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ペテン師に就職したほうがいいんじゃね?いやいや僕はクリスティーナと結婚するんだから
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「アラン様」
またもや 声がする
使者の役目を放棄した男が立ち去って
少しすると【影】が話しかけてきた
「これで サウル王国への書状は無くなった 少しは時間稼ぎが出来ただろう」
「お見事でした」
「アラン様 立派なペテン師になれますよ」
「ウンウン その美貌もフル活用すれば
立派なヒモにも」
「何を言っているんだい?僕はクリスティーナと結婚するんだから」
「「「勿体ない」」」
「アラン様~」
ポコポコ馬が戻ってくる
「ロイ!」
「上手く行ったんですか?」
「「「そりゃもう ペテン師の鑑ですよ!」」」
「ほう 新しい職ですね
素晴らしいです アラン様」
「やめてくれって
とりあえず書状は燃やした
使者は 自由だ!って感じで 歩いていった」
「ええ 前程すれ違ったので 少し話をしました アラン様の事をベタ褒めでした」
「「「ほら やっぱりペテン師!!」」」
【影】なのに 存在を隠さなすぎるだろコイツら なんて思っていたら
「存在を隠さないで何やってんだと 思ってるでしょ」
「なぜそれを!」
「ふふふ まぁとりあえず 目的は果たしたので 数人グリド王宮に残して カサンドラ王国に帰ります 陛下と宰相様にご報告しなくては なりませんから」
「そうか よろしく頼むよ 僕たちは
サウル王国に行くから」
「その様にお伝え致します」
【影】たちの存在は無くなった
「さあ いこうか」
「馬は見つかったんですが そのまま放置しましたから」
「いいんじゃない」
二人は一路サウル王国へと
サウル王国 王宮王の執務室
「アーサー こんなの来たよ
カサンドラのユアン陛下から」
書状をレイン公爵に差し出す国王
受け取って一読すると
「ん~~来たか」
「来ちゃったね 諦めたら?
変な奴が お婿さんになるより
アラン君の方が いいと思うけどなぁ」
「ん~~」
「だって 昔から知ってる訳だし
今も茶葉持って来てるんでしょ?
その度会ってて しかもサラブレットで
調教は超一流がしてくれてるんだし
ほら なんと言っても クリスティーナちゃんにZOKKONラブラブじゃないか」
「変な言葉を使うのは 一国の王として
如何なものか」
「やだなぁ 八つ当たりしないでよね
どうなんだい!剣の勝負は?勝てるんじゃないの?」
「いや もう既に負けてはいるはずだが
アラン君が 手加減しているか
本気でかかってきても 最後に勝っちゃ駄目だ とか思っているのか」
「そうなんだ」
「考えても見ろよ
武闘大会での オルソン公爵家の3人に
あの元帥に鍛えられているんだぞ 私が叶うはずないんだ」
「そう言われれば
じゃあ 年貢の納めどき?」
「ん~~」
「だめだこりゃ」
またもや 声がする
使者の役目を放棄した男が立ち去って
少しすると【影】が話しかけてきた
「これで サウル王国への書状は無くなった 少しは時間稼ぎが出来ただろう」
「お見事でした」
「アラン様 立派なペテン師になれますよ」
「ウンウン その美貌もフル活用すれば
立派なヒモにも」
「何を言っているんだい?僕はクリスティーナと結婚するんだから」
「「「勿体ない」」」
「アラン様~」
ポコポコ馬が戻ってくる
「ロイ!」
「上手く行ったんですか?」
「「「そりゃもう ペテン師の鑑ですよ!」」」
「ほう 新しい職ですね
素晴らしいです アラン様」
「やめてくれって
とりあえず書状は燃やした
使者は 自由だ!って感じで 歩いていった」
「ええ 前程すれ違ったので 少し話をしました アラン様の事をベタ褒めでした」
「「「ほら やっぱりペテン師!!」」」
【影】なのに 存在を隠さなすぎるだろコイツら なんて思っていたら
「存在を隠さないで何やってんだと 思ってるでしょ」
「なぜそれを!」
「ふふふ まぁとりあえず 目的は果たしたので 数人グリド王宮に残して カサンドラ王国に帰ります 陛下と宰相様にご報告しなくては なりませんから」
「そうか よろしく頼むよ 僕たちは
サウル王国に行くから」
「その様にお伝え致します」
【影】たちの存在は無くなった
「さあ いこうか」
「馬は見つかったんですが そのまま放置しましたから」
「いいんじゃない」
二人は一路サウル王国へと
サウル王国 王宮王の執務室
「アーサー こんなの来たよ
カサンドラのユアン陛下から」
書状をレイン公爵に差し出す国王
受け取って一読すると
「ん~~来たか」
「来ちゃったね 諦めたら?
変な奴が お婿さんになるより
アラン君の方が いいと思うけどなぁ」
「ん~~」
「だって 昔から知ってる訳だし
今も茶葉持って来てるんでしょ?
その度会ってて しかもサラブレットで
調教は超一流がしてくれてるんだし
ほら なんと言っても クリスティーナちゃんにZOKKONラブラブじゃないか」
「変な言葉を使うのは 一国の王として
如何なものか」
「やだなぁ 八つ当たりしないでよね
どうなんだい!剣の勝負は?勝てるんじゃないの?」
「いや もう既に負けてはいるはずだが
アラン君が 手加減しているか
本気でかかってきても 最後に勝っちゃ駄目だ とか思っているのか」
「そうなんだ」
「考えても見ろよ
武闘大会での オルソン公爵家の3人に
あの元帥に鍛えられているんだぞ 私が叶うはずないんだ」
「そう言われれば
じゃあ 年貢の納めどき?」
「ん~~」
「だめだこりゃ」
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