【完結】婚約破棄された公爵令嬢 アンジェリカ様

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「戦争が始まるかも？外交問題だね」
ラインハルトが発言した

「そう　それです」
レイン公爵

「最もだ　先程の問題と併せて
同じ結論にたどり着くのだが
公爵家2つ　侯爵家と伯爵家が各1つづ
で　独立国家を作るか　若しくは　この王国に併合の結論は　どうおもう？」

各自予想はしていたが　口に出すことを
憚っていた　だがそれを　このブレシア公爵は　サラリと口に出す

「お兄様……他の家とは　お話をされていらっしゃったの？」

「そうだ　もうあの国には戻らないよ
そこは　オリオン王子がアンジェリカに求婚すると話が出たときに　其々に話をしている　他の3家も同意の元　ここで話をしている」

「多分私の予想通りの家が離れると思いますが　それで　あの国は持ちますか？」
レイン公爵

「持つのは持つだろう
だが規模は小さくなるし　民は苦しむかもしれない　そこだけが悩むところだね」

「お父様……」
自分の事で　国まで絡む大事になるとは
心を痛めるアンジェリカ

「まぁ　もう少し案を練らないといけないからね　明日拝謁をしたときに　国王陛下とも　話してみるよ　アーサーも一緒に来てくれよ　君と国王陛下は気心のしれた仲だからな」

「勿論ですよ　義兄上」

「私も行ったほうが？」

「「いや　辞めてくれ」」
自分の夫と兄に同時に却下され

「もう！」と
膨れるものの

「いいわ　アンジェリカ
明日は沢山買い物しましょう！」
と　姪に話を振り

「はい♪」
と　明るい返事が返ってきた事で
良しとした


「それでは　私は先に休ませて貰おう」
ブレシア公爵が立ち上がり
部屋から出ていった

「では　私も失礼いたしますわ」
続いてアンジェリカが退出


「僕も　休もうかな」
ラインハルトが口にした

「ええ　明日は久しぶりの
王宮ですから　疲れを残されないように
お休みください」
レイン公爵が一言申し上げる

「分かったよ　じゃあ　失礼する」
だるそうに　部屋を出ていった


「旦那様　明日は大変ですわね
陛下とお兄様の橋渡しを頼みますわよ」

「ああ　そろそろ君も寝なさい
旅の疲れは残っているようだよ」

「ええ　そうしますわ」
リザも退出して　レイン公爵は一人
誰も居なくなった部屋で　あーでもないこーでもないと　かんがえた