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第三章 恋する駄女神
第120話 子作り しましょ
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「それに、スクルドが言ってたんだけど、こっちの世界じゃ十五ぐらいで成人扱いなんだってさ。明確な法が無いから結構曖昧らしいけど」
小悪魔じみた表情から一変、すまし顔で語りだす天道の切り返しに目を点にする俺であったが、少しだけ記憶を遡ると合点がいった。そう言えば俺達、さっきまで年齢の話をしてたんだったな。なんとなく流れで陰湿な話題になってしまったけど。
にしても、脈絡無しで会話を戻せる話術は正直羨ましい。俺の場合、どうやって話題を戻そうか凄く悩むからな。こういうマイペースな所、こいつの美徳だと思うよ。けれど、そういった自由な部分に俺みたいな男は掻き乱されるわけで……さっきの状況が頭から離れない。
二度あることは三度ある、もとい三度目の正直。彼女色に染め上げられそうになった記憶が次は本当にやばいと囁きかけてくる。このまま会話を続けて良いのか? 今すぐ切り上げないとまた呑み込まれるのでは? そんな焦燥感が俺の中で湧き上がっていた。
それに、もし次があるとしたら、最悪シャーリーを起こす所まで考えないといけない。何故って、俺一人の意思では彼女に抗える自信ってやつが全く無いからである。
他の女性からのしつこいアタック、それを振り払うために彼女に泣きつくとか男として最低以外の何物でもないと思うけど、今の俺にはこんな方法しか思いつかなくて……はぁ、ほんと情けない。
でも、できればこんな事でシャーリーには頼りたくないし、天道から逃げるのも……なんだか釈然としない。だから、内心バカだなぁと思いながらも、俺は毅然とした態度で彼女との会話を続けることにした。
(へ、へぇ。世界が変わればやっぱり常識も変わるもんなんだな。まぁ、それもそうか。こっちの世界の情勢を考えれば、俺達の居たとこみたいに十八とか二十まで遊んでるわけにもいかないもんな)
「そうだね。それでも、子供のうちから戦え戦え言われないだけ、まだ平和なんだと思う」
(……だな)
こんな話をして改めて実感させられたが、戦わなければ生き残れない。この世界はそんな過酷な場所なんだ。
もちろん、向こうの世界にだって競争はあったし、子供らしく生きれない子供達が居た事もわかってる。だから、一概にどちらの世界が酷いとは言い切れないけど、人間を標的とする悪魔や魔物が住まう分、こちらの世界の方が命を落とす可能性は高いんだろうな。
「でもさ、ただ遊んでなんていられない、戦いが当たり前の世界ってことは、私達が居たとこ以上に人が死んでるってことだよね」
(まぁ……そうなるんじゃないか?)
一部地域における内乱や戦争が絶えないとは言え、俺達の住んでた世界はかなり平和だったんだと思う。それでも、寿命以外の死亡例は後を絶たず、病気や事故、自殺や殺人、俺達の地域ではほとんど聞かなかったけど、世界を回れば餓死する人達も存在した。
積極的に人を殺す異種生物がいない世の中でさえ人間同士が殺し合い、誰かが誰かに死ぬことを強要する。天道もそうなりかけた一人だったし、そこに無差別な破壊と殺戮が加われば……人工の減少は免れないだろう。そもそも、平和を謳う世の中で毎日能動的に人が死んでいると思うと、平和って何なんだろうと考えさせられる。
「そう考えると、子供を作るってことはこの世界だととても重要で、尊い事なんだと私は思うんだよね」
それはともかく、天道が言うように、無差別に人が死にやすいこの世界では子供という存在はとてもかけがえのないものなのだと俺も思う。もちろん、俺達が居た世界でも尊い存在な事に変わりは無いのだが……苦労と疲弊、そして現実的な余裕の無さがそれを忘れさせてしまっているように俺は感じていた。
親から子への虐待、子供を狙った悪戯や殺意。ファンタジー小説なんかでも親が子供を利用したり、子供をなぶり頃すのが好きな悪魔や悪党なんてのが居るから、そういう点ではこちらも向こうも変わらないと思う。
でも、そういった事が減らない中で年々増えていく子供はいらないと叫ぶ人々……実際、子供を育てる余裕が無いってのはわかる。俺だって、あのまま大人になってたら子供を養える自信とかたぶん無い。それ以前に彼女ができたのかって話だが……まぁ、天道とだってどうなってたかわからないわけだし。
それでもさ、やっぱり悲しいじゃん。自分達だって子供だったのに、その存在を否定するのが当たり前の世の中なんて。まるで、無意識に自分の存在まで否定してるみたいでさ。それを考えると、こんな世の中にいったい誰がしたんだろうって行き場のない怒りが……って、なんでこんな事愚痴ってるんだろうな俺。むしろ、向こうの世界の事考えるといつもこうじゃないか? ……そうだな、こんな風に自然と不満が漏れ出す程度には向こうの世界に絶望してたんだろうなきっと。
っと、横道はこのぐらいにして天道の話を真面目に聞いてやらないと。こいつをぞんざいに扱ったら、今度は性的な意味で絶望させられかねんからな。そっちのほうが人生としては怖い……ってか終わる。まぁ、正確に言うと今は剣生か。
(そうだな……子供達を皆で守り育て、戦う術を教えていかないと、弱肉強食なこの世の中で人間なんて種、あっさり全滅しかねないもんな。もちろん、その子供を作ることもとても大切で……)
って、あれ? 話の流れはともかく、この世界における人類についてというとても真面目な議題について語っていたつもりだったのだが、ふとした瞬間、俺はこの会話にただならぬ違和感を覚えてしまう。この件、なんか嫌な予感がするぞ……
「うん。だからね、こっちの世界に来た以上その責務は果たさないといけないと思うんだ。特に私は女の子だしね」
天道も珍しくとても真剣な表情で会話を弾ませているのだが、そんな彼女の誠実な雰囲気とは裏腹に、俺の体からは大量の冷や汗が溢れ出していた。だってさ、男女が二人、しかも女の子の方から男の子に向けて子供についてを真面目に語ってるんだぜ。これって……たぶん、あれしか無いよな。
そして、俺の嫌な予感は見事に的中する。
「ってなわけで、私達もドンドン恋とか愛とかしてさ、子孫繁栄なんかでバンバンこの世界に貢献しようよ!」
ですよね―。当然、子作りしましょ宣言ですよね―。知ってた。
「ということで、早速今日からレッツ子作――」
(なんでやねん)
オチが読めていたとは言え、彼女からの笑顔の申し出を受け入れる事など到底出来ず、天道の身勝手な発言を遮るように俺は真顔でツッコミを入れる。
「先輩、ノリ悪すぎ」
(いや、ノリの問題じゃねぇだろ。って言うよりも、ノリで作るもんじゃねえだろ子供って!!)
「えー、だって必要なんだよ? この世界の未来には必要な行為なんだよ? だったらほらバーンと!」
そんな俺の対応に不満を持った天道は、ノリだのバーンだのと発言し、自分の言動を正当化しようとし始める。が、屈する訳にはいかない。そもそも、ノリで子供を作ろうとか言い出す神経を俺は疑う。
(バーンとじゃねぇよ! オノマトペレベルで命一つ作ろうとか、子作り舐めてんのか!!)
「ん? 先輩のなら舐めるよ?」
だから、流石の俺もそんな彼女の主張を許す事が出来ず本気で怒ってみたのだが、それすらもネタとして処理する彼女の話術に開いた口が塞がらない。ってか、何を舐めるんだよ何を! はっきりと言って……流されるな、流されるな。
「だ、大丈夫、産んだ子は責任持ってちゃんと育てるから」
そんな彼女も、突然黙ってしまった俺を見て不安を抱いたのか、焦ってフォローを入れてくる。しかし、当たり前の事を偉そうに言われても逆に不信感しか持てないってーの。
「もう、先輩って変な所硬いよね。郷に入れば郷に従えでいいじゃん」
(いやいや、郷も何も、子育ての大変さは向こうもこっちも変わらんだろうが)
「あ、でも、頭固いって事は下も硬いってことかな?」
(はい! 自然とエロトーク混ぜんの禁止!)
「う~ん、先輩のツッコミが心地良い!」
その後も、のらりくらりと会話を進める天道に俺は翻弄させられっぱなしで……ダメだ、どこまでがジョークで、どこまでが本気なのか全くわからねぇ。誰か、こいつを止めてくれ。
小悪魔じみた表情から一変、すまし顔で語りだす天道の切り返しに目を点にする俺であったが、少しだけ記憶を遡ると合点がいった。そう言えば俺達、さっきまで年齢の話をしてたんだったな。なんとなく流れで陰湿な話題になってしまったけど。
にしても、脈絡無しで会話を戻せる話術は正直羨ましい。俺の場合、どうやって話題を戻そうか凄く悩むからな。こういうマイペースな所、こいつの美徳だと思うよ。けれど、そういった自由な部分に俺みたいな男は掻き乱されるわけで……さっきの状況が頭から離れない。
二度あることは三度ある、もとい三度目の正直。彼女色に染め上げられそうになった記憶が次は本当にやばいと囁きかけてくる。このまま会話を続けて良いのか? 今すぐ切り上げないとまた呑み込まれるのでは? そんな焦燥感が俺の中で湧き上がっていた。
それに、もし次があるとしたら、最悪シャーリーを起こす所まで考えないといけない。何故って、俺一人の意思では彼女に抗える自信ってやつが全く無いからである。
他の女性からのしつこいアタック、それを振り払うために彼女に泣きつくとか男として最低以外の何物でもないと思うけど、今の俺にはこんな方法しか思いつかなくて……はぁ、ほんと情けない。
でも、できればこんな事でシャーリーには頼りたくないし、天道から逃げるのも……なんだか釈然としない。だから、内心バカだなぁと思いながらも、俺は毅然とした態度で彼女との会話を続けることにした。
(へ、へぇ。世界が変わればやっぱり常識も変わるもんなんだな。まぁ、それもそうか。こっちの世界の情勢を考えれば、俺達の居たとこみたいに十八とか二十まで遊んでるわけにもいかないもんな)
「そうだね。それでも、子供のうちから戦え戦え言われないだけ、まだ平和なんだと思う」
(……だな)
こんな話をして改めて実感させられたが、戦わなければ生き残れない。この世界はそんな過酷な場所なんだ。
もちろん、向こうの世界にだって競争はあったし、子供らしく生きれない子供達が居た事もわかってる。だから、一概にどちらの世界が酷いとは言い切れないけど、人間を標的とする悪魔や魔物が住まう分、こちらの世界の方が命を落とす可能性は高いんだろうな。
「でもさ、ただ遊んでなんていられない、戦いが当たり前の世界ってことは、私達が居たとこ以上に人が死んでるってことだよね」
(まぁ……そうなるんじゃないか?)
一部地域における内乱や戦争が絶えないとは言え、俺達の住んでた世界はかなり平和だったんだと思う。それでも、寿命以外の死亡例は後を絶たず、病気や事故、自殺や殺人、俺達の地域ではほとんど聞かなかったけど、世界を回れば餓死する人達も存在した。
積極的に人を殺す異種生物がいない世の中でさえ人間同士が殺し合い、誰かが誰かに死ぬことを強要する。天道もそうなりかけた一人だったし、そこに無差別な破壊と殺戮が加われば……人工の減少は免れないだろう。そもそも、平和を謳う世の中で毎日能動的に人が死んでいると思うと、平和って何なんだろうと考えさせられる。
「そう考えると、子供を作るってことはこの世界だととても重要で、尊い事なんだと私は思うんだよね」
それはともかく、天道が言うように、無差別に人が死にやすいこの世界では子供という存在はとてもかけがえのないものなのだと俺も思う。もちろん、俺達が居た世界でも尊い存在な事に変わりは無いのだが……苦労と疲弊、そして現実的な余裕の無さがそれを忘れさせてしまっているように俺は感じていた。
親から子への虐待、子供を狙った悪戯や殺意。ファンタジー小説なんかでも親が子供を利用したり、子供をなぶり頃すのが好きな悪魔や悪党なんてのが居るから、そういう点ではこちらも向こうも変わらないと思う。
でも、そういった事が減らない中で年々増えていく子供はいらないと叫ぶ人々……実際、子供を育てる余裕が無いってのはわかる。俺だって、あのまま大人になってたら子供を養える自信とかたぶん無い。それ以前に彼女ができたのかって話だが……まぁ、天道とだってどうなってたかわからないわけだし。
それでもさ、やっぱり悲しいじゃん。自分達だって子供だったのに、その存在を否定するのが当たり前の世の中なんて。まるで、無意識に自分の存在まで否定してるみたいでさ。それを考えると、こんな世の中にいったい誰がしたんだろうって行き場のない怒りが……って、なんでこんな事愚痴ってるんだろうな俺。むしろ、向こうの世界の事考えるといつもこうじゃないか? ……そうだな、こんな風に自然と不満が漏れ出す程度には向こうの世界に絶望してたんだろうなきっと。
っと、横道はこのぐらいにして天道の話を真面目に聞いてやらないと。こいつをぞんざいに扱ったら、今度は性的な意味で絶望させられかねんからな。そっちのほうが人生としては怖い……ってか終わる。まぁ、正確に言うと今は剣生か。
(そうだな……子供達を皆で守り育て、戦う術を教えていかないと、弱肉強食なこの世の中で人間なんて種、あっさり全滅しかねないもんな。もちろん、その子供を作ることもとても大切で……)
って、あれ? 話の流れはともかく、この世界における人類についてというとても真面目な議題について語っていたつもりだったのだが、ふとした瞬間、俺はこの会話にただならぬ違和感を覚えてしまう。この件、なんか嫌な予感がするぞ……
「うん。だからね、こっちの世界に来た以上その責務は果たさないといけないと思うんだ。特に私は女の子だしね」
天道も珍しくとても真剣な表情で会話を弾ませているのだが、そんな彼女の誠実な雰囲気とは裏腹に、俺の体からは大量の冷や汗が溢れ出していた。だってさ、男女が二人、しかも女の子の方から男の子に向けて子供についてを真面目に語ってるんだぜ。これって……たぶん、あれしか無いよな。
そして、俺の嫌な予感は見事に的中する。
「ってなわけで、私達もドンドン恋とか愛とかしてさ、子孫繁栄なんかでバンバンこの世界に貢献しようよ!」
ですよね―。当然、子作りしましょ宣言ですよね―。知ってた。
「ということで、早速今日からレッツ子作――」
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オチが読めていたとは言え、彼女からの笑顔の申し出を受け入れる事など到底出来ず、天道の身勝手な発言を遮るように俺は真顔でツッコミを入れる。
「先輩、ノリ悪すぎ」
(いや、ノリの問題じゃねぇだろ。って言うよりも、ノリで作るもんじゃねえだろ子供って!!)
「えー、だって必要なんだよ? この世界の未来には必要な行為なんだよ? だったらほらバーンと!」
そんな俺の対応に不満を持った天道は、ノリだのバーンだのと発言し、自分の言動を正当化しようとし始める。が、屈する訳にはいかない。そもそも、ノリで子供を作ろうとか言い出す神経を俺は疑う。
(バーンとじゃねぇよ! オノマトペレベルで命一つ作ろうとか、子作り舐めてんのか!!)
「ん? 先輩のなら舐めるよ?」
だから、流石の俺もそんな彼女の主張を許す事が出来ず本気で怒ってみたのだが、それすらもネタとして処理する彼女の話術に開いた口が塞がらない。ってか、何を舐めるんだよ何を! はっきりと言って……流されるな、流されるな。
「だ、大丈夫、産んだ子は責任持ってちゃんと育てるから」
そんな彼女も、突然黙ってしまった俺を見て不安を抱いたのか、焦ってフォローを入れてくる。しかし、当たり前の事を偉そうに言われても逆に不信感しか持てないってーの。
「もう、先輩って変な所硬いよね。郷に入れば郷に従えでいいじゃん」
(いやいや、郷も何も、子育ての大変さは向こうもこっちも変わらんだろうが)
「あ、でも、頭固いって事は下も硬いってことかな?」
(はい! 自然とエロトーク混ぜんの禁止!)
「う~ん、先輩のツッコミが心地良い!」
その後も、のらりくらりと会話を進める天道に俺は翻弄させられっぱなしで……ダメだ、どこまでがジョークで、どこまでが本気なのか全くわからねぇ。誰か、こいつを止めてくれ。
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