何もかも私の被害妄想だったと?
フィリスは、友人のダイアナと婚約者のブルースが自分の悪口を言っているのを聞いてしまった。たしかに、普通の令嬢とは違いフィリスは聖女だし魔法学園の授業を途中で抜けて仕事に行くこともあった。
それでも、彼らと対等になるためにフィリスは馴染もうと必死に努力をしていた。
しかしそんなフィリスの努力はまったく報われておらず、彼らは悪口を聞かれたことも適当にごまかしても問題ないと思っている様子で、心が折れて学園から抜け出し実家に帰った。
出迎えたのは母だった。しかし母もフィリスの気にしすぎだというし、家を継ぐために養子に来ている兄はフィリスが帰ってきた事実を疎んでいる。
悩んでいるうちに、ダイアナとブルースが屋敷にやってきて被害妄想はやめて大人になれと言ってくるのだった。
他人に左右されてばかりな主人公がどうにか自分の指標を見つけるお話です。
それでも、彼らと対等になるためにフィリスは馴染もうと必死に努力をしていた。
しかしそんなフィリスの努力はまったく報われておらず、彼らは悪口を聞かれたことも適当にごまかしても問題ないと思っている様子で、心が折れて学園から抜け出し実家に帰った。
出迎えたのは母だった。しかし母もフィリスの気にしすぎだというし、家を継ぐために養子に来ている兄はフィリスが帰ってきた事実を疎んでいる。
悩んでいるうちに、ダイアナとブルースが屋敷にやってきて被害妄想はやめて大人になれと言ってくるのだった。
他人に左右されてばかりな主人公がどうにか自分の指標を見つけるお話です。
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ざまぁがちょこちょこあったり、意外な展開であったり、して面白く読ませて頂きました。
感想の投稿欄には、びっくりする内容もありましたが、私はすきです。ただ、ジゼルの領地での奮闘や、ユーベルが護衛になったことでの色々がなかった事が残念に思いました。番外編で、あったり、その後も、読みたい!と思いました。
完結までお疲れさまでした。ありがとうございます。次回作も楽しみにしています。
全部読みました😄
面白かったです。楽しい時間をありがとう!!
こちらこそ読んでいただいてありがとうございました。またどこかでお目にかかれたら幸いです。
今、10話まで読みました~✴️面白いです。
夜遅いので、また、明日続きを読みます。主人公ガンバレ-✊‼
ご感想ありがとうございます。
この作品は現代をテーマにしていません。
そしてこの物語はフィクションです。そういった悲しい思いをしている人間の実録でもなければ、何か思想を伝えようという意思はありません。
情けのかけるかけないは人の自由でしょう。そして罪も罰の形も時代背景によって異なります。なので、誰がどんな罪を犯して許されようが何をしようが、この現代においてその問題を、照らし合わせて間違っているというのは筋違いです。
それにこの話あまり作品に関係ありませんね。世界観として矛盾が生まれているという指摘だったら、こちらも質問に答えますが、あなたの主張に対して真っ向から向き合う理由がありません。
次回からはコメントを却下します。それに、作者が自分さえよければ他はどうでもいいと思うような人間かどうかなど、どうでもいいでしょう。気に入ったら読む、嫌なら読まない、好きにしてください。誰も貴方にこの小説を読めと押し付けてなどいませんよ。
一応世界観が中世ヨーロッパをイメージした舞台で、カメラも録音機器もない世界になっています。
ですので、大勢の目撃者がいる場合を除いて罪を確定させて立証させるのはとても難しく、他人がブルースの行為に対しての罰に、文句は言えないと思います。それを言えるのは当事者だけです。
そしてその当事者が、国外追放を望んでいる。ブルース本人もカイルに殺されてもおかしくない状況で国外追放にされることになったといわれ、自分はそれ以上の罪を犯しましたとは言いません。
王政ですので、王家に対する殺人未遂や不敬罪は確かに打ち首でしょうし、一家もろともつるし首ということもあります。しかしフィリスは聖女であり、王族より一段権威が下がります。
フィリスをどうこうしても国の転覆を目論んだと取れるような立場にはいません。それに国家を代表する立場ではなく、フィリスは聖女なので教会勢力の一派です。
だからこそ王家はフィリスに協力をしてもらうだけ、彼女が敬われなかったことについての世間の目や、生ぬるい処罰でこれからもフィリスを敬わない人間が出てこようがどうでもいいです。
だた、協力関係にあるので、フィリスにお願いをされれば、普段から国の為に尽くしてくれているしOKを出す。フィリスが今後も敬われないことについては、フィリスの問題であって国の問題ではありません。
であれば、見せしめを行う必要性はないと作者は考えたのですが、そのあたりまでうまく描写できてなかったようで、申し訳ないです。
それから、たしかにフィリスの判断は甘いですが、その判断について被害者であるフィリスが文句を言われる筋合いがありません。
しかし、結果的にはヘイトをためたキャラをぶっ殺してほしかったという話でしたら、多分作者の作品はあまり読まない方がいいかもしれません。よくざまぁが足りないと言われます。
他作家さんの作品に比べると、主人公が不憫な目に遭っている確立が高いような気がします。そのくせあまり復讐しないタイプが多いです。
以上です。ここまで読んでいただき、長文のコメントもいただいてうれしく思います。出来れば最後まで読んでいってほしいですがこれ以上のざまぁ要素はないので、無理せずで結構です。ご感想ありがとうございました。
ご感想ありがとうございます。
ご感想ありがとうございます。
その日がお前の人生が終了する日だ!!💢👎
ご感想ありがとうございます。
ご感想ありがとうございます。
修正いたしました。助かります。
ご感想ありがとうございます。
ご感想ありがとうございます。
ご感想ありがとうございます。おじいちゃんと孫、可愛い関係性ですね。
ご感想ありがとうございます。
ちょっとなんなのです!?この子たち!
お義兄さま!出番ですわよ!
ご感想ありがとうございます。
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