異世界転生漫遊記

しょう

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転生

5.5話 神から見たカイ(少しネタバレ含む)

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~神視点~

「ほぉ~中々の魔素の浸透率じゃの」

「良くも休まずにやり続けるものよ」

「(やはり前世の過労死が堪えて折るのかの)」

「この世界なら魔素の浸透率が高ければ高いほど健康に長生きできるからの~」

「あっまたカイとかいう子供に邪魔されとるの」

「しかしあのカイとかいう子供、魂が歪んどる」

「普通あの歳なら、まだ素直なはずなんじゃが」

「(少し見てみるかの)」


~少し後~
「ほぉ~あれは前世の罪が、影響しているの」

「まさか魔物の祖の魂とは」

「あれは、駄目じゃな」

「どれだけ努力してもあれが変わる事はないの」

「生根が腐っとる」

「今はまだ子供じゃからマシじゃが」

「下手をすると文明どころでない」

「世界を滅ぼしかねん」

「流石は原初の魔獣じゃ」

「全ての魔獣の王が協力して」

「1万年かけてようやく倒せた奴」

「世界最強の1角にして最凶の魔獣」

「どれ流石にこのままにしとくわけにもいかん」

「余り干渉はしたくないが」

「あの災厄の魔獣の魂は滅ぼさなければな」

「まぁカイとかいう子供は事故死になるがの」




こうして世界の危機は先んじて見つけた神の手によって幕を閉じた
しかし文明が進まなかったのは魔獣の祖だけが理由ではない
まだいつくもの理由がこの世界には眠っている













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