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第四章 地底に眠りし幼竜姫
第198話 膨れ上がる負の病
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「アサミさん!」
スクルドの悲痛な叫びの中、始まる一戦。魔神と戦う天道を見るのはこれが初めてだが、どこまで通用するだろうか。そんな不安を抱きながらも、勇ましく飛ぶ後輩を、心の中で応援する。
先手を取ったのは天道朝美。右手に陣を展開し、手の甲に氷刃をマウントさせると、彼女は空へ飛び上がり空中からブネの首を切り落とすよう、豪快にその手を振り下ろす。
様子見も兼ねた全力の一撃。何をするにも全開な、彼女らしい攻撃方法。
しかし、氷の刃はブネの首を切り落とすどころか、外装のローブを切り裂くこともできず、黒茶色の生地に当たった瞬間、根本から粉々に砕け散る。
外装すら貫けなかった事に驚きの表情を浮かべる天道だが、慌てずにもう一本、今度は左手に氷刃を作り出すと、ブネの胸部めがけ勢いよくその先端を突き刺す。当然、この一撃もローブの生地に阻まれ、氷刃は見る間もなく砕け散るが、その反動と衝撃を利用して、天道は元いた場所へ着地する。
「っつう~、硬ったぁ~~!? いったいどんな素材使ったら、そういう強度になるのさー」
デタラメに硬いブネのローブに文句をつけながらも、腕の痺れを取り払った天道は、すぐに右手を高く掲げ魔力の構築を開始する。
「えーい、外がダメなら、内側からってね! 突き上げよ、我が手に集いし氷塊の絶壁! アイシクルタワー!」
近接がダメならと、瞬時に攻撃方法を魔法へと切り替え、天道は五柱の氷塊でブネの回りを取り囲む。そして、奴が動けない事を確認してから、中央に巨大な氷の杭を顕現させ、ブネの体を空中へと吹き飛ばした。
「まだまだ! 降り注ぐは氷刃、氷柱の豪雨! アイシクルレイン!」
彼女の攻撃はそれだけに留まらず、直ぐに両手を構え直すと、前方に突き出し新たな詠唱を開始、複数の氷槍を背中に作り出すと、きりもみしているブネへ放ち、豪雨のように叩き付ける。
氷槍の連撃に押され、ブネの体はマグマの底へ叩き落とされるが、ローブすらそのままに、煮えたぎる溶岩の中から事もなげに這い上がる。
全ての攻撃を受け流し、気怠げに着地するブネ。それを見た天道は口の端をつり上げると、奴に向かって全速力で飛びかかった。
「食い破れ、内に秘めるは冷気の爆闘! ビルトインエッ……ジ!?」
魔力で全身を加速させ、ブネの胸部に掌底を叩き込もうとする天道だったが、直前で殺気を感じ、やむなく後方へと距離を取る。
「あっぶな! やっぱ、そう簡単に近づかせちゃくれないよね」
体勢を立て直す天道の衣服には、いくつか破れた箇所が有り、ただでさえ少ない布面積がより少なくなっている。特にお腹の辺りなんか、切断された細い紐がペラペラしていて、そこから脱げてしまわないか心配で仕方がない。
と言うか、俺以外の男に素裸を見せるんじゃない! 裸なんてもっての外だ! お前の体は俺だけの、俺だけの……ん? 何言ってるんだろうな俺。何考えてるんだろうな俺! と、とにかく今は、天道の柔らかそうなもち肌、ではなく、戦いに集中しないと。
現状、手数だけを考えれば、天道が善戦しているようにも見える。だが、明らかに相手は本気を出していない。今でもブネは、俺達になんか興味がないのだろう。
先程の一撃も、ブネからすれば虫を払い除けるようなもので、攻撃の内にも入っていない。ここは一度引かせるべきか。
(天道! 一旦下がれ!)
あれだけの攻撃を仕掛け、全く興味を引けないことから、二人の実力差は明らかだ。なのに、天道は俺の言葉に耳も貸さず、必死でブネに食い下がろうとしている。カッコイイとこ見せなきゃとか言ってたし、何が彼女を焦らせているのだろう。
ともかく、このまま二人を戦わせるのは不味い。
(シャーリー、行こう! 天道を助けなきゃ)
恐怖心に突き動かされ、天道を助けようと俺は動く。勿論、俺一人では何もできない事から、シャーリーに力添えを求めるが、いつもと違い、彼女は俺を引き抜こうとはしない。それどころか、柄を握る左手が、大きく震えていることに俺は気がつく。
(シャーリー?)
おかしい、確かにブネは強いのだろうが、所詮はいつもの魔神、シャーリーが物怖じするような相手じゃないはずだ。それなのに、何故か彼女は戦う意志を、俺に見せようとしない。
何を躊躇してるってんだ。このままじゃ天道が……くそっ、こうなったら。
(スクルド! 頼む、天道の援護を! スクルド? スクルド!!)
シャーリーがダメなら、スクルドになんとかしてもらおう。そんな安直な考えで俺はスクルドに頼み込むものの、彼女もまた、何かを考え込むように立ち尽くし、その場から動かない。
こっちもか! なんだ? なんなんだよ!! なんで誰も、天道を助けようとしてくれないんだよ!
確かに俺は、スクルドの静止を振り切った。振り切って、天道に戦う事を許した。けど、それがそんなにいけないことか? チビドラを助けたいと思うのが、そんなにいけない事なのかよ。こういう時に助け合うのが仲間じゃねーのか!
畜生! 俺が動けたら、すぐにでも助けに、助けに行くっていうのに……
守るんだ、俺が全員守るんだ。大切な人を誰一人殺させない、チビも三人も、俺の大好きな、大切な……
(……だめ……トオル……死んじゃう)
苛立ち、焦り、そして無力。負の感情で満たされていく俺の心に、シャーリーの優しい意識が流れ込んでくる。
彼女も俺と、同じなのか? 大切な人を守りたくて、守りたいから戦えなくて、こんなにも震えているのか?
……落ち着け、落ち着くんだ俺。焦った所で状況は変わらない、怒鳴った所で何も守れない。こういう時、どうする事がベストなのか、それを今は考えるんだ。
(……スクルド、天道を助けられない理由を説明してくれ。これは命令だ)
まずは状況の確認。スクルドが逃げろと言った理由を、俺は聞かなければならないと考える。その理由は、俺が思っていた以上に重要で、重い言葉となって返ってきた。
「ここは、魔力の密度がとても濃いんです。私が力を開放した場合、その余波で、マグマが暴走する危険性があります」
(そうか、察してやれなくて、すまない)
なるほど、彼女がここで戦わず、逃げることを選んだ理由がこれか。もし、スクルドと魔神が戦って、この場所が噴火するような事があれば、俺達だけでなくヘキサリィムにまで被害が及ぶ。
それに、この場は隣国との境界線だ。不可抗力とは言え、姫の仲間が他国に被害を与えたとなれば、最悪、国家間戦争にまで発展しかねない。だから、彼女は全力で戦えない。くそっ! 自分の無知をさらけ出した挙げ句、心の中で二人を憎むとか、最低のクソ野郎じゃねぇか俺。
「あやまらないでください。トオル様に心配をかけまいと、隠し通そうとした私が悪いのですから。それに、本音を言えば、幼子を犠牲にするなど女神として恥ずべき行為。トオル様の行動は、正しかったと私は思います。ですから、アサミさんを信じて、最後まで見守りましょう」
(スクルド……)
自分の弱さを棚に上げ、二人を責めることしかできなかった自分が、あまりにも小さすぎて嫌悪する。そんな自分を恨む心は、天道を見守る眼差しと、女神の言葉に救われた。
そうだ、くよくよしてる場合じゃない。皆で無事に生き残る方法を、俺は今、考えなくちゃいけないんだ。
スクルドの悲痛な叫びの中、始まる一戦。魔神と戦う天道を見るのはこれが初めてだが、どこまで通用するだろうか。そんな不安を抱きながらも、勇ましく飛ぶ後輩を、心の中で応援する。
先手を取ったのは天道朝美。右手に陣を展開し、手の甲に氷刃をマウントさせると、彼女は空へ飛び上がり空中からブネの首を切り落とすよう、豪快にその手を振り下ろす。
様子見も兼ねた全力の一撃。何をするにも全開な、彼女らしい攻撃方法。
しかし、氷の刃はブネの首を切り落とすどころか、外装のローブを切り裂くこともできず、黒茶色の生地に当たった瞬間、根本から粉々に砕け散る。
外装すら貫けなかった事に驚きの表情を浮かべる天道だが、慌てずにもう一本、今度は左手に氷刃を作り出すと、ブネの胸部めがけ勢いよくその先端を突き刺す。当然、この一撃もローブの生地に阻まれ、氷刃は見る間もなく砕け散るが、その反動と衝撃を利用して、天道は元いた場所へ着地する。
「っつう~、硬ったぁ~~!? いったいどんな素材使ったら、そういう強度になるのさー」
デタラメに硬いブネのローブに文句をつけながらも、腕の痺れを取り払った天道は、すぐに右手を高く掲げ魔力の構築を開始する。
「えーい、外がダメなら、内側からってね! 突き上げよ、我が手に集いし氷塊の絶壁! アイシクルタワー!」
近接がダメならと、瞬時に攻撃方法を魔法へと切り替え、天道は五柱の氷塊でブネの回りを取り囲む。そして、奴が動けない事を確認してから、中央に巨大な氷の杭を顕現させ、ブネの体を空中へと吹き飛ばした。
「まだまだ! 降り注ぐは氷刃、氷柱の豪雨! アイシクルレイン!」
彼女の攻撃はそれだけに留まらず、直ぐに両手を構え直すと、前方に突き出し新たな詠唱を開始、複数の氷槍を背中に作り出すと、きりもみしているブネへ放ち、豪雨のように叩き付ける。
氷槍の連撃に押され、ブネの体はマグマの底へ叩き落とされるが、ローブすらそのままに、煮えたぎる溶岩の中から事もなげに這い上がる。
全ての攻撃を受け流し、気怠げに着地するブネ。それを見た天道は口の端をつり上げると、奴に向かって全速力で飛びかかった。
「食い破れ、内に秘めるは冷気の爆闘! ビルトインエッ……ジ!?」
魔力で全身を加速させ、ブネの胸部に掌底を叩き込もうとする天道だったが、直前で殺気を感じ、やむなく後方へと距離を取る。
「あっぶな! やっぱ、そう簡単に近づかせちゃくれないよね」
体勢を立て直す天道の衣服には、いくつか破れた箇所が有り、ただでさえ少ない布面積がより少なくなっている。特にお腹の辺りなんか、切断された細い紐がペラペラしていて、そこから脱げてしまわないか心配で仕方がない。
と言うか、俺以外の男に素裸を見せるんじゃない! 裸なんてもっての外だ! お前の体は俺だけの、俺だけの……ん? 何言ってるんだろうな俺。何考えてるんだろうな俺! と、とにかく今は、天道の柔らかそうなもち肌、ではなく、戦いに集中しないと。
現状、手数だけを考えれば、天道が善戦しているようにも見える。だが、明らかに相手は本気を出していない。今でもブネは、俺達になんか興味がないのだろう。
先程の一撃も、ブネからすれば虫を払い除けるようなもので、攻撃の内にも入っていない。ここは一度引かせるべきか。
(天道! 一旦下がれ!)
あれだけの攻撃を仕掛け、全く興味を引けないことから、二人の実力差は明らかだ。なのに、天道は俺の言葉に耳も貸さず、必死でブネに食い下がろうとしている。カッコイイとこ見せなきゃとか言ってたし、何が彼女を焦らせているのだろう。
ともかく、このまま二人を戦わせるのは不味い。
(シャーリー、行こう! 天道を助けなきゃ)
恐怖心に突き動かされ、天道を助けようと俺は動く。勿論、俺一人では何もできない事から、シャーリーに力添えを求めるが、いつもと違い、彼女は俺を引き抜こうとはしない。それどころか、柄を握る左手が、大きく震えていることに俺は気がつく。
(シャーリー?)
おかしい、確かにブネは強いのだろうが、所詮はいつもの魔神、シャーリーが物怖じするような相手じゃないはずだ。それなのに、何故か彼女は戦う意志を、俺に見せようとしない。
何を躊躇してるってんだ。このままじゃ天道が……くそっ、こうなったら。
(スクルド! 頼む、天道の援護を! スクルド? スクルド!!)
シャーリーがダメなら、スクルドになんとかしてもらおう。そんな安直な考えで俺はスクルドに頼み込むものの、彼女もまた、何かを考え込むように立ち尽くし、その場から動かない。
こっちもか! なんだ? なんなんだよ!! なんで誰も、天道を助けようとしてくれないんだよ!
確かに俺は、スクルドの静止を振り切った。振り切って、天道に戦う事を許した。けど、それがそんなにいけないことか? チビドラを助けたいと思うのが、そんなにいけない事なのかよ。こういう時に助け合うのが仲間じゃねーのか!
畜生! 俺が動けたら、すぐにでも助けに、助けに行くっていうのに……
守るんだ、俺が全員守るんだ。大切な人を誰一人殺させない、チビも三人も、俺の大好きな、大切な……
(……だめ……トオル……死んじゃう)
苛立ち、焦り、そして無力。負の感情で満たされていく俺の心に、シャーリーの優しい意識が流れ込んでくる。
彼女も俺と、同じなのか? 大切な人を守りたくて、守りたいから戦えなくて、こんなにも震えているのか?
……落ち着け、落ち着くんだ俺。焦った所で状況は変わらない、怒鳴った所で何も守れない。こういう時、どうする事がベストなのか、それを今は考えるんだ。
(……スクルド、天道を助けられない理由を説明してくれ。これは命令だ)
まずは状況の確認。スクルドが逃げろと言った理由を、俺は聞かなければならないと考える。その理由は、俺が思っていた以上に重要で、重い言葉となって返ってきた。
「ここは、魔力の密度がとても濃いんです。私が力を開放した場合、その余波で、マグマが暴走する危険性があります」
(そうか、察してやれなくて、すまない)
なるほど、彼女がここで戦わず、逃げることを選んだ理由がこれか。もし、スクルドと魔神が戦って、この場所が噴火するような事があれば、俺達だけでなくヘキサリィムにまで被害が及ぶ。
それに、この場は隣国との境界線だ。不可抗力とは言え、姫の仲間が他国に被害を与えたとなれば、最悪、国家間戦争にまで発展しかねない。だから、彼女は全力で戦えない。くそっ! 自分の無知をさらけ出した挙げ句、心の中で二人を憎むとか、最低のクソ野郎じゃねぇか俺。
「あやまらないでください。トオル様に心配をかけまいと、隠し通そうとした私が悪いのですから。それに、本音を言えば、幼子を犠牲にするなど女神として恥ずべき行為。トオル様の行動は、正しかったと私は思います。ですから、アサミさんを信じて、最後まで見守りましょう」
(スクルド……)
自分の弱さを棚に上げ、二人を責めることしかできなかった自分が、あまりにも小さすぎて嫌悪する。そんな自分を恨む心は、天道を見守る眼差しと、女神の言葉に救われた。
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