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「ジョシュア 紹介してもらえんか」

「親父  お袋も ……来てくれたなら 話が早い   こちらが 来栖のご両親と妹の架純 神様に こちらに 連れてきてもらった」

「神様に……なるほど 来栖の ご両親お初にお目にかかる  ワシ達が ジョシュアの親です 来栖には 本当によくしてもらってます 
久しぶりに………ちと 違うな  亡くなったと思った家族が こちらで生きていて さぞ 驚かれただろう」

「国王様 こちらこそ 来栖がお世話になっております いきなり居なくなったと 嘆いておりましたが 場所は違えど 生きていてくれて  神様に感謝しております しかも 伴侶まで 見つけて  この世界に感謝しております」

「それでは ジョシュアとの 結婚を認めていただけると 思っても?」
「はい 宜しくお願いいたします」

「セバスチャン 今夜は 皆さんを 盛大にもてなすのだ ジョシュアの結婚も決まった」

「畏まりました」

そして 食事まで みんなと ワイワイはなしていた


「準備が整いましてございます」

セバスチャンさんが 食堂まで 案内してくれて

「こちらでございます」

扉を開けてくれて お父さん達が入ると

「凄い! 王宮みたい!」
「あの……王宮だから…」
「そ そうね……てへ」


「さぁ  食べてくだされ 」
「はい いただきましょう 遠慮なく いただきます」
「ロイさん!」

食事の時しか現れんのかい!



楽しく食事の時間は過ぎ


「じゃ お父さんは そっちの部屋ね お母さん達は あたしの部屋で休むから お休み~」

「父さんだけ………グスン」







新しい朝が来たんです
希望の朝が来たんです





「ん~~!遅くまでしゃべり過ぎたかな?」

「来栖様 おはようございます」
「おはよう マ―ガレット」

「来栖 マ―ガレットさん おはようございます」
「おはようお母さん」
「おはようございます」
「架純は まだ寝てるわね」

「マ―ガレット 今日も厨房へ あと 王妃様に教会にお祈りに行く時間を聞いといて貰えるかな?」
「畏まりました」

マ―ガレットが部屋を出ると


「来栖 ここで ホントに 幸せなの?」
「うん 幸せよ    あ」
「何?」
「お父さんとお母さんにお願いが あったの」
「来てそうそうなのね 余程の事?」
「うん 後で 王様 王妃様 お父さん お母さんとジョシュアと私で話がしたいの」
「私は?おはよう」
「架純 おはよう 架純も聞いてくれた方がいいなぁ」
「うん」

「来栖様 厨房に参ります お母様と架純様は ここで お支度をしていただき 食堂へと他の者がご案内致します」

「じゃあ 食堂でね」
「来栖 食事でも 作るの?」
「そうよ 簡単な物だけね 作らせてもらってるの」


来栖が支度をおえ 厨房へと 部屋を出た

残された二人も 日本ほどでもないが こちらでは かなり簡略された 服に着替え 髪もセットである

「う~ん お金持ちみたい」
「お母さんも 朝から 何もしないでいいなんて お金持ちみたい」

案内してもらいながら 食堂に着くと お父さんが 何か祝い事の席にでも出るのかという風な服装で 座っていた

お互いに

「「「!」」」

声には出さなかったが お互い 言いたいことは 同じの様

ジョシュアと 両陛下も 来られて
挨拶が済み
雑談の時間に

「ジョシュアさん さっき来栖が 皆に話があると言ってたんですけど 何か ご存知ですか?」
「多分 昨日みた 街の子供達の事じゃないかと 思います」

「子供達………」

「ジョシュア どういうこと?少し説明してくれる」

「昨日 二人でベンチで飯食べてたら 親に構ってもらってない 服もボロボロの子供がいて 屋台の食べ物をずっと 見てたんだ 
俺の領地のサンドロで 偶然会った兄妹も最初は同じ様な格好をしててさ 多分 そういう 子供達を見るのは 余り今までなかったんじゃないかな  どうですか?お父さん」
来栖の父親が

「そうですね 話を聞く限りですが  孤児みたいな で解釈はよろしいですか?」
「そうです」
「それなら 見たことは ほぼ無いですね 日本という国では   映像の他国の様子で みることはたまにあります 募金を募る際に 画像が流されたりしますが……」
「映像とは なんだ?」
「あぁ 親父もお袋も 後で来栖に見せてもらったら いいよ  とにかく お袋がしている 慈善事業を来栖は どうにかしたいみたい 話とは その事だと思う」





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