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第三章 恋する駄女神
第105話 俺の魔力と白い液体
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さて、ここまでのスクルドの話を聞いて思ったことだが、真面目に考えると今の俺の状況は割とやばいのかもしれない。
サキュバスと言えば、男性を性的に弄び満足した時点で去っていく。なんていう生温いイメージが最近では強いが、多くの伝承に登場する彼女達は死ぬまで精気を吸い尽くすと言われている。当然人間と同じで、全てのサキュバスが危険と言う訳ではないのだろうが、彼女達の中でも異世界の血を引き、望まない形で夢魔となった天道はきっと特異な存在で、どれほどのスペックを秘めているのかわからない。そんな彼女の気分次第では俺を殺すなんてことも容易いのではないか? なんてことを考えてしまう。
実際、彼女がゴモリーに操られていた時だって、ディアインハイトが上手く行かなければどうなっていたかなんてわからない。あのまま無限に搾り取られ魔力が枯渇、シャーリーの目の前でミイラに、なんて想像するだけで体が震えてくる。
だが、今のあいつに限って俺を殺すまでいじめ抜くなんてことは無いと思う……いや、その考えは楽観的すぎるか。ストーカーの件まで想定するとヤンデレの素質は十分あるんだもんなこいつ。
そんな彼女が暴走して俺の欲望を桁違いなまでに増幅、体内に溜まりきった体液に耐えきれず爆散。白い液体をぶちまけながら死亡とか、確かに最低の死に様だと思うのでそれだけは避けたい。避けたいとは思うのだが……そうは言ってもなあ。
ここまで考えた俺が何故言葉を濁しているのかというと、スクルドの言うような極端な魔力の増加を俺が今感じ取れていないからなのである。というわけで、可能性としてはあり得るのかもしれないが、現状困っているようなことは何も無いのだ。
さて、これをどうやって瞳を潤ませている目の前の幼女に伝えるべきか……なんて、悩む必要は無いか。
(そうだな、流石に俺もそれだけは避けたい。だけどなスクルド)
「はい」
真剣な口調に合わせて顔を輝かせるスクルドだけでなく、何故か他の二人までもがまじまじと俺を見つめてくる。が、そんな同調圧力に屈しはしない! はっきりとここは言ってやるのだ。
(悪いが……そんな感覚は無い!)
自信に溢れた俺の毅然とした態度に、三人は目を丸くしたまま固まってしまう。
俺が無いと言っているのだからここは素直に喜ぶ場面だと思うが? なんて野暮なことは言わない。彼女達が何を考えているのか、大方予想はできているのだ……悲しいことだがね。
(それに、俺の体にはそういう機能はついて無いと思うぞ?)
そう、正確には俺が認識していないだけなのかもしれないが、少なくとも快楽に屈して吐き出すような機能は今の所確認できていない。その代わりとして魔力が刀身から滲み出ているのだろう。それに、天道の力で余剰な魔力が生成されているというのなら、俺の体は永久機関となっているはずで魔力切れでぶっ倒れるなんてことがあるとは思えない。
その点で見ても、強大な魔法による重度の負担で死にかけたという時点で、この理論は成立していないと言えるだろう。
「で、でもでもトオル様。劣情を催すと体から魔力が溢れ出すじゃないですか。あれはトオル様の魔力であり、血液であり、あわよくばせ、欲望の権化でもあるわけで」
そんな俺の返答に慌てたスクルドのある一文。ちょっとエッチな言葉を勢いに任せて言いきってしまうのではないかとヒヤヒヤさせられたが、直接的な表現は避けてくれたようで安心した。思ったよりも恥ずかしかったんだろうなきっと。神よ、彼女に最低限の羞恥心を与えてくれた事に感謝いたします。
(言いたいことは何となく分かるぞ。だけどな、天道とのディアンハイトからの戦闘で俺の魔力はほぼ空っぽになったはずなんだ。ってことはだ、スクルドの説明で考えると白い欲望もその時一緒に解放されてるってことになるんじゃないか? なんだ、それなら問題無いじゃないか)
「ほ、ほら、それとはまた別にそれっぽい何かが溜まっているかもしれませんし」
目を回しながらも強引に紐づけしようとするスクルド。そんな彼女の説明をことごとく論破してやると、順当に化けの皮が剥がれだした。途中から……いや、最初からなんとなく気がついてはいたが、やっぱりコイツ、俺との既成事実を作りたいだけだ。しかもあわよくばって、確証ないんかい!
ってなわけで、この程度の情報量では白い液と溢れる魔力が同じものだと言うのも机上の空論なのではないかと思えてくる。実際俺にもわからんわけだし。
「……それなら……私が……淫液の浄化を」
そんなスクルドに乗せられたのか、凛とした声音で堂々と宣言し歩いてくるシャーリーもシャーリーで、なんだか聖天使様っぽいことをおっしゃられておりますが、その内容だとこれから堕とされる変身ヒロインの台詞にしか俺には聞こえない。
「そ、そうだよね。もし、私のせいで先輩の体に変なものが残ってたら大変だもん。ここは私がやるよ。大丈夫、出るもんが無かったら作ってあげるから!」
天道なんて言ってることが完璧に確信犯のそれだし。というか、作るな!
(要するに、天道含め淫気に当てられてるのはお前らの方で、俺で発散したいと。そういうことだな)
まるで獲物を狙うゾンビのようにゆっくりと近づいてくる三人に、自分達が如何に醜い状態であるかを気付かせればいくらかの抑止力になるのではないかと考えたのだが、彼女達が止まる気配は全く感じられない。
あまりこういう言い方をしたくないのだが、迫りくる彼女達の表情は発情するメスの顔そのものだった。
女性三の四人プレイとか願った所で早々出来るもんじゃない。故にこの状況、男としては喜ぶべきなんだろう。喜ぶべきなんだろうが、まったくもって劣情を催さない。
だって、三人共目が血走ってて怖いんだもん。それに、息遣いもやけに荒くて、まるでハアハア、お、お菓子あげるからおじさんと遊ぼ。大丈夫、変なことは何もしないから。的なやばさを感じてしまう。
もし、こんな状況で悪ノリなんてしようものなら、調子に乗って毎日されかねないと俺の理性が警笛を鳴らしている。しかも、一度許したらどんどんエスカレートしていくような気がしてヤバイことこの上なかった。そんなことになったらもうね、俺の体が持たないって断言できるね。
それに、俺が求めてるのは健全で対等なお付き合いであって、独占欲で搾り取られるようなハーレムは、こっちから願い下げだ。って言っても、すでに種族とか階級とか妾とか、健全でも対等でも無いかもしれないけど。
「そ……そんなこと……ない」
「そ、そうだよ、そうですよ。先輩は何もしなくていいんですから」
「はい。誠心誠意気持ちよくして差し上げますので」
あー、こりゃ本当にダメだ。三人共目が逝っちゃってるし、何よりも背中から溢れ出るピンクのオーラが可視化されてる。天道なんて素と猫かぶりキャラが混在してるし。
正直な所、こんな酷い有様の三人から俺は今すぐ目を逸らしたかった。だが、そういうわけにもいかないのが今の俺である。彼女達から目を背けるというのは逃げることでなく、黙認し受け入れることになってしまうのだから。
こうなった以上、俺に残された選択肢は一つだ。しかし、こいつは諸刃の剣であり俺たちの信頼関係が試される。もし、自分が思っている程彼女達が俺を愛してくれていなければ、これから俺は露頭に迷うことになるであろう。それでも、やるしか無いのだ。やらなきゃやられる! ……今の台詞には好きな漢字を当てはめてくれ。
(わかった。そこまで言うなら俺も言ってやるぞ)
少々心苦しいが、もう一度だけ三人の顔を見渡し俺は決意を固める。そして、心を鬼にしてこの言葉を解き放った。
(これ以上やるなら……絶交だからな)
サキュバスと言えば、男性を性的に弄び満足した時点で去っていく。なんていう生温いイメージが最近では強いが、多くの伝承に登場する彼女達は死ぬまで精気を吸い尽くすと言われている。当然人間と同じで、全てのサキュバスが危険と言う訳ではないのだろうが、彼女達の中でも異世界の血を引き、望まない形で夢魔となった天道はきっと特異な存在で、どれほどのスペックを秘めているのかわからない。そんな彼女の気分次第では俺を殺すなんてことも容易いのではないか? なんてことを考えてしまう。
実際、彼女がゴモリーに操られていた時だって、ディアインハイトが上手く行かなければどうなっていたかなんてわからない。あのまま無限に搾り取られ魔力が枯渇、シャーリーの目の前でミイラに、なんて想像するだけで体が震えてくる。
だが、今のあいつに限って俺を殺すまでいじめ抜くなんてことは無いと思う……いや、その考えは楽観的すぎるか。ストーカーの件まで想定するとヤンデレの素質は十分あるんだもんなこいつ。
そんな彼女が暴走して俺の欲望を桁違いなまでに増幅、体内に溜まりきった体液に耐えきれず爆散。白い液体をぶちまけながら死亡とか、確かに最低の死に様だと思うのでそれだけは避けたい。避けたいとは思うのだが……そうは言ってもなあ。
ここまで考えた俺が何故言葉を濁しているのかというと、スクルドの言うような極端な魔力の増加を俺が今感じ取れていないからなのである。というわけで、可能性としてはあり得るのかもしれないが、現状困っているようなことは何も無いのだ。
さて、これをどうやって瞳を潤ませている目の前の幼女に伝えるべきか……なんて、悩む必要は無いか。
(そうだな、流石に俺もそれだけは避けたい。だけどなスクルド)
「はい」
真剣な口調に合わせて顔を輝かせるスクルドだけでなく、何故か他の二人までもがまじまじと俺を見つめてくる。が、そんな同調圧力に屈しはしない! はっきりとここは言ってやるのだ。
(悪いが……そんな感覚は無い!)
自信に溢れた俺の毅然とした態度に、三人は目を丸くしたまま固まってしまう。
俺が無いと言っているのだからここは素直に喜ぶ場面だと思うが? なんて野暮なことは言わない。彼女達が何を考えているのか、大方予想はできているのだ……悲しいことだがね。
(それに、俺の体にはそういう機能はついて無いと思うぞ?)
そう、正確には俺が認識していないだけなのかもしれないが、少なくとも快楽に屈して吐き出すような機能は今の所確認できていない。その代わりとして魔力が刀身から滲み出ているのだろう。それに、天道の力で余剰な魔力が生成されているというのなら、俺の体は永久機関となっているはずで魔力切れでぶっ倒れるなんてことがあるとは思えない。
その点で見ても、強大な魔法による重度の負担で死にかけたという時点で、この理論は成立していないと言えるだろう。
「で、でもでもトオル様。劣情を催すと体から魔力が溢れ出すじゃないですか。あれはトオル様の魔力であり、血液であり、あわよくばせ、欲望の権化でもあるわけで」
そんな俺の返答に慌てたスクルドのある一文。ちょっとエッチな言葉を勢いに任せて言いきってしまうのではないかとヒヤヒヤさせられたが、直接的な表現は避けてくれたようで安心した。思ったよりも恥ずかしかったんだろうなきっと。神よ、彼女に最低限の羞恥心を与えてくれた事に感謝いたします。
(言いたいことは何となく分かるぞ。だけどな、天道とのディアンハイトからの戦闘で俺の魔力はほぼ空っぽになったはずなんだ。ってことはだ、スクルドの説明で考えると白い欲望もその時一緒に解放されてるってことになるんじゃないか? なんだ、それなら問題無いじゃないか)
「ほ、ほら、それとはまた別にそれっぽい何かが溜まっているかもしれませんし」
目を回しながらも強引に紐づけしようとするスクルド。そんな彼女の説明をことごとく論破してやると、順当に化けの皮が剥がれだした。途中から……いや、最初からなんとなく気がついてはいたが、やっぱりコイツ、俺との既成事実を作りたいだけだ。しかもあわよくばって、確証ないんかい!
ってなわけで、この程度の情報量では白い液と溢れる魔力が同じものだと言うのも机上の空論なのではないかと思えてくる。実際俺にもわからんわけだし。
「……それなら……私が……淫液の浄化を」
そんなスクルドに乗せられたのか、凛とした声音で堂々と宣言し歩いてくるシャーリーもシャーリーで、なんだか聖天使様っぽいことをおっしゃられておりますが、その内容だとこれから堕とされる変身ヒロインの台詞にしか俺には聞こえない。
「そ、そうだよね。もし、私のせいで先輩の体に変なものが残ってたら大変だもん。ここは私がやるよ。大丈夫、出るもんが無かったら作ってあげるから!」
天道なんて言ってることが完璧に確信犯のそれだし。というか、作るな!
(要するに、天道含め淫気に当てられてるのはお前らの方で、俺で発散したいと。そういうことだな)
まるで獲物を狙うゾンビのようにゆっくりと近づいてくる三人に、自分達が如何に醜い状態であるかを気付かせればいくらかの抑止力になるのではないかと考えたのだが、彼女達が止まる気配は全く感じられない。
あまりこういう言い方をしたくないのだが、迫りくる彼女達の表情は発情するメスの顔そのものだった。
女性三の四人プレイとか願った所で早々出来るもんじゃない。故にこの状況、男としては喜ぶべきなんだろう。喜ぶべきなんだろうが、まったくもって劣情を催さない。
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もし、こんな状況で悪ノリなんてしようものなら、調子に乗って毎日されかねないと俺の理性が警笛を鳴らしている。しかも、一度許したらどんどんエスカレートしていくような気がしてヤバイことこの上なかった。そんなことになったらもうね、俺の体が持たないって断言できるね。
それに、俺が求めてるのは健全で対等なお付き合いであって、独占欲で搾り取られるようなハーレムは、こっちから願い下げだ。って言っても、すでに種族とか階級とか妾とか、健全でも対等でも無いかもしれないけど。
「そ……そんなこと……ない」
「そ、そうだよ、そうですよ。先輩は何もしなくていいんですから」
「はい。誠心誠意気持ちよくして差し上げますので」
あー、こりゃ本当にダメだ。三人共目が逝っちゃってるし、何よりも背中から溢れ出るピンクのオーラが可視化されてる。天道なんて素と猫かぶりキャラが混在してるし。
正直な所、こんな酷い有様の三人から俺は今すぐ目を逸らしたかった。だが、そういうわけにもいかないのが今の俺である。彼女達から目を背けるというのは逃げることでなく、黙認し受け入れることになってしまうのだから。
こうなった以上、俺に残された選択肢は一つだ。しかし、こいつは諸刃の剣であり俺たちの信頼関係が試される。もし、自分が思っている程彼女達が俺を愛してくれていなければ、これから俺は露頭に迷うことになるであろう。それでも、やるしか無いのだ。やらなきゃやられる! ……今の台詞には好きな漢字を当てはめてくれ。
(わかった。そこまで言うなら俺も言ってやるぞ)
少々心苦しいが、もう一度だけ三人の顔を見渡し俺は決意を固める。そして、心を鬼にしてこの言葉を解き放った。
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