【完結】クリスマスの奇跡?異世界転生聖女になるの?

文字の大きさ
上 下
29 / 36

29

しおりを挟む
新しい朝が来たんです
希望の朝が来たんです


「ふあぁ ん ここは……」
「来栖様 おはようございます」
「あ マ―ガレットさん おはようございます」
「王宮に着いたことは 覚えていらっしゃいますか?」
「そうでした   は! 寝過ごしているのでは!」
「大丈夫です 今は普通に朝です」
「良かった~ 朝食とかは どうなります?皆さんと食べるのでしょうか?」
「いえ まだ お誘いはございませんが どうなさいました?」
「よければ キッチンに連れていってもらえませんか? なにか皆さんに食べるものを作って差し上げたいのです」
「なるほど 畏まりました お支度を 早く終わらせて 参りましょうか」
一度 部屋の外に出て 誰かに伝えて来てくれたのだろう すぐに 支度をしてくれた
「さぁ 厨房には 伝えております 参りましょう」

そのまま マ―ガレットに着いていくと 厨房についた

コック長らしき人に マ―ガレットがはなしていた

二人で近づいてきた

「来栖様 この厨房を管理しております グレイと申します マ―ガレット殿に聞いたところ 何か一品とのことでしたが 間違いは御座いませんか?」
「グレイさん 宜しくお願いします 私の料理には 癒しが入るそうです 何か お手伝い出来るものは 御座いますか?」

「ス―プはいかがでしょうか?玉ねぎをスライスして入れていただきましょうか? 今から作るところでございます コンソメスープになりますので 簡単でございます」

「あぁ それならば 宜しくお願いします」

そして いきなりお願いしたにもかかわらず グレイさんは案内して 説明してくれた 

「この 味でいかがでしょうか?」
味見を 渡す
「ん おいしいです!大丈夫ですよ  ふむ そうですね 確かにこれは ……ただ スープを飲んだだけですが 皆様に飲んでいただきましょう」

「ありがとうございます」

「では 来栖様 食堂の方へ参りましょう」

またマ―ガレットと 廊下をすすむ

「来栖様 こちらでございます」
「ありがとう」

食堂に入ると ジョシュアさんが待っていた
「おはよう 来栖 よく眠れた?」
「おはようございます ジョシュアさん……様」
「やめてくれ 今まで通り ジョシュアさん いやジョシュアと呼んで欲しい」
「そ そん そんなの 無理です!」
「無理でも!」
「無理なものは無理!」
「来栖と口きかない!ご飯食べない」
「もう そんな事言わないで下さい」
ぷん!
「年齢 いくらですか……分かりました 呼べばよいのでしょう?ジョシュア」
「そうそう その調子!」
う!恥ずかしくて 前を向けない



「やぁ おはよう 来栖 よく眠れたかい?」

国王様だ

「おはようございます 陛下  ぐっすり眠らせていただきました ありがとうございます」
「来栖ちゃん おはよう」
「王妃様 おはようございます」

「食事の準備は出来ております 今朝のスープは来栖様が作ってくださったとのこと 是非 あ召し上がりください」
セバスチャンさんにうながされ みな 席についた


「ん これは 旨い!」
「来栖ちゃんの癒し だだもれのスープね ジョシュアの書いていた通り これは すごいわね!」

私の料理に ホントにそんな力があるのなら 絶対にお疲れの方々に 飲んで 疲れをとって欲しい

「やっぱり 美味しい」
「って ロイさん!なぜ ここに!」
「ん? ジョシュアと 従兄弟だから 昨日疲れたから 来栖さんの料理食べないと 疲れが取れない」


え~~~~いとこ~~~え~~~~!

「ロイは相変わらずじゃの……」
ロイさんの お父様が 陛下の弟らしく 今は公爵で 宰相らしい 

どうしよう 
聞いてみたいんどけど………
「来栖? どうした?」

「ジョシュアさん………」
「ジョシュア!」
もう!
「ジョシュア あの……王妃様にお聞きしたいことがあるので お時間いただきたいのですが ご都合はいかがでしょうか?」

「お袋? お袋~~~!来栖が聞きたい事があるって 時間取れる?」

「来栖ちゃん じゃあ 食事の後はどう?来栖ちゃんの為にとってるの ふふふ」
「ありがとうございます では後程 参ります」



王妃様に約束を取り付けた
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【完結】6人目の娘として生まれました。目立たない伯爵令嬢なのに、なぜかイケメン公爵が離れない

朝日みらい
恋愛
エリーナは、伯爵家の6人目の娘として生まれましたが、幸せではありませんでした。彼女は両親からも兄姉からも無視されていました。それに才能も兄姉と比べると特に特別なところがなかったのです。そんな孤独な彼女の前に現れたのが、公爵家のヴィクトールでした。彼女のそばに支えて励ましてくれるのです。エリーナはヴィクトールに何かとほめられながら、自分の力を信じて幸せをつかむ物語です。

【完】まさかの婚約破棄はあなたの心の声が聞こえたから

えとう蜜夏☆コミカライズ中
恋愛
伯爵令嬢のマーシャはある日不思議なネックレスを手に入れた。それは相手の心が聞こえるという品で、そんなことを信じるつもりは無かった。それに相手とは家同士の婚約だけどお互いに仲も良く、上手くいっていると思っていたつもりだったのに……。よくある婚約破棄のお話です。 ※他サイトに自立も掲載しております 21.5.25ホットランキング入りありがとうございました( ´ ▽ ` )ノ  Unauthorized duplication is a violation of applicable laws.  ⓒえとう蜜夏(無断転載等はご遠慮ください)

攻略対象の王子様は放置されました

白生荼汰
恋愛
……前回と違う。 お茶会で公爵令嬢の不在に、前回と前世を思い出した王子様。 今回の公爵令嬢は、どうも婚約を避けたい様子だ。 小説家になろうにも投稿してます。

【完結】転生地味悪役令嬢は婚約者と男好きヒロイン諸共無視しまくる。

なーさ
恋愛
アイドルオタクの地味女子 水上羽月はある日推しが轢かれそうになるのを助けて死んでしまう。そのことを不憫に思った女神が「あなた、可哀想だから転生!」「え?」なんの因果か異世界に転生してしまう!転生したのは地味な公爵令嬢レフカ・エミリーだった。目が覚めると私の周りを大人が囲っていた。婚約者の第一王子も男好きヒロインも無視します!今世はうーん小説にでも生きようかな〜と思ったらあれ?あの人は前世の推しでは!?地味令嬢のエミリーが知らず知らずのうちに戦ったり溺愛されたりするお話。 本当に駄文です。そんなものでも読んでお気に入り登録していただけたら嬉しいです!

【完結】私の望み通り婚約を解消しようと言うけど、そもそも半年間も嫌だと言い続けたのは貴方でしょう?〜初恋は終わりました。

るんた
恋愛
「君の望み通り、君との婚約解消を受け入れるよ」  色とりどりの春の花が咲き誇る我が伯爵家の庭園で、沈痛な面持ちで目の前に座る男の言葉を、私は内心冷ややかに受け止める。  ……ほんとに屑だわ。 結果はうまくいかないけど、初恋と学園生活をそれなりに真面目にがんばる主人公のお話です。 彼はイケメンだけど、あれ?何か残念だな……。という感じを目指してます。そう思っていただけたら嬉しいです。 彼女視点(side A)と彼視点(side J)を交互にあげていきます。

【完結】おしどり夫婦と呼ばれる二人

通木遼平
恋愛
 アルディモア王国国王の孫娘、隣国の王女でもあるアルティナはアルディモアの騎士で公爵子息であるギディオンと結婚した。政略結婚の多いアルディモアで、二人は仲睦まじく、おしどり夫婦と呼ばれている。  が、二人の心の内はそうでもなく……。 ※他サイトでも掲載しています

【完結】悪役令嬢の反撃の日々

くも
恋愛
「ロゼリア、お茶会の準備はできていますか?」侍女のクラリスが部屋に入ってくる。 「ええ、ありがとう。今日も大勢の方々がいらっしゃるわね。」ロゼリアは微笑みながら答える。その微笑みは氷のように冷たく見えたが、心の中では別の計画を巡らせていた。 お茶会の席で、ロゼリアはいつものように優雅に振る舞い、貴族たちの陰口に耳を傾けた。その時、一人の男性が現れた。彼は王国の第一王子であり、ロゼリアの婚約者でもあるレオンハルトだった。 「ロゼリア、君の美しさは今日も輝いているね。」レオンハルトは優雅に頭を下げる。

処理中です...