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第1章
11話 6日目 特訓3
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「いったい今日は何をするんだ?」
「今日は盛り沢山だぞ。空を飛んだり、魔法を完璧に使いこなし、剣術や体術なんかも一流のものを叩き込む。それらを全て身につければ取り敢えずは基礎訓練は終わりだ。」
「え?基礎訓練?」
「この程度で終わりだと思っていたのか?生ぬるいな。まだまだ行くぞ。あ、そうそう時間は5000倍に感じるようになっているから。それは俺たちが協力して作った結構すごい術式だからそれを解除できたら今日の試験が終了だと思ってくれ。まあ今やろうとしたらめちゃくちゃなことになりそうだがな。」
「嘘だろ…何やらせるんだよ。」
「この程度で立ち止まってもらうわけにはいかないからな。ほらやるぞ!」
「はい。」
まずは体術から叩き込まれた。転がされたり、投げ飛ばされたりと散々な目に遭いながらなんとかなった。
剣術も似たようなものだったが、途中から真剣を使ってくるからもう命懸け。死ぬかと思った。
最後に魔法。これはとても時間がかかった。今までやってきた時間ぶんぐらいを講義などの座学に費やされ、そこから実践までをその3倍近く受けさせられた。
そしてついに術式を破り、今日の試験が終わった。
「おつかれ。頑張ったじゃねぇか。」
「ああ。」
「そういえばあれって確か本来早くとも50年は経つやつじゃないか?」
「そうだったんだがこいつはあの方達に認められたやつ。才能だけはものすごいあって、たったの5年で終わらしたんだ。すごいだろ。」
「ほう。それはすごいな。稀に見る天才だ。」
「あれ?内部で5年経ったってことか?」
「ああ。お前はすごい。」
「ふざけんなよ。何してくれるん?」
「いや、俺は教えてただけでちゃうやんな?な?」
「はあ。まあいいだろう。どうせまだお前ら誰も俺のことを主と思っていないんだろ。」
「…」
「それじゃあ明日はミハエルのところに行く日だ。そのあとは龍を倒すか。」
「今のお前ならきっといけるだろう。ステータスを開いてみろ。」
「ステータス」
名前 月虹 咲夜
年齢 17
種族 殿上人
職業 影王 死神 冥王 閻魔大王 獄王 死王 神?
魔法適正 全魔法
スキル
全知全能?・創造?・地獄の業火・鬼火・死への誘い・号令・威圧・死者返し・魂喰らい・宣告・百鬼夜行・百花繚乱・終焉の雨・改竄・眷属召喚・神速・神眼・先手必勝
称号 想いを受け継ぐもの・3人が全てを賭けたもの・閉ざされた扉
加護 影王・冥王・獄王の加護
レベル 85763/∞
「え?」
「まあまあ上がっただろう?こっから先もどんどん上げていくからよろしくな!」
「めっちゃ俺すごいやん。」
「?まだまだこの程度だぜ。レベルの克服…限界突破ができてないだろう。∞の場合限界突破すれば…いや、い今は言わなくていいか。」
「マジで?」
「まじまじ。やっと俺たちが魔力を感知できるようになったくらいだ。差で言えばスイカと塩ぐらいだな。」
「嘘だろ。」
「まだまだ教えることはいっぱいあるんだ。まあ頑張れや。」
「ひい。」
こうして俺は次の特訓への恐怖心を覚えながら、3日間の特訓を終わらせたのであった。
「今日は盛り沢山だぞ。空を飛んだり、魔法を完璧に使いこなし、剣術や体術なんかも一流のものを叩き込む。それらを全て身につければ取り敢えずは基礎訓練は終わりだ。」
「え?基礎訓練?」
「この程度で終わりだと思っていたのか?生ぬるいな。まだまだ行くぞ。あ、そうそう時間は5000倍に感じるようになっているから。それは俺たちが協力して作った結構すごい術式だからそれを解除できたら今日の試験が終了だと思ってくれ。まあ今やろうとしたらめちゃくちゃなことになりそうだがな。」
「嘘だろ…何やらせるんだよ。」
「この程度で立ち止まってもらうわけにはいかないからな。ほらやるぞ!」
「はい。」
まずは体術から叩き込まれた。転がされたり、投げ飛ばされたりと散々な目に遭いながらなんとかなった。
剣術も似たようなものだったが、途中から真剣を使ってくるからもう命懸け。死ぬかと思った。
最後に魔法。これはとても時間がかかった。今までやってきた時間ぶんぐらいを講義などの座学に費やされ、そこから実践までをその3倍近く受けさせられた。
そしてついに術式を破り、今日の試験が終わった。
「おつかれ。頑張ったじゃねぇか。」
「ああ。」
「そういえばあれって確か本来早くとも50年は経つやつじゃないか?」
「そうだったんだがこいつはあの方達に認められたやつ。才能だけはものすごいあって、たったの5年で終わらしたんだ。すごいだろ。」
「ほう。それはすごいな。稀に見る天才だ。」
「あれ?内部で5年経ったってことか?」
「ああ。お前はすごい。」
「ふざけんなよ。何してくれるん?」
「いや、俺は教えてただけでちゃうやんな?な?」
「はあ。まあいいだろう。どうせまだお前ら誰も俺のことを主と思っていないんだろ。」
「…」
「それじゃあ明日はミハエルのところに行く日だ。そのあとは龍を倒すか。」
「今のお前ならきっといけるだろう。ステータスを開いてみろ。」
「ステータス」
名前 月虹 咲夜
年齢 17
種族 殿上人
職業 影王 死神 冥王 閻魔大王 獄王 死王 神?
魔法適正 全魔法
スキル
全知全能?・創造?・地獄の業火・鬼火・死への誘い・号令・威圧・死者返し・魂喰らい・宣告・百鬼夜行・百花繚乱・終焉の雨・改竄・眷属召喚・神速・神眼・先手必勝
称号 想いを受け継ぐもの・3人が全てを賭けたもの・閉ざされた扉
加護 影王・冥王・獄王の加護
レベル 85763/∞
「え?」
「まあまあ上がっただろう?こっから先もどんどん上げていくからよろしくな!」
「めっちゃ俺すごいやん。」
「?まだまだこの程度だぜ。レベルの克服…限界突破ができてないだろう。∞の場合限界突破すれば…いや、い今は言わなくていいか。」
「マジで?」
「まじまじ。やっと俺たちが魔力を感知できるようになったくらいだ。差で言えばスイカと塩ぐらいだな。」
「嘘だろ。」
「まだまだ教えることはいっぱいあるんだ。まあ頑張れや。」
「ひい。」
こうして俺は次の特訓への恐怖心を覚えながら、3日間の特訓を終わらせたのであった。
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