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第三章 恋する駄女神
第124話 あだ名を欲しがる女神様
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「おはようございますトオル様。御二方は大変仲がよろしいのですね」
(ん……スクルドか。おはよう)
大切な人に嫌われているのではないか? 不吉な想像に気落ちする俺の隣には、いつの間にかスクルドが笑顔を浮かべて立っていた。
俺を見下ろす彼女の視線はとても慈愛に満ちており、女神であることを実感させてくれる。そして、神々しいまでのしなやかで小さな体は、既に普段着をまとっており、どこで着替えたのだろう? もしかしたら、視界の外で一糸まとわぬ姿を晒していたのでは? なんてことを考えたり、想像して……って、何を解説してんだ俺は。
俺の知るスクルドという名の女神の言動が、普段あまりにも情けなさすぎて、素直に感動を覚えてしまったのだと思う。後、俺はロリコンじゃないからな! 裸体を思い浮かべても、たぶんロリコンじゃないからな!!
それはともかく、どうやら彼女には、ベットの上の二人のやり取りがとても微笑ましいものに映っているらしい。実際、後ろから抱きついている方は、やたら楽しそうに見えるからな。
にしても、あーちゃんか。なんだか懐かしい響きを感じる。そう言えばあの娘、昔友達だった女の子も、あーちゃんって呼ばれてたっけ。あの娘の名前なんて言ったかな。あー、あー、あー……あれ? 思い、出せない? なん、でだ? そもそも、そんな娘いたのか? いた……の、か?
古い記憶を掘り起こそうと、体は必死に頭の中を掻き回す。しかし、思い当たるような記憶が出てくる気配はない。それどころか、探れば探るほど全身が痛みだし、頭痛や耳鳴りのようなおかしな感覚に見舞われ始め……なんだこれ、体が……割れる!?
「トオル様、私、一つわがままを言ってもよろしいでしょうか?」
湧き上がる激痛に苦しみだした俺を引き戻したのは、甘えるように囁きかける小さな女神の祝福だった。
(あっ……す、スクルド? どうした?)
声の先へと視線を向けると、そこには、両目を輝かせながらこちらを見つめてくる幼女の姿。それも、女の子座りと上目遣いを掛け合わせた、女の子の特権を最大限活かす方法でアプローチをかけにきている。
しかし、彼女の性格を考えると意図的にやっているとは思えないので、俺と視線を合わせるための配慮のつもりなのだろう。だが、そのあざとすぎる行為のおかげで、心に溢れる動揺がどうでもいいものに変わっていく。
それに、彼女の口からどんな突拍子もない願いが飛んでくるのか、俺としてはそっちが不安で気が気じゃない。さてさて、何が飛び出してくるのやら。
「あの……私にも、あだ名などいただければな~。なんて」
最悪、修羅場になる覚悟で身構えていたのだが、あだ名をつけて欲しいとか正直拍子抜けである。だけど、そんな小さな事をわざわざこうして頼んでくるなんて、やっぱりこいつ、二人のやり取りが羨ましいんだな。そう考えると、小さな女神の行動が微笑ましく思えてしまう。
にしてもあだ名か……そんなに得意なつもりはないんだけど、適当に考えてみるか。
スク、ルド、スグ、スルド……それじゃあお姉さまと瓜二つだよな。う~ん……スドー……なんかジャム作りそうだし。クドー……せやかてそらないわ。ルド―ってのもなんか可愛くないし。後は無難に一文字系か。
(そうだな……スーとか、クーとか、小動物みたいで可愛い系は流石に安易だよなぁ)
仮にも女神様をスーちゃんなんて幼女扱いするのは、ちょっとまずい気がしてくる。トオル様! 私のことバカにしてませんか! なんて怒ってたりしないよな?
「スー……ですか。スー」
そんな心配とは裏腹に、その一文字を噛みしめるように繰り返している所を見ると、本人には意外と好評なようだ。
でも、女神様をあだ名呼びするなんてやっぱりダメだ。威厳が無くなる! 特にこいつの場合、今の見た目も相まって間の抜けたただの幼女になること間違いなし。
そりゃあ気さくな女神様は素晴らしいよ、下々の者と別け隔てなく接してくれるなんて最高だ。だけど、あくまでそれは神々しさがあってのもの。マスコットの女神様とかただのいじられキャラでしか無い。まぁ、それはそれで、一日中縁側で日向ぼっことかしてて可愛いかもしれないけど。
だけどな、どうしても俺はこいつをそっちのカテゴリーで見てやることができんのだ。例え、宇宙から来た円盤姫と状況が似ていようと、お姉さまモードのイメージが強いうえ、お菓子バリボリしながらだらけているのも聞いちゃったし。そもそも、見た目に反してロリ成分が足りない! そんな中途半端なこいつを、可愛らしくスーちゃんなんて呼んだら彼女のアイデンティティが崩壊する。
だから俺は宣言する!
(でも、俺はスクルドとしか呼ばんぞ)
お前のことはスクルドという名で一生呼び続けると。
「な、何故でございますか!?」
(それが一番呼びやすいからだよ。なんかしっくり来る)
すまない、これもお前のキャラクター性を守るためなんだ。許してくれ……
そんな感じに、少し大げさな理由を付けてみたが……うん、大丈夫だ。今の俺はいつもの俺だ。黒くなんてない、心の中でバカを気取れる普通の中二病だ。
それと、シャーリーに嫌われてるなんてつまらない考えもやめよう。俺の最悪が当たらないのは、俺が一番理解しているはずだしな。
「う、うう、残念です」
それに、無意味に不安がる俺なんかよりも、目の前で沈みこむ幼女の方が可哀想で、もの凄く不憫に思えてくる。こんなに落ち込むとか、こいつ、過去に名前で引け目を感じるような事でもあったのか?
(なぁ、スクルド。お前、名前になんかコンプレックスでもあるのか?)
そう尋ねた次の瞬間、肩を大きく震わせると、スクルドは慌てて言葉をまくし立て始めた。
「い、いえ! そういうわけじゃないんです! ただ羨ましかっただけで……人間の方々は親しみを込めてあだ名で呼び合うらしいじゃないですか! だから、だからもっと皆さんと、特にトオル様と仲良くなりたいな―とか思っただけでして。他意はありません!」
(……そ、そうか)
その、某百裂拳を彷彿とさせる言葉の速さと、鬼気迫る彼女の形相に、俺はただ呆然としてしまう。しかし、こういう反応ってのは得てして何かあるわけで、天道なんかも不都合で焦る時は同じような反応を見せる。俺の場合、二人とは真逆で綺麗に口ごもるんだけどな。
こういう時、本物の英雄ってやつは、あっさりと悩みを聞き出して問題を解決するんだろうけど、所詮俺はただの聖剣。中身は出来損ないの一般人でしかない。そんな俺が下手に踏み込めば、話をややこしくするだけだ。だから待つことにする、自分から話しても良いと彼女が思えるその瞬間を……べ、別に、面倒臭いとか思ってないからな。
「……トオル……おはよ」
そうやってスクルドと戯れている間に、シャーリーの意識が完全に覚醒したようだ。ようやくこれで冒険の準備が始められる。今日の目的、セリーヌさんとクロエちゃん、二人のお爺さんを探し出すための準備を。
(おはよシャーリー……なぁ、天道。そろそろ離してやったらどうだ?)
「いやー! あーちゃんって呼ぶまではーなーさーなーい!」
「……アサミ……怒るよ?」
だがそのためには、このどうでもいい争いを仲裁しなければならないらしい。それに、そろそろ止めないと本気でシャーリーが切れそうだ。
(天道、お前いい加減に――)
その後、何故か駄々をこね続ける天道をなだめるのに三十分を費やし、俺達は塔へ向かう準備を始めるのだった。
(ん……スクルドか。おはよう)
大切な人に嫌われているのではないか? 不吉な想像に気落ちする俺の隣には、いつの間にかスクルドが笑顔を浮かべて立っていた。
俺を見下ろす彼女の視線はとても慈愛に満ちており、女神であることを実感させてくれる。そして、神々しいまでのしなやかで小さな体は、既に普段着をまとっており、どこで着替えたのだろう? もしかしたら、視界の外で一糸まとわぬ姿を晒していたのでは? なんてことを考えたり、想像して……って、何を解説してんだ俺は。
俺の知るスクルドという名の女神の言動が、普段あまりにも情けなさすぎて、素直に感動を覚えてしまったのだと思う。後、俺はロリコンじゃないからな! 裸体を思い浮かべても、たぶんロリコンじゃないからな!!
それはともかく、どうやら彼女には、ベットの上の二人のやり取りがとても微笑ましいものに映っているらしい。実際、後ろから抱きついている方は、やたら楽しそうに見えるからな。
にしても、あーちゃんか。なんだか懐かしい響きを感じる。そう言えばあの娘、昔友達だった女の子も、あーちゃんって呼ばれてたっけ。あの娘の名前なんて言ったかな。あー、あー、あー……あれ? 思い、出せない? なん、でだ? そもそも、そんな娘いたのか? いた……の、か?
古い記憶を掘り起こそうと、体は必死に頭の中を掻き回す。しかし、思い当たるような記憶が出てくる気配はない。それどころか、探れば探るほど全身が痛みだし、頭痛や耳鳴りのようなおかしな感覚に見舞われ始め……なんだこれ、体が……割れる!?
「トオル様、私、一つわがままを言ってもよろしいでしょうか?」
湧き上がる激痛に苦しみだした俺を引き戻したのは、甘えるように囁きかける小さな女神の祝福だった。
(あっ……す、スクルド? どうした?)
声の先へと視線を向けると、そこには、両目を輝かせながらこちらを見つめてくる幼女の姿。それも、女の子座りと上目遣いを掛け合わせた、女の子の特権を最大限活かす方法でアプローチをかけにきている。
しかし、彼女の性格を考えると意図的にやっているとは思えないので、俺と視線を合わせるための配慮のつもりなのだろう。だが、そのあざとすぎる行為のおかげで、心に溢れる動揺がどうでもいいものに変わっていく。
それに、彼女の口からどんな突拍子もない願いが飛んでくるのか、俺としてはそっちが不安で気が気じゃない。さてさて、何が飛び出してくるのやら。
「あの……私にも、あだ名などいただければな~。なんて」
最悪、修羅場になる覚悟で身構えていたのだが、あだ名をつけて欲しいとか正直拍子抜けである。だけど、そんな小さな事をわざわざこうして頼んでくるなんて、やっぱりこいつ、二人のやり取りが羨ましいんだな。そう考えると、小さな女神の行動が微笑ましく思えてしまう。
にしてもあだ名か……そんなに得意なつもりはないんだけど、適当に考えてみるか。
スク、ルド、スグ、スルド……それじゃあお姉さまと瓜二つだよな。う~ん……スドー……なんかジャム作りそうだし。クドー……せやかてそらないわ。ルド―ってのもなんか可愛くないし。後は無難に一文字系か。
(そうだな……スーとか、クーとか、小動物みたいで可愛い系は流石に安易だよなぁ)
仮にも女神様をスーちゃんなんて幼女扱いするのは、ちょっとまずい気がしてくる。トオル様! 私のことバカにしてませんか! なんて怒ってたりしないよな?
「スー……ですか。スー」
そんな心配とは裏腹に、その一文字を噛みしめるように繰り返している所を見ると、本人には意外と好評なようだ。
でも、女神様をあだ名呼びするなんてやっぱりダメだ。威厳が無くなる! 特にこいつの場合、今の見た目も相まって間の抜けたただの幼女になること間違いなし。
そりゃあ気さくな女神様は素晴らしいよ、下々の者と別け隔てなく接してくれるなんて最高だ。だけど、あくまでそれは神々しさがあってのもの。マスコットの女神様とかただのいじられキャラでしか無い。まぁ、それはそれで、一日中縁側で日向ぼっことかしてて可愛いかもしれないけど。
だけどな、どうしても俺はこいつをそっちのカテゴリーで見てやることができんのだ。例え、宇宙から来た円盤姫と状況が似ていようと、お姉さまモードのイメージが強いうえ、お菓子バリボリしながらだらけているのも聞いちゃったし。そもそも、見た目に反してロリ成分が足りない! そんな中途半端なこいつを、可愛らしくスーちゃんなんて呼んだら彼女のアイデンティティが崩壊する。
だから俺は宣言する!
(でも、俺はスクルドとしか呼ばんぞ)
お前のことはスクルドという名で一生呼び続けると。
「な、何故でございますか!?」
(それが一番呼びやすいからだよ。なんかしっくり来る)
すまない、これもお前のキャラクター性を守るためなんだ。許してくれ……
そんな感じに、少し大げさな理由を付けてみたが……うん、大丈夫だ。今の俺はいつもの俺だ。黒くなんてない、心の中でバカを気取れる普通の中二病だ。
それと、シャーリーに嫌われてるなんてつまらない考えもやめよう。俺の最悪が当たらないのは、俺が一番理解しているはずだしな。
「う、うう、残念です」
それに、無意味に不安がる俺なんかよりも、目の前で沈みこむ幼女の方が可哀想で、もの凄く不憫に思えてくる。こんなに落ち込むとか、こいつ、過去に名前で引け目を感じるような事でもあったのか?
(なぁ、スクルド。お前、名前になんかコンプレックスでもあるのか?)
そう尋ねた次の瞬間、肩を大きく震わせると、スクルドは慌てて言葉をまくし立て始めた。
「い、いえ! そういうわけじゃないんです! ただ羨ましかっただけで……人間の方々は親しみを込めてあだ名で呼び合うらしいじゃないですか! だから、だからもっと皆さんと、特にトオル様と仲良くなりたいな―とか思っただけでして。他意はありません!」
(……そ、そうか)
その、某百裂拳を彷彿とさせる言葉の速さと、鬼気迫る彼女の形相に、俺はただ呆然としてしまう。しかし、こういう反応ってのは得てして何かあるわけで、天道なんかも不都合で焦る時は同じような反応を見せる。俺の場合、二人とは真逆で綺麗に口ごもるんだけどな。
こういう時、本物の英雄ってやつは、あっさりと悩みを聞き出して問題を解決するんだろうけど、所詮俺はただの聖剣。中身は出来損ないの一般人でしかない。そんな俺が下手に踏み込めば、話をややこしくするだけだ。だから待つことにする、自分から話しても良いと彼女が思えるその瞬間を……べ、別に、面倒臭いとか思ってないからな。
「……トオル……おはよ」
そうやってスクルドと戯れている間に、シャーリーの意識が完全に覚醒したようだ。ようやくこれで冒険の準備が始められる。今日の目的、セリーヌさんとクロエちゃん、二人のお爺さんを探し出すための準備を。
(おはよシャーリー……なぁ、天道。そろそろ離してやったらどうだ?)
「いやー! あーちゃんって呼ぶまではーなーさーなーい!」
「……アサミ……怒るよ?」
だがそのためには、このどうでもいい争いを仲裁しなければならないらしい。それに、そろそろ止めないと本気でシャーリーが切れそうだ。
(天道、お前いい加減に――)
その後、何故か駄々をこね続ける天道をなだめるのに三十分を費やし、俺達は塔へ向かう準備を始めるのだった。
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