食べたいくらい好きだから
俺は彼女のことが大好きだ。
どれくらい好きかと言われたら、食べてしまいたいくらい大好きだし、彼女に食べられるのも、まあ、まんざらでもない。
「俺が居ないとどこにも行けなくなってほしい」と彼女の足を取った彼氏と「私の体だもん、食べれるよね?」と言って自分のものだった足を彼氏に食べさせる彼女。
どれくらい好きかと言われたら、食べてしまいたいくらい大好きだし、彼女に食べられるのも、まあ、まんざらでもない。
「俺が居ないとどこにも行けなくなってほしい」と彼女の足を取った彼氏と「私の体だもん、食べれるよね?」と言って自分のものだった足を彼氏に食べさせる彼女。
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
大学生のお兄さんと小学生のお姉さん
えにけりおあ
恋愛
最近うちに、とても可愛いお姉さんが来るようになった。お姉さんとはネットで知り合って、しんどい時とかに相談すると、すごく親身に話を聞いてくれて、励ましてくれる。
大学に行けないお兄さんが
小学生を「お姉さん」と呼んで依存する話
どうか焦らず話をしよう
えにけりおあ
恋愛
目が覚めて、唐突に、穴鎌が死んでしまうかもしれないと思った。
話したこともない同じクラスの男子が死んでしまうかもしれないという胸騒ぎに突き動かされて未来を変える話。
握り潰した揚羽蝶
えにけりおあ
恋愛
外を自由に飛んでいた綺麗なアゲハ蝶を、この手で掴んで殺してしまった。私は、恨まれているだろうか。それでも、許してもらえるだろうか。
山中の屋敷の一室に半年ほど前から閉じ込められている私には、鉄格子の嵌った窓から外を覗くくらいしか娯楽がない。人が通りかかることはなく、来るのは野鳥や虫ばかり。今日は鮮やかな色のアゲハ蝶が近くを飛んでいたので、捕まえて部屋へ放そうと鉄格子の隙間から手を伸ばした。
君に包まれるみたいに
えにけりおあ
恋愛
あの子の家で服を着るだけの話
片想いをしているあの子が留守のうちに、あの子の家にやって来た。
勝手に作った合鍵は、ガチャリと音を立てて素直に回る。
何度来たって、あの子の家は 自分にとって 特別で。
いつか、大好きなあの子の一部になりたい。
そんな気持ちを 抑えることができなくて。
だから今日、あの子の家で服を着る事にした。