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イーサンの悩み(アラン相談室)
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お城の訓練所についた2人は
お互いに真剣だった
この場合 剣が模擬戦用の木剣 ではなく!(ドンキ風 わかる人だけでも…)
金属で出来ている 斬ろうと思えば 命を落とすかもしれない物
やる気も真剣である(紛らわしい……)
「本当にいいのかい?イーサン
怪我だけでは済まないかもしれないよ?」
「あい アラン兄様分かってます」
「そうか じゃ 手加減はなしでいくからね!」
「あい!」
「始め!」
訓練所にいた騎士たちが 2人を囲み試合を見ていた
7歳と17歳
勿論アランの方が 有利であるが
手を抜いているのか ヘタレでトドメを刺せないのか 中々終わらない
「アラン兄様!本気できてください!」
イーサンが叫ぶ
「僕は本気だよ!!」
実はイーサン
アイリス 母方の祖父母 母方の曽祖父(元 元帥)と毎日剣の稽古をしている
体格が違うのでアランに勝てないが
負けもしないくらいの力量なのだ
アランもトップクラスだが イーサンは
サラブレットなのである
時間も経って 体力的にイーサンが危ない
「それまで!」
試合を止める声が響き 二人はその場にへたり込んだ
「ハァハァハァハァ」
「イーサン……ハァハァハァハァ
なかなかだね」
「アラン兄様に ハァハァハァハァ
勝てなかったハァハァハァハァ」
試合が終わり 取り囲んでいた騎士たちも解散となり ロイが二人に飲み物とタオルを持ってきてくれた
それを飲みながら
「どうした?イーサン 何かあるのか?」
「うん 兄様はサウル王国のクリスティーナ嬢の所に行くのでしょう?」
「そうだな 小さい頃からの夢?希望?のぞみだからな」
「僕はどうしたら?」
「何をだい?」
「だって 元は父上ではなく オスカー叔父上が 王様になるはずだったと勉強しました」
「あぁ そのことか」
「ええ だったらアラン兄様が 王太子になるはずだったのではないですか?」
「それは違うな」
「何故ですか?」
「だって 父上とアイリス叔母上が結婚しないといけなかった そうすると 僕もイーサンも生まれてなかったかも
しかも 僕の母上では王妃は無理
父上も国王の器とは ちょっと違う
やっぱり ユアン叔父上とアイリス叔母上の組合せで 国を治めるのが1番だよ
そして僕は クリスティーナの所に行くのは譲れないよ」
「(´Д`)ハァ…そうですよね」
「王太子になりたくないのかい?」
「なりたくないわけではありません
国民の事を思って やりたい事はあります でも僕は正当な後継ぎではないのはないかと 考えていたのです」
「そうやって 国民の事を思っている人が適材適所だよ 僕は辺境伯の後継ぎなのに それも王位継承も放棄するんだから
僕はいい加減だよ」
「アラン兄様!」
「だから イーサンが悩むこと無い
王太子になるんだ」
「…………あい!」
「いい子だね また何かあったら
相談しといでね」
「あい!」
お互いに真剣だった
この場合 剣が模擬戦用の木剣 ではなく!(ドンキ風 わかる人だけでも…)
金属で出来ている 斬ろうと思えば 命を落とすかもしれない物
やる気も真剣である(紛らわしい……)
「本当にいいのかい?イーサン
怪我だけでは済まないかもしれないよ?」
「あい アラン兄様分かってます」
「そうか じゃ 手加減はなしでいくからね!」
「あい!」
「始め!」
訓練所にいた騎士たちが 2人を囲み試合を見ていた
7歳と17歳
勿論アランの方が 有利であるが
手を抜いているのか ヘタレでトドメを刺せないのか 中々終わらない
「アラン兄様!本気できてください!」
イーサンが叫ぶ
「僕は本気だよ!!」
実はイーサン
アイリス 母方の祖父母 母方の曽祖父(元 元帥)と毎日剣の稽古をしている
体格が違うのでアランに勝てないが
負けもしないくらいの力量なのだ
アランもトップクラスだが イーサンは
サラブレットなのである
時間も経って 体力的にイーサンが危ない
「それまで!」
試合を止める声が響き 二人はその場にへたり込んだ
「ハァハァハァハァ」
「イーサン……ハァハァハァハァ
なかなかだね」
「アラン兄様に ハァハァハァハァ
勝てなかったハァハァハァハァ」
試合が終わり 取り囲んでいた騎士たちも解散となり ロイが二人に飲み物とタオルを持ってきてくれた
それを飲みながら
「どうした?イーサン 何かあるのか?」
「うん 兄様はサウル王国のクリスティーナ嬢の所に行くのでしょう?」
「そうだな 小さい頃からの夢?希望?のぞみだからな」
「僕はどうしたら?」
「何をだい?」
「だって 元は父上ではなく オスカー叔父上が 王様になるはずだったと勉強しました」
「あぁ そのことか」
「ええ だったらアラン兄様が 王太子になるはずだったのではないですか?」
「それは違うな」
「何故ですか?」
「だって 父上とアイリス叔母上が結婚しないといけなかった そうすると 僕もイーサンも生まれてなかったかも
しかも 僕の母上では王妃は無理
父上も国王の器とは ちょっと違う
やっぱり ユアン叔父上とアイリス叔母上の組合せで 国を治めるのが1番だよ
そして僕は クリスティーナの所に行くのは譲れないよ」
「(´Д`)ハァ…そうですよね」
「王太子になりたくないのかい?」
「なりたくないわけではありません
国民の事を思って やりたい事はあります でも僕は正当な後継ぎではないのはないかと 考えていたのです」
「そうやって 国民の事を思っている人が適材適所だよ 僕は辺境伯の後継ぎなのに それも王位継承も放棄するんだから
僕はいい加減だよ」
「アラン兄様!」
「だから イーサンが悩むこと無い
王太子になるんだ」
「…………あい!」
「いい子だね また何かあったら
相談しといでね」
「あい!」
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