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第七章 復讐と裏切りの円舞曲(ワルツ)
第336話 奇怪な一団
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「へー、ここってケーキもあるんだ。と言っても、バターケーキって私、苦手なんだよね。お、アップルパイあるじゃん! すみませーん! アップルパイ一つ、ホールでお願いしま―す!」
人数の多さから席を二つに分けて座ると、天道はいきなりデザートを注文する。しかもホールで。
彼女に緊張感がないのは、わざとやっている証拠なのだと最近わかり始めてきたけど、こうも遠慮がないと個人的にはちょっと疲れる。
「それで、わかる範囲で構わないから、もう一度説明してくれる?」
「はい……その、孤児院の皆に言われて、アサミからもらった資金の一部を元手に、クロエと二人で遊びに来たんです。それで昨日、浜辺の方で事件があったじゃないですか。それに気を取られていたら、いつの間にかクロエがいなくなっていて……」
セリーヌさんと同じテーブルに座ったシャーリーに天道とクルスは、食い入るように彼女の説明に聞き耳を立てる。間接的とは言え、良かれと思って寄付した天道のお金が事件の発端になるとは、皮肉すぎて笑い話にもならない。
「なるほど。それで、誘拐事件って言うのは?」
「おおっぴらに公表はされていないんですけど、二ヶ月ぐらい前から、小さな女の子を中心に行方不明者が増えているらしいんです。それを知らなくて、私、わたし……」
「大丈夫ですよ。昨日の今日ですから、まだ何もされていないと思います」
「……その根拠は?」
「これだけ大掛かりな作戦を、ひっそりと行っているんです。さらった人間に当日から手を出すとは思えません。目的がどうあれ、使い捨てを考えているのなら、欲にまみれたずさんな部分が必ず日の目を浴びるのではと、私は推測しています」
「クルスの言い分は理解したわ。どちらにせよ、早く動くに越したことがないのは確かよね」
「そうですね。女子供に手を出すような不埒者、世界を調停する者として、断じて許してはおけません」
二人の幼女の目に宿る、ギラギラと輝く怒りの炎。王女として女神として、悪逆非道を尽くす者たちへの憤りが、言葉の端から炸裂する。
セリーヌさんには聞こえないから今は何も言えないけど、俺だって、心の奥は怒りで煮えたぎっていた
「むぁむぁ、これでも食べて元気だそうよ」
そんな中、テーブルに届けられたアップルパイを四等分した天道は、その一つを頬張りながら一つをセリーヌさんの前に差し出す。
のんきな彼女に戸惑いながらも、シナモンたっぷりのそれを口に運んだセリーヌさんの瞳に、今日はじめての光が灯る。
「……おいしい」
「でしょー。それに、やっと笑顔になった。やっぱり、甘いものとカワイイは正義ってね」
みんなを笑顔にしたいという気持ちは、薙沙ちゃんの頃から変わっていないのか、天道はそれだけを考えて行動している。その結果がこれで、見る者全てを笑顔にしてしまうこの笑顔こそが、俺の大好きな天道朝美なんだ。
「……二ヶ月前、か」
アップルパイを挟んで笑う二人の横で、シャーリーは一人、顎に手を当て物思いに耽る。
(ん? どうかしたのか?)
「……もしかしたらこの事件、魔神が関わっているんじゃないかと思って」
(それはちょっと、考えすぎなんじゃないか? 時期としてはあり得るけど、魔神が幼女さらってどうするんだよ?)
「今までの傾向からして、彼らは皆、強い欲望に取り憑かれている……それに、私を探してる可能性だってあるでしょ?」
俺とシャーリーが出会ったのが、大体三ヶ月前。その頃から少しずつ魔神の動きが活発になり始めて、ベリトと戦ったのが二ヶ月前。そこから約一ヶ月、巡り巡った小さな村々は、ほとんど酷い有様だった。ここもベリトと同じように、密かに狙われていた可能性は十二分に有り得る。
それに、今のシャーリーを探すために、片っ端から子供をさらっている可能性もあるわけで、彼女の感じる不安と責任もわかる気がした。
(そりゃ、可能性はあるけども、って……)
「トオル?」
自らが民を傷つける原因になっているのではないかと、落ち込みそうになるシャーリーを元気づけようとした瞬間、正面から突き刺さる視線に俺は言葉をつまらせる。
不思議に思ったシャーリーが顔を上げると、正面に座ったセリーヌさんが、おかしなものを見るような目で俺達を見ていた。
「そうよね。トオルと話すのって、傍から見たらやっぱり変よね。ごめんなさい、セリーヌ」
「そ、そんな事ないです! 久しぶりに見たので、驚いてしまって……クロエがいれば、何となく喋ってることがわかるんですけど。クロエがいれば……」
互いに気を使った結果、クロエちゃんのことを思い出させてしまい、再びふさぎ込んでしまうセリーヌさん。沈み込む彼女の姿に居ても立っても居られなくなったシャーリーは、右手をテーブルに置き、勢いよく立ち上がる。
「クルス、何かわからない?」
「……街の中に、それらしい気配は無いですね」
「邪悪な魔力と言う意味では、これと言って我も感じてはおらぬぞ」
一分でも早く、クロエちゃんを見つけ出したい。そんな気持ちでクルスに相談するシャーリーだったが、魔力探知の得意な女神様にも大きな乱れは見つけ出せず、俺にしか聞こえないぐらいの大きさで彼女は小さな舌打ちをする。
手遅れになるのは避けたいと、はやる気持ちを抑えながらも、彼女は一つ深呼吸をし、セリーヌさんへと視線を向けた。
「そう……とにかく、ギルドの方で何か情報がつかめないか聞いてみるわ。民の……いえ、友人からの、たっての頼みですもの」
「シャーロット様……ありがとうございます!」
「もう、そんなにかしこまらないでってば」
笑顔で語るシャーリーへと、頭を下げるセリーヌさん。王族であり、戦士として生きてきた彼女にとって、セリーヌさんは友人と呼べる数少ない存在。そんな彼女を少しでも元気づけたいと、シャーリーが無理をしているのは、俺を握る左手から深く伝わってくる。
クロエちゃんを助けたい。その気持は俺も一緒で、大したことは出来ないけど、彼女の気持ちに深く寄り添おうとした。
「お腹も満たせたことですし、早速ギルドの方へと向かいましょうか」
「そうね。少しでも早いに越したほうが――」
手つかずのアップルパイをお皿の上に残したまま、テーブルから離れようとした瞬間、急ブレーキを踏んだ車のようにシャーリーの動きがピタリと止まる。
何事かと、視線の先を追ってみると、青銅色の鎧を纏った数人の騎士たちが、ギルドの中から出てくるところだった。
「ご協力に感謝する」
冒険者達とは違う、統率の取れた圧倒的威圧感に俺の体が震え始める。ああ言うお硬いのって、どうも苦手なんだよな。
「あの紋章は……」
「えっと、確かあれって、リィンバースの紋章だったよね?」
「そのとおりですアサミさん。そしてあの色は、リィンバース青竜騎士団のものです」
しかし、クルス達の話を聞くに、どうやらあれは王国直属の騎士団の一派らしい。
(騎士団って事は、もしかして、王都の生き残りの?)
「……えぇ、そうなるわね」
全滅したと諦めていた仲間達が、こうして目の前に現れて生きている。本来なら、手放しで喜ぶ場面のはずなのに、シャーリーもクルスも彼らを見ながら渋い表情を浮かべていた。
「ねぇねぇ、あの人達に頼めば、いろいろ万事解決なんじゃ!」
「いえ、軽率な行動はとれません」
「えー、なんでさー」
「確かに、怪しすぎるわよね」
「むー。シャーロットは、自分の味方が生きててくれて、嬉しくないの?」
その違和感に気づいていないのか、二人を責める天道の言葉に、彼女達は苦虫を噛み潰す。真っ正直な天道の性格は美徳だけど、こういう時は逆効果だよな。
「生きていてくれたことは、もちろん嬉しいわよ。けどね、それなら何で、自由に動けているのか不思議に思わない?」
「あ……確かに」
「征服されたはずの国、しかも姫君お抱えの騎士団が、何の縛りもなく運用されているのはおかしな話ではあるな」
「なるほど……」
そんな向こう見ずな天道も、シャーリーとフィルの説明に理解を示し、深く納得する。果たして、あの一団が敵なのか味方なのか、慎重に見極める必要があるな。
人数の多さから席を二つに分けて座ると、天道はいきなりデザートを注文する。しかもホールで。
彼女に緊張感がないのは、わざとやっている証拠なのだと最近わかり始めてきたけど、こうも遠慮がないと個人的にはちょっと疲れる。
「それで、わかる範囲で構わないから、もう一度説明してくれる?」
「はい……その、孤児院の皆に言われて、アサミからもらった資金の一部を元手に、クロエと二人で遊びに来たんです。それで昨日、浜辺の方で事件があったじゃないですか。それに気を取られていたら、いつの間にかクロエがいなくなっていて……」
セリーヌさんと同じテーブルに座ったシャーリーに天道とクルスは、食い入るように彼女の説明に聞き耳を立てる。間接的とは言え、良かれと思って寄付した天道のお金が事件の発端になるとは、皮肉すぎて笑い話にもならない。
「なるほど。それで、誘拐事件って言うのは?」
「おおっぴらに公表はされていないんですけど、二ヶ月ぐらい前から、小さな女の子を中心に行方不明者が増えているらしいんです。それを知らなくて、私、わたし……」
「大丈夫ですよ。昨日の今日ですから、まだ何もされていないと思います」
「……その根拠は?」
「これだけ大掛かりな作戦を、ひっそりと行っているんです。さらった人間に当日から手を出すとは思えません。目的がどうあれ、使い捨てを考えているのなら、欲にまみれたずさんな部分が必ず日の目を浴びるのではと、私は推測しています」
「クルスの言い分は理解したわ。どちらにせよ、早く動くに越したことがないのは確かよね」
「そうですね。女子供に手を出すような不埒者、世界を調停する者として、断じて許してはおけません」
二人の幼女の目に宿る、ギラギラと輝く怒りの炎。王女として女神として、悪逆非道を尽くす者たちへの憤りが、言葉の端から炸裂する。
セリーヌさんには聞こえないから今は何も言えないけど、俺だって、心の奥は怒りで煮えたぎっていた
「むぁむぁ、これでも食べて元気だそうよ」
そんな中、テーブルに届けられたアップルパイを四等分した天道は、その一つを頬張りながら一つをセリーヌさんの前に差し出す。
のんきな彼女に戸惑いながらも、シナモンたっぷりのそれを口に運んだセリーヌさんの瞳に、今日はじめての光が灯る。
「……おいしい」
「でしょー。それに、やっと笑顔になった。やっぱり、甘いものとカワイイは正義ってね」
みんなを笑顔にしたいという気持ちは、薙沙ちゃんの頃から変わっていないのか、天道はそれだけを考えて行動している。その結果がこれで、見る者全てを笑顔にしてしまうこの笑顔こそが、俺の大好きな天道朝美なんだ。
「……二ヶ月前、か」
アップルパイを挟んで笑う二人の横で、シャーリーは一人、顎に手を当て物思いに耽る。
(ん? どうかしたのか?)
「……もしかしたらこの事件、魔神が関わっているんじゃないかと思って」
(それはちょっと、考えすぎなんじゃないか? 時期としてはあり得るけど、魔神が幼女さらってどうするんだよ?)
「今までの傾向からして、彼らは皆、強い欲望に取り憑かれている……それに、私を探してる可能性だってあるでしょ?」
俺とシャーリーが出会ったのが、大体三ヶ月前。その頃から少しずつ魔神の動きが活発になり始めて、ベリトと戦ったのが二ヶ月前。そこから約一ヶ月、巡り巡った小さな村々は、ほとんど酷い有様だった。ここもベリトと同じように、密かに狙われていた可能性は十二分に有り得る。
それに、今のシャーリーを探すために、片っ端から子供をさらっている可能性もあるわけで、彼女の感じる不安と責任もわかる気がした。
(そりゃ、可能性はあるけども、って……)
「トオル?」
自らが民を傷つける原因になっているのではないかと、落ち込みそうになるシャーリーを元気づけようとした瞬間、正面から突き刺さる視線に俺は言葉をつまらせる。
不思議に思ったシャーリーが顔を上げると、正面に座ったセリーヌさんが、おかしなものを見るような目で俺達を見ていた。
「そうよね。トオルと話すのって、傍から見たらやっぱり変よね。ごめんなさい、セリーヌ」
「そ、そんな事ないです! 久しぶりに見たので、驚いてしまって……クロエがいれば、何となく喋ってることがわかるんですけど。クロエがいれば……」
互いに気を使った結果、クロエちゃんのことを思い出させてしまい、再びふさぎ込んでしまうセリーヌさん。沈み込む彼女の姿に居ても立っても居られなくなったシャーリーは、右手をテーブルに置き、勢いよく立ち上がる。
「クルス、何かわからない?」
「……街の中に、それらしい気配は無いですね」
「邪悪な魔力と言う意味では、これと言って我も感じてはおらぬぞ」
一分でも早く、クロエちゃんを見つけ出したい。そんな気持ちでクルスに相談するシャーリーだったが、魔力探知の得意な女神様にも大きな乱れは見つけ出せず、俺にしか聞こえないぐらいの大きさで彼女は小さな舌打ちをする。
手遅れになるのは避けたいと、はやる気持ちを抑えながらも、彼女は一つ深呼吸をし、セリーヌさんへと視線を向けた。
「そう……とにかく、ギルドの方で何か情報がつかめないか聞いてみるわ。民の……いえ、友人からの、たっての頼みですもの」
「シャーロット様……ありがとうございます!」
「もう、そんなにかしこまらないでってば」
笑顔で語るシャーリーへと、頭を下げるセリーヌさん。王族であり、戦士として生きてきた彼女にとって、セリーヌさんは友人と呼べる数少ない存在。そんな彼女を少しでも元気づけたいと、シャーリーが無理をしているのは、俺を握る左手から深く伝わってくる。
クロエちゃんを助けたい。その気持は俺も一緒で、大したことは出来ないけど、彼女の気持ちに深く寄り添おうとした。
「お腹も満たせたことですし、早速ギルドの方へと向かいましょうか」
「そうね。少しでも早いに越したほうが――」
手つかずのアップルパイをお皿の上に残したまま、テーブルから離れようとした瞬間、急ブレーキを踏んだ車のようにシャーリーの動きがピタリと止まる。
何事かと、視線の先を追ってみると、青銅色の鎧を纏った数人の騎士たちが、ギルドの中から出てくるところだった。
「ご協力に感謝する」
冒険者達とは違う、統率の取れた圧倒的威圧感に俺の体が震え始める。ああ言うお硬いのって、どうも苦手なんだよな。
「あの紋章は……」
「えっと、確かあれって、リィンバースの紋章だったよね?」
「そのとおりですアサミさん。そしてあの色は、リィンバース青竜騎士団のものです」
しかし、クルス達の話を聞くに、どうやらあれは王国直属の騎士団の一派らしい。
(騎士団って事は、もしかして、王都の生き残りの?)
「……えぇ、そうなるわね」
全滅したと諦めていた仲間達が、こうして目の前に現れて生きている。本来なら、手放しで喜ぶ場面のはずなのに、シャーリーもクルスも彼らを見ながら渋い表情を浮かべていた。
「ねぇねぇ、あの人達に頼めば、いろいろ万事解決なんじゃ!」
「いえ、軽率な行動はとれません」
「えー、なんでさー」
「確かに、怪しすぎるわよね」
「むー。シャーロットは、自分の味方が生きててくれて、嬉しくないの?」
その違和感に気づいていないのか、二人を責める天道の言葉に、彼女達は苦虫を噛み潰す。真っ正直な天道の性格は美徳だけど、こういう時は逆効果だよな。
「生きていてくれたことは、もちろん嬉しいわよ。けどね、それなら何で、自由に動けているのか不思議に思わない?」
「あ……確かに」
「征服されたはずの国、しかも姫君お抱えの騎士団が、何の縛りもなく運用されているのはおかしな話ではあるな」
「なるほど……」
そんな向こう見ずな天道も、シャーリーとフィルの説明に理解を示し、深く納得する。果たして、あの一団が敵なのか味方なのか、慎重に見極める必要があるな。
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