双子の王子は自由に生きたい(兄視点)

ゆーの部屋

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〜幼少期〜

城内探検

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…さて、こんなところだな。わかったか?
ーまあだいたい。でも今使えないからね。
…そうだな。

ゴーン

…朝の鐘か。自由時間は終わりだな。
ーもうそんな時間なの?はぁ。まだ自分で動いたらやばいからなんもできね~んだよな~。
…まあしょうがない。

ガチャ
「「レイ様、アース様おはようございます!(。)」」
…こいつは俺たちの専属メイドと専属執事である、メイとゼスだ。
「すごいですな。いつも私達が来る頃にはしっかりと起きていらっしゃる。」
「たしかにいつも起きててすごいですね~。」













…生まれてから約3ヶ月後
「今日は探検に行ってみますか!」
…唐突に言われたそれはとても嬉しかった。
「よし、じゃあ2人とも行きますよ。」
「どこに行くつもりで?」
「中庭がいいかと思って。」
「たしかにあそこなら危なくないですしね。」
「じゃあ行きましょう!」





「ここが中庭ですよ~。綺麗でしょ~。」
それから1時間ぐらい中庭を散歩してから、
「じゃあ今日はお城の中を色々教えてあげますね~。」
「大丈夫ですか?そんなことして。」
「大丈夫でしょう。今も影が5人ほどついているようですし。」
「それもそうですな。」
「ではしゅっぱーつ。」






「ここが食堂です。ご飯が食べれるようになったら、みんなでここで食事するんですよ。」




「ここが厨房です。ここでご飯を作っているんですよ。」
「あら?メイちゃんじゃないの。ってことはこのお二人が第10王子様と第11王子様?」
「そうですよ~。かわいいでしょ。」
「あら~かわいいわねぇ~。将来はきっとイケメンになるわね。」
「マメルさーん、ちょっと来てくれない?」
「はいはーい。ごめんなさいねまた今度会いましょう。」
「はい。それでは。」
…それからもメイは色々な場所を紹介してくれた。全て記憶しているので、普段使うほとんど場内の場所は覚えることができたな。
ーうん。こんなに広いなんてさすがだね。
…まあ軽く見ただけのはずなのに、見終わった頃にはもう夕方になっているからな。
ーさすがって感じだったね~。
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