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第三章 恋する駄女神
第104話 夜伽
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(えーと、まぁ。スクルドの話はとりあえずこれで終わり、ってことでいいのか?)
とかなんとか、色々と小難しいことを考えてしまった俺であったが、冷静になってみればシャーリーと二人でこっ恥ずかしいことをしていただけと気づいてしまい、急に湧き上がってきた羞恥心についつい言葉をどもらせてしまう。
「あ、すいませんトオル様。もう一つだけ宜しいでしょうか」
(おう。もう言いたいことは全部話しとけ)
そのせいか、今の俺は完全にやけくそで、その軽率な発言がまたも問題を引き起こすなんて事考えもしなかったのだ。
「トオル様、お体の調子は大丈夫でございますか?」
(ん? ああ、お前に魔力供給して貰ってからすこぶる調子がいいよ)
少しばかり頬が上気していたとはいえ、想像以上に平凡だった彼女の問に思わず俺は拍子抜けしてしまう。いやまあ、スクルドのことを何だと思ってるんだと言われそうではあるが、このお気楽爆弾娘の口からは良い意味でも悪い意味でもテロ級の爆薬しか投下されないと思っていたため、純粋に俺を心配するだけの彼女の言葉に、逆の意味で唖然としてしまったのである。
でも、そうだよな。一応彼女も俺のことを好いてくれてるわけだし、心配ぐらいしてくれるのは当たり前か。と、ちょっとした王様気分で納得した俺がとんでもない間違いだったことに、次の彼女の発言で気付かされることとなる。
「いえ、そちらの方ではなく。下の方は、問題ございませんか?」
(……下?)
下。その言葉に一瞬首をかしげたものの、彼女が何を言いたかったのか俺はすぐさま気がついてしまった。そして、その考えが正しいのか恐る恐る確認を取る。
(なあスクルド。下って言うのはまさか、体から出るヨーグルト的な何かというか、白い体液なあれ?)
「はい!」
呆れ気味の俺の質問に一切の躊躇も無く元気いっぱいで答えるスクルドに対し、俺は苦い笑いを浮かべた。こいつは突然何を言い出すのかと。しかも、見た目が幼女ってのが余計に罪の意識を感じてしまい、ぶっちゃけ辛い。だが、この程度で戸惑うことは今の俺には許されなかった。彼女の口から賽は投げられ、状況は更に悪化していく。
「その、ですね。トオル様さえよろしければ、今晩夜伽をして差し上げようかと思いまして」
「夜」
「……伽」
またもやこの地雷原は何を言い出すんですかね。と、思ったのも束の間、当事者であるはずの俺よりも早く驚いてみせた女性陣二人の姿に、心の中で盛大にため息を吐く。
俺の出番を取らないでくれませんかねご両人。なんて、愚痴ってる場合でもなさそうだ。そのお二方が早く話を進めろと修羅のような笑顔で主張していらっしゃる。どちらにせよ、聞き流せる話題では無さそうだし理由だけでもせっせと聞いておくか。俺がピンチになる前に。
(スクルド、とりあえず理由を説明してもらおうか?)
「はい。トオル様は、こちらの世界に来られてからそういった行為を成されておりませんよね?」
(まあ……してないな)
そりゃまあ動けないわけだし、独りで慰めるなんて行為ができるはずもない。そもそも、この体でそういう行動をとる必要性が感じられないわけで……それにだ、できた所で俺の近くにはいつもシャーリーがいる。そういった行為を彼女の目をかい潜って行うのは至難の業で、見つかりでもしたらそれこそ恥ずかしさで死にたくなる。
ついでに言えば、俺の感情が昂った時点で思考は彼女に筒抜けとなり、バレないで達するというのは正直な所不可能だと思う。それに、向こうの世界でも頻繁になんて……って俺の性事情とかどうでもいい! だんだん恥ずかしくなってきたわ。スクルドも満更でもない笑顔を浮かべてるし。なんか釈然としない。
(……っで、それがどうしたんだよ)
「あっ、すいません。ここ数日、特に今日なんて特等席でアサミさんの媚香を浴び続けていらっしゃったじゃないですか」
(そうだな、確かに今日はだいぶやばかった。実際、危うく出かけ……コホン)
想像以上に真っ当なスクルドとの会話に俺はつい油断してしまい、思わず口を滑らせてしまう。達しかけたなんてうっかり言いかけた不甲斐なさに、刀身を赤く染めた俺は軽く咳払いをし、横目でチラッと天道の顔色を覗き込む。すると、予想通りというべきか、うちの淫魔は清々しいまでの笑顔を浮かべていた。
あの時の俺を思い出して私で気持ちよくなってくれてたのが嬉しいとか、そんなことを考えているんだろうが、逆に俺は悔しいです。基本バカ正直な俺の性格と、からかい上手の天道さんとの相性はやっぱり最悪だと思う。主に俺の方が。
そんな事よりも、ここ数日というスクルドの言葉通り、天道の体からは常時淫気のようなものが溢れ出ているのだろうかと、俺はそれが気になった。
(なあ天道、お前の催淫効果ってやっぱり普段も出続けてるのか?)
「うーん、わかんないけど、常時そこそこは出てるんじゃないかな。ほら、私の体っていつでもフェロモン全開だし」
答えになってないような答えを返しながら彼女はブレザーのボタンを外すと、前屈みになりながら両腕で胸を挟み込み、俺を挑発するようにだっちゅーののポーズを取り始める。……ネタのわからない人はスルーしてくれ。
シャツ越しであるにも関わらず、はっきりと主張する二つの山脈は確かに目を引くのだが、そうじゃない。いつも通りとぼけているだけなのか、本当にわからないのか定かではないが、まともな回答が得られそうに無いことだけは確かであろう。
現に、今の彼女の表情は妙ににやけていて、完全に俺をからかっている時のものだし。こいつにまともな回答を求めるのが間違っていたと、おとなしく話を戻そう。
(タシカニテンドウサン、ミワクノカラダツキ、シテマスモンネ。で)
「こらー! スルーするなー! ちゃんと褒めろ!」
適当な俺の扱いにそんな供述をしながら怒る天道だったが、スルーはしてないし、褒めること前提の会話では無かったと思う。それに、攻めが単調すぎる。夢の詰まった二つの膨らみだけで俺をなんとか出来ると思ったら大間違いなのだ。俺はそんなに安っぽい男じゃない……たぶん。
「先輩……もしかしてパンチラのほうが好み?」
(止めなさい)
心の声に反応してさり気なく制服のスカートに手をかける天道を、俺は言葉で制した。まったく、手段を選ばない女である。自由奔放な彼女の姿には、流石のスクルドもやや困惑気味だ。
「えっと、話を進めますね。本来のサキュバスはエネルギー供給を目的として淫らな行為に及びますが、朝美さんの場合トオル様と営みを行いたいという純粋な性欲も含めて成り立っております。それ故か、彼女の媚香は想像以上に強力で、我慢をしようものなら器官が破裂する可能性もあるかと」
(つまり、天道の場合生存のために体液を搾り取るわけではなく、自分の快楽、それも子を成す旨も含んでいることによって、肉欲だけでなく液を作る速度までも上昇させている。と?)
真面目な会話だと言う事は重々承知しているのだが、内容が内容なだけに直接的な表現を避けていても、むしろ直接的な表現を避けているからこそ妄想が膨らみ、気恥ずかしさが増していく。それに、さらっと言われたけど棒が破裂するとか、男にとっては死ぬ次ぐらいの大問題である。今の俺のどの部分がそれに当たるのか定かではないが。にしても、これだけ猥談を続けて彼女は恥ずかしくないのかね? なんだか不公平な気がする。
「兼ねその認識で問題ないと思われます」
だが、彼女は真剣に話をしているのだ。その真っ直ぐな瞳に劣等感を感じている場合ではないと、俺も心を入れ替える。
(ということは、今の俺の体内では白い液体が大量に生成され、循環できずに溢れかけているのではないか。と?)
「はい、その可能性を危惧しているんです。器官もまずいですが、体ごと吹き飛ぶなんてことも考えられますので。それを回避するため、是非私めにその大役を」
とかなんとか、色々と小難しいことを考えてしまった俺であったが、冷静になってみればシャーリーと二人でこっ恥ずかしいことをしていただけと気づいてしまい、急に湧き上がってきた羞恥心についつい言葉をどもらせてしまう。
「あ、すいませんトオル様。もう一つだけ宜しいでしょうか」
(おう。もう言いたいことは全部話しとけ)
そのせいか、今の俺は完全にやけくそで、その軽率な発言がまたも問題を引き起こすなんて事考えもしなかったのだ。
「トオル様、お体の調子は大丈夫でございますか?」
(ん? ああ、お前に魔力供給して貰ってからすこぶる調子がいいよ)
少しばかり頬が上気していたとはいえ、想像以上に平凡だった彼女の問に思わず俺は拍子抜けしてしまう。いやまあ、スクルドのことを何だと思ってるんだと言われそうではあるが、このお気楽爆弾娘の口からは良い意味でも悪い意味でもテロ級の爆薬しか投下されないと思っていたため、純粋に俺を心配するだけの彼女の言葉に、逆の意味で唖然としてしまったのである。
でも、そうだよな。一応彼女も俺のことを好いてくれてるわけだし、心配ぐらいしてくれるのは当たり前か。と、ちょっとした王様気分で納得した俺がとんでもない間違いだったことに、次の彼女の発言で気付かされることとなる。
「いえ、そちらの方ではなく。下の方は、問題ございませんか?」
(……下?)
下。その言葉に一瞬首をかしげたものの、彼女が何を言いたかったのか俺はすぐさま気がついてしまった。そして、その考えが正しいのか恐る恐る確認を取る。
(なあスクルド。下って言うのはまさか、体から出るヨーグルト的な何かというか、白い体液なあれ?)
「はい!」
呆れ気味の俺の質問に一切の躊躇も無く元気いっぱいで答えるスクルドに対し、俺は苦い笑いを浮かべた。こいつは突然何を言い出すのかと。しかも、見た目が幼女ってのが余計に罪の意識を感じてしまい、ぶっちゃけ辛い。だが、この程度で戸惑うことは今の俺には許されなかった。彼女の口から賽は投げられ、状況は更に悪化していく。
「その、ですね。トオル様さえよろしければ、今晩夜伽をして差し上げようかと思いまして」
「夜」
「……伽」
またもやこの地雷原は何を言い出すんですかね。と、思ったのも束の間、当事者であるはずの俺よりも早く驚いてみせた女性陣二人の姿に、心の中で盛大にため息を吐く。
俺の出番を取らないでくれませんかねご両人。なんて、愚痴ってる場合でもなさそうだ。そのお二方が早く話を進めろと修羅のような笑顔で主張していらっしゃる。どちらにせよ、聞き流せる話題では無さそうだし理由だけでもせっせと聞いておくか。俺がピンチになる前に。
(スクルド、とりあえず理由を説明してもらおうか?)
「はい。トオル様は、こちらの世界に来られてからそういった行為を成されておりませんよね?」
(まあ……してないな)
そりゃまあ動けないわけだし、独りで慰めるなんて行為ができるはずもない。そもそも、この体でそういう行動をとる必要性が感じられないわけで……それにだ、できた所で俺の近くにはいつもシャーリーがいる。そういった行為を彼女の目をかい潜って行うのは至難の業で、見つかりでもしたらそれこそ恥ずかしさで死にたくなる。
ついでに言えば、俺の感情が昂った時点で思考は彼女に筒抜けとなり、バレないで達するというのは正直な所不可能だと思う。それに、向こうの世界でも頻繁になんて……って俺の性事情とかどうでもいい! だんだん恥ずかしくなってきたわ。スクルドも満更でもない笑顔を浮かべてるし。なんか釈然としない。
(……っで、それがどうしたんだよ)
「あっ、すいません。ここ数日、特に今日なんて特等席でアサミさんの媚香を浴び続けていらっしゃったじゃないですか」
(そうだな、確かに今日はだいぶやばかった。実際、危うく出かけ……コホン)
想像以上に真っ当なスクルドとの会話に俺はつい油断してしまい、思わず口を滑らせてしまう。達しかけたなんてうっかり言いかけた不甲斐なさに、刀身を赤く染めた俺は軽く咳払いをし、横目でチラッと天道の顔色を覗き込む。すると、予想通りというべきか、うちの淫魔は清々しいまでの笑顔を浮かべていた。
あの時の俺を思い出して私で気持ちよくなってくれてたのが嬉しいとか、そんなことを考えているんだろうが、逆に俺は悔しいです。基本バカ正直な俺の性格と、からかい上手の天道さんとの相性はやっぱり最悪だと思う。主に俺の方が。
そんな事よりも、ここ数日というスクルドの言葉通り、天道の体からは常時淫気のようなものが溢れ出ているのだろうかと、俺はそれが気になった。
(なあ天道、お前の催淫効果ってやっぱり普段も出続けてるのか?)
「うーん、わかんないけど、常時そこそこは出てるんじゃないかな。ほら、私の体っていつでもフェロモン全開だし」
答えになってないような答えを返しながら彼女はブレザーのボタンを外すと、前屈みになりながら両腕で胸を挟み込み、俺を挑発するようにだっちゅーののポーズを取り始める。……ネタのわからない人はスルーしてくれ。
シャツ越しであるにも関わらず、はっきりと主張する二つの山脈は確かに目を引くのだが、そうじゃない。いつも通りとぼけているだけなのか、本当にわからないのか定かではないが、まともな回答が得られそうに無いことだけは確かであろう。
現に、今の彼女の表情は妙ににやけていて、完全に俺をからかっている時のものだし。こいつにまともな回答を求めるのが間違っていたと、おとなしく話を戻そう。
(タシカニテンドウサン、ミワクノカラダツキ、シテマスモンネ。で)
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適当な俺の扱いにそんな供述をしながら怒る天道だったが、スルーはしてないし、褒めること前提の会話では無かったと思う。それに、攻めが単調すぎる。夢の詰まった二つの膨らみだけで俺をなんとか出来ると思ったら大間違いなのだ。俺はそんなに安っぽい男じゃない……たぶん。
「先輩……もしかしてパンチラのほうが好み?」
(止めなさい)
心の声に反応してさり気なく制服のスカートに手をかける天道を、俺は言葉で制した。まったく、手段を選ばない女である。自由奔放な彼女の姿には、流石のスクルドもやや困惑気味だ。
「えっと、話を進めますね。本来のサキュバスはエネルギー供給を目的として淫らな行為に及びますが、朝美さんの場合トオル様と営みを行いたいという純粋な性欲も含めて成り立っております。それ故か、彼女の媚香は想像以上に強力で、我慢をしようものなら器官が破裂する可能性もあるかと」
(つまり、天道の場合生存のために体液を搾り取るわけではなく、自分の快楽、それも子を成す旨も含んでいることによって、肉欲だけでなく液を作る速度までも上昇させている。と?)
真面目な会話だと言う事は重々承知しているのだが、内容が内容なだけに直接的な表現を避けていても、むしろ直接的な表現を避けているからこそ妄想が膨らみ、気恥ずかしさが増していく。それに、さらっと言われたけど棒が破裂するとか、男にとっては死ぬ次ぐらいの大問題である。今の俺のどの部分がそれに当たるのか定かではないが。にしても、これだけ猥談を続けて彼女は恥ずかしくないのかね? なんだか不公平な気がする。
「兼ねその認識で問題ないと思われます」
だが、彼女は真剣に話をしているのだ。その真っ直ぐな瞳に劣等感を感じている場合ではないと、俺も心を入れ替える。
(ということは、今の俺の体内では白い液体が大量に生成され、循環できずに溢れかけているのではないか。と?)
「はい、その可能性を危惧しているんです。器官もまずいですが、体ごと吹き飛ぶなんてことも考えられますので。それを回避するため、是非私めにその大役を」
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