私を信用しなさい」
(……そうだな、ごめん)
不意打ちに慣れるような生き方はともかく、相手を信じてこそのパートナー同士。俺はまた、それを忘れていたようだ。
「シャーロットさんは贅沢ですね。こんなにも、トオル様に愛されているのに」
「だからこそ、トオルに負担をかけたくないのよ。クルスにも、わかるでしょ?」
「そうですね。トオル様がずっしりと、大きく腰を据えていられるよう、私ももっと強くならないと」
優しい気持ちに慣れていない胸の奥が、暖かな二人の言葉を聞いてズキリと痛む。心の中の感謝の気持を、もっともっと返さないとと、熱いものがこみ上げてきた。
「ほら、いちいち考え込まないの。トオルの面倒くさい所は、そこよ」
(ごめん)
「トオル様は本当に、素直でかわいいですね」
「キュ!」
呆れ返るシャーリーの口調に自然と俺が謝ってしまうと、前を歩くクルスから笑い声が漏れ聞こえてくる。そこにリースの鳴き声も加わって、ちょっとだけ左右の頬も熱くなった。
直後、シャーリーの肩が突然こわばると、二人は瞬時に左右へと分かれ、音を立てぬよう静かに壁に張り付く。目の前にある壁のおかげで、俺にはほとんど何も見えないが、目的の場所へと無事たどり着いたらしい。
俺の目から見えるのは、見張りが一人いるだけか。
「トオル、クロエちゃんがいる」
しかも、部屋の奥にはクロエちゃんがいるらしく、二人は首を縦に振ると、躊躇なく部屋の中へと躍り込んだ。
最初に飛び込んだのはシャーロット。彼女が俺を鞘から抜こうとした瞬間、ローブを着込んだ三人の男たちが俺の視界に入ってくる。シャーリーに気づいた三人組が、部屋の奥へと両手を同時にかざした瞬間、反対方向から駆け抜けたクルスが男たちの視界に入る。
「サラマンダー! 我等が驚異を、灼熱の牙にて屠れ!!」
目の前に現れた二人目の侵入者に、二重の意味で不意を突かれた魔術師達は、魔法陣を完成させること無くスクルドの両手に引き裂かれる。三人まとめてバツの字を刻まれ、炎によって半裸になった男達は、それぞれ仰向けに倒れ込んだ。
そしてこちらも、小さなお子様たちの精神面を考慮して、目の前の男をみねうちで気絶させる。俺の体って本来両刃だけど、魔力の通し方一つで切れ味が変わるなんて、聖剣ってほんと便利だよな。
「……つるぎ、さん? つるぎさんだ!」
聞き覚えのある、舌っ足らずな女の子の声の方へと視線を向けると、沢山の人達が部屋の隅に至るまで監禁されている。一目見る限り、酷い外傷を受けている様子はなさそうだが、頬が痩せこけている者も多く、待遇の悪さを思い知らされる。しかも、この部屋にいる人数は、軽く見積もって三十はくだらなく、何のために彼らを連れてきたのか、全くもって理解が出来ない。
そして、俺の気配に引き寄せられるよう一心不乱に走り出したクロエちゃんは、背中に縛られた両手のおかげで途中でバランスを崩し、前のめりに倒れ込んだ。
(「く、クロエちゃん!?」)
「うぅ、だいじょうぶ。クロエ、なかない」
盛大にヘッドスライディングをかましたクロエちゃんの姿に焦った俺達二人は、言葉をハモらせながら彼女の隣へと駆けつける。歯を食いしばり、気丈に顔を上げる幼女の姿に、俺はほっこりとした笑みを浮かべた。
それと同時にシャーリーは、彼女の腕の縄を解くと、ゆっくりと体を起き上がらせる。真っ赤な擦り傷を右膝に作りながらも、涙を浮かべる事のなかったクロエちゃんに対し、称賛の拍手を俺は贈りたかった。
しかし、周りの皆の視線が痛いというか、明らかに不審な目で見られてるよな。それも当然か、幼い見た目の女の子二人が、急に部屋に飛び込んできた挙げ句、鮮やかな手並みで見張り四人を倒したのだ。二人がいったい何者なのか、ここにいる皆が警戒するのは当たり前のことだと思う。
「私達二人は、ギルドの依頼で皆様を助けに参りました。これから複数のパーティーが増援としてやって来ますので、ご安心ください」
そこでクルスは、警戒心の塊となった人々を安心させるため、丁寧な言葉づかいで簡単に俺達の説明をする。若干嘘が混じっているが、王女とか女神とか王国騎士団なんて言葉を出すより遥かにマシか。そんな単語を出したら、余計に皆が混乱するだけだもんな。
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